2017年7月29日土曜日

農園の訪問について

どうも最近のブログでは、私がいい人にみえているようだ。

それはどちらでも良いのだが、農園への訪問やアスパラの技術を
教えることや販売方法を教えることは、いくらでもやります。

ただ、アポイントをとってから来てください。
一般のお客様だって、急にこられた方は対応できかねることがあります。
うちやま農園は直売所としては行っておりません。
ご予約いただいたお客様を最優先にしております。

農家の訪問も同じです。
見たい聞きたいなら、お互いに貴重な時間を無駄にしないように、
どうかアポイントをとってきてください。
電話番号やメールアドレスも公開してます。
どうぞよろしくお願いします。

猛暑の7月

7/8

7/12
あっという間の成長です。
毎日30度超えの猛暑で、急成長しました。

ハウスの中は夏アスパラ最盛期。

そんな中、仲良し家族から誕生日を祝ってもらう。
うちわの裏面は妻ね。
いつものBBQ。
子どもが同年代で、育児の価値観が似てる家族。

ようやく子どもが大きくなったので、集合写真もきれいに撮れました!

気づけば7月も終わりそうです。
アスパラに苦労している時は、毎日苦しいものの、
あっという間に過ぎてしまいます。

事務作業でやるべきことがたくさんあったはずなのに、
ひとつも片付かずに8月を迎えそう。

年々忙しくなっている気がする。
遊べないストレスが溜まりまくってます。

2017年7月8日土曜日

病気が蔓延すると経営を考える癖

更新を怠りすぎているので、ぜんぜんまとまってませんが、とりあえず公開します。


どうやったら経営がよくなるか。
これは農家の誰もが考えることだと思う。

その答えのひとつに経営分析をあげる人がいるが、全く馬鹿げている。
企業調査員をやってた経験上、年収5,000万円以下の会社は、
事業主の体調や感情や欲が大きな変動要因になるからである。
分析には漏れのない情報が必要。
それを分析したらよくなるなんて、妄想。
現状理解と、打ち手を考えることは別なのだ。

経営分析、補助金アサリ、税金対策などなど。
こんなもの、勉強したって経営良くなりません。
断言します。
て、ちょっといいすぎかな。

お客様からいただいた、
丁寧に料理していただいた写真。


6/17はミスターチルドレンのコンサートへ。


露地立茎の段取り。

雨が近いため、培土できた畑は1枚のみ。

土がしけってしけって、

病気が多発してます。


それでも、何とかハウスの夏アスパラがとれはじめてます。

一部では紫紋羽病も見つかる悲劇もあるが、
わかってよかったな、と。

2017年6月15日木曜日

繁忙期とは

うちやま農園の繁忙期は、いわずもがな、
春アスパラの時期、5月から6月です。

ついこないだGWだと思ったらもう6月中旬だよ。
と妻。
まさにそういう感覚。
毎日毎日アスパラと戯れ、伝票と戯れ、
電話と戯れている間に、あっという間です。

毎年のことなんです。
改善の余地は、ないと思ってます。
露地アスパラを大規模に栽培する以上、こうなります。

でも、今年もパートさんたちが大活躍してくれてます。
新人さんもベテランさんも、早朝から土日まで。
2代目夫婦が自分達だけでやっていたことも、
我々は人に仕事をお願いすることにしています。
健康な作物は健康な人間からできるはず。
身体も脳ミソもいい状態を保っている方が、
いい人間関係を築けますし、怪我やミスも防げます。
その辺を、自分達だけで抱え込まないようにしてます。

それでも、やることだらけなのです。
今だけ今だけ・・・、といいながら笑

6月1日、低温の雨にあたって少しダメージを受けたアスパラ。
昨年同様、6月頭に冷たい雨をもらいました。
そして寒気が抜けず、日中も低温のままです。
アスパラは出てからは体力を消耗し続けますが、
高温に晒されていない分だけ、まだ余力があるような気もします。

今年の選別スペースです。
スピードに加えて、作業しやすさも考慮して、
改善しました。
赤井川の赤木さんを参考にさせてもらいまして、
これで多いときは1日500kg以上できるようになりました。


