2019年9月16日月曜日

市場の品薄高値にイチイチ付き合えるか!

農家が野菜を作る理由、いくつかありますよね。

1.その野菜が好きだから
2.代々作り続けてきたから
3.価格がいいから
4.主要作物との作業時間のバランス
5.その他

この中の、3.については、経営上の判断が大きく関与します。

特に、作る時期を早くしたり遅らせたりすることで、
市場での価格が大きく変わることがあります。
価格、いわゆる農業収入だけを見込んで野菜を作ることは、
悪いことではありません。

みんなが出来ない時期に作る、そしてたくさん収入を得る。
作り涯もあるし、儲かる。
しかし、そこに大事なものを見失ってはいけないと思うのです。
見失ってはいけない、というより、大事なものを大事にしましょう。

経営上、最も大事なことは、人の信用を得ることです。
そのことから外れていなければ大丈夫。
私は、市場の値段が上がろうと下がろうと、
うちのアスパラや野菜を買ってくれる人に、
決めた価格で出し続けます。

市場価格が2倍の値段の時、5倍の値段の時、
いつも信用が大事、と自分に言い聞かせます(笑)