2012年1月30日月曜日

贅沢


日暮れ後は、真っ青な雪景色になります。
修学旅行生もこれを見れないなんて、可哀想。
本当に贅沢だな、と実感。
 
 
そういえば、facebookやってます。
もちろん実名で。
ツイッターもやってたんですが、移行しました。
レスの早さ、画面の見やすさ、本名という安心感、
そして日本人向けに使いやすくしてくれてます。
またアメリカのものか、とやや残念ですけど…。

冬の修学旅行生

日帰りで修学旅行生が来ました^^
まっすー、あおいさん、みっこ、みづき、の4人が
うちやま農園に。

僅か4時間の滞在時間なので、目いっぱい仕事して、
目いっぱいご飯食べて、めいっぱい遊んでもらいました!

まずはハウスの肩周りの雪よけ。
やっぱり人が多いとはかどるわ~
ムスメも一緒に遊んでもらいました。 


そのあとは、滑り台や・・・
ふかふかの雪の中で
たっぷりと雪の世界を堪能してくれたみたいです。
でも、一番はしゃいでたのは・・・父かな(笑)


アップの写真がないので、誰が誰かわからないです、
ごめんなさい。

雪がない時なら、宿泊するし、アスパラはあるしで、
もてなし時間が沢山あるんですが、
冬は日帰りだし雪しかないしで、殆ど交流時間もない。
せっかく来たんだから、ゆっくりしていってほしいのに…。
でも、また来るのをお待ちしてますよ!

みなさん、春になったら美味しいアスパラ待っててくださいね。

2012年1月29日日曜日

我が家の犬

愛犬ララア。
冬は雪がたっぷり降った後は、放し飼いも可能です。
雪遊びも大好き。
風がない日は外で丸まって眠ることも。

ムスメともじゃれ合います。

 
これは良し悪しの話ではないです。
我が家の犬は、人からもらうか、保健所からもらってきます。
でも、人間の任意によって生み出された犬って、
植物の品種改良と同じで、ちょっと違和感を感じます。
 
家で飼うのが当たり前、外で飼うのが当たり前、ではなくて、
命を大事にすることとはもう少し考えたい。
 
昔うちにあった漫画「エスパー魔美」の一幕。
乞食になった元社長が、こう質問する。
「野良犬と豪邸で飼われる犬と、どっちが幸せだと思う?」
そして社長の答えはこう。
「答えは、犬に聞かないとわからないー。ベー」。
 
植物にも、動物にも、いつも敬意を払っているが、
どこまでやってもわからない。

2012年1月28日土曜日

雪雪雪

毎朝、こんな景色を見れるのは、とても気持ち良い。

 
 
そして、ムスメと外遊びしながら、犬を放しながら、
ハウスの肩まで積もった雪をよけたり。
うむ、雪国の子供らしくなってきたぞ、と嬉しい。

  
 
これから、今年の営農計画スタート。
作付、販売先、肥料、土壌改良など、収入と作業性などを考え、
じっくりじっくり練っていく。
 
最近は夏に撮りためた戦争を記録した番組を見ている。
これを後世に伝えていかなければならないんだな、と
改めて思うのだが、正確な知識を改めて勉強しなくては。
 
近代史というか、日本が開国してからの歴史については、
現状からなぜなぜで追って説明できるようになる必要がある。
今の自分では、正確な情報を伝えられないな。
 
私は祖父から生の戦争体験を聞いた。
今度は生ではなく、聞いた話や習得した話をすることになる。
歴史を伝えていくのは、先に生きている人の義務だな、きっと。

2012年1月26日木曜日

よろしく勇気

ゴーカイジャーVSギャバン、観に行ってきました!
ムスメは大喜びですが、親も大喜び。
「あばよ涙、よろしく勇気」めっちゃ懐かしい。
勇気って、大なり小なり様々な場面で試されます。
楽しい挑戦にも、勇気はちょっと必要です。
 
