2010年6月26日土曜日

REFARM北海道

農家のこせがれネットワークの北海道での活動、
REFARM北海道の交流会を、7月10日帯広、
7月21日士別で開催します!
 
是非是非、ご参加ください!!
 
 
さて、質問への答えも最終回。
「5年後の目標や今の夢など人生の考え方、
苦手なモノの克服法、愛情を保つ極意について」
 
ビジネスマンのときにはよく考えたな、5年後。
今はイメージできない。ただ上に、上に。ここまでできたら
満足、というモノがイメージできないので、ひたすら上を。
夢=目標という考えなので、叶わないものを妄想しませんね。
人生については、語れるほどの考えを持ち合わせていません。
もうちょっと具体的だと答えやすいです(^^)
 
苦手なモノに対しては、現状でできないなら他の経験や勉強を
してから、またチャレンジするかな。苦手のままでは終わらせない
けど、拘泥しても非効率かな、と。転職は、難しそうで、苦手なこと
を身につけるためにしていたな。
 
愛情を保つ…、どうでしょね、妻?(笑)
私は飽きっぽく、気分屋。たまたまアスパラは毎日見ても飽きない。
農地へは愛情をもつことは当たり前すぎるし。
愛情か…。豚は食べちゃうけど、愛情もって接してる。

2010年6月25日金曜日

遊び


お化けアスパラです(^^)
真面目な話をすると、養分も大量に吸うので、
早く切って、他のアスパラに養分行がくように
すべきですが、たまには畑で遊んでも、と。
パートさんの毎日のリラックス要因だったり。
 
仕事に余裕を持つのは、口で言うほど簡単ではない。
事実、最近は毎日時間に追われている。自分が
残業すれば間に合うものなら、ついつい空き時間を
作って別な仕事を入れてしまう。
 
実はこれ、父も同じらしい。時間ぎりぎりになることや、
勉強会や友人を優先することなど、当たり前と思っている
ことが同じなので、お互いの仕事の仕方には文句がない。
・・・、いや、こっちが無いだけで、父はあるか(^^;
 
話を戻すと、余裕がありすぎると頭も働かないので、
適度な繁忙感があった方が、うまくいくことが多い。
適度とは…、健康に働ける程度、かな。
 
 
kokoさんの質問への回答編
「異業種との提携によって生まれるビジネス」について。
これ、無限大ですね。想像力と創造力が試されますが、
私の苦手分野。農家のこせがれネットワークや尊敬する
農家さんには、これがある。自分はできる範囲が狭い。
やってみたいのは、芸術、医療、教育、ですかね。
具体的には・・・、ちょっと文章では難しいですね。

立茎栽培、収穫開始

ハウスでは始まりました。淡いグリーンで、エグミがほとんどない。病気予防と20年アスパラをとり続けるための剪定、ふたつの副産物です。ありがたい。
露地の立茎栽培は始めたばかり。まだ10日くらい。

収穫後期は、立茎の準備作業が重なるため、結構忙しい。そこにきてワールドカップとなると…、言い訳です。

コープさっぽろグリーンツーリズム事業、東京からの仲良し家族。2年連続では、20人のアスパラ体験ツアー、専門学校の授業などなど、様々な方が農園を訪れてくれました。ありがとうございます!

驚きは、日本が決勝トーナメントに進んだことより、イタリアが敗退したこと。ほんと、サッカーも農業も、毎日何が起こるかわかりません。

2010年6月14日月曜日

REFARM北海道交流会と、微妙な違いについて

北海道に初夏の暖かさが来て1週間が経過しました。
アスパラ収穫がピークだったので、本当に「あっ」という間でした。
 
12日には、REFARM北海道の交流会に参加しました。
今回は40名弱の少人数開催。会場は熱気でやや暑め。
コーディネートを天使大学の荒川教授にお願いして、
学生のプレゼンをきっかけに農業への問題点を深掘りしていく
いつもながらのドップリ農業談義。
いろいろな人から幅広く学ぶことで、農業のレベルを上げていきましょう。

なお、この模様を含め、REFARM北海道の活動とうちやま農園の
様子がドキュメンタリー番組で放送されます。
6月26日土曜日、9時~、テレビ北海道の経済ナビにて。見てください。


