2015年3月26日木曜日

うちやま農園 スタッフ募集のお知らせ

うちやま農園では、一緒に働いてくれるスタッフを募集しています。

募集広告は募集広告で下記にありますが、
アルバイト以外でも募集しています。
とにかく、問い合わせてみてください!


【研修生】
実家の農家にUターン就農する前の方、大募集です。
閉鎖的な農村社会に入る前に、
実家以外の農業を学んで、
経営体としての稼げる農業を学びたい方、
生産・営業・経営分析・理論など、
アスパラを中心とした農業を全て公開してます。


【短期】
一ヶ月だけ農業をしたい、
旅行代金を稼ぎたい、
色々振り返りたい、など、
集中的に働きたい方、住まいも含めて相談に乗ります。


【その他】
アスパラが好きな方、体を動かしたい方、
農作業がストレス発散だけじゃなく、
脳内の整理やクリエイティブ思考に効果的とご存知の方、
是非是非お越しください!



2015年3月23日月曜日

培土論争

アスパラの栽培において、畝に土を盛るのか盛らないのか。
その良し悪しや方法まで、是非について論じることがあります。

畝に培土してある見やすい写真はこちら。
地平面からは10-15cm畝が高くなり、通路の土を盛るため、
高低差は20-30cm、時には40cmつけることもあります。
培土をなぜするか。
・土を混ぜるため
 アスパラは永年草なので土は表面しかいじれません。
 培土と廃土を繰り返すことで畝に土と混和した肥料を与えます。
・除草効果
 春の収穫開始から1ヶ月。草もいい加減伸びてきます。
 それを培土で覆うことで草を抑えてしまいます。
 春も、土を崩す(排土)ことで草を排除できます。
・夏アスパラ収穫の負担軽減
 夏はアスパラの生育した草の下にもぐって収穫します。
 腰を曲げっぱなしなので、畝が高いほうが体への負担が少ない。
・培土と排土を繰り返すことで株を水平に成長
 アスパラの株は地表面から15-20cmのあたりを水平方向に成長します。
 深いと上に上がってくるし、浅いと下にもぐっていきます。
 ホワイトアスパラを作っていると株が浮いてくるんだよな、とは良く聞きます。
・倒伏防止
 倍土することで株元に土が多くなるので、倒伏をある程度防げます。
 倒伏しないということは病気が減ることにもつながります。
・その他の期待効果
 土の中にいるほどアスパラは太くなりますので、
 細くなりがちな夏アスパラの太さを保つことも期待しています。
 

うちやま農園では上記の理由や作業体系から培土排土しますが、
アスパラの単位面積あたりの最高収量を誇る佐賀では、
土を動かさないことを基本としています。

培土排土しないことでのメリットもたくさんあります。
・病気リスク低減
 病気になる原因は土にあります。
 その土がアスパラに接する培土を避けるほうがリスクは減ります。
・草対策
 土をかけて除草、もありますが、土を動かさないで
 出てくる草をとり続けることで数年後には草がほとんど生えなくなるそうです。
 永年草のアスパラならではの発想だと思います。
・作業が大変
 培土には作業機が必要になりますし、実は立茎開始時期は
 たくさんの作業が重なることが多いので、時間を取れないのも現実です。
 培土しない代わりに、堆肥でマルチするとか籾殻をまくとか、
 代替の方法もありますが、作業を省力化する方がいいですよね。
・そもそも必要ない
 点滴潅水にしり肥料は上から散布するだけでいいから土を混ぜなくていいし、
 ハウス内だから倒伏防止の必要がなかったり、手間を省くことができます。


それぞれのやり方があり、だいたいどちらかでずーっと進むので、
培土を選んだ人は、低くて収穫しにくいとか肥料混ざらないとか言いますし、
土を動かさない人は、作業時間が多いとか草生えるとか言います。
ここでも農業の最大効率文句である、「適地適作」になります。
その土地や環境や栽培方法などによって選ぶ方法が異なります。


培土の歴史については定かなことはわかりませんが、
アスパラ栽培は気候があっているという理由で北海道から始まっています。
露地栽培である程度の面積を前提としていましたし、
機械化も進んでいる50年位前に広まりましたので、
前提となっていた条件からは培土排土を基本とした理由がわかります。