こうやって親も取り込んだキャラクターものの安易な
マーケティング戦術に、まんまとハマってしまうんだな…。
 
 
24日は押谷農園さんでアスパラサミット。
もちろんコロポックル村の赤木さんも一緒に。
18時集合ですが、帰ったのは28時。
 
妻には「無断外泊」と怒られましたが、帰宅が遅いだけ。
だって、話尽きないんだもん。
農業をやる刺激をたくさんいただきました。
 
やらなきゃいけないことと、やりたいこと、たっぷり貯まってきた!
仕事したいーーー

2012年1月22日日曜日

その前に、辞める。

先日、久しぶりに友人に会った。
彼は2年前に新卒以来勤めていた会社を辞めて、7か月のニート生活(彼曰く)後、地元に再就職した。約3年半ぶりに会った。
 
 
僕の特技は「円満退社」、そして「職業選択」と思っている。
彼からは少し相談も受けていたのだが、やりたいことがないなら今の仕事を辞めるべきではない、ということしか言ってなかった気がする。そうすることで上記の両者を実現できた、という自分の経験上。
 
 
でも彼は、ただ辞めたんだ。
その理由を、ようやく聞けた。
とても肚に落ちた。
泣きそうだった。
 
 
彼は、自分で精神が病んできていることに薄々気づいていた。
軽い不眠症、食事量に見合わない肥満化、責任とやりがいのバランスが崩れてきたこと、などなど。
ここで精神科や心療内科に通って仕事を続けるという選択もあっただろう。
彼は、仕事は体と精神を損なってまでやるものではない、と就職時から決めていたようだ。
未婚だし、自分がいなくても困る人がいないし。
辞めるなら、というより、やり直すなら今しかない、と思ったようだ。
 
 
僕は仕事が好きだし、すべきもの、として捉えている。
彼は違うのだ。
生きるために仕事しているのだ。
大きな夢があるわけではないが、自分ができることにある程度限界というか線を引いておき、その基準の中で生きるているのだろう。
 
 
旨く言えないが、生き方をじっくりと聞けたこと、とても有意義だった。
これからも良き友人同士でいたい。

2012年1月20日金曜日

REFARM北海道世話人会

REFARM北海道(農家のこせがれネットワーク北海道)の世話人会を
我が家を会場にして行いました。
世話人は6名。
札幌の今野さん、岩見沢の濱本くん、三笠の野見山さん、
栗山の金丸くん、赤井川の赤木さん。
 
場所が北海道各地に分かれているため、普段はスカイプ会議ですが、
年に1,2回は集まって、どっぷりと会議。
昨年の反省と今年の活動方針について。
 
内容の前に、本当に楽しい人たちなんですよ。
この人たちと一緒だから、続けられるんだな、と、
1年ぶりに実感した。
 
イベントのこと、今後のこと、農業以外のことなど。
我々の世代だから感じてできることをやっていこう、とも。
やること、山盛りになりました。
これからのREFARM北海道にも乞うご期待!

2012年1月19日木曜日

青年部の役員に

昨日行われた、JAびばい青年部通常総会。
挨拶は組合長の海老田氏です。この総会を持ちまして、次年度の営農委員長に、つまり、これまで散々嫌いだと言い続けてきた青年部の役員に選任されました。美唄のみなさま、よろしくお願いします。
心配なことだらけです。
人脈がないこと、いわゆる常識がないこと、飲み会が嫌いなこと、
付き合いで飲みに行くほどお金が余ってないことなどなど。
 
でも、青年部を、美唄農協を良くしたいという気持ちだけはあります。
自分のことを2番手にしてでも、やるべきことが出てくると思います。
そういうことをしなければならない時なんだと思ってます。
先に書いた師匠の言葉は、肚に落ちてます。
やりたいこと、変えたいこと、沢山あります。
1年でできることは限られますが、5年かかる変革の
1年分だけはきっちりやるつもりです。
革命は急変だったり、一夜にして起こるのかもしれませんが、
じっくり築かれてきたのもは、じっくり帰るのが理にかなっている気がします。
 
 
今朝の雪面です。
モコモコしてます。
叩くと、フワッと舞います。
ピカピカします。
ムスメも喜びます。
顔のニコニコがとまりません。

2012年1月17日火曜日

冬の交流

昨日は、sagraにて農業者の集まりに参加。
村井シェフ、ありがとうございました!
少しの時間しかいれませんでしたが、
個性的かつ自主性あふれる農家たちとの交流は
何よりの刺激になります。
 
