2008年5月31日土曜日

名古屋いいとこ!


アスパラ、完売の毎日が続いております(^^)

 初めて東海地方にきた私は、友人や恩人との交流とともに
お店にも毎日行きました。
美味しかったのは犬山にあるフレンチ創作料理の「なり多」さん、
ここの味は最高!
北海道のフレンチでも数箇所美味しくて美味しくて、というとこはありますが、
素材の味を生かした調理のほか、建物の清潔感と歴史・情緒にも感動できます。
うちのアスパラがこんな素晴らしい店で使われていることにも感動しました!

 インパクトでは、世界の山ちゃん(笑)
手羽先の辛しょっぱさにはお酒がすすんじゃいます。
前の会社の友人と、素敵な女性とを肴に、楽しい夜をすごしましたが、
彼・彼女の性格が名古屋を物語っているのかな、と思いました。
 関係ないですが、以前確か「ゴルゴ13」やほかの漫画で、その土地を
知るには、その土地の人と関わるのが一番、とありましたが、納得です。

 最後になってしまいますが、高島屋さんのバックアップなしでは、うちやま農園
の名古屋での活動はありえません。店の売り上げ以外にも、食育や地産地消を
つたえようと仕事をするマネージャーさんや、毎年販売補助をしてくださるK沢さん、
売り場の相談にのってくれる社員の方々、隣で猛烈に販売をする大阪の漬物屋さん、
みなさんに感謝です。

 私は今日帰りますが、無事に火曜日までの催事が終わることを祈っております。
ありがとーございまーす!!

2008年5月28日水曜日

ミソカツ


 名古屋での夕食です。 農作物は食事になるのは当たり前なのですが、農家と食べる人との距離は近いとは言い難く、メーカーからユーザーが見えにくい、という構図になっていることが多いです。
 生産者としては、作ったものが誰に利用されて、どういう評価を得ているのか、を把握していることが良い商品作りにつながると思います。 うちやま農園ではその距離を縮めるために、なるべく直接販売をしたいと思っています。生の声を聞くことで、自分たちの課題を発見して、解決に取り組む、という、能動的、積極的な農家になりたい、そんなことを夕食時に考えました。
 いつもクドイ内容ですが、今日はさらにクドくなってしました。だって、みそカツが美味しすぎたから!業種は違いますが、広い意味で、うちも負けてられませんp(^^)q

2008年5月26日月曜日

いざ、名古屋!


 28日から、JR名古屋髙島屋にアスパラ小売します。写真の風景を見てもらって、美味しい空気を想像してもらいつつ、美味しいアスパラを買ってもらいたいな~

 東京での販売は、後半にはリピーターが来てくれて、初めてにしては上々の結果が残せたかと思ってます。毎日、友達とも会えたし、中には5年ぶりの友達もいて、公私共に充実していました。でも僕が販売していると、農家に見られなかったので、名古屋では「つなぎ」を着てがんばるつもりです(^^)



 僕がいない間のうちやま農園では、テレビの取材やイベントが開催され、大収穫期で大繁忙期です。しかし、鉄人のような父と母がいるので、ビクともしないです。



 今回の名古屋では、当農園のお得意様、フレンチ創作料理の「なり多」にも食事に行きたいな~。文化財をそのまま利用している趣のある佇まいと、多彩な創作料理に期待が高まってます。



 なんか、テレビに出てからは体験農園の問い合わせが増加してます。HTBの佐藤麻美アナウンサー、スタッフご一同様、本当にありがとうございました。

2008年5月23日金曜日

売り子です(^^)

 こんにちは、3代目は現在売り子してます!

 場所は東京の東急百貨店吉祥寺店の地下一階、北海道フードショーの一角です。
写真がないのは、撮る暇がないからです、すみません。

 ここではアスパラの量り売りをしてまして、お好みのアスパラを1本からでもお買い求めできるようになってます。
アスパラは、前日採れたものを航空便で発送して、当日並べるため、鮮度満点!試食は『生』で食べてもらってます。

 以前に営業の仕事をしたり、コンビニバイトの経験もありますが、売り子は初体験。お客さんとのコミュニケーションは楽しいものの、ありきたりな『いらっしゃいませ~』などのトークには違和感を感じてます・・・・。
お客さんは、果たして声を掛けられたいのだろうか?
販売する場だけではなく、今後もお付き合いしていくにはどうしたらいいのか?
最大の満足を与えるにはどうすべきか?
などなど、考えながら売ってます。
いつ、どこでも、向上するための思考はやめられません。

 とはいえ、本当に美味しいアスパラなので、自信を持って売ってます!