ホワイトアスパラも収穫終了です。

被覆を剥がしたら、なんとも不自然な景色。


3年目で早期に養生を始めたアスパラはすでにこんな感じ。

雨が降ったら目立ちだすハコベも、
みんなでとってもらいます。
あっという間にキレイになります。
ありがたすぎる。

「走る方が速いからイヤだ。」
と練習をさぼっていた自転車に、ようやく乗れるようになったムスコ。
じいちゃんから特訓をうけて、1年生、すいすいです。


うちのメインの露地アスパラの旬が1ヶ月しかないため、
バイヤーさんとの交渉も1年ではまとまらないことが多いです。
サンプル送って社内で審査云々しているうちに、もう2,3週間・・・。
そんなのザラです。
でも、急がなくてもいいと思ってます。
アスパラは永年草。
人の付き合いはそれ以上なので、焦ってことを進めるよりは、
ゆっくりと醸成してお取引する方が、お互いに気持ちよくお付き合いできます。

長い目で、お付き合いできる関係づくりを、
アスパラとも人とも、築いていきます。

2017年5月29日月曜日

市場価格、長期高騰

我々は大きな物流の中でしか動くことができないんだ。

つくづく痛感してます。

4/20頃から、市場ではギフト用のアスパラ需要が旺盛となるものの、
現場では天候不順への対応の遅れから生産量が不足し、
Lサイズで3,000円の高値がつき、約一ヶ月続きました。

原因はたくさんありますが、大きく分けてふたつあります。
1.全国的にアスパラの収量が激減。
2.アスパラギフトが露地からハウスに移動。

1.は、関東以南でアスパラが休眠しないことにより、
大きく収量を落としたようです。
休眠は品種にもよりますが最低でも500時間はほしいところ。
5度以下で500時間ですから、冬が暖かい年は
眠っている途中で起こされて養分だけ使ってまた眠る、
みたいなサイクルだったようで、春芽は当然とれません。
北海道でも放任栽培が多いため、病気や肥料養分の偏りなどで、
大きく収量を落とす結果になったようです。
決して天候のせいではありません。
天候について書くと、40年前は5月連休中に収穫開始してます。
遅くなった時期もあったようですが、
最近は早まって10日くらいから収穫できています。
決して温暖化の影響ではないです。
地球規模の話なら、10年や20年で考察できる話でもないです。

2.は、北海道のアスパラギフトが露地からハウスにシフトしたようで、
難しい露地栽培よりも、キレイに作れるハウス栽培の
アスパラをギフトとして使うことが多くなってきたようです。

それらの要因によって、春からアスパラの不足感が増しました。
商品が少ないのに契約しているギフトへの出荷が重なり、
一般のスーパーなどでアスパラを買うことができないような市場価格となってます。

市場が高いならいい、というわけにもいかないのです。
一般人の口に入らないような野菜が、
いつまでも必要とされるわけはないのです。
消費者のアスパラ離れは、売り場のアスパラ離れにもつながります。

消費動向、気分、スーパーの物量、農家の生産意欲などなど、
本当に細かいひとつひとつが集まって現状を作り上げてます。
ちょっとでも偏ると、こうまでバランスが崩れるものかと、戦いてます。

農協に出荷しないといっても、
うちは需要は作れないし、売り場もつくれません。
物流もつくれません。
全部、周囲の環境にあることを利用させてもらっているだけです。
勘違いしてはいけないな、と強く思っています。

それでも確かに思っていることがあります。
人との信頼を作ることを、やめてはいけない。
大きなものの流れでは小さな人と人のつながりを見失いがちですが、
確かなつながりは、本当に貴重です。
誰と信頼関係をつくっていくのか。
その方向だけは見定めていきます。

選別場のシーン。


ようやくお願いできました、プロのカメラマン。

アナウンサー志望のムスメはマンツーマンでレクチャーをうけます笑

本田さん、本当にありがとうございます。
本田さんに撮っていただけただけでも幸せです。

そして今年もきました、篠原さん
遊びに来るような感じですが、しっかりと畑と人間を観察してったようです笑
昨年撮り忘れた3ショットも忘れずに。

来客からピークの収穫から若い畑の管理から定植やらで、
アップが10日も遅れてしまいましたが、
何とか生きて農業してます笑

2017年5月16日火曜日

環境の変化の中で

つぶやきのような投稿。

書きたいこと、書くべきことが、明らかに変わっている。
ブログはじめて10年目になるけど、明らかに。

当時は考えを理解して欲しいとか、
自分を認めて欲しいとか、
「私を見て」という欲求からくるような投稿。

その後目標を見定め、日々の充実も、
公私共に何でもオープンにするような投稿に。

最近は、細部がみえにくくなっている気がする。
細かいこと、先々変わることなどを、いちいち考えなくなったのかもしれない。
自分の考えを正しいとも思わないし、
唯一の答えだとも思っていない。

