2019年9月16日月曜日

市場の品薄高値にイチイチ付き合えるか!

農家が野菜を作る理由、いくつかありますよね。

1.その野菜が好きだから
2.代々作り続けてきたから
3.価格がいいから
4.主要作物との作業時間のバランス
5.その他

この中の、3.については、経営上の判断が大きく関与します。

特に、作る時期を早くしたり遅らせたりすることで、
市場での価格が大きく変わることがあります。
価格、いわゆる農業収入だけを見込んで野菜を作ることは、
悪いことではありません。

みんなが出来ない時期に作る、そしてたくさん収入を得る。
作り涯もあるし、儲かる。
しかし、そこに大事なものを見失ってはいけないと思うのです。
見失ってはいけない、というより、大事なものを大事にしましょう。

経営上、最も大事なことは、人の信用を得ることです。
そのことから外れていなければ大丈夫。
私は、市場の値段が上がろうと下がろうと、
うちのアスパラや野菜を買ってくれる人に、
決めた価格で出し続けます。

市場価格が2倍の値段の時、5倍の値段の時、
いつも信用が大事、と自分に言い聞かせます(笑)

2019年8月24日土曜日

比較、意見の相違

お盆過ぎたくらいには、もう今シーズンも終盤戦を残すのみ。
毎年この時期には「去年は何してたっけ?」とか
「去年のアスパラはどんな感じだった」と思います。

これが、昨年6/3に9cmポットから定植したハウスの、
昨年8/22の写真。
(ハウスの幅は7.2m)

こちらは、本年6/13にセル苗から定植したハウスの、
本年8/23の写真。
(ハウスの幅は6.3m)

10日間の定植遅れと、苗の状態としては
1ヶ月以上ハンデがあるポットとセル。
その割りに、本年のアスパラにはほとんど遅れがない
感じにまで生育が追いついてきました。

といっても、光の当たり加減や天候で全然色は比較できませんが、
単純に繁り具合と背丈での比較です。
入れてる堆肥の量も今年の方がやや多いですし、
何と言っても晴れの日が多かったので、
それが大きく起因しています。

ついつい「腕が上がった」と思ってしまいます、というか、
こんな時くらい思わせてくれ。
いやいや、勘違いしてはいけません。
(とはいえ、昨年と潅水方法、温度、栄養など、管理方法は変えてます)
冷静に判断すると、やはり気温と日照なんです。
あと品種も違うので、生育は今年の方が旺盛になって当然。
それでも、来年の夏アスパラからは収穫できそうなので、
とりあえず、ひと安心しております。


こちらは、今年最後の夏どりをしているハウス。
というのも、来年は国営基盤整備事業の工事区になっており、
約7haが更地に返ります。
このハウスも、来年の春収穫を終えたら、解体します。
最後の夏アスパラ、綺麗に出てきてくれています。


来年の基盤整備でアスパラ露地畑は1ha、ハウスは10a、
畑作は6haが利用できません。
アスパラは定植から収穫まで3年かかります。
なくなったアスパラの代替の畑を来年つくりますので、
そのための苗です。
約14,000株。
越冬させて、生き残った苗を来年6月に定植する予定です。

ちなみに、今年アスパラを植えろ、という親父と、
来年植えたいという私の間で意見対立しました。
基本的には、代表は私なので私が種や苗の発注を行わず、
来年定植する段取りを組んだのですが、それぞれの言い分はこうです。

父は、なくなったアスパラ畑のかわりに、
再来年から収穫できるアスパラ畑をつくるべき、と言います。
確かにそうです。

反対した私の理由は、
1.今年は定植2年目の畑とハウスの新築・定植があり、そこに手間がかかる。
2.私がうちで経験した短い12年のうちで、急いで定植して良かったことは1回しかない。
3.再来年に定植する方が、基盤整備で畑が減っているので、定植作業に集中できる。

というものです。
これが吉と出るか凶とでるかは、運だし、結論は10年くらい経たないとわかりません。
露地アスパラは定植した年の天候がとても大事です。
今年は干ばつ気味でしたが、結果としては「定植には良い年」でした。
来年はどうだろうか・・・。

2019年8月22日木曜日

夏真っ盛り

というタイトルの投稿を8/8にしようと思ってました。

気づけば8/22。
もう秋のようです。

夏休み開始すぐ、
子ども会で恵庭フォレストアドベンチャーへ。
仲良しさんたちとはしゃぐムスメ。


ムスコは、8/1-4に長沼町で開催されたバルサアカデミーの
短期キャンプに参加。
充実した4日間を過ごしました。

バルサキャンプ、終了後にコーチたちと写真。
同じサッカースクールに通う友人達と。

トウモロコシが8/5から本格的に開始しましたが、
アブラムシの集中攻撃にあって、8/11には終了しました。

7/27には、幼稚園のOB会がありました。
当時、思いっきり遊んだ友達との再会を楽しんだようです。




カリフラワーの定植は7月下旬。
苗が上手に仕上がりました。

アスパラもこんな感じで、夏色です。
綺麗で爽やかな味は、天候のお陰もあって、いつも以上です。

ハウス内もいい色になってます。

太い3Lサイズもこんなにあって、
夏は3年ぶりの豊作です。


ということで、かけ足での夏の農園でした。

2019年7月18日木曜日

干害と日照不足

九州では激しい雨による災害がありました。
本当に、農業は自然に任せるしかないと思います。

北海道では干ばつです。
干ばつといっても、アメリカやオーストラリアみたいな、
ほんとうにカラッカラではなく、
植物が成長するために必要な水か足りない、という程度です。