2008年5月20日火曜日

スキップのまみちゃん

 こんにちは、ご無沙汰しておりました。今回は、取材のご紹介です。
土曜昼12時から、HTB(札幌圏では35ch)で放送されている『スキップ』という番組のワンコーナーの取材を受けました~(^^)
紫アスパラをメインに、ホワイトとグリーンも紹介してもらいました。
アナウンサーは、まみちゃんこと佐藤麻美さんで、父とは以前から面識があるみたい。
とっても気さくな方で、ハキハキと話す様子や、てきぱきと動く様子は、流石だな~と感心させられました。
父も取材には慣れているので、長々と話したようで、午前中いっぱい取材してもらってました。放送は24日です。ちなみに、僕は出てません・・・。
お楽しみに~p(^o^)q


2008年5月14日水曜日

極太ムラサキアスパラ

なんと!一本で140gのムラサキアスパラが取れました。びっくりして撮影。
 
 ところで、天気があまり良くありません・・・(T-T) アスパラが伸びず・・・。

立茎栽培開始

 昨日から、立茎栽培の準備が始まりました。アスパラの茎をただ伸ばすだけではなく、一株当たりの5本を目安にL~Mサイズを伸ばし、それ以外に生えてくるアスパラは収穫する、という方法です。そうすることで、株が大きく丈夫になり、倒伏しないために湿気による病気や害虫も防げ、収穫期間も長期化する、というメリットがあるのです。だから、うちやま農園のアスパラは、夏・秋にも旬があります。太いアスパラが多く取れる秘密も、ここにあります。ただ、ものっっっすごい手間がかかるので、丁寧に行う農家さんは少ないみたいです。培土のときに根っ子をきってしまうので、素人の僕はちょっと怖いですが、これでやっている父は、自信満々です(^^;)
 露地ものがこれからピークを迎えますが、ハウスものは早くも夏の準備です。ちなみに立茎栽培による収穫は、6月25日ころからです。

2008年5月11日日曜日

体験農園です


 毎年恒例となっているアスパラ収穫体験に、名古屋の宮様御一行がいらっしゃいました~(^^) 今年で5年連続なんです!感謝感謝!
 今年は15名でお越しいただき、グリーンアスパラ(朝霜により、トンネル栽培を収穫)、ムラサキアスパラ、そして今年初めてのホワイトアスパラを収穫していただきました。皆さん、広い畑と鮮やかな色のアスパラ畑に喜んでいただいたようで、宝探しをするように、今晩のおかずにする「自分だけのアスパラ」を探して採ってくれてました。うちやま農園でも楽しい時間が過ごせて、有意義な一日でした。
 その中で、新たに気付かされたことがあります。体験を終えてからの精算のとき、たくさんの人に来てもらったのでこちらとしてもサービスしたいと思ったのですが、みなさんが『きちんと利益を取ってもらって、この農園を継続してください!』との声。これには感動して涙が出そうでした。農業は食を「作る」という立場でありますが、それは消費者があってのこと。作ることだけではなく、作り続けることでの社会貢献も必要なんだな、と気付かせていただきました。
 霜にあたってちょっと大変でしたが、否応なしに仕事へのモチベーションを上げてくれる素晴らしい一日でした。宮さん、みなさん、本当にありがとうございます。そして、また来年お待ちしてます(^o^)