その後、REFARM北海道のグループミーティングに参加。
小グループでの試験的打ち合わせでしたが、
次回につながる楽しい打ち合わせでした。
 
冬は交流や勉強・仕掛けの時です。
今しかできないことを今やっとく。
学生時代にめいっぱい遊んだみたいに、
農業は冬にめいっぱい好きなことしとく。
 
センター試験、終わりましたね。
昨日は数学で200点とった友人に会いまして。
いやいや、次元が違いますよ。
変態、異星人、バカ。
ちょっと見る目がかわりますよね。
数学ですよ?
サラリーマンになって一生懸命に論理的思考の
勉強をしましたが、数学ができる人のこと、
尊敬するようになりました。
ちなみに私は数学40点くらい、
英語は30点くらいという、超低学力。
この差は…。
 
と思ってますが、社会人になるとそういう人たちに
仕事の実績で勝っちゃったりするんですよ。
それが快感ですよね。
 
 
今日は家でムスコとお留守番。
いろいろな表情で楽しませてくれます。

2012年1月13日金曜日

新年会

地元連合会を入れて、今年は2つの新年会。
写真は赤井川で行った北海道Rootsという
農家のこせがれネットワーク北海道の中の農家で、
農業を真剣に追い求める人たちの集いの新年会。
9日は二川くんのお宅を借り、少人数ですがワイワイと。
Rootsのメンバーはそれぞれ北海道では有名な人たちで、
農法や規模、売り先などさまざまな農家の集まり。
それでもお互いを認め合って、自ら向上したいという
本当にモチベーションの高い人ばかり。
愚痴のない飲み会、やはり最高に楽しい。
 
翌日10日はボードへ。
二川くんの家から見える朝の景色も美しい。
みなさん、今年も1年よろしくお願いします。
 
 
で、私はこの後、ひどい熱を出しまして、昨日は病院に。
咽頭炎からの発熱だそうで、
私は38.6度、妻は39.4度まで上がりましたが、
もうふたりとも元気です。
 
やること沢山あるのに、遊びと風邪で5日をフイに。
急に忙しくなった気がしてます…。

2012年1月7日土曜日

子供と関わる時間

冬に暖かい部屋でアイスを食べる。
北海道の冬の代表的な過ごし方ですが、
考え直すべき悪しき風習ですね。
一方では、一番好きなものはアイスなので、
ついつい甘やかしてしまいます。

ムスコはこの格好がマイブーム。
なぜか子供ってこれが好きですよね。

冬に子供たちと時間を掛けて関わりを持てること、
これまでは農家だし、当たり前、と思ってました。
 
でもそれは、安定した経営をつくって来た賜物なわけで。
来年からは、そうできないかも、という危機感を始めて感じてます。
 
この時間を持てるよう、じっくりと計画を立て、
体を労りながらガツガツ働くこと必要性を感じてます。
 
農家って、時間が自由になるとか、子育てには良い環境とか、
冬は何もしなくていいとか、いろいろな良い面が言われます。
それも全て、健全経営のもとで成り立つ話です。
 
子供のためだけではなく、家族全てのために、
立場としては地域のためにも、農業全体のためにも、
やるべきことはシコタマあります。
 
自分の考えで、納得できる決断をひとつひとつ実行する。
それによって、得難い時間を得られるのでは、と。
決して当たり前ではない毎日に命を掛けて、魂を込めて。

2012年1月6日金曜日

師匠からの年賀状

ありがたい。本当にありがたい。
 
「天人合一」解ってはいても難しい。
小石の下のシロザケがたっぷり脳にすり込むバイオプレート、
またこの川へ。川床の小石の下、もう一つ下だよ。ちょっと
繊細なんで慎重にめくる。ほらほら頭突っ込んで!
 