明確な目標ではなく日々改善していくことで、
短期的に長期的にも成長を実感できる仕事をしていく。
そんな感じで運よく日常が回っている。
これは、運が半分だと思う。
努力や周囲の協力もあるとは思うが、運だ。
準備をしてても、たくさんの無駄を消費しても、
運が味方してくれているような気がする。

変わらずオープンで、変わらず悪いところも見せるスタンスですが、
深いところについては、その時そのときのことをあった人に直接話す。
そしたら新しいことが生まれてきて、また次の方向付けをしてくれる。

とりとめがなさすぎるから、やめよう。

2017年5月15日月曜日

スタッフ自慢

うちやま農園では親しみを込めて「パートさん」と呼んでますが、
今年もたくさんのパートさんに支えられながら仕事が進んでおります。

2年ぶりに大規模採用を行い、新たに10名が加わり、
全員で22人のメンバーが働いてくれてます。
女性が活躍する、どころじゃなく、女性がいないと回らない。

これまで家族労働で何とかしていた作業も、
今年から収穫面積が一気に拡大したために、
パートさんの手を借りなければ終わりません。

どうやったら仕事しやすいか、どうやったらヤリガイを持ってもらえるか、
どうやったら気持ちよく働けるか、どうやったら気持ちよく休めるか。
そんなことばかりを考えてます。
でも、私の信念は「人は誰もが高い次元で仕事を達成しようとしている」です。
やる気をなくしたり、仕事がうまくできなかったり、
関係性が悪くなったりするのは、基本的には雇い主の責任だと思ってます。
人のせいにするのは簡単ですが、
自分に関係することは全て自分に責任があると思ってます。
でも、そんなこと考える必要がないくらい、きっちり働いてくれます。

私がやるよりも、仕上がりがキレイ。
仕事が丁寧。
辛い仕事でも嫌だといいながらも、きっちりとやってくれます。
ハウス被覆、トンネル被覆、草取り、堆肥投入、
肥料投入、アスパラの剪定、選別作業、その他細々した雑務、
そしてメインの収穫。
本当に感謝感謝なのです。

7,8年前のブログで「パート依存の農家」みたいな批判をコメントでうけましたが、
今それを言われたら、「そうですよ、凄いんですよ、うちのパートさん!」て
簡単に言い返せます。

収穫はひとりでソリで収穫の練習をした後は、
ベテランのみなさんと一緒に仕事をして、
手の速さ、目配り、段取りなどをOJTで学んでもらいます。
今年はアスパラがゆっくりと伸びているお陰で、
ゆっくりときちんと上手になってくれてます。
本当はひとりひとり紹介したいくらいですが、
活躍を見たい方は・・・、是非一緒に働きましょう笑

今年も休めなかった5月の連休。
ある日は大勢のお友だちが遊びに来てくれました。
お客様もお友だちもたくさん来るって、本当にありがたい。

3日続けて12度を下回ってまして、明日は収穫お休みです。
いい意味でいろいろとリセットできますように。
その後のアスパラ大爆発・大繁忙期にドキドキしながら、
英気を養います。

2017年5月6日土曜日

4月後半の畑

ハウスで見つけた青いアマガエル。

トンネルのも張り終えたのは、4/17。
本日5/6にはピークを一段落しております。

4/22にはピアノの発表会。
上手に引けて、優しい先生とパシャリ。

アティカス、どれだけ太いの出れば気が済むの、
というくらい、3L以上がバシバシあがってきます。
優良品種なんだろうけど、管理が大変だよね。

こちらは4/24の写真。

札幌駅の東急では、このような陳列をしていただいてます。
お客様から嬉しいお知らせ写真をいただきました。

そしてなんと、稚内でも今年から売っていただいてます。

ハウス内のキノコ。
泥炭のハウスではあまり見かけないキノコ。
粘土地ではこんなに見るのね。
菌床もバークも入れてないのに。


4/29、ムスコとサッカー。
シザース(ボールを内側から跨ぐ)が上手になりました。

そして本日、5/6。
GWに気温が一気に上がったお陰で、
露地畑はいっせいに萌芽を始めています。
それに伴い、もともと間に合っていない準備をさらに
急ピッチですすめています。

レスポンスが遅いなどの不手際があると思いますが、
ご容赦いただけるとありがたいです。
妻が死にそうなくらい、忙しい時期なのです。

2017年4月16日日曜日

あっという間に春!

