2022年2月23日水曜日

スタッフ募集中です

2/18に、新聞折込チラシを入れました。
スタッフを募集しています。


思い起こせば、7年前。
スタッフの人数が足りない問題に直面。

家族労働をいくら頑張っても、体力に限界があります。
それをうまくやるのが農家だ、という父。
でも、それだと疲弊するだけだし、
やりたい仕事が全然できない。
それで経営が良くなっているなら良いけど、
経営は苦しいまま、体も苦しいまま。

農家の都合に合わせて仕事してくれる人なんて、
もういないでしょ。
そう考え方を変えて、
来てくれるスタッフに合わせて仕事をしよう、と。

7年前の募集では、改革を始めたばっかりで、
こちらの思いをうまく形にできずにおり、
残ってくれた人と辞めちゃった人が半々くらい。

うまくいき始めたので、5年前にも再度募集。
たくさんのスタッフが集まり、
仕事の場所から作業の流れから、色々なことが
良い方向に変わっていきました。
スタッフのおかげで、良い流れができましたし、
困っていた8年以上前に比べると、
楽しそうに仕事をしてくれていると思います。

2年前には、少しだけ採用したくて、
インターネットの求人広告のみで募集。
またまたいい人が来てくれたのですが、
5年前とは違う手応え。
やはり、折込チラシの方が、というか、
僕がカタブツなので、新聞読んでいる家は信用できるという
訳のわからない安心感があって、
もう一度折込チラシを入れたくなったのです。

5年前に驚いたのが、
あるお婆さんがその折込チラシをずっと持ってて、
「こんな職場もあるよ」と渡された孫が、
あるイベントで僕に会いに来てくれました。
働いてくれた訳じゃないんだけど、
不思議な気持ちで嬉しくなりました。

そして今回、多分最後となる折込チラシの募集。
うちを長い間支えてくれたベテランのスタッフさん。
体力的にも引退が見えてきてますが、
働けるうちは働いてほしいし、
本人が辞めたいというまでは、畑に来てほしい。
すごく働き者の方々。
昔から親父に厳しく理不尽に鍛えられてます笑
そんな仕事のお手本のベテランさんたちに、
プレッシャーなく気持ちよく働いてほしくて、
最後の募集、という覚悟です。

現在のスタッフさんたち、本当に働き者で、
本当にいい人たち。
畑を見てほしい思いは昔からありましたが、
今は畑で活躍するスタッフの仕事ぶりを見てほしい、
という思いも同じくらい強いです。
僕は仕事ができる人とか速い人じゃなくて、
「いい人」と仕事がしたいのです。
いい人だらけで、みんなが気持ちよく仕事してくれたら、
一番効率が良くなると思ってます。

僕がサラリーマン時代に経験した、
やる気を失わないただ一つの方法は、
上司が余計なことを言わない、求めない、です。
つまり、みんな高い次元で仕事を達成したいのです。
それを周りや上司がつまらなくするので、
いい人のやる気を上げることだけを考えてます。


長くなりましたが、除雪作業を開始した本日。
いいスタッフと共に、今年も無事故で頑張りたい。

2022年2月4日金曜日

品種について

今更ですが、あることに気付きます。

個人の農家で、品種をたくさん植えてる農家は、ないのでは?


うちやま農園では、ウェルカムをはじめ、

ガリバー、メリーワシントン、バイトル、

アティカス(ウェルカムAT)、メーデル、

ズットデルチェ、1312(ハルキタルの仲間)、

スーパーウェルカム、カリフォルニア500、

と、

10種類の品種が植わってます。


これまでは、品種ごとの違いよりも、

農家ごとの作り方や土質による違いの方が大きいので、

品種比較はほぼ意味がない、と発信してきました。


ところが昨今、マツコの知らない世界で話した時に、

ラズノーブルが幻の品種です、なんて紹介したものだから、

ラズノーブルのブームが再燃しているようです。

ここは皆さん、冷静になりましょう。

やはり作り手や土が良くないと、ラズノーブルの味も、つまらないのです。


旬の時期のアスパラは、品種関係なく味が濃くて美味しいです。

写真は、全てウェルカムの写真。




まあ、撮り方で違いますよね。

ウェルカムは、日本で一番流通量の多い品種です。

ほとんどの方がアスパラの風味はウェルカムで記憶していると思います。


では、品種をどうやって決めて植えているのでしょうか。

①収穫量が多い

②病気に強い

③見た目(穂先の締まり具合)

が大きな要因です。


農家の中にも「美味しい」を選定理由に挙げる人は少ないし、

アスパラはアスパラの味、という認識がほとんどです。

うちも、やはり上記の基準は大事にします。


しかし、規模も大きく、露地もハウスもあるうちやま農園では、

そこからさらに細かく考えます。

④露地とハウス、どちらに向いているか

⑤春と夏の取れるバランスはどうか

⑥味の特徴はどうか

特に⑥について、品種ごとの違いを明確に感じています。

でも、なかなか伝わらないくらい、その差はわずかなのです。

比べたら何となくわかる、くらいです。


うちから直接お届けできる美味しさは、

こういうところにも潜んでいると、わかりました。

うちやま農園のアスパラの価値を伝えたいと思って、

歴史や泥炭の価値を情報を発信してきましたが、

品種もこれに加えて良いのではないか、と。

こちらは楽しみが増えたのですが、

お客様に響かないようでしたら、

細々と発信することになります笑