2011年12月31日土曜日

粋な心遣い

新年になりませんが、フライング気味で投稿です。
早いに越したことはない。
スピードは最優先課題。
 
あっぷりんご園の水木さんからリンゴのギフトが届きました。
ふじと王林、無添加のリンゴジュースとリンゴジャム。
で、味の前に、あれ?
見たことあるようなラベルが・・・
おおおおーーーーーー!!!!
なんて粋な計らいなんだ。
ブログの写真がラベルに!
 
積水ハウスの営業時代、「期待を上回る提案」
が会社方針だったし、自分も目標としていた。
難しいけど、こんな風にあっさりされちゃいました。
友人とはいえ、感動しますよ。
送る方の手間も知ってるから、余計にびっくり。
このひと手間(実際には4手間くらいかな)が、いまの自分に足りない。
 
フジ、とても果肉が詰まってて、なめらかな味わい。
もう少し酸味がある方が好みですが、
トゲがなく、優しい味わいです。
3年前の農家のこせがれネットワーク設立発表会にて
リンゴジュースを試飲させてもらいましたが、
その時もトゲがなくて優しい味だな、と感じましたが、
その印象がそのまま蘇りました。
ジュースの何の種類のリンゴが使われてるか知りませんが。
 
王林の方が好評のようなので、楽しみです。

 
で、最後はいま読もうとしてる本。
正月は大学駅伝と読書と営農計画に明け暮れる予定!

2011年12月28日水曜日

年末の過ごし方

だらだら過ごします。年賀状終わったし。ブログも新年まで休みます。
北の国からみて、北の国からみて、ボード行って、妻の実家でだらだらして。僕は純くんのずるい考え方によく似てて、昔は心が見透かされているようで、怖くて観れませんでした。大人になり、ある程度自分が確立されてから、ようやく向き合えました。
今年はもうおしまい。赤字をだしたことには反省。来年は効率を上げて、いまの1.5倍の仕事しないと、潰れちまうな、と。
仕事の鬼になります。更に無愛想に、更に付き合い悪くなりますが、ご容赦を。

2011年12月27日火曜日

REFARM北海道の勉強会

昨日、札幌にて『TPPから考える明日』という
イベントを行いました。
主催は農家のこせがれネットワーク北海道こと、
REFARM北海道です。
また写真を撮り忘れましたよ、すみませぬ。
 
年末にも関わらず、40名強の方々にお集まりいただきました。
北大の東山氏、経営コンサルの依田氏に話題提供をいただき、
その後、10人×4組でグループディスカッション、
さらに20人×2組でグループディスカッション。
視野を広げてもらう、他人の意見を受け止める、
といった基本ルールの下、みなさんが何かを得ていたら幸いです。
 
意見を統一するつもりは毛頭なく、
勉強会と言うよりも意見を聴く会、的なノリ。
TPPという広くわかりにくいテーマに、戸惑いも多かったと思いますが、
自由で本音に近い意見も結構出ました。
私同様、頭の固い社会人には目から鱗の話もあったかと(笑)
 
20人のグループは事前にアンケートに回答いただき、
任意にグループ分けしました。
この2グループで2月下旬のREFARM北海道2周年イベントの
一部、REFARM北海道的TPPディベートをやってもらうつもり。
 
グループごとに交流を深めてもらい、議論を深めてもらうのは、
東京の農家のこせがれネットワークの朝大学からいただいた戦術。
ちょっと状況が違うけど、きっと旨く行くはず。
 
 
でもでも、こうしてイベントの企画・運営ばかりやってると、
「たまには参加して、大いに暴れてみたい」衝動に駆られます。
キャラじゃないんだよな、調整役・進行役なんて…。
この冬、どこかのイベントで暴れたい!!
 
 
それにしても、久松さんのブログに紹介されると、
アクセス数一気に増えるなー。焦る(笑)

2011年12月25日日曜日

関係ないっすよ

だらだら書きます。
 
きちんと評価を言えるように、農家からも買いますよ、とは私。
もらうと「ありがとう」とは言えても、美味しくないとは言いにくい。
でも美味しくないのに「美味しかった」と言うのは、嘘になる。
嘘でも言ってほしいなら別だが、本人に勘違いされて品質を落とされても困る。
だから、価値あるものは積極的に買うし、自分なりの評価は伝えたい。
しかも、もらっても美味しくない時には美味しいとは言わない。
 
先日、北海道Rootsの勉強会で北農研へ。
信濃先生、ありがとうございました。
今後も交流できればありがたいです。
 
年賀状、好きだ。
でも、仲良い人や仕事上で重要な人に出さないことも多い。
年賀状が好きな人同士での交換かな。
あと、何だが義理があるような気がして。
大切な人にも出したり出さなかったり。
この機会に心をこめる人と、この機会がなくても
心をこめる人がいる。
人間関係は関係ない。出したい人に出すのだ。
気まぐれでいいのだ。
といいつつ、我が家も200枚か…。
 
年末を控えて、散髪をすますふたり。
ムスメはまたカリスマ美容師のマキちゃん
ムスコは、妻が切りました。
何が関係ないかと言うと、クリスマスです。
もちろん、仏教徒だし、イベント嫌いな天の邪鬼夫婦だし。
これまでは、お酒を飲む口実のひとつでしたし(^^;
 
 しかし、子供がいると、イベントだけは盛り上がっちゃいますね。


この後、クリスマスプレゼントをサンタさんからもらいました。
 
我が家は寝ている間ではないのです。
私の幼少期、サンタは見えませんでした。
夜20時頃になると、祖父が「何か物音がしたぞ」と言います。
そして玄関に行ってみると、何とプレゼントが置いてあるのです。
 