篠原久仁子さんの公式ブログに掲載してもらってます!

4月に入ってから更新を怠ってました。
農協でイライラすることがあってから、
ちょっと何書いていいかわからず、
気持ちを落ち着けてたたら畑の雪がなくなって、
晴れ続きでやることたくさん出てきて、
それでも風が強くてできないことが多くて、
それなのに気持ちまでも忙しくて、
体がようやく繁忙期に慣れようとしてます。

3月末にはハウスで萌芽がみられました。

お客様からの要望で取引を開始するお店も出てきて、
挨拶と打合せにも奔走。

4/1には40歳を記念して中学校のクラス会。
25年ぶりに2年生の担任の先生にも再会。

そして4/3には鯉のぼり。
雪がないので早いです。

ハウスは予定より5日ほど遅れて収穫開始。
インフルエンザB型の影響を引きずりましたが、
発送状況は順調です。

4/6には入学式。
小さいムスコも1年生。

ハウス内の収穫で腰がつらくなり、
パートさんにも収穫を手伝ってもらってます。

トンネルを4/10まで終わらせたところで、
まさかの雪。いや、猛吹雪でした。

2015年8月に定植したアスパラが、収穫開始。

話題のウェルカムAT(旧名アティカス)。

やや頭の開きが気になるものの、太さは十分すぎるほど。
懸念されている空洞化もなく。
ただ、味はいまいちです。
土を作って味を作っていくしかないでしょう。

4/16現在、トンネルはまだ張り終わってません。
ようやく明日17日に風がやみそうなので、張れそうです。
ここ10年でもっとも遅いかな?

ハウスもあと4棟張れていない。
そんな中、露地の萌芽も早そうなので、
殻の焼却や施肥・堆肥散布などなど、
天気とにらめっこしながら作業進行中です。

美味しい美味しい露地アスパラまで、あと1ヶ月!!

2017年3月28日火曜日

ハウスの冬季被覆論争

勝手に論争シリーズ、第4弾。

ある知人からの答える形で書いてみます。
冬季間にハウス被覆するかしないか、についてです。

雪のほとんど降らない地域では勝手にしてくれ、です(笑)

積雪がある地域ではちょっとした選択になります。
通年で被覆することのメリットとデメリット、あります。

【メリット】
・アスパラがしっかり黄化するまで、温度と水分をコントロールできるので、春芽に向けた養分転流がきっちりとできる。
・土の湿度やハウス内の温度をある程度コントロールできるので、春の萌芽準備作業が好きな時期から開始できます。
・雪の重みで土が締まるのを防ぐことができます。
・ハウスを被覆・撤去する作業が減るため、天気とにらめっこして作業時期を見極めたり、作業するために雪を除けたりする仕事がなくなります。

【デメリット】
・自然環境とは異なるため、温度や土壌水分には常時気を配ることになるため、管理する期間が長く・時には通年になります。
・雪が乗らないために土が凍結し、株を痛める危険性があります。
・土壌にたまりすぎた肥料分を雪解け水で流すことができなくなります。
・雪が降ったときや吹雪の時に、またその直後に、倒壊防止の除雪作業が必要になりますので、冬季の長期間の外出を控えることになります。

いつから収穫したいのか、誰に売りたいのか、
どういうアスパラを作りたいのか、によって、
上記のことを考慮しながら決めていきます。
味の差は、ほとんどないと考えますが、
転流も味を決める大きな要素なので、そういう意味では冬季被覆かもしれないけど、
肥料分を降雪によって自然淘汰するのは、けっこう素晴らしい技術とも思ってます。

うちやま農園では、冬に仕事しない、雪で土を洗う、
といった観点から冬季間は被覆しません。

だから、春に殻を燃やすと枯れきってないから、
煙があがるあがる。

土をいじるのも春に集中します。

ハウス内は手作業がほとんど。
身体も一番きついのが春。
殻の刈り取り・持ち出しは秋に少しでもやる方が楽ですが、
(積雪地の)アスパラのためには春がいいしなー、とか。

それでも、被覆しない方が良いアスパラがとれると思ってます。