2010年9月30日木曜日

若芽は…

寒さでお辞儀します。曲がったアスパラが元に戻ることはありません。寒くなると収穫できなくなるのは、こういうことでした。

今年は例年より1週間くらい早く大豆刈り。苦手な機械(コンバイン)乗りは父に任せ、大豆を豆工房に運びます。ちなみに、うちの大豆はスズマル、納豆用です。

アスパラの種

赤い実、綺麗です。
最近流行りの、オール雄株品種にはありませんが、雌株は実を着けます。
潰すと種が出てきます。だいたい3〜5個。植えれば3年後にはアスパラとれます。
こんなに実がきれいなのはいま時期だけ。お花屋さん、買ってくれないかなあ(笑)

2010年9月25日土曜日

嬉しいこと

以前いた会社の同僚が結婚披露宴をあげまして、
そこにお呼ばれしました(^^)

もう7年前に退職した会社ですが、こういう風に呼ばれる
ことは、本当に嬉しいです。
おふたりさん、本当におめでとう!!
 
明日の朝は6度まで気温が下がるみたい。
露地アスパラの芽は休眠に入るな、きっと。
ハウスがもう少しだけ取れるかな。
 
来年のための片付けと、除草が主な仕事に。
仕事時間が減ったものの、二人の子供の世話を
する時間が増えるので、体力的な負担は同じ。
子供の心は癒されるが、体は農作業より痛む気がする(笑)

2010年9月19日日曜日

命に感謝する

本日、開催しまして、子供を含めて30名以上が参加してくれました。
豚の命に感謝しつつ、いただきました。
あの農家さんも、あの奥様も、あの新規就農希望者も、あの女性も。
 
北海地鶏Ⅱと終了間近のアスパラは激ウマでした。
肝心の豚肉は、写真を撮り忘れてしまい、
アスパラの右下と下の写真に遠目で。
 
脂身が非常に少ない、ヘルシーな肉ですが、炭の力でより美味しく!
資源のリサイクル、畑づくり、命への感謝、みんなで感じられたと思います。
そして供養もしました。お世話になった方々に、ちょっとだけ恩返しもできたかな。

2010年9月16日木曜日

トトちゃん、ありがとう

9月14日、トトちゃんを屠殺場につれていきました。
(来年は名前つけるの止めようかな…)
ここ以外では19日の謝肉祭で報告します。
 
以下、備忘録的に記載します。乱分には目をつぶってください。
  
施設では沢山の養豚たちが大きく太った状態で連れてこられてましたが、トトはかなりの小ぶり。職員からは「こんな痩せ豚」などといわれる始末。ここでは、電気ショックで気絶させた後に頸動脈を切って殺します。その後首をはねて半身にしたあと冷蔵庫に入れて2℃に下げて食肉加工します。
 
そして本日、いただきました。
アスパラを食べていたものの、残飯や野菜中心の食事だったせいで動物性たんぱく質が不足していたようで、脂身が全然ないのです。最後の体重はだいたい70kg、肉になった重さは30kgです。少なくとも120kgになってないとだめなようで、脂が無いということは肉にも味が乗ってない、と言われました。太り過ぎはNGだが、背中が骨でとがっていてはだめで、丸くなってないと。
試食はもちろん、いちばん美味しいというヒレ。脂身が少なくても柔らかくてしっかりと豚肉の味がしました。しかし、バラは脂身がなさすぎて硬い。味は悪くないので、薄ーくスライスして食べよう。まあ味はともかく、トトさんの生命力をしっかりといただきました。ありがとう。娘にはまだわからないかもしれないが、毎年繰り返すことで「生き物の命をいただくことが当たり前」ということがわかってくれたらいいなあ。自分もそうかも。家畜とはいえ、命を育むって難しいです。
 
肉になったらなったで、ただの肉塊なので、特段の感情は芽生えませんでした。
「北海道の園芸農家が豚を飼って食べてる」というと残酷に聞こえますが、「ヨーロッパの田舎の農家は自ら食べる豚肉を確保するために自ら豚を飼っています」というと何か素敵に聞こえます。BSで見てそう思いました。同じことなのに…。
勘違いもあった。肉がべちゃべちゃしないように、最後の2週間くらいは脂ものを控えると思っていたが、水を控えるだけで、脂ものに限らず食事は通常通りやって良い、とのこと。絶食は結構かわいそうだったから、ほっとした。でもこれは検証が必要です。
 
畑には豚糞堆肥ができましたので、来年はその6畝ほどの畑にムラサキアスパラを植えます。
 
豚肉の味でいえば、もっともっと研究が必要。動物性たんぱく質を直接与えるのは難しいです。残飯の中に肉や魚、乳製品はそんなにありませんから。それなら、微生物入りの配合飼料(配合飼料は今回は与えませんでした)を食べさせるか、サイレージを作って作物を乳酸菌発行させて施すか、米ぬかや鮭滓などを利用しつつ微生物が住む豚が食べられる土を作るか、来年の課題ばかりが浮かんできました。
 
やってみたことで見えたことが沢山あります。新しいことを考えるのって楽しい。

2010年9月10日金曜日

秋アスパラ

と言っても、立茎栽培だから夏アスパラと同じように収穫します。

何が違うかというと、環境。朝は10〜15℃まで下がり、日中は20〜25℃まで上がります。この寒暖差がアスパラにストレスを与え、夏よりも味を向上させます。10以下になると成育が衰え、休眠の準備に入るので、いま時期が収穫の終盤。

春に近い味で、作業が忙しすぎない秋こそ、営業にはモッテコイなんですが…。

写真は家庭菜園のトマトです。キレイだなー、と。

命の勉強

そろそろ、終わります。

そこで、命に感謝し、命をいただく、うちやま農園の感謝祭、初開催します。

9月19日(日)、13:00〜。うちやま農園にて。参加は1000円か、志(ようは、何か適当に持ってきて)にて。近所の人、お客さま、農業関係者、いろいろ集まります。

参加希望ありましたら、遠慮なく連絡ください。
contact@uchiyamanouen.com

2010年9月3日金曜日

予定

9月4日5日、札幌の大通5丁目で開催される有機農業フェスティバルに、REFARM北海道として出店します。我々は有機農業推進団体ではないですが、幅広い農業を認めあってこそ、REFARM北海道です。商売云々は別として、少しでも新規就農者や若手農業者のお手伝いができればいいかな。
5日の14:30~、農家のこせがれネットワーク北海道のPRタイムもあります。打合せが甘いのが心配です・・・。
 
それよりも、参加者が沢山増えてほしいのは9月12日のぷらっとファームです(^^)