しかし最近は、近所のおじいさんがサンタに仮装して
子供のいる家を回っているのです(完全にボランティア)。
そのサンタさんに、プレゼントを前もって渡しておきました。
 
もちろん、子供たちは大喜び!
サンタさんに驚きつつも、信じてくれてる様子。
良かった良かった。
ちなみに、私は小学校3年生までサンタの存在を信じていました。
私が純粋な理由がわかっていただけたと思います。

2011年12月21日水曜日

冬も素敵な場所

それは、アルテピアッツァ美唄です。

氷点下7度の中、散歩しました。

耳に気持ち良い。

こんな中をひとりで歩く、贅沢な時間でした。

ひとりじめしたい、と思う私の心は、やはり卑しい。
でもでも、本当に気持ちの良い空間なんです。
みなさんも是非!




2011年12月20日火曜日

プリキュアに浮気

プリキュアなりきりスタジオへ行ってきました。
ゴーカイジャーをこよなく愛するムスメ。
でも、ゴーカイジャーには「会いたい」で、「なりたい」ではない。
プリキュアにはなりたいらしい。
なりきって、30分ほど、遊んだようです。
流石、私のムスメ、飽きるのが早い。
大満足だったようで、来た甲斐がありました。
ムスコはアンパンマンに誤魔化されてました。
うーむ、バイキンマンを乗りこなすとは。
完全に親バカ、いや、バカ親だな。


最後で申し訳ございません。
久松農園さんのお野菜が届きました。
こちらは、カブ。甘くて味が濃いんです。
土臭さがなく、カブの葉の苦みも気持ちいい!
去年はカリフラワーの旨さに驚かされましたが、
今年はカブです。
他にも沢山野菜が詰まってまして、これから楽しみ。
冬の美味しい野菜は、本当に嬉しいです。
これからもよろしくお願いします(笑)


12/26のイベント、本日北海道新聞に掲載されました。
明日は、STVラジオのリクエストプラザ(9-10時)で紹介していただけます。
小森さん、室田さん、ありがとうございます!!
締め切り間近ですよー

2011年12月19日月曜日

札幌へちょこちょこ

出かけています。
勉強会、飲み会などなど。
こちら、17日の北海道農業者サロン。
タイの農業やコメの文化について講演する一幕。

相変わらず、熱く、クドイ集まりでした。
この裏で、はるきちオーガニックファームの小林さん
結婚式2次会が行われていました!
こちらの担当なので行けませんでしたが、
農業に限らない幅広い人材が集まっていたようで、
盛り上がったんでしょうねー。
3次会にちょこっと参加したんですが、本人には会えず、
酔っ払った柄の悪い某団体の輩と盛り上がってしまいました。

結婚も、離婚も、人を成長させるんだな。


16日は札幌へ26日のTPP勉強会のための準備に。
あまりに家にいなかったので、18日はムスメと外遊びで
ご機嫌取りをしちゃいました。
ようやく積雪量が増えたので、ふかふかの雪で
はしゃぎましたよ、私が。


22日も勉強会で札幌へ。
明日も家族で札幌へ行くかも、です。
地元に金落とせよ、と声が聞こえてきます…。

でも、実は地元に金を落とすことって、難しいですよ。
無駄な金は払いたくない、節約したい、と思うと、
自然と外へ外へ出ていく。
田舎を住みにくくしているのかもしれませんが、
これについての考えは、まだ書くに至りません。

2011年12月13日火曜日

娯楽

ようやく、好きな読書する時間と心の余裕ができてきました。
忙しい時には、テレビも読書もなし。
余裕がでてくるとドキュメンタリーなどを観はじめ、
もっと余裕がでると読書へ。
村上春樹は、長編読み終えたので短編へ。
回転木馬のデッドヒートは、年が近い話なので、
非常に面白く、今後の人生において、待つこと、
聞くこと、面白がること、などを意識させてくれます。

エネルギー進化論のような簡易実用書というような本、
最近は沢山出過ぎてて、全体的に質が低下している気がする。
下手したら、大学の講義で話した1時間半の内容なんじゃないか、と。
まあ、いいんだけどさ、こういう本こそ電子書籍でいいのでは?
この本はそれなりに面白かったですよ。
でもラブレターと同じで、一方的に伝えるのって、旨くて当たり前、よね?

こうやって読書のことを書くと、暇なのかと思われがちですが、
趣味に時間をつくるのは当然の話で、本当は仕事よりも
趣味をしっかりやれる人生がいいし、そういう仕事をしたい。


前回書き忘れましたが、山寺(立石寺)にも行きました。
友人はお西ですが、ここは天台宗。
それでも、きちんと天童市の名所なので連れてってくれました。
ここは、心の琴線に触れました。
芭蕉が云々カンヌンは抜きにして、修行の地のわびさびというか…。
夏か秋に行って、ゆっくりと時間をすごしたいです。
でも実際は無理なので、ゆきおくんの結婚式に期待してます。

イベントのお知らせ

じゃんじゃんご参加ください!
REFARM北海道『TPPから考える明日』

タブーに挑戦、的なノリです。
つまらないでしょ、反対か賛成か、なんて。
考えましょう。そして、生きましょう。

旅の振り返り

東北2泊3日の旅、行ってきました。
思ったことなど、備忘録的に書いときます。
 
1日目
 
松橋くん(白いタキシードの男)は昨年のうちやま農園の
研修生ですが、めでたく明子さんと言う伴侶を得ました。
心から、おめでとう。
結婚はふたりで成長できるという、素晴らしい人生の始まり。
僕と同じく25歳での結婚、頑張ってほしい!
 
