2011年1月30日日曜日

ブクブク交換と就活手伝い

今日も札幌に行きました。
ゆっくりよい時間を過ごした後、用事を2つ。
 
参加は2回目。今回はちょっと苦手なテーマ。
今回は13名とこじんまりアットホームな会でした。
いろいろな人と話せたし、アルテピアッツァ美唄
でも開催しよう、と。うまくいくといいです。
 
夕方からは、就活支援をしている中山さんの
お手伝い(お邪魔?野次馬?)に。
私の母校である北海学園大学の3年生約30名に
就活支援をしている方で、かれこれ6年くらいの
お付き合い。久しぶりに参加しました。
まだ初期なので、写真は挨拶の練習の様子。
やりたいことを見つけて、自分をどんどん磨いて、
頑張れよ、大学生!
就職に関する私見は、かなりクドくなるので、今度…。

2011年1月27日木曜日

藍い空と、備忘録


雪国では珍しくありませんが、日が沈んだ後、
雪も空も青と言うか藍色になります。
ビックリするくらい綺麗です。
『冬は、つとめて』、とは清少納言。でも雪国では
『冬は、日暮れ』でしょう。
札幌の知人は、アルテピアッツァ美唄の日暮れに
感激したようで、なぜ美唄で誘致しないのだ(怒)と。
 
 
ここからは、アスパラについて最近読んだ本の備忘録。
・フザリウム属菌が泥炭には多く、アスパラに悪さ(立枯、株腐など)をすると言われているが、ホモプシス属菌による茎枯病、斑点病が北海道では多い。残渣の焼却でいくらかは予防できるが、中長期天気予報と長期視点の栽培計画が必須。立茎栽培と春どり集中に分けた圃場管理。茎枯病は、感染から発病まで1カ月もあるんだと。
・連作障害は、フザリウム属菌の他に、ヒトフィトラ属菌やリゾクトニア属菌など。覚えられない・・・。
・栄養価比較では、ムラサキはグリーンに比べてポリフェノールの量が約10倍、ホワイトがグリーンを上回るのは糖含量とサポニン(これは高麗人参の機能成分と同じ)で、殆どに置いてグリーンの方が栄養成分、機能性成分が高い。抗酸化成分は日射量に比例するようだ。
・伏せ込み栽培収穫後の株や根にはフルコトオリゴ糖やサポニンが残っているようだ。
 
栽培における新しい情報は少ない本だったが、栄養価や病気については勉強になった。保存技術についても興味深い記述があったが、核心に触れるものではなく、実現性に乏しいので割愛。でも、保存も栄養価も、もっと研究が進むな、ということがわかった。

2011年1月25日火曜日

北海道女性農業者ネット

本日、同団体のフォーラムが開催されまして、
パネルディスカッションにパネラーとして
呼んでいただきました。
もちろん、REFARM北海道の代表として。

懇親会の様子の写真しかありません、
ごめんなさい。前田牧場の方の良さげな
写真を撮ってもらったのですが…。
 
とにかく、元気な女性農業者の集まりでした。
理念も何となくREFARM北海道に似てる。
パネラーでしたが、こっちが勉強になること、
刺激を受けることばかりで、充実した時間を
過ごさせてもらいました。沢山の出会いにも感謝。
 
やはり、女性が元気な街には活気がある、的なことを
アシタカとエボシが話してたような(もののけ姫)。
女性だから、と言っていてはいつまでも男女平等では
ないのだろう。言わなくても当たり前に男女が参画してる
理想の状態になるべきですよね、農業も。
そう、わざわざ、経営改善のために女性の視点を、
なんて馬鹿げてる。沢山の視点を持つのは当然です。
 
安丸千加さん、過激だったなー。爆弾娘って感じ(笑)
トンバですよ、アルベルト・トンバ(わからなくていいです)。
みなさん、また会いましょうね!