10年とれればいいかな、とか、春だけの収穫とか、
とにかく省力化したいという作り手には、土を動かさないことをお勧めしますが、
その際の除草については考えておかないと、
除草剤では(もちろんテデトールにも)限界があります。
今ある機械を生かしてできるだけ省力化することを第一とすることをお勧めします。
また暖地は暖地の理由があると思うので、そこまでは聞いた話でしか判断できません。
培土排土に関しては、機械を利用するのもいいと思います。
実際に機械での作業は手と違って均一化できるので、
株の深さのばらつきを減らすこともできます。


実際の作業では、アスパラの株ひとつひとつの深さも大事なので、
植えるときの株の深さについては、とても重要なのです。


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ここからはうちやま農園の春の作業の続きで、排土と焼却について。

排土を春の収穫前に、培土を春の収穫後に行いますので、
排土されている期間は1ヶ月半から2ヶ月くらいです。
それ以外の10ヶ月は冬季間ももちろん培土のままです。

土を崩すことで、これまで作った土の状態がわかることもあります。
やわらかいのか硬いのか、水分の含み方はどうか、などなど。
毎年一回のことなので初めはわかりませんが、
私も5年くらいたってわかるようになりました。

排土の方法は鍬で手作業が基本ですが、
露地ではトラクタに作業機をつけてガーッと行います。
トラクタを圃場に入れることはあまり良くないのですが、
露地は面積が多いためにある程度の効率化が必要です。
ハウスでは300㎡で3時間ほど排土にかかりますので、
1反だと10時間になりますから、けっこうな時間ですね。
機械だと性能によりますが1反5分~1時間くらい。

排土の前に、アスパラの殻を持ち出すのはもちろん、表面を焼却します。
昨年にアスパラの病気がついた擬葉が土に落ちているので、それを焼きます。
排土の後では病気が隠れてしまいます。
アスパラは永年草なので、何年も重ねてきたことが
ある年に急に症状として現れます。
その症状がでないように、小さいことの積み重ねが必要です。
表面に落ちた病原菌(北海道では斑点病、暖地では褐斑病)も、
数年間の蓄積では何もおこりませんが、土の中で死ぬことはありませんので、
花粉症のように、ある程度たまったら突然症状として現れます。
わかってからではもう遅い。

アスパラは10年以上作れて本物です。
なぜなら、生理上は7年くらいは成長するものだからです。
それ以上作るのは、本物の技術が必要です。
ところが、7年くらいまで右肩上がりの成長を続けるものだから、
作り手は自分のやり方が正しいからだ、と勘違いをするものです。
だから、10年くらいたったときに症状が出ても、
何が悪かったのかわからずに、「アスパラは10年でだめだ」といい、
やめてしまう人が多いし、普及員もそういうもんだと言って普及します。
違いますから(笑)

もちろん、技術の中には病気の予防以外にもたくさんあります。
しかし8割は病気予防だというのが私も父も共通する認識です。

焼却の道具は、草焼きバーナー。
300㎡のハウスで2時間ほどかかります。
そして体も痛くなる。キライな作業のひとつ。


長くなりましたが、培土論争とうちやま農園の焼却については以上です。
アスパラの作業をなんとなく行っている人、
今後どうやって収量を上げていこうか考えている人、
どうやって正品率を上げようか悩んでいる人、
そんな方々の一考の一助となれば嬉しいです。
この議論、アスパラサミットだと2,3時間はしちゃうんだろうな・・・(笑)

2015年3月20日金曜日

友人の一周忌

2014/3/24、早いもので、もう一年。

お陰で、「明日この人が死んでも後悔しない?」と
自分への問いかけが普通にできるようになりました。

お陰で、友人とのつながりを大事にし直してます。

お陰で、自分がやることに集中できてます。

お陰で、選択することに迷いがなくなりました。

でも、バカ、早いよ、逝くの。

2015年3月19日木曜日

泥炭


畑の40cmくらい下から土を持ち上げてくると、
未分解の泥炭が出てきます。
これとともにずーっと農業したい。
年々なくなっていくのが悲しいけど、
それだけ地球資源をいただいているということです。


ムスコ、ハウスの中にきて、この時期独特の
放線菌の臭いを嗅いで「いいにおい~」だそうです。
いい鼻をもっているな、と関心関心。
かわいいのでついつい写真をとる馬鹿親でした。

動き出したこと、ちょこちょこ

萬谷さんに相談して、少し変わった取り組みをしてみようと思ってます。
みなさんにとっていいことだと思います。
相談したことで方向がより明確になりました。

農家の紹介をしてうまくいくと、一安心。
紹介する側の責任もあるので、変な人は紹介できない。
農作業がきちっとできる人でも、取引先との商慣習や
紹介先への連絡など、農家には常識知らずが多くて困ります。