早稲田の先輩後輩という間柄のため、早稲田色の強い
結婚式で、僕は馴染めずにじっとしてました(笑)
 
大潟村と言う、国策で湖の上に農業地域を造ったところ。
川、道路、暴風林、農地などなど、すべてがゼロからの
街づくりのためか、どこもかしこも直線だらけ!
(良くも悪くも)曲線が少ないという世界は、
ビルだらけの都心部のような違和感を覚えました。
百聞は一見にしかず。こういう地域もあるんだな、と。
 
 
2日目は仙台に向かいました。
前日の結婚式で紹介してもらった友廣くんが石巻や
牡鹿半島などで復興支援事業を行っており、
石巻に帰るということで、同乗させてもらいましたw
 
不謹慎と言われる方もいると思いますが、
東北に来たからには被災地に足を運びたいと思ってました。
全部は見れませんが、写真や映像ではなく、
現場にこそ真実があるのだと信じているわけです。
 
写真なんて撮れません。今考えると、
伝えることが仕事ではないし、その場で感じ取るのに
カメラは不要だと、思ったのではなかと。
 
石巻周辺と仙台周辺のみですが、
まだ心の整理がつきません。
生活があったが、自然にさらわれ、人に片付けられてます。
復興が進んでいくにつれてパチンコ屋が建ち始め、
そこのは連日満員になるほどの人が入っている。
未だに今日明日のことが大事なので、世論とは考えが異なる。
原発問題に声をあげることの重大さは想像以上。
周辺地域との連携や協力などは、田舎ならでは…。
あちこちでソフト面の悪い方の変化が後を絶たない
(離婚・別居・育児・広義の精神面などの話を聞いた)。
避難・移住できる人は、ほとんどが生活に余裕がある人で、
本当に困っているけど、被災地にとどまらないといけない人は
沢山沢山いる、などなど。
 
あ、できる。と思ったことは、やるべきなんだな、と。
 

で、これは仙台駅から徒歩3分ほどのところにある朝市。
素晴らしいことに、ここは地元の人が利用するんです。
札幌のように観客相手の市場ではないので、
適正価格で新鮮なものが並んでいます。
市民のための街づくりをしているのかな、と関心。
 
 
仙台では積水ハウスのころの先輩3名に会うことができました。
ひとりはブログを見て、「声かけないなんて水臭い」と福島から。
お二人は仙台の仕事場から、無理やり仕事を切り上げて。
復興・住民の生活のために、陰で死に物狂いで働く人たち。
相変わらず、本当に尊敬できる方々ですが、
今回ばかりは、本人たちのことが心配になるくらいの
衰弱ぶりで、会社に怒りを覚えるくらいです。
社会貢献の名目も良いが、社会の中に社員も入れてくれ、だ。
 
 
3日目
 
保育所から高校まで一緒だった、ゆきおくんがいる山形へ。

ハナミズキの木を始めて見ました。
 
彼は地元のお寺の次男坊で、山形県天童市の
善行寺で僧侶をしています。
 
私が美唄に戻ったのと同時に、山形へ来てしまったので、
会うのは4年ぶり。もちろん、変わらないなあ、と。
善行寺はかれこれ500年くらいつづいている、お西。
ここに移ってからは250年くらいらしい。
いい坊さんになってくれることを祈るばかり。
 
それと、山形県は少し好きになった。
流行りのものではなく、素材や原料・知恵など地元のものを
よく活かしているなー、という印象。
オリジナリティの高い食品や土産物など、お金を使いたくなる。
「どこにでもあるしょ」ではなく、ここでしか買えないのだ。
 
 
会いたい友人に会えなかったり、思いがけない人に出会えたり、
旅すると「縁」を感じて感謝することが多いですね。
 
私が家を空けていた3日間、ムスコがRSウィルスで40度の熱をだし、
50cmを超える雪が1日で降るなど、大変なようでした。
家にも感謝感謝です。

2011年12月9日金曜日

ウィルスとか組織とか

ムスメがRSウィルスに感染。
肺炎にもつながる病気のようで、最近では
ワクチンも開発されているとか。
でも、ワクチンて、ちょっと怖い気がする。
予防のために仕方ないとはいうが、
原因がわかれば、予防できるんじゃないか、と。
情報もなく、判断できないしなー。
幼少期に打つワクチンの数、半端じゃないすよ。
 
畑に薬を撒くことで、何かが失われていくように、
人の体にもワクチンを入れることで、何かが
失われているような気がすのは、気のせいでしょうか。
気にし過ぎかな、バカ親だからな(笑)
 
2日間、家にこもりっぱなしのうちに、
キレイな景色が見えました。
 
上は夕方、下は今朝(氷点下12度)の写真。
 




12月10日、昨年の研修生の松橋くんの結婚式があります。
初めて、秋田に行ってきます。
そのついでに、保育所からの友達に会いに山形に行き、
サラリーマン時代にお世話になった先輩に会いに、
仙台に行ってくる、2泊3日の旅をしてきます。
 
 
 
以下、オフレコの話なので、口外無用ですよ!
 