と来た。
このひとの言葉は、いつも肚に落ちてくる。
今の私の状態を憂いてか、将来を期待してか、
こういう言葉を投げてくれる人が周りにいることに
感謝の気持ちが絶えません。
少し自分を犠牲にしていくことも必要なんだな、と。

適正な価格とは

友人からの投げかけにブログ書いてみる。
暇なわけじゃない。
 
適正な価値にもとづく適正な価格を云々…と
軽い気持ちで書いたら、すぐに突っ込みが来ました。
確かに、じっくり考えたことなかった。
 
漠然と思っているのは、経営面から。
アスパラを1kgつくるのにかかる原価、土地代、
人件費、ガソリン代、機械償却費などの経費に、
利潤などを反映させた単価が、適正価格だと思っている。
当然、加工や包装などがはいればそれも経費。
 
そうすると、安く作っていれば安く売ることになるし、
利益を最小限に抑えても、安く売れます。
逆に、効率が悪くて経費が嵩めば価格は上がるし、
利潤を沢山得ようとしても価格は上がるわけです。
これは我欲の話題にもなりそう…。
 
だから、農家ごとの経営状況や得たい利益によって、
適正価格は違ってくると思います。
さらに、地域を考えるか、日本を考えるか、自農園を
考えるかによっても、値付けは変わってきますよね。
 
それでいいんじゃない?
売れる価格なのか、その価格で売ろうと思うのか、それは経営判断よ。
なぜその価格か、の問いに適切に答えらるのが適正価格。
 
ちょっとひっかかるのは、農協よりも、とか、
百貨店よりも、とか、あの農園よりも、といったような、
他者に比較して価格をつけることです。
適正かどうかの基準が他人か…。
でもそれを社会・市場と捉えるなら、当然かもしれませんね。
 
経営的に理由を説明できる価格が適正価格、となる。
そうすると安っぽい物語を使って価格を上げることを
了承してくれるお客さまがいるならOKかな。
我々はこういうストーリーがあるから高いです、じゃない。
 
適正価格(もしくは価格)をつけることと、それを売るという作業は、別だ。

2012年1月3日火曜日

物語は必要か

物語が人を引き付けるという。
箱根駅伝しかり、移籍秘話やストーブリーグの舞台裏など。
農作物では、顔写真を貼るよりもよっぽど魅力的な商品になる。
 
ある意味ではわかるが、ある意味では反対だ。
善し悪しの話ではなく、いち意見です。
反対のというのは、安易な目的ありきの物語、すなわち、
感動させるため、商品を売るため、自分に好意を寄せてもらうための、ひけらかすという物語だ。
 
これは、小西由稀さんのfacebookと日経のスポーツ欄のコラムを読んで感じたこと。
箱根駅伝に惹かれる理由や、最近のプロ野球選手は人前で涙を流しすぎるというのだ。
僕もそう思う。箱根駅伝は大好き。でも3が日じゃないと観ないね。
 
プロ野球に関しては、移籍会見での涙は、それなら移籍しないで頑張ればいいのに、
世話になった球団の悪口を言うことないのに、とよく思う。
僕は涙脆いので他人のことは言えないけど。
感極まるのがあるのかもしれないにしても、表舞台ではない部分の物語を見せすぎて、「逆に引く」と思ってしまう。
落合さんは努力の過程は見せものではないと言わんばかりに、打撃練習を非公開にしたそうだ。めったに感情もださないし。
 
農業においても、物語が人を惹きつける秘訣だったりする。
でもね、苦労とか、自分の考えとか、こだわりとか、いわゆる「おもい」とかって言われるものは、こっちから話せば話すほど安っぽい気がする。
少なくとも僕は、苦労話とか過去の失敗とかを、自分から消費者に話そうとは思わない。
怠慢なのかも知れないが、聞かれれば答えます。
味覚以外にも、事前情報で味を判断する人が多くなったとも思う。
食べることを楽しむのなら、それも良いと思うし、事前情報を得て食べると、実際に美味しい。
 
ただ、今作ったものを正当に評価してくれるのに、過去の話、陰の話という脳みそへのスパイスは、不要ではなかろうか。

2012年1月1日日曜日

穏やかな朝

今朝、日の出が見られました。
 
初日の出とか、初詣とか、初売りとか、
初物に関しては殆ど無関心。
 
もちろん信仰とか占いとかも信用しない。
でも、気持ちいいと感じるものは結構あります。
 
今日は気持ちの良い、穏やかな朝でした。
今年一年、家族の健康を祈りました。
それ以外に祈るものはありません。