2011年1月23日日曜日

雪が降りましたー

北海道でこの時期にこのタイトルも変ですが、
それくらい雪が少ない。今も平年の半分くらい。
 
でも、沢山降ったお陰で、滑り台ができました!

雪に埋まっても・・・
ノリノリです(^^)
晴れて風のない日は、ムスメと外で遊んでます。
楽しすぎるーー
 
ムスコも5か月を過ぎ、元気いっぱいです。
 
 
先日、REFAM北海道の打合せで、パソナさんと、
北海道アルバイト情報社さんに行きました。
農業をビジネスとしてではなく、ほぼ純粋に応援という
立場にいてくれる両社。ありがたいです。
何か一緒にやりましょう、必ず。
 
夜は、お得意様のΦ(南2西5)さんへ。
評判通り、ワインのセレクトが素敵で、料理も美味しい!
できることの精一杯をやる山田CEO、素晴らしいです。

2011年1月19日水曜日

臼井さんに気付かされる

昨日、札幌にて別海町の臼井さん(北海道農協青年部協議会副会長)に会いました。また会いましょう!
 
友人に仲介してもらったことと、私のことを知っててくれたこともあって、すぐに打ち解けて話ができました。なんと言っても、「あなたのことを受け入れます」というオーラが出てる感じが素晴らしい(笑) きっと誰にでも好かれる人でしょう、私と違って(苦笑)
 
当然農業の話で盛り上がったのですが、TPPを巡る問題については、酪農家としての打撃について諸々教えていただきました。野菜や魚と違って、食肉が食宅に届く状態は国産でも輸入でもさほど変わらないし、飼料のほとんどが輸入なら安い海外産に流れる可能性は大きい。現在でもスーパーでは輸入肉が結構あるし、買う時も抵抗が少ない。でも、酪農家で地域が出来上がってる場合もあるので、そこにとっては地域存続問題に直結するということ。国策として自国の食糧に対してどういう考えなのか、じっくり説明してほしいよね、直人さんに。
 
 
あるセミナーでは、道銀の人が「北海道の基盤整備する金をロシアのハバロフスクに持ってって基盤整備して、食糧を輸入するビジネスを展開すべきだ。農家は挑戦すべきだ。ロシアで、ロシアで・・・」などとわけのわからないことを言っていた。恐怖の「国営化」にまた泣かされるだけなのに。銀行のことしか考えられないんだな、視野狭すぎ。「農業において世界で勝負する」という言葉を掲げるが、何のためにだ?よく考えてもの言え、という怒りを、となりの友人にぶつけました。また別の人は講演のまとめで、アジア輸出で儲けるには、1.中長期的戦略を持って、2.創意工夫した独自性商品で差別化し、3.継続すること、が大切、と。そりゃあ、あんた、アジア輸出に限らず、どの仕事においても大切なことでしょ。長々と話した結論がそれかよ、ととなりの友人にまた怒る。ごめんね、Kさん。
 
 
本日、行きつけの美容室にて、「ブログ見てるよ。しっかりしてるんだね。」と。いえいえ、あなたには及びません。

2011年1月17日月曜日

ビジネス書とお知らせ

何度か掲載している本のブログ。
小説は思う存分呼んだので、勉強に移行します。
伊坂幸太郎のゴールデンスランバーとマリアビートル、やはり面白し。
 
今回は、知の編集術(松岡正剛)、競争の作法(齊藤誠)、
競争と公平感(大竹文雄)、イスラーム農書の世界(清水宏祐)。
まあ、どうでもいい情報としては、私は経済が苦手。だから読む。
新聞は日経新聞、日経MJ、北海道新聞、日本農業新聞。
アスパラの本は隙あらば読んでます。
他に、現代農業、ニューカントリー、農家の友、日経ビジネス、
pen、Numberなんかを読みます。
 