ついでに書きますが、JA美唄青年部の役員になりそうな雰囲気。
なるとしても、一番下っ端ですが、殆ど参加していない私がなる
ということは、よっぽど人材が育ってないのではないかと思う。
まだ決定でないので、なってもならなくても、決まったら報告します。
 
組織として最も大切なことのひとつは、人材育成だ。
育てる人材の中でも、放っておいても育つ人材もいるが、
目を掛けないと育たない人が沢山いるのが実情だろう。
自分で成長できない人を助けるのは、会社組織では
時間や経費の都合、自己責任のという便利な言葉のもとで
難しいかもしれないが、
協同組合や同士の団体では必要なことではないだろうか。
役員が運営しやすいだけの組織づくりや人材適用が
なされているのであれば、話題の企業の二の舞だ。
というか、そういう組織が農業系組織では腐るほどある。
イエスマンや気が知れた人ばかりを集めるというのは、
運営しやすいと思うが、公平で沢山の人の役に立つ組織とは
別の方向に向かっていくと、これまでの経験で感じるわけです。
 
ではどうしましょ、です。
建設的な意見交換こそ、大事だと思います。
議論が下手な人、たくさんいます。私も下手な方だと思う。
感情は除き、論理的に語り、相手の話を理解しようと努めるという、
議論の基本を守り、建前ではなく、本音の議論が必要だと思う。
訓練に時間がかかるかも知れませんが、見えてくるもの、
得られるものは大きいと思います。
 
言うのは簡単だし、書いたことも理想ですけどね。
「みんなのために」という言葉を便利に解釈するのではなく、
本当に意味でみんなのために、10年後のために考えましょう。

2011年12月7日水曜日

貫井園のしいたけ

 

届きました!貫井園の原木しいたけ!

わがままな私が、「一番美味しい時期に送ってください」
とお願いして、本日届きました。
 
素敵なパンフレット中の「ひき肉とエビの肉詰め」を
妻に作ってもらい、いただきました。
旨い。こんなしいたけ、初めてです(^^)
肉厚・ジューシーで、香りがとってもあります。
次はてんぷらにしよー。
 
貫井さんとは出会って3年。ようやく頼めました。
美味しい農家さんからのお取り寄せ、病みつきになります。
次は青森のあの人かな…。

 















 
 
 
ムスコよ、雪が嫌いなのだな(TT)



2011年12月5日月曜日

収穫祭と反省会


今日は、ムスコとふたりで留守番。
外はこんなに吹雪です。

 
11/27に行われたREFARM北海道の収穫祭
楽しかったです。
新たな参加者が半分くらいはいたと思います。
残念なのは新しい農家の参加が少なくなったこと。
イベント内容によって来る人が変わるのも、
われわれの団体の面白さ、かもしれないです。
 
反省会は、12/1の美唄アスパラ組合反省会。
何を反省するかって、今年はうちのアスパラですね。
露地の出荷量が、昨年の半分ですよ。
たぶん、「自分で売ってんだろ」て思われてる。
売るには設備と人がいるのよ、とわかってほしい。
ただ単純に取れなかっただけ、です。
ハウスの反収が組合で1位だったのは嬉しいですが、
全体の収量が半減では、シャレになりません。
この冬は経営改善会議を何度も行わないと…。
というか、ある程度は見えているのですが、
理解・共有することに時間を使った方がいいかな。
論理的に話したいのだが、すぐに感情・感覚的な
話になるんだよなー(愚痴です)。
私が苦手なのは、目的のための議論じゃなくて、
議論に勝つための議論をすること、なのです。
 
営農に限らず、さまざまな場で議論はおこるし、
すべきですが、議論に勝つための議論をすることが
けっこうあると思います。
あー、だめな方向だなー、と思いつつも、
修正できないのが悔しかったり。
 
話逸れましたが、反省は成功のために
必要ですから、これを糧にやってやります。

2011年12月2日金曜日

悩める冬の日

悩むの嫌いです。考える、もしくは怒ってる、としたいところ。
 
ブログも開始から4年が経とうとしていますが、内容について…。
私の書く内容を興味があるからではなく、
変な発言をしないかチェックしていたり、
私の考えを勝手に悪い方に解釈するために読む人がいるのですよ。
 
相手に嫌だと思われようが、発言する場のその組織を
良くしたいから、愛しているからこそ、発言するのです。
そうでなかったら、自分のことだけやりますよ。
自分のやりたいようにやりたいだけだ、と批判も受けますが、
自分のことだけ考えて組織に参加するなんて、無意味だから、
そんなことはできません。
 
誹謗・中傷は良くないです。
誰が悪いか、なんてくだらないことで、
現状の良くないところをどう良くするか、に尽きます。
 
人に迷惑かかるようなことを言うな、と言いますが、
組織の嫌なこと・図星を言われることって、迷惑なことなんでしょうか。
そりゃあね、人の気も知らないで、とか、イラっとくることはあると思いますよ。
私はストレートにしか言わないから。
年下の話だから聞きたくないのか、経験が浅いから聞きたくないのか、
個人的に嫌いだから聞きたくないのか、言ってることが間違ってるのか。
 
上の二つの理由なら、バカらしくて話にならない。
正しいと思うことに年とか経験とか関係ないでしょ。
じゃあ、みなさんは高齢者の言うことを全部聞くんですか?と。
 
個人的に嫌い、ということであれば、1対1ならわかります。
でも、団体のことを、団体が良くなることを話すのに、
個人的な好き嫌いは持ち込むべきではないのではないでしょうか?
その人は、団体に個人の思惑を持ち込む、組合精神に反した人だ。
 
間違ってるなら、指摘してくださいよ。
指摘できないというのは、指摘することで相手に嫌な印象を与えたくない、
ということとか、可哀想だから、などというなら、気になさらずに。
私はご指摘大好きです。Mではないけど。
 
私の発言には、極端なことも間違っていることも多いと思う。
それを指摘してくれるという信頼が、言う相手にはあるから、
私は誤解を恐れずに発言しているつもりです。
4年経って、信頼されている実感はありませんが、
それを期待してもいません。
でも、発言の裏には、信頼があることだけは知っといてほしい。
 