テレビや飲食店からの問い合わせもちょいちょい来る季節。
アスパラのことを何も調べないで電話してくると、わかりますよね。
他と違うことは?と聞く前に、一般的になにをやっているかを
知らないと、ダメダメでしょう。報道のみなさん。

投雪機で膝をやった友人がいます。
怪我には十分すぎるくらいに注意が必要と自戒。

ドキュメンタリーをみていて感じます。
小さな地域の気候変化への対応はできるが地球規模の変動には無力。
さらにそこから発生する不満爆発によるテロやクーデターを考えると、
今行っている農業に疑問も持つ。
しかし一方では、これ以上の正論はないのではないか、とも思う理屈もあり、
犯罪者も言う「家族を養うために必要だ」については、我々と同じだったりする。


ハウスの中の雪がなくなります。

どんどん仕事がせまってきます。キャー

昨日は快晴。
これは最後のチャンスと、朝日山動物園へ^^
うさぎに触るのが大好きな子供たち。
東口ではこんな写真セットもあって、売りつけられるんだけど、
紙がでかくて邪魔なので断ります。小さいのでいいのに。


本日、ネットを片付け、刈り払い機でアスパラを切り、
集め、外へ運び出し、燃やす、作業スタート。




美唄はありがたいことに特産品のアスパラの野焼きはOK。
特別です。お陰で病気や害虫を減らせます。
この後は二重ハウスをして、盛土を崩して保温して萌芽待ちです。
3月中に食べれるかなー

2015年3月17日火曜日

農作物の価格決定について

今日は字だらけです。

農協改革に関連した記事を良く見るようになりました。
気になるのが価格決定の話。
農協というより市場機能のことを理解しているだろうか。
よく誤解されますが、私は農協を不要だと思ってません。
改革が必要だと思っていますが、農協自体がなくなることには大反対です。

農家が価格を決定する。
私の見解では、この夢みたいな話で農家が小売を始めたことが、
夢を見た商売を推し進め、夢に見たのと違う現実に近づけたのだろう。

そもそも、販売ルートを農協や市場から外したとしても、
農協や市場の影響を全く受けずに決定などできないのだ。
それはなぜか。
大量のものを動かすには、小売店の意思が反映されるし、
小売店ということは多かれ少なかれ消費者の意思が反映される。
その意思というのは店頭価格やチラシ価格にてだいたい公になっている。
ということは、流通業者が中間で得ているマージンを農家が手間を掛けて得るか、
そのマージンを省いて安く提供するかという、概ねこの二通りとなる。

量が少ないならば、それを限られた人に限られた方法で、
大量流通品と差別化した形で付加価値をつけて商売することはできる。
ところが大量の場合は、そうは行かないのだ。

農協にお米を出さずに商系に直接出せば2割高く売れる。
例に出して悪いが、これも良く聞いた話だ。
農協が販売に掛ける手間を農家が負担することでマージンを得ていただけ。
基準となる価格は農家のもとでは決定されておらず、
小売店や市場において決定した価格を基準として農家が決めている、だけ。
それに気づいて営業をするのか、それに気づけないのか。
次の戦略を打つ土台が変われば、農業経営も変わるはずだ。

農家が価格をつけられるという幻覚が、
正しい現状認識からあるべき姿を模索して、
より一層の経営努力を積んでいく。
これに尽きるわけで、そこに農協の体制は農家には関係ないはず。


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農家のもやもや、その2のような話です。

先日、地域組織の総会での話。

美唄は水道料金が3割も上がるし、私立病院の不要論が根強いのに、
赤字を抱える原因になっているのに建て替えようとしているし、
減っていく住民にたいして何の策もないどころか、
隣町の岩見沢市に好んで住んで住宅手当をもらっている職員もいるという、
福利厚生に公正さもなければ、美唄のことを考えていると思えない政策、
そして個人主義の状態が続きまくっています。

でも住民(特に農家)は、人口を増やすことや維持することに
お金を使うことよりも、今いる住民にもっと還元してほしいとか言う始末。
ずーっと恵まれた環境にいると、麻痺して、その環境が
恵まれていることにすら気づかない。
まさにそれだ。

行政は地域の利益の再分配を行う。
税収や国のお金をどこにどうやって使うかを、
街の将来ビジョンをもとに決めていくのだ。

限られたお金しかない行政のお金の使い道を、
農業の基盤整備で、1haあたり80万円を支出して、
合計で数百億円のお金を使うことを、
市民は本当に納得できるのだろうか。
基盤整備をしても単位面積当たりの収穫量が
さほどかわらないことをわかっていたら、反対運動が起こるんじゃないか。
これを恵まれていないという農家は、何なんだ。