 
そしてお知らせをひとつ。
1月24日、北海道女性農業者ネットワークのイベントに、
REFARM(農家のこせがれネットワーク)北海道の代表として、
パネラーで参加します。
http://plaza.rakuten.co.jp/aguredy/diary/201011080000/
お時間ある方は、是非ご参加ください。

2011年1月15日土曜日

祝!!還暦

父(2代目)、ついに還暦です。
本人は3度目の成人式だとかわけのわからないことを
言って、昔を懐かしんでました。20年て長い…。
妹夫婦は子供の発熱により来れず、残念。

孫に囲まれる幸せ絶頂の父(笑)
 
赤いチャンチャンコは、今回は赤い下着にしました。
形式にこだわらず、若さを保ってほしいので。
 
私が戻ってくるのが遅かったので、もうちょっとだけ、
現役で頑張ってください、ごめんなさい。

2011年1月14日金曜日

JAびばい青年部総会にて

本日、開催されました。新役員のみなさん、がんばってください。陰ながら応援してます。汗かきます。
でも、また可愛げない質問・意見をぶつけてしまい、先輩から叱責を受けました。
 
私は数名から嫌われているらしいが、その人たちとは直接かかわったことがないのだ。それなのに、なぜ嫌いになれるのだ?うーん、わからん。私はその人のことを良く知らないから、嫌いになる理由が無い。人の噂は怖いもんで…。嫌われてる、というのも噂か??やはり直接話しするのが大事かと。人のフィルターも怖い。
 
しかし、指摘されているうちがハナだ。今のうちに一歩ずつ思考を変えねば・・・。悩んでないですよ。考えるが趣味みたいなもんですから。暗い?繊細?そうですよ。

2011年1月13日木曜日

雪少なすぎー!

本日で、この積雪量!アスパラの茎が見えちゃってます。
30cmくらいしかない。ちなみに、美唄はもっと降ってるし、
岩見沢ももっともっとある。局地的に少ないのです。
 
この分、春夏の雨になって返ってくると考えると、怖すぎる。
雨ならいいが、雹とか霜とか・・・凹むから考えるの止めよ。
 
 
最近また誤解を生んでいるのですが、私のTPPへの考えは、
当然昨年11月からはいろいろな情報を仕入れたことによって
変化してます。反対ありきでも賛成ありきでもないので、ご注意を(笑)
 
 

昨日は、高校の同級生で唯一農家を継いでいる
五十嵐農産(トマト農家)の家族が泊りにきました。
深夜まで飲んで喋って、楽しかったー(^^)
ムスメも5歳のお兄ちゃんとルンルン♪

2011年1月10日月曜日

ありがたいご指摘。

ムスメのあつみは、ムスコのてつはるに冷たい。
叩いたり、引っ掻いたり、齧ったり・・・。
きっと、お母ちゃんへのヤキモチ。
競争と調和を学んでください。

毎日傷が絶えないが、耐えるんだ、男なら(笑)
 
 
さて、最近のこと。
 
1月7日には医療系のイベントに参加。
えんかお氏より素敵な出会いを沢山いただきました。
ドクターヘリを通じて医療業界の課題を垣間見た。
また、双方向コミュニケーションについても復習。
5年前の集中セミナーを思い出し、気合が入った。
 
1月9日には地元の連合会(行政運営上の区分)の新年会。
飲み会では好きな農家の先輩(といっても父とほぼ同い年)の
KさんとIさんのところへ。そこで待っていたのは・・・説教(笑)
 
本人の自慢話ではなくて私のことを叱ってくれる説教は好きだ。
まずは、お酒を飲まない奴は本音を言わないからだめだ、と。
そして、私の活動や行動が、遠まわしに地域を軽んじ、地域の
悪口を言っていることにつながっていることも指摘。
行ってることが(論理的に)正しくても、お前の言い方や行動からは
だれもついてこないぞ、と。一緒にくだらないことやったり汗かいたり
しない奴を、誰が信用するんだ、と。そういう社会なんだ、と。
また、父が築いたものに乗っかっている私は、挫折していないから
駄目だ、と。人間の器も小さいし、地域のことをもっと考えろ、と。
 