 
でね、このブログもやめようかどうか、と悩んだのです。
でも、結論は出てるんです。
続けます。
それも、自分の考えをズバズバ書く、昨年までのやり方で。
誰のためのブログか、という意味では、自分のためだけじゃなく、
うちやま農園もしくはうちやま農園の人に興味を持ってくれた人のためのブログです。
ここで考えや気持ちを誤魔化すことは、真実を伝えないことになる。
書くことは、真実です。
オブラートに包めなくて、申し訳ありません。
 
 
最後には可愛いムスコとただ白い風景を添えときます。
晴れた日に、悶々としたので書いてみました。
写真でごまかしてるわけではない(笑)

 








2011年11月28日月曜日

萩原さん来た。嬉しい。

http://www2.pipaoi.jp/ict/i/detail/123
萩原義弘さん、農家民泊に来ていただきました。
といっても、写真家さんの写真を撮り忘れた大バカ者です。
 
芸術的なセンスが皆無に近い私は、
アーティスト、クリエイターなどをとても尊敬しています。
貴重なお話をたくさん聞かせてくれました。
 
凄いことやっている人って、
自分が凄いってことは話さないですよね。
当たり前にやってるから、なんでしょうね。
自分のことたらたら話す人って、苦手です。
話してくれなくても、会話してたらわかりますし。
 
 
11/27には、REFARM北海道の収穫祭が開催されました。
私は世話人代表でありながら、内容にはノータッチ。
全権を実行委員にお任せです。
イベントは、自由に企画できる方が面白いですよね。
で、内容については、REFARM北海道のブログが
更新されたら、リンクを貼ろうと思ってます。
 
今回のイベントは、新しく参加される方が半分くらい
いたような印象を受けました。
今までになく、農家が少なくて、一般の方が多い。
で、一番来てほしいkosegareが少なかった…。
新たな出会いが新たな気づきを与えてくれたことは、
言うまでもありません。
誰もが主役で、プレーヤーである、という集まりなので、
受動的な参加者がいないことは誇っていいかな。

2011年11月25日金曜日

あったこと、ブツブツ…

今年のアスパラガスの根中糖度、黄化状況とは異なり、低かったな…。
いつもより5日早く計ったが、差し引いても低い。
ま、今さら気にすることもないけど。
写真はありません。
外は撮っても真っ白だから(笑)
 
8年ほど使っていたプリンターを買い換えました。
これまではcanonを使っていましたが、EPSONに変更。
理由は、リーマンブラザーズ破綻直後、当時の経団連会長の
canon御手洗氏が、真っ先に工場の人員整理リストラを進めたから、です。
経団連の会長が?真っ先に?人員整理?その立場で?
という怒りは4年経っても消えません。
 
今日は母の誕生日です。
義祖母の誕生日でもある。
うちやま農園をささえてきた母に感謝感謝。
腰が悪くて、もうあのアスパラ捌きは見れないですが。
帯広の義祖母も働く旦那さんを支えた女性。
女性に支えれらますよ、男性は。
いろんな意味で。

2011年11月20日日曜日

イベントたくさん

これは、11/18開催の、北海道主催の商談会。
まずは不満爆発。
大手の旅行会社ってのは、なんで偉そうなのかね??
商談会を北海道に開催してもらって、
事業者からアプローチしてもらう、というのを、
タダでやってもらってるのに、
なぜ感謝の気持ちがないんだ?
いいとこどりなんて、許せない。
立場は対等であるべきだと思う。
もちろん、すべての旅行業者さんではなく、ごく一部ですよ。
 
この後は、いつも通り、楽しくて写真撮り忘れた、です。
 
新・農業人フェアでは、農家のこせがれネットワーク北海道として
出展させていただき、新たの出会いが沢山ありました。
 
農家のこせがれネットワークの活動で仲良くなった大塚慎太郎くん
の結婚披露宴にも出席。
おめでたいのは、嬉しくなりますよね。
夫婦ともに6人の子供を産もうとしていることにも嬉しさが。
 
プライベートでは、5年ぶりに映画館で映画を観れたこと、
お酒を4杯飲めたことで、とても充実しました。
仕事も残ってますが、ひとり忘年会した気分です。

2011年11月16日水曜日

悔しい思い


昨日の朝の雪景色です。
今朝にはもう30cmです。
 
ある発表会にて、負けたことが悔しい。
私はご存じのとおり(笑)、素行が悪い。
サラリーマンの時からそうだ。
でも、良い結果は出してきた。
文句を言われないように、必死で結果にこだわった。
 
でも、昨日はダメだった。
あー、悔し。
やり残したことはあるけど、
こんなもんで大丈夫だろう、とタカをくくってたんだな。
悔しいし、協力してくれた人がたくさんいたから、
申し訳ない気持ちも。
でもでも、悔しい。
あー、悔し!

