2015年12月31日木曜日

2015年の家族写真

毎年恒例の家族写真
いつものフォトスタジオアフロさんで。

蓄積してくると、貴重な思い出です。









ここで、プライベートの一年総括。

年初に家族でインフルエンザにかかり(ムスコだけかかってません)、
1/2に冷蔵庫が故障して2週間冷蔵庫なしで暮らしました。

仕事とプライベートをうまく切り分けられず、
仕事がプライベートに刺さってくる仕組みを変えられず、
苦しい一年を過ごしたというのが率直な感想です。

子どもの成長は何よりの糧です。
笑うだけで平和と幸せを実感できます。

もっと家族にも自分にも時間を使いたいと思って8年。
改善に取り組むと新たな改善点が見つかるという繰り返し。
来年は40歳になりますが、若さは精神だけと自覚してます。
成長したい、学びたいといった欲はあり、それが
人生を充実させている一方で、身体はメンテナンス時間が増え、
体力維持のための活動も時間を必要としています。
両親のように仕事しっぱなしでは、軟弱サラリーマンには壊れてしまいます。
夫婦ともども、仕事もプライベートも充実させるため、
身体を大事にしながら脳みそをフル稼働させたいです。

ムスコの幼稚園は最高で、ムスメの学校環境も最高です。
妻が活躍したのは女性のニーズを的確につかんだからだと思います。
メディアのニーズ、社会のニーズではなく、農業女性のニーズ。
たくさんの人の役に立つのは難しいけど、
近くにいる明らかに困っている人、自分に似た人は、助けられると思います。
自分は仕事に集中しすぎました。
両親は今年をピークに、徐々に仕事を減らしてもらいます。
遊びに行ったり、飲みに行ったり、知人が寄ってくれたり、
そういう環境にできればいいと思ってます。
美しいことは、働くこと自体かもしれませんが、
日々笑顔で暮らせることだと思います。
そのための労働にするには、考えるしかないです。
明日のための今日です。
自分の行動が子孫に、世間に、未来につながっていると信じながら、
誰かのために、自分のために、成長したいです。

2015年12月17日木曜日

家族旅行3-4日

待望の美ら海水族館

水槽近くて楽しい

大水槽!

隣接カフェの水槽横の席をゲット!

ずっといたい

ジンベイザメでかい

めずらしく家族写真

やはりどこでも走るムスコ

毎日散歩

なんと部屋にサンタさん!

4日目、名残惜しいムスコ

後光が差すムスメ

ありがとう沖縄!

また来ます!

とりあえず、あれば入れろ。

10数年ぶりの中城城址。

子どもには恐いかな?

空港でも飽きさせない

千歳ではすぐにドラえもんへ(笑)

ひとりでも、家族とでも、
のんびりするのはいい時間。

妻は「どこが?」と言いますが、
全てのことは家族優先のもとになりたってます。
いつもありがとうございます。

ちなみに4日間で撮った写真、
しょっちゅうニヤニヤとみてます^^

家族旅行1-2日

2回目の沖縄旅行です。

千歳空港から大はしゃぎ。

飛行機内での子ども達の頭

到着は夕方なので、温泉入ってジュース飲んで

夜のロビーのツリー

散歩もキレイ


2日目、ピンキーとオスカーがお出迎え

お上品にみえないムスメ(笑)

なぜか左の牢屋に入るムスメ

海賊ゴッコでニセモノにビビリ気味のムスコ

水鉄砲で戦うムスメ

ベルボーイの職業訓練?

大きいブランコ

ハンモックで親指立てるムスコ

鶏の真似するムスコ

そして今日もラウンジへ(笑)

2015年12月13日日曜日

美唄市農業協同組合に告ぐ







・・・













・・・












そもそも、現状認識に違いがありすぎる。
農家は、農協は、とても危機的状況にある。
そう思ってない人には、
どんな問題提起や解決策提示も無駄だ。

と気づいた昨年。
現状認識のすり合わせは続く・・・。

片付けおわり、次は…

ようやく、ようやく、
ハウスの巻き上げを終了しました。
全16棟、1カ月かけて。

この間に麦の播種や機械のメンテナンス・片付けなど、
今年は片付けも時間を使いました。
これまでは、片付けは全て家族でやってきましたが、
来年からは、片付けのみならず春のハウス張りや
二重ハウスまでもパートさんにお手伝いいただこうと
強く決意し、すぐに連絡しました(笑)

展示会に参加したり

セミナーの準備をしたり

病気・害虫のポスターに興奮したり

お墓参りに行ったり

子どもとだらだらしたり

アウトレットに出かけたり、

短い休暇を満喫したい・・・

でもできない(笑)
でも、家族でバカンスは行きます。

小規模園芸農家はどれだけ効率よく働くかが勝負。
仕込みます、冬も。

2015年12月6日日曜日

政策と個々の戦略

農業においては、農水省もしくは政府が取ろうとする政策と各農家が実施しようとする戦略は全く異なっていて、政策について理解しながら各農家がどうやって生き残るかを決めるということが大事だ。

住宅業界に例えると、大きな流れが高気密高断熱の家にあるかもしくはその方向で助成金が出されるという住宅住宅政策があった。一方で、薪ストーブを使う家や、ハイテクではなくローテクで、気密よりも化学物質の少ない家やエネルギー消費を抑えた家など、特徴のある家が一部のお客さんにはとても強く求められる。それを理解しているメーカーは強い。

農業においては政策通と言われる人が政策について語り、農業への意見を求められることが多いような気がするが、その農家は個人の農家が取るべき方向について長けた考えを持っているかどうかわからない。
これまでの経験やたまたま当たった考えをもとに今後の流れを予想しているだけなので、そこには会話や予想の面白さはあるかもしれないが、考え方や意見としては参考程度に止まる筈だ。大事なのは、予想を立ててある程度の備えをするだけで、決まった政策や方向性を元にどうやって生き残るか、どうやって好きな事を続けるか、どうやって稼ぐか、などを考えて実践することだ。

口で言ったり頭で知っているというのは簡単だが、実践できている農家はごく僅かだ。うちだって実践しているとは言い難い。実践した気になっている農家ばかりとも言える。

できる人、もしくは気づいてる人は、したたかに生き残るだろうし、その術を広げることもできる。
個々で実践できない農家はどうするのか?ここに農協の意義が残されていると思われる。
経営分析の真似事はできるが経営指導はできない、仕入販売はするが仕入合理化の努力はしない、営農指導は他組織に依存、販売は大量に捌く以外は市場任せ。そんな農協を、しばしば見るし聞きます。
農協は農家が作った組織。そこの文句を言うのは天に唾を吐くのと同じで、自分を批判しているに過ぎない。それでいいのだ。批判を受け入れて、先へ進むのが大事だ。

話を戻そう。
最近はまたウンザリするくらい、TPPの影響は?とか、どう思う?とか、話題になっている。それぞれの予想や心配事、期待感などは異なって当然だ。望む未来だってかなり違う筈だ。だからこそ、それらを受けて、どう行動するのかをよく考えたいし、その考えは現状認識が合って初めて有効だし、望む未来が一致してさらに共感できる筈だ。現状認識も望む未来も違うなら、無意味な話でしかないし、時間の無駄とも言える。

どうか浮足立たないで。
いつになっても政策と天候に左右されるのが農業なら(私はこれから逃れることが目標となっても達成は無理だと考えてます。)、自分と向き合って地に足を着けるという、仕事において大事なことは常に実践していこう。