要は、地域が第一。
地域のために我慢したり笑ったり汗かいたりしなさい、と。
自分の成長は自分の器を大きくすることに注力せよ、と。
新年早々、教訓だらけだ。
 
といっても反論はある。お酒を飲まない奴は信用できないという
奴こそ信用できないと思ってる。本音は酒を飲まなくても言うべきだ。
また、挫折を挫折として人に語るなんて、カッコ悪くてできないし、
成功する過程であれば挫折と呼べるのかどうか・・・。
私の発言は相手を良くしたくて言ってるわけであって、論破したり
不愉快にさせたりすることが目的ではなく、反論が欲しいかったり、
逆に俺への意見を同じように言ってほしいから言ってるのですが、
それも自分勝手ですよね…云々カンヌン…。
 
さて、これを機に思考を入れ替えます。
自分だけのことを考え過ぎていたここ3年の態度を改めます。
常に本音を話すこと以外は。

2011年1月8日土曜日

掲載

2010年9月28日発売になったこの本。まあアスパラ農家くらいしか読まないマニアックな本です。
この本の184ページに父の栽培方法が紹介されてます。
うーん、突っ込みが甘いなあ…

2011年1月3日月曜日

御神籤

末吉

人と心通ぜずあらそいが起こります なるべく自分の心をやわらかにして交際なさい 次第次第に運がひらけて幸が増します あせってはいけません

断定か。信心は浅いが、普段の俺をよく知ってるようだ。

2011年1月1日土曜日

謹賀新年

皆さま、本年もよろしくお願いします。
ウサギ年なので、スピード(ゴールまで続く)を重視します。
 
さて、この冬の雪は本当に少ないです。
写真ではわかりませんが、積雪量は20cm程度。
例年なら1m以上はあります。1月2月で帳尻合わせ
の大雪が降ると良いのですが・・・。
娘よ、ソリに乗ってないで、歩きなさい!
 
育児って、難しい。
最近の紙面では、就職できない学生が増えるばかりか、
不採用が続くことで病気になる学生もいるとか。
経済状況を鑑みると、不採用者が増えるのは仕方ない。
しかし、採用されるためだけに就活のハウツーだけを
学んだり、人に合わせた態度をとることを対人スキルだと
誤解したり、不採用や否定されることで過度のストレスを
感じたりする学生が増えていることは、由々しき事態だと思う。
学校教育の問題だけではなく、家庭に問題があるはずだ。
理不尽に怒られたり、気持ちをわかってもらえなかったり、
叱られたり叩かれたり、褒められたり、争ったり・・・・・・。
でも、見せられる背中を鍛えるしかないんだよな、きっと。
 
 
今年は農業4年目に突入。これまでの3年を基礎に、さらにうちやま農園の農業をさらに発展させるのが私の役目。しかし3年はあっという間だった。就農当初、2,3年で農家を継ぐ覚悟で、と父に言われ、言われなくてもそうするつもりだ、と思っていましたが、やってみると3年で身に付いたものは極僅か。やってやれないことはないが、絶対イケルという自信はつかなかった。
これは、職業ごとに採用されていたサラリーマン時代と大きく異なる。営業だけでなく、製造から経営まで幅広い能力が必要だからか?
一方で、農業の難しさに触れるごとに農業が面白くなっていくのも事実。45歳までのあと11年のうちに、日本一のアスパラ農家であり、アスパラバカであり、農業の第一人者となることを目標に、まだまだ走り続ける。もっともっとアスパラについて対等に語り合える消費者や料理人の数を増やしたい、農家の同志と関わり続けたい、農法問わず持続可能な農業のスタイルを確立したい、育児と農業を両立したい、などなどの野望あり。