2011年11月15日火曜日

ゴーカイジャーに学ぶ

いまムスメがハマっているのが、海賊戦隊ゴーカイジャーです。
プリキュアではなく、ゴーカイジャー。
このためなら、嫌なこともするし、嫌いなものも食べます。
 
で、噂に聞く通り、親もハマってます…。
テレビをあまり観ないので、観るテレビはけっこう真剣。
 
悪役の詰めの甘さは昔から変わってないなーと思いつつも、
悪役に限らず、詰めが甘いとチャンスをものにできない。
正義の味方は死なないからいいよな、と思いつつ、
大人になってからは柔らかくなりすぎた信念というものを
正義の味方は持ってて、負けない、はただの結果だな、
と思うと、日々の反省になったり。
 
そして、映画まで!しかもギャバンと対決?!
もう、行くしかない…。
 
 
そして、大事なお知らせです。
農家のこせがれネットワークの収穫祭、11/27に開催します。
実行委員の方々、本当に大変な企画だと思います。
もう満席に近いようですが、興味ある方、是非ご参加ください。

2011年11月9日水曜日

長野研修旅行の報告

わーすれてましたー、長野研修に10/25-27、
2泊3日で行ってきました。
 

行きたかった野沢温泉の「いけしょう」という民宿と、
温泉組合により運営される外湯のひとつ。
 
野沢温泉で興味深いのが、13の外湯、全てが部落で運営されているということ。
温泉にはそれぞれ権利があり、新たに掘ることは禁止されている。
限定された環境の中で観光客の誘致のためにと、街の人が利用する温泉を、
宿泊客に利用してもらおうという計らいだ。
ところが、宿泊客のマナーが悪いために、街の利用者は困り顔。
万引きまで発生するということで、深夜は施錠もされている。
また、維持費を少ない戸数で負担するため、金銭的な負担も大きい、とのこと。
ちなみに、入浴料は、タダ。
温泉に入ると、地元の人がいろいろ聞かせてくれる。
私も、「かけ湯して入れ」と怒られた。
3軒の風呂をはしごしていたので、いいでしょ、と言ったら、
無言で怒り続け、マナーの話をしてくれた。
結局仲良くなったんだけど、よそ者への厳しさは結構好き。
 
 
 


で、アスパラの話です。
長野では、深刻な茎枯病を主に勉強させてもらいました。
北海道でも露地畑では深刻になりつつあるので、
早めに情報を収集できてよかったです。
わかったことはいくつかありますが、内密情報もあるので、
一部書きます。
基本的に、茎枯れにかかったら、治りません。
罹らないように防除もしくは雨よけ(写真)もしくは
泥ハネ防止をするのが第一。
かかったら、罹病茎を持ち出して焼却、
菌糸状態はまだよいが、柄子状態になったら
繁殖するので、そうなる前に除去することを優先する
ことが大事。
罹病については、立茎初期が有力で、しかも株元への
降雨が影響大と思われる。
大きくなってからの豪雨では、罹病少ないが、
繁茂する前の大雨で罹病するケースが多発。
ゆえに、初期防除と可能な限りの雨よけが大事だな、と。
 
収量増大技術については、深くは学べなかったが、
病気への取り組みはとても勉強になった。
でもね、農家のやる気がないのは、北海道と同じかも。
 
この研修のお陰で、茎枯病対策が明確になりました。
成功事例、失敗事例など、うちでやった結果は、
随時ブログに載せていきます。

ようやく、ガッツリと降りました。

8時でも氷ったままです。
こういう朝、好きです。つい、ダラダラと仕事したり、ブラブラ歩きたくなります。

2011年11月6日日曜日

黄化状況

11/4の状況です。
 
 
メインの露地畑ですが、左側が茎枯病で少し褐色に枯死してます。
草勢は中程度で、右側は上手く転流が進んでいます。
あと10日くらいは雪が降らないので、しっかり転流&黄化してくれると思います。
ということは、来春は天候さえ悪くなければ、例年並みに収穫できる、
ということを期待してしまいます。
 
 
今年の反省をふまえ、アスパラへの手間を掛ける時間を増やすことと、
大豆や麦の手間を減らすことを進めようと画策中。
アスパラは広い畑全てを見て回ることで、収量増と、病気減少を狙い、
さらには太い茎を増やすことで収益性も向上させたいと目論んでます。
失敗したときのための改善策は、未公表ですが他にも2つほど用意しています。
失敗しても、赤字になっても、
アスパラしかできないし、アスパラが好きだし、
アスパラをもっともっと理解して、
もっともっと良くしていくことを考え続けていくつもりです。
他の作物への転換はいつでもできますが、
アスパラ作りを36年続けることは、他の人にはできないことなので。
 
 
現在は約2万本の杭もほぼ抜き終わり、
除草作業、機械整備などをして雪を待ってます。
読書や勉強会、子供と遊ぶことに時間をシフトさせ、
体を休め、心と頭をリフレッシュさせるつもりです。
 
 
ちなみに、TPPへの意見記述は、もう少し先にします。
正直なところ、しがらみがあるので、記載しにくいのです。
でもね、「反対しない=賛成」ではないのですよ、みなさん。
 
 
これから沢山人に会うのが楽しみー(^^)

2011年10月31日月曜日

最後の転流促進

晴天が1週間続く予報なので、最後の転流促進剤(亜リン酸)を散布。
もっとキレイに黄色くなあれ。

杭抜きも始めました。雪が遅いので、ゆっくりと冬支度。ああ、動物園も行きたいなあ…

2011年10月24日月曜日

まだまだ秋だ

朝は5~10度、日中も15度前後が続いています。
アスパラの養分転流にはいい天気。
紅葉と同じくらいの速度で、アスパラの黄化が進んでます。
春の作業を減らすために除草作業をしつつ、
隙を見てアスパラが緑色の畑に転流剤をかけています。

転流促進剤に亜リン酸もしっかりかけているので、
来年の収量は期待できるかなー。

昨年は10月28日くらいに雪が降った気がする。
その前も気温が高かったので、転流が鈍かったなー。
今年は11月10日くらいだろうか。
雨が多いのは気になるが、秋が長いのはアスパラには好条件。

先日、長沼のアスパラ農家Oさんに赤木氏とうちの父と、
勉強に伺わせてもらいました。
行く前にはうちにきていただいたのですが、
共通の悩みや、Oさんの考え方など、
気づけば8時間も一緒に過ごしてしまいました。

アスパラを真剣にやっている人との時間は、
本当に勉強になるし、楽しい。
お言葉に甘え、12月にはアスパラサミットを開催予定。


さて、明日からは、美唄アスパラ生産組合の研修旅行で、
長野県に2泊3日で行ってきます。
どんなことが少しでも良いアスパラを作れるよう、
たっくさん勉強し、たくさん遊んできます!!
 
