2017年9月14日木曜日

人なんだよ、いつも

アスパラが、本当に最終段階です。
もうSが1/3を締めるほどに。
パートさんに収穫してもらうのは、
9/14を最後にしますので、
発送もその日が最終となります。

毎年そうですが、寂しい限りです。


新植のアスパラ、6月中旬にポットで定植したのですが、
状況としてはイマイチです。
背丈があと30cmは欲しいところでした。
水捌けも良く、肥料成分もバランスよく入りました。
雨と気温かな・・・。しょんぼり。


秋にはこれまで旺盛だった生育が終わるため、
弱っている株からは病気が見つかってきます。
新しいハウスでも茎枯れや疫病が発見されます。
これは早期に見つけといて良かったと思うものの、
発生すること自体にはショックです。
露地で蔓延しているから出て当然なのかもしれませんが、
想像と現実では、こちらの気持ちも違います。


ハウス内の地温は、つい最近まで18度以上ありました。
諸々の実験でわかっていましたが、地温よりも気温ですね。
以前は18度を下回ると収量が激減すると言われてましたがね、
やはり地温よりも気温だし、擬葉が温度感知しているんでしょうね。


今年の春までは、人さえいれば農業は何とかなると、
特に園芸品目は何とかなると思ってましたが、
人がいてくれても上手くいかないことが、多々起こってます。
これも勉強だと現実を受け入れて、
来年以降の計画に生かしていきます。

再来年には農地の半分が基盤整備でリセットされます。
アスパラも、3haがとれなくなります。
仕込やら、そのためのハウス整備やら、仕事が目白押し。
人に支えられ、人を支えられる農業を目指し、
人に尽くそうと思います。

2017年9月7日木曜日

8月から寒すぎる

今年最も期待できるのは、ポップコーンです(笑)
冗談ですが、出来は良いです。

8月下旬、もう少し収穫したくて追肥。
ふりかけみたいですが、化学肥料はすーっと効いて、
なくなるので、秋の養分転流の邪魔もしません。

ハウスの中は、悪くない生育ですが、
温度が下がっているので収穫量は激減してます。

生育を安心していたら、ダニがたっぷりついていました。
毎年少しだけはいるのですが、けっこう目視できるくらいの
数になったので、珍しく殺虫剤かけました。

8月26日には嵐がきました。
西から風に殴られたので、
南北の畝のうちでは西側がけっこう傾斜してしまいました。

アスパラにもたくさんのパープルスポットが出たので、
ミニアスパラとして20cmで発送してました。

こちら、べジョーさんの試験品種。
いきなりこの太さがあがってくるので、びっくりです。

秋を象徴するアスパラの実の色づき。
養分転流は勝手に始まってます。

カボチャの収穫も9/4-6に終了。
これの5倍くらいの収穫量でしたが、
20a作ったので、面積あたりでは少ないかな?

9月上旬ですが、アスパラの収穫量がもう一日50kg程度です。
昨年の今頃は150kgほど収穫してます。

原因の一番は温度です。
朝の冷え込みが8/30から続いており、
アスパラが勝手に来春のために養分を蓄え始めております。
二番は病気です。
茎枯病の大量発生によってとれる畑が増やせず、
茎葉が繁り足りないので光合成能力も劣ってます。

来年がとても心配です。
パートさんも心配してくれるくらい、目に見えて心配です。
夏の収穫量は昨年の半分くらいなので、収支もギリギリになります。
アスパラを作り続けるために、アスパラ以外の作物も少しつくることになるか・・・。
来年の計画はもう始まってます。
まずは!ハウス増設します!