他がこうだからまだいい、とか、他はもっと酷い、とか、
いまだにそれを説得材料に使うのも驚くが、
それで納得する人がいることにも驚く。
驚くと同時に、そういうことでこうなっているんだな、と納得もする。

そうはいっても、「じゃあどうすればいい?」についての解は、ない。
なぜなら、これまで経験していないことばかりだからだ。
これまで経験していないから、これまで通りではダメで、
これまで以上にたくさんのことを考えていく必要があるのだ。

昔は良かっただろうし、楽しく昔を懐かしむことで、
親睦を深めたり、ストレスを発散することはいいことだと思う。
ただ、これまで通りのことをやっていては、
現状維持する難しいということを、認識すべきだろう。

2015年3月15日日曜日

卒園式

3/14、ムスメが4年間通った保育園の卒園式でした。
小さくて頼りなかったムスメが・・・、と前の日から泣きそうな私。

当日朝、たまには家でも家族写真。

式はムスメだけではなく、他の子たちを見ていることから感涙。
いつも美味しいアスパラを作ってくれてありがとう。
お仕事しているお父さんがかっこいいです。
というお言葉もいただき、もうもう、涙が止まりません。

仲良し女子4人組。

ムスメだけではなく、他の子たちも元気に卒園しまして、
本当にすばらしい式でした。
色々あってムスコは4月から別の保育園に行きますが、
最後にいい思い出ができました。

このあとは、謝恩会、二次会と、20時ころまで遊びまくった子供たち。
すくすくと育ってくれー^^

2015年3月13日金曜日

いい「場」に行けました

昨日、北海道アルバイト情報社さんが主催するイベントに参加。
REFARM北海道の発足前から情報交換をさせていただいている、森末さん・伊藤さん。
お二人には大変お世話になってます。

昨年から農業系のイベントにはほとんど出なくなりましたが、
久しぶりに農家仲間に会いたいのと、
「いいね!農style」の成長を見たくて参加しました。

とんがっている農家も仲間がほしいし、
札幌周辺の農家は札幌を盛り上げたいと思っているし、
広域にも小さい単位でも、幅広い交流ができるいい場でした。

農家仲間からの刺激、新たな発想、農家への期待、
農業に向けられる意識や視線。
色々なものを感じられて、シーズン前には良い時間です。

ちなみに、記事はこちら
このころの私、完全に調子に乗ってますね。
この翌年に冷害による大赤字が待ち構えているとも知らずに(笑)


終電で帰ってくると、予想外の大雪にびっくり。
風を伴っていたのでハウスに雪は乗っておらず、
今朝はこんな感じでした。
昼前にはもう止んでいるのでこれから少し除雪します。

チラッと、中を覗いてみました。
もうすぐ雪がなくなる!
週明け16日からはまた暖気なので、これは一気に忙しくなりそう!
もうシーズンなんだなー、と3月は毎日のように思います^^

2015年3月12日木曜日

もやもやするのよね

まずは、好天に恵まれた3/6-9の間に張ったハウス、4棟。
全部で6棟(野菜ハウス入れると7棟)だから、もう少し。

そして荒天の3/10-11。
大荒れになるとはわかっていたのです。
昨年も同時期に荒れてますし、
ハウス張ってまもないこのころは一回荒れて、
3月末くらいにアスパラが萌芽したり収穫始めるころにもう一回、荒れます。
今年は対策はばっちりでした。
毎年の反省を生かして^^

雪よけスペース、ハウス内ジェットヒーター、ハウス共済等々。
修理するという時間がもっとももったいないので、
対策を事前にして、嵐が去ったらすぐに作業できるようにしました。

今日現在、被害なし。


ムスコの何がかわいいかって、私の足の上でゴロゴロするところ。
くだらないことを言いながら、いい時間です。

ムスメはムスコのサッカーを見ているだけでは我慢ならず、
ついに始めました^^



で、タイトルの話です。
批判の話がいやな人は読まないほうがいいです。
考えを吐き出したくて書きます。


もやもやするのは、地方選挙です。
農家と政治が近すぎる。

地域から自治体の議会選挙に候補者を出します。
地域から出すということは地域みんなで応援する。
つまり、お金を動かしたり会を動かしたり車を動かしたり。

で、議員を出すことが農家のため、地域のためになると本気で信じている。
私はこれがまったく理解できない。
政治ゴッコにしか見えないのだ。
人材不足はどこも同じで、行政を任せる人材も不足している。
それなのに、議員を出さないと地域が廃れると思っている。