 
ついでに、最近のTPP関連の動きについて。
なんだかバカらしいやりとり。
政治については、考えるよりも、諦めが先にきます。
「国は国民よりも、国自体の存続が目的なんだ。」
とはある小説での一説。おっしゃる通り。

2011年10月21日金曜日

気になることぶつぶつ…

農家民泊をやってるうちやま農園。
修学旅行にきた高校生が面白い子たちだったので、
少しつっこんで話しました。
 
男子が、「勉強が好きで好きでたまりません」と自己紹介したので、
「勉強と女の子の次に好きなものは?」と聞いたところ、
「ない」と。素晴らしい高校生だな、と。
最近の子供は、無邪気さにかけるというか、
質問に対する回答用の回答をする子が多い傾向があるかな、
と感じていましたが、この子は違いました。
素直そのもの。
 
 
素直であること自体は大切だが、無知すぎる素直は、
生きていく上ではあまり宜しいとは言えないと思う。
 
職業に貴賎なし、とは言いますが、
働いている本人の家族や友人に迷惑をかけて
放っておく会社、けっこうありますよね。
自己責任とするのはいいんだけど、
その目的が金儲けのため(もちろん表面的には言わない)で、
だめなら使い捨て、というスタンスだとしたら、許せない。
怒りを感じている今日この頃。
 
 
最近の仕事は単調なので、考え事が多く、その一部です。
言おうと思ってたんだよね、という人、いますよね。
これ、俺に言ったら、顔で笑って心で怒ってますから。
本人にとっては言おうと思ってたかもしれないけど、
相手にとって伝わることは、これまで言わなかった、
という事実のみ。
 
そう、言わなかった、という事実は変えられません。
電話も同じ、謝罪も同じ。
かけようと思ってた、とか、謝ろうと思ってた、とか。
大事なことは、すぐに本人に言いましょう。
言わないなら、他人にも言わない。
どんなに信頼できる人でも、人というフィルターを通せば、
話は変わります。どうかわかってください。

2011年10月18日火曜日

3歳になりました

ムスメが3歳になりましたので、少し早いですが、
七五三のお参りと、撮影をしてきました。
こんな素敵な写真は、フォトスタジオアフロさんで。

 
ついでに、1歳のムスコも一緒に(^^)

仲良し兄弟であることを祈りつつ…。
もちろん、普段はもっとやんちゃ坊主たちです。
 
 
さて、もうすぐ冬です。
アスパラの茎枯れ被害に悩まされた今年は、
雪が積もるまでは畑で働きます。
ですが、まずは初雪でアスパラが倒れる前の
杭抜き作業があります。
予報と睨めっこしながら、雪の3日前から必死の杭抜き。
この初雪の時期が遅ければ遅いほど、
来年の収量に期待できるのですが、
何せ最近は10月末には降ってるんです…、早すぎ。
理想は、11月15日以降(^^)
まあ、旨く行かないのはわかってますけどね。

2011年10月10日月曜日

今年の謝肉祭


10月9日日曜日、12:00~、開催しました。
快晴に恵まれ、子供を入れて30人くらいにお集まりいただき、
お命、いただきました。
 
本っ当に美味しいお肉でした。
そして、みなさんとの交流も充実していたと思います。
農家、体験農園の方々、親戚、友達などなど。
写真を撮り忘れたのは、交流に夢中になった私のバカ。
 
主想につきましては、最後に挨拶文を載せておきます。
 
 
-----
 
 
で、謝肉祭のこぼれ話なんですが、実はこの日が大豆収穫の適期。
前日までの好天と、翌日(今日)の雨予報だったので。
焦ったうちやま農園では、11時~大収穫を開始。
途中、13時~16時までは謝肉祭で中断し、再び大豆畑へ。
 
終わったのは26時!
実りが乏しかったので、12時間で刈り終ってしまいました。
コンバインに乗り続けた60歳の父の体力と集中力・精神力には
尊敬の念以外ありません。
まあ、今日はぐったりしましたけどね(笑)
 
 
ついに、読書の秋に突入!
昨年よりも仕事仕事の毎日でしたが、ようやく余裕が出てきました。
とりあえず、日経ビジネス、pen、uomo、故郷/阿Q正伝、
現代農業あたりから読みあさっていきます。
 
 
-----
 
 
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。

豚の謝肉祭なので、沢山の方々に食べていただきたいと思ってました。本来なら、アスパラで収穫祭を行いたいと思ってますが、何せ収穫期間中には余裕がありません。

昨年につづいて飼いましたが、豚を飼い、いただく目的は、食育です。いのちを育み、その命をいただくということはどういうことなのかを体験するのが目的でした。

昨年は1頭、今年は2頭に増やしましたが、肉の量が不足したわけではなく、飼いやすいからです。豚は集団生活する動物です。複数頭いることで安心し、脱走しなくなると言われています。少し豚の紹介をします。昨年につづき、愚かながら名前をつけました。トトちゃんとトトトちゃんです。330日産まれの雌。5/30に我が家に来て、10/5に屠殺しました。餌はアスパラのほか、給食センターの残飯をもらい、夏休み時期には五十嵐農産のトマトをもらって、給食が足りない時には母が大豆や麦を炊いたりして、与えていました。当初は5kgほどでしたが、最後には15kgを1頭で食べるに至ります。沢山の方々に餌をもらい、子供たちに声をかけてもらい、ムスメに至っては「美味しくなってねー」という愛され方をしました。脱走はしませんでいたが、屠殺日を決めた日、私がいないとき、結婚10周年で札幌にランチに行っているまさにそのとき、脱走し、父が対応しました。なお、購入金額や加工など詳しいことについては、直接聞いてください。