霜が・・・


 ついに霜にあたってしましました。朝、全道的に氷点下と冷え込んだ10日に霜が降りました。いわば天然冷凍庫の様な状態に少しの時間なるわけで、そうなるとアスパラの細胞組織が破壊されてしまって、写真のようなシミ(緑色の濃い部分)ができ、味も最悪です。こうなると、畑に生えている霜あたりのアスパラをすべて切ることが大切。霜にあたっても栄養を吸い取ってしますので、このあと出るアスパラへの影響が大。さぁ、仕事が待ってるぞー!
 実は前日夕方、美唄農協が霜にあたる前に少し短い基準で刈り取りをしても受け入れると特例を発表したため、父母と3人で20時過ぎまでかかって一町の土地(100m×100m)で約150kgを収穫しました。でも、残りの四町の土地は2/3以上がダメになったのでした・・・。

 下の写真は、9日に初めて出荷したアスパラ3色ギフト。きれい!!

2008年5月9日金曜日

霜下りず!

  昨日、本日と朝方非常に冷え込んだために、霜が降りたかと心配しましたが・・・大丈夫でした(^^)
霜が降りてしまうと、野菜を冷凍庫に入れた時のように味も素っ気もなくなってしまい、出荷できなくなってしまうのです。今回は問題なかったのですが、明朝と明後日も霜の可能性が高いという気象予報があり、心配で心配で・・・。自然の中ですし、タイヤを燃やしたり、風を送ったりできるような小さな作付面積ではないことから、諦めるしかないのですが・・・無力です。

 話は変わり、現在、定植の真っ最中。栽培ポットの中でぐるぐるに根っ子を巻いたアスパラの苗を、ひとつひとつ手で植えていきます。写真は母です(わかりませんねw)。収穫も手作業、播種も定職も手作業、本当に手間のかかるアスパラくんですが、その生命力の強さは折り紙つき。これから20年、よろしくお願いしますm(_ _)m



2008年5月7日水曜日

フレッシュファクトリーの増田さん!!

 素晴らしい出会いに感謝!先日市場に行った際にたまたま出会った増田さん。この方は八百屋さん(平たい言い方で失礼します)をやりながら、農家・生産者のことを第一に考えた小売活動を続けており、現在の農業体制に対して、農家が本当においしいもの作りに集中できる体制づくり、自ら選択できる消費者の目の育成など、食への考え方や食文化などを根本から改善しようとされていらっしゃいます。これは素晴らしすぎる!!

 農家1年生の私の流通会社・小売店イメージは、弱い農家いじめ、消費者ニーズの間違った捉え方、安くて良いものが第一という方針、などの偏見に満ちたものだったのですが、必ずしもそうではなく、すべての農業関連の方々との共存が必要なんだと感じさせられました。


 さて、わが農園のアスパラですが、露地ものがボチボチ出始めました。しかし!!明日の朝には霜が降りる可能性があるらしい・・・。霜が降りると、顔を出したアスパラがすべて外品になってしまうほどの大打撃!毎年のことだけど、この時期のリスクは高いなぁ・・・。天気の神様がいるなら、お祈りしたいくらい。
 現在、新しい畑約1.2ヘクタール(220メートル×55メートル)にアスパラを定植してます。本格的な収穫は再来年からです。大事に大事に・・・。写真は畝を作っている様子です。

2008年5月2日金曜日

ムラサキアスパラも出荷!!

 いよいよ収穫が本格化してきました~。ハウスものの次は、露地のトンネル栽培が成長してきました。グリーンアスパラは1日100キロ弱、ムラサキは残念ながらまだ2キロぐらいなんです。ちなみに写真の『32』という札は、農協でのうちやま農園の収穫者番号です。お味は・・・やっぱり甘い!なんといっても色味が最高!!


下の写真は、今年から取り組むソラマメとパプリカ。取り組むといっても1年目の今年は試作です。土地が泥炭地であるために、アスパラには適地と言われているものの、パプリカには向かないようです・・・。でも好きだから作ってみます!農薬まみれで有名なパプリカが無農薬でできたらおいしいだろうな~。ソラマメは、まだ芽を出しかけている段階で、これも好きだから作っちゃおう!ていうノリです。豆類は泥炭地でも向いているようなので、来年の量産と高品質を考えつつ育てます。体験農園に来られた方に、アスパラ以外でも楽しんでもらえたらいいな(^^)