しかも会派まである(笑)
農業系議員の数を減らさないことが自分たちの生きる道だし、
農業の大切さをわからせる云々カンヌン・・・。
お前は知らないんだな、といいながら、
行政の優先順位の上位に農業をおくことが大事だと持論展開。

地方でも国政でもクラスでも、みんなの声を聞いて正しい決断を下すのがリーダー。
自分の支持団体に利益誘導するのは、ただのボンクラでしょう。
利益誘導ではなく自分たちを守るためだ、と平気な顔で言われる。
これは美唄に限らない。
農村地域では普通の話だ。

美唄にどの程度農業が必要かは、美唄市民が意見を出し合い、
決めるべき人が総合的見地から決めるのです。
声をとどけるために権力者を作る。
議員はみんなに押されたから仕方ないとみんなの言いなり。
これで街は良くなるのか?
なるわけねーじゃん。

みんなが自分のこと、自分の地域のこと、自分の仕事のことだけを
考えて意見を言うのは勝手でしょう。
でもそれを押し通すのはどういう理屈?
仕組みがおかしいと思いながらも名誉職がほしくて減らさないクソみたいな現状。
なんだかんだで役職ないと動けない一部の人たち。

街に市議が何人、誰がなったらいいかは、別の話。
街のことを論理的に大局的に考えられる人を、
街のことを考えられる住民が選ぶという本来の形に戻る術もない。
この閉塞感はどうしたらいいんだー、と。

そもそもこうあるべきだろ、とか、こうすべきだったとか、言うのは簡単。
それが実現可能なことなのか。不可能なら原因は何なのか、と探る。
「これまでそうやってきた」という理由が大手を振って歩き、
何が正しいかではなく「誰が言ったことか」で正誤を判断する。
そんな地域に仕上がってしまったことをどこから変えたらいいのか。

俺が変えるべきなのか、そうではないのか。
流れに流されるべきなのか。
変えるべき人だと思われているのはわかっているが、
外での経験やとんがった意見は活かせる人がいれば活かせるはずだ。

やれること、やってはいけないことはわかってるつもり。
こういうことを公の場で言ってはいけないのもわかっている(笑)
でももやもやするのが俺の性格なんだなー、と、
なんだかつまらない締めになってしまった。

2015年3月4日水曜日

農作業、開始です

暖冬のおかげで雪が少ないものの、昨年のように
3月に入ってから大荒れになっても困る・・・ということで
様子見が続いていましたが、2/28、
ハウスの雪よけ開始!
といっても、農道と離れの車庫周りを父が投雪して終わり。
私は出かけていました。
出かけていた先のイベントでは、話題の中央会が。
中央会に好き勝手話させるという、すごいイベントでして、
中央会は相変わらず「農協と農家がもっと一緒になって一生懸命やってくれ」
という始末。
自分たちが何もやらない体質をなんとも思わないなら、
そうそうになくなった方がいいと怒りを覚えます(笑)


4歳と6歳ですが、いまだに空きダンボールは大好き。
お風呂です^^

出遅れた土壌分析と施肥設計。
実は、ある国の委託事業の提出書類に追われているという
情けない話です。

ようやく目途がついたので、そろそろこっちに取り掛からないと。


公文に行くふたり。
ちょっと勉強が早すぎたかも、と反省も。
子供は体を使って脳みそを鍛えることが最優先という持論。


そして3/1、本格的に雪よけ開始。
でも、雪が少ない!!
6年か7年ぶりですね、こんなに少ないのは。

それでも70-80cmくらいはあり、やはりスコップ作業は
体に応えます。
初日に飛ばしすぎるという毎年恒例の失敗を今年もしてしまう。

でも、雪を飛ばすのは気持ちいいもんです。

ようやく一棟目が3/3に完成。
アスパラ出てこーい、のポーズ。

今のところ、穏やかに経過していますが、
道東の異常降雪もあり、不安定な天候には不安を抱かざるを得ない。

3月は、事務作業も忙しくなり、農作業も繁忙期の1/3くらいあり、
頭と体がうまく回り始める時期です。
新たな仕掛けをどこまでこなしていけるか。
動き始めると、色々なことが楽しみになり、色々な不安もでます。
今年も、アスパラのために、お客様のために、そして農家のために、
精一杯働きます。
そして、30代から40代の農業へも移行します!(笑)