昨年と変わったことは頭数以外に、私の感情的なものがあります。2頭をつれていき、屠殺に出すとき、少し心苦しくなったのです。

昔はみんな豚を飼ってた、屠殺のとき叩くので豚の悲鳴が嫌だった、肉を確保するためにあたりまえだった。一方で、残酷なことするなあ、豚が可愛そう、よく屠殺できるね、とも言われました。豊かになりすぎた時代に、いただきます、の意味を理解するには、僕は家畜を飼う経験をすべきだと思ったし、子供にもさせるべきだと思ってます。やらなくても肉は売ってますし、食べれます。それは野菜やコメも同じです。スーパーにいけば、お金さえ出せば、食べ物・いのちは手に入りますが、モノを大事にすることや本当の価値を知るには、なぜできたかといった起源や、なぜ必要になったかという理由・経緯が大事なのではないでしょうか。

北の国からの再放送が月曜10時~BSでやってます。罠をかけてキツネをとってチョッキを作りたい正吉のじいさんと、そのキツネが可愛いと餌付けするホタル。キツネが罠にかかって憤慨する純と蛍に対し、学校先生が「昔からそういう暮らしをしてきた人を理解してほしい」と言ったセリフが忘れられません。自分はどこまで理解できたのか。

豚は我が家にいましたが、餌はもらったものです。みなさんに育ててもらったと思ってます。豊かになった時代に、いのちをいただくという現実というか、私たちの暮らしというか社会というか、取りまく環境などについて、おこがましいですが、少しでも考えるきっかけになれば幸いです

2011年10月6日木曜日

再びお誘い

10月9日日曜日の謝肉祭、まだまだ受付中です。
12時~15時くらいまでやってます。
お気軽においでください(^^)
会費は無料で、飲み物と食材を何か一品お持ちください。
いのちのこと、少しだけ考えましょう。
 
北の国からの再放送、子役の演技力にも驚くが、純粋に勉強させられる。
#12では、小学校の先生にも勉強させてもらったなー
 
薫炭づくり、少し工夫して、籾酢もとろうと模索中。
なかなか上手くいきませぬ・・・。





2011年10月5日水曜日

2011年10月3日月曜日

冬支度?


今日は、7時くらいに初雪が降りました。
霙もようから、チラッと雪が舞いました。
で、外遊びはこの格好。
 
大阪からきてくれた修学旅行生もびっくりしたことでしょう。
ムスメは、2日間、遊んでもらって大満足。
保育園をサボらせてしまったのは悪い教育だった。

部活やってる女子たち。
いっぱい食べて、いっぱい笑ってくれました。
また来てくださいねー!!
 
 
そして、5日にドナドナされることになった2匹。
ドナドナは捕虜や奴隷の隠喩とされているので、
ドナドナという表現を使ってよいかはわからない。
屠殺場へ連れて行きます、はリアルすぎるか。
屠殺が決まった日、脱走しました。
私たち夫婦が札幌でランチした日。
父は大変な苦労をしたそうな(笑)
やっぱりわかるのかな…。
最近の寒さで、たっぷりと脂を蓄えてくれてるはず…。

















本日、仕事もできない天気なので、美唄のアスパラ農家を回ってきました。
我が家と周辺しかしらなかったので、色々と勉強になりました。
まだまだ成長の余地がありまくりですよ、美唄のアスパラガス。

魂の里芋

上原農園さんの里芋が届きました(^^) 
 
香りがいいです。
味の濃さは春堀りにはかないませんが、
掘りたては、香りと粘りを楽しむんだろうなー、
と勝手に思ってます。
 
ウマイ!!

2011年10月2日日曜日

錫婚式

本日、わが夫婦は結婚10年になりました。
子供が小さいのであまりそうは思われませんが、
夫婦生活は長~いのです。
 
10年目であれば、でっかい海外旅行とかを想像してましたが、
いざ10年になると、子供や農作業の関係で、
二人でランチに行くに留まりました(笑)
 
行先は、コートドール(札幌)です。
奇抜なフレンチよりも、私の舌にはシックリきました。
 
スイートテンダイヤ??
いやいや、褒めるべき・労うべきは、お互いなのです。
でも、ちょっとプレゼント買いました。
妻がセンスの良いものを身につけていたら、
プレゼントだな、と思ってください(笑)
 
よく続いたもんだ、とは思いません。
死ぬまで一緒と誓ったのですから。
日々の感謝を忘れがちですが、続いて然り、です。
今の自分があるのは、妻のお陰と思ってます。
ありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします。

謝肉祭のお知らせ

10月9日日曜日、12:00~。
謝肉祭を行います。
 
参加は自由で、参加費は無料。
お肉と炭はありますので、飲み物のほか、
野菜やおにぎりなど、ご持参ください。
 
農家さんは、野菜の持ち込みをお願いします(^^)
 
12:00に開始して、15:00くらいまでやってます。
遠くの方も近くの方も、遠慮なくお立ち寄りください。
 
 
豚のトトちゃんとトトトちゃん、ありがとうございました。
来てくれた子供たちには、勉強になったと思います。

お命、無駄にしません。