「干ばつに不作なし」
昔から農家の間で言われています。
確かに、土が乾いて水の道ができたり、
太陽をいっぱい浴びることで植物には良いこともあります。

しかし、今年は曇りが多いのに、乾燥しています。
土が乾いている上に、日照が少ないのです。
北海道に限った話ではありませんが。

それでも、昨年は日照不足の上に低温と多雨ですし、
九州の豪雨や関東の長雨に比べると、
本当にたいしたことない被害です。

うちやま農園では、これまで春から罹病・発病していた
茎枯病や疫病が、ほとんどみられません。
アスパラの状態は、3年ぶりに良いです。

野菜も忙しくなってきます。
アスパラの夏どりに加えて、ズッキーニがピークに入りそうで、
まもなくトウモロコシとミニトマトが始まります。
夏は夏で、暑くなってほしいです。

天候に関しては、謙虚に受け入れる以外にないです。
気持ちでも作物でも。

2019年6月27日木曜日

夏アスパラにも興奮します

ここ3年、病気に苦しんだ畑も、ついに駄目です。
今年は春アスパラを収穫せずに立茎。
それでも、剪定するほどの茎数はなく、
欠株は50%を超え、擬葉も極端に短い。
極めつけは、これだけ乾燥しているのに、
しっかりと茎枯病に侵されているってことです。
遠めには悪くはみえませんが、これ以上近寄れません笑
すでに枯れ始めている株も2割くらいあります。
ただ、来年の春に最後の収穫はできそうです。


新植ハウスアスパラの定植前です。
写真からはわかりませんが、
これまでにない最高の準備ができました。


来年露地に定植するアスパラも準備開始。
ウェルカムとスーパーウェルカムを6,000粒ずつ。
種の品質は悪く、発芽率70%と表記されていて、
それにも関わらず、小さすぎたり皺がよっていたりと、
もっと選別して発売しろよな、と思うほど。
選んで植えようと思っていましたが、
間違ってそのまま植えてしまいました。
育苗環境が良くない分、悪い種が駆逐されるといいのですが・・・。


ハウスのアスパラがいい感じに仕上がりつつあります。
早いハウスでは、夏アスパラの萌芽がみられます。
興奮は春の露地アスパラほどではありませんが、
かなりあります。
親木の仕上がり具合、緑が淡い色から濃緑になり、
二次擬葉が新緑で芽吹いてきて・・・、と、
綺麗な状況がみられます。


さて、ムスコのサッカー。
チームは3年生が主力選手の半分以上という中での、
全道大会へのU-10予選。
予選を全勝で勝ち進むものの、
惜しくも準決勝敗退となりました。
自分の活躍よりも、チームで勝ちたいという思いが強く、
それに応えたくて送迎以外にもサポートしたのですが、残念。
ムスコだけじゃなく、チームの子供たちと関わるのも
とっても楽しいです。


負けを引きずっている様子はなく、もう切り替えは済んでいるようです。
次の大会にむけて、自主練習をする少年たち。
敗退のあと、悔し涙を流した2人。
大丈夫、練習は必ず自分に返ってくるよ。

2019年6月9日日曜日

残念な結果と、感謝

露地アスパラがこんなにとれなかったのは、
2011年の低温多雨による低収量以来です。

一番初めの萌芽状況をみて、
「いつもより一回り細い」
「萌芽している本数が少なすぎる」
と危機感を抱きました。

収穫してみると、やはり、全然とれない。
量も予定の半分、太いのも予定の1/4くらい。
はじめからSサイズが多い・・・。

収穫開始から5日で収量が落ち始め、緊急態勢に。
アスパラの収穫を早々に切り上げて、
夏や来年春のために養生をしなくては、
来年潰れてしまう。

2011年には、サイズを変更してもらったり、
量を減らしてもらったりして、謝罪の嵐でした。

今年は、レストランや小売店さんに謝罪の嵐。
そりゃそうです。
6月中旬くらいまでは毎年発送してますから、
今年もその用意をしてもらっているのに、
5月下旬で発送停止なんて・・・。

でもありがたいことに、お得意様のほとんどは、
仕方ないね、また夏に、また来春に、
と暖かいご理解をしてくださいました。
中には、あっ、そう・・・、と冷たくされることも。
まあ、完全なこっち都合の話ですから、
理解してくれるだけで、本当にありがたいことです。

すでに夏アスパラや来春への準備は
着々と進んでいます。
気持ちが落ち込む私を、家族やパートさんに
励ましてもらいながら、仕事に取り組んでいます。
この危機を乗り切ります!