2次会では農家のこせがれネットワークの東海にいる、
O田さんに会った。偶然だし、初対面だが、これは
良い縁に違いない。全国にネットワークがあるって、すごい。
 
 
さて、ここからは雑感をだらだらと。

両方ともムラサキアスパラのバーガンディなんですが、左は赤っぽく、
右は紫。微妙に違いますが、どっちもムラサキアスパラです。
 
微妙に違うと言えば、家畜への考え方の違いも様々。
我が家のトトちゃん。可哀想だから食べないで、という人がいる。
 
家畜は、食べる目的で飼ってます。うちはそれだけではありませんが。
詳しくは以前のブログで。
豚は本来はイノシシなので、動き回るし、草や虫も食べますし、
走り回ります(速い!)し、人懐っこいし、キレイ好きです。
だから、餌やりや掃除は、思っていたよりもとても大変。
しかし、食用の豚の多くは、狭い豚舎でほぼ決まった餌を与えられて
いるのではないでしょうか。自分で食べる豚を飼うことは、
責任持てる餌で自らが育てたものだけでなく、みんな、何かの犠牲の
上で生きてる、ということを実感させられる。その自覚がなく、
人間の都合でいろいろな不都合を強いられている動物がいるという、
不都合な真実に目を瞑って生きてる。紛れもなく、私もその一人だ。
自分が知らないことを体感し、命をいただいている、という意味を少しでも
理解できたらいいな、娘にも感じて欲しいな、と思ってます。


トトちゃんとは、仲良しですよ(^^)
 
 


アスパラ畑は、徐々に立茎栽培の準備に取り掛かっています。
トラクタでの培土作業中。

2010年6月6日日曜日

体験農園

本日、3組15名が体験農園にお越しいただき、
収穫後に炭焼きをして楽しんで行きましたー
 
昨年に引き続き、ありがとうございます。
準備万端で、本当に美味しそうでした。

 
大学の同級生も含めて9名でワイワイ(^^)
はしゃぎすぎている人もいるようで。

 
東京からのお二人。
アスパラを肴に美味しそうにお酒を・・・

 
また来てくださいねー!!
 
あ、ついでに一言。
こちらの方々、数日前からきっちりアポイントを
取って来てくれてます。農作業は仕事なので、
いつ行っても対応できる農家は、稀です。
飛び込み訪問は対応し難いので、ご理解ください。
 
 
 
ひとつ、お知らせ。

コープさっぽろさんの「ちょこっと」に掲載されました。
各店舗にて無料配布しております。ちなみに、
表紙は近所の男の子。娘は小さすぎるみたいです。

2010年6月4日金曜日

最近のこと諸々

更新、怠けてました。
週に1回を目標としているので、ちょっとの
遅れですが、自分がよく読むブログの方は
更新頻度が高くて感心しちゃいます(^^;
 
さて、6月2日の体験農園ツアーでの一コマ。
19名が曇り空の中、私の話とアスパラ狩りを
楽しんでくれたようです。

 
最近の悩みは、豚の脱走と、アスパラの味。
豚のトトちゃん、電気牧柵をもろともせず、
よく脱走します。私のあとをついて歩くので、
私がいるときは大丈夫ですが、いないときは
檻に閉じ込めないといけないので、可哀想。
 
アスパラの味については、奥が深い。
実は収量豊富な品種を植えて3年になるんですが、
味がイマイチ。甘みが足りない。風味もやや不足。
堆肥、肥料の量は他の畑と同じでも、品種の違い
からか味が乗らない。発送用のアスパラは、
美味しい畑のものしか送っておらず、その畑も
8年、12年、18年とどんどん高齢化しているので、
そろそろ新しい畑に良い味のアスパラが欲しいの
ですが、なかなか上手くいきません。
 
これをいれれば味が良くなる、なんて肥料屋さんは
よく言いますが、そんなわけありません。不足している
ものが補われることで食味改善にはなりますが、
この肥料だから、ということはあり得ない。うちの土が
どういう土質で、どんな微生物が住んでいるかも知らず、
よく言うもんです。ここは自分で施行錯誤するしかない。
 
最近の悩みというか、疑問を投げかけられていること。
ひとつ答えようかな。
 
「農家の嫁の資質や奥様の尊敬しているところ」とは?
 
資質…。そんなのあるのかな?法人経営の農家ではなく、
家族経営の農家であれば、姑もしくは義父との相性、かな。
農業をしたい嫁なら誰でもできるし、農業ではなく男性に
惚れて結婚したなら無理に農業させるのはオカシイでしょう。
もうそれでは古すぎる。農家に嫁が来ないよ。我々農家は
農業をやりたいからやっている。嫁は、農業をやりたいのか、
やりたいことが他にあるのか。あるなら他をやれ。ないなら
せめて手伝えば?というとこでしょうか。本人がやりたいことを
責任もってやることは大事、やりたいことをやらせる環境も
大事だと思います。だれでもやりたいことやってる方が、
イキイキしますよね。楽しくいきましょう。
 
妻の尊敬しているところか…。すぐキレることかな(笑)
これって、何でもいってくれているということなので、
分かり易くてありがたい。コミュニケーションとり易いし。
仕事早いこと、娘への愛情、私の趣味への理解、など。
のろ気に近いから、もう止めます。
 
最近の娘のブームは、ぶら下がり。
ちっちゃいのに凄いと思うのは親バカか…。