2012年7月13日金曜日

取捨選択

今回で、投稿が500件になるので、ちょっとウザク書こうかと。
そもそも「農家の思い」が恩着せがましいと思う私にとって、
このタイトルをいつ変えようか考えてもいる。
 
 
タイトルの通り、最近よく考えるのは、何を取り、何を捨てるか。
公私ともにこのことを考え始めたきっかけは、
今年の春くらいに人が財産だと再認識したことと、経営危機に陥ったから。
 
 
生きる目的が、人の役に立つことと自分の成長ならば、
自ずと選択するものは決まってくるはず、と思ってました。
でも、そうはいってない。
捨てきれないもの、取りきれてないものは沢山あり、
このブログやうちやま農園のHPについても、
このままでいいのかなーと常々思ってるし、
所属する団体なども人が変われば変化していくので、
自分の関わりをどこまで持つかは、微妙な判断。
 
全員の役に立てるわけではないし、自分だけのことを
考えていては社会貢献なんてできっこないし、
自分が徳を積むこともできない(宗教的な意味は無い。僕は無宗教)。
 
 
農家を始める前に気付いて、今も毎日感じていることは、
人生は自分の選択の上に成り立っているということ。
 
 
自分の選択によって自分が道を決めているのだ。
 
 
だから、拾うことだけじゃなくて捨てることも自分の道を決めることであり、
そこにはリスクなんてものは無く、「道が決まる」だけなのだろう。
・・・と、書くとなんとなく頭の中が整理できた。

2 件のコメント:

kazedayori さんのコメント...

「取る」より「捨てる」が先行する場合もありますよね。
インド医学アーユルヴェーダでは、生まれ持った自分の性格・体質のバランスを崩させる食べ物も環境も人もすべて「毒」だと定義します。だから人との距離を取りなおすのもデトックス。

仏教的に言うと、縁起。全てはいろいろ動いている物の縁によって起きているので、変わっていって当たり前。無常ということですね。

ひろし さんのコメント...

kazedayoriさん

いつもの説得力に加えて、アーユルヴェーダや仏教も入ってくると、納得せざるを得ません。

縁起、につながるとは理解していませんでした。無常・・・、そうですよね。今は感覚的に理解しかできませんが・・・。