2012年8月31日金曜日

八月おわり

昨日の苗、本日で鉢上げ終わりました。
30度を超える日中。
いつもは午前中でおわりですが、
午後も残ってもらったお陰で、終わりました。
 
やはり我が家はパートさんたちのお陰で成り立ってます。
本当にありがとうございます。
 
 
7月までと打って変わって、8月は雨が多かったですね。
お陰で今になって茎枯病が出始めてます。
明日から必死で抜き取り作業する予定。
 
防除での予防には限界あります。
全国のアスパラ農家さん、茎枯病のことは事前に学んだ方がいいですよ。
広がってからでは手遅れですが、
出始めであれば、完全に予防できます。
 
 
8月いっぱいで、農業用水が止まります。
その後のハウスの灌水や防除に使う水は、
井戸水です。
 
昔は飲み水だったようで、父の内臓が丈夫なのは井戸水のお陰らしい。
それはいいとして、なぜ農業用水が8月で終了かというと、
田んぼが9月にはほぼ水を必要としないから。
あくまで田んぼ中心の農業地域なので、そのように。
 
園芸屋さんは、独自で井戸を持つか、川から汲むか、
用水所にもらいにいくかしなければなりません。
あと2カ月も使うのに、園芸に力を入れるという言葉は
表面的なパフォーマンスなんだと、ようやく気付きました。
 
 
トウモロコシが良く売れました。
いつもありがとうございます。
また来年もお楽しみに。
 
 
パプリカ、これからですよ~

60万円の苗

露地6反分の苗を購入しまし。
種代を含めて1苗50円。
1反あたり2,000苗植えるので、
12,000苗あり、60万円です。
来年植えるので、早くても2014年からの
収穫になるため、資金回収期間が長いです。
 
セル苗を持ってきて、うちでポットに鉢上げします。
流れ作業なので、気持ちよく作業が進みます。
 
 
スピードポッターという画期的な道具で、
ポットに土を詰めて行きます。
 
ポットを苗箱に並べてから詰めた土に穴を空けて、
 
セル苗を移植します。
 
移植した苗は外に並べます。
 
現在7,000/12,000まで終了。
今日と明日でおわるかなー。
土日のKさん、お楽しみに。



5

父との仲2

FBにて少し意見を求めたところ、
親だから仕方ない、親だからだ、喧嘩できるだけ元気で真剣な証拠、
若さの特権、などなど、意見をもらいました。
そして、普遍的な課題なのに、語られることが少ない、とも。
 
 
確かにそうだと思う。
その理由の大きなものは、公私混同だと思う。
語り難いのだ、プライベートが絡むので。
これは農家に限らず、自営業を継いだ家庭に共通するはず。
 
プライベートが絡むと、他人には理解できない、
悪口のようなものが含まれてくる。
それを上手に表現した「あかね空」は、本当の名作。
 
だから、身内との関係を説明する時には、細心の注意が必要。
私も、仕事では尊敬するが、プライベートでは尊敬していない、
という気持ちを父に対して持ち続けている。
就農前も、就農後も変わらない。
 
 
上司との仲が悪いことは、サラリーマン時代によくあった。
仲が悪い状態を、良しとは思わないが、
ビジネスマンなんて所詮は自分なので、とくに関係なく過ごせたが、
自営業は、そうはいかない。
実績を出して黙らせる、とうことができないのだ。
 
 
前置きが長くなりましたが、次回から、少しづつ記していきます。

2012年8月30日木曜日

辞めた理由

そろそろいいかな、と思って書きます。
父との仲シリーズは、もう少し後で。
  
帰農当時、すぐに入会した美唄青年会議所(通称JC)。
過去の記事はありますが、約3年前に退会してます。
  
退会当時は冷静にかけないと思って、何も書きませんでしたが、
昨日のある講演会でそれを思い出し、書いてみようと思いました。

 
街づくりのために活動する任意団体。
美唄のために、ともに頑張ろう。
そう言われて、加入を即決しました。
 
表面的にわかることと、中に入らないとわからないとがあります。
団体に限らず、企業もそうでした。
中に入って、こんな人なのか、こんな目的なのか、と。 
 
でJCは、街づくりよりも、JCで在ること、の方が優先されているように感じました。
それを変えるのも君次第、どうなるかは君次第、は、わかる。
でもね、JCという団体にそこまで自分を預けられなかったのです。
街づくりはマスターベーションではなく、役に立っているかが
明確に現れる活動をすべきだと思っています。
今でも。
 
自分に合わなかった、というだけの話ですよ。
今でもJCの方々とは仲良しですし、仕事の付き合いもあります。
 
 
自分たちの活動こそ、正義だ。
ということを主張することって、とても危険。
周りが悪いかもしくはくだらなくて、自分たちだけは、という考え、よく耳にします。
それって、宗教に近いし、宗教こそ争いの根源だと僕は確信してます。
正義って、もっと絶対的なものだし、比較対象は必要ない。
 
 
少し偏っているし、自分の考えと合わないな、と思ったので、辞めました。
年会費の8万円も、もっと自己研鑽に有効活用できるな、とも。
活動自体は素晴らしいことも沢山あります。
たば、自分には合わない、というだけ。
 
 
 
さて、アザミウマの写真です。
 2匹写ってます。
老眼だと見えないそうです(笑)
 
 
こちらは、自家採種のパプリカが、
セニョリータと自然交配してできたもの。
これって、来年どうなるんだろ?

2012年8月29日水曜日

そこは大事か?

トトちゃん、いいお尻してます。
ただいま、80kgくらい。
 
 
農家になる前から、思うことは、そこは大事か?ということ。
ここでいう「そこ」とは、犯人捜しのこと。
 
何かのミスが発生したとき、誰のせい?という
犯人捜しが始まる。
 
システム上、犯人がわかることで次のステップに
進めるなら、それは必要。
たとえば工場の流れ作業や、ソフト開発での分業作業など
 
でも、犯人を見つけることで解決しないこともある。
泥棒を捕まえても盗難は無くならないし、
殺人者を処罰しても殺人は無くならない。
 
農作業において、チームで作業しているときに、ミスは発生する。
それは、発生するものとして捉えるべきだし、
責任者の指導が悪い場合が往々にしてある。
 
しかし責任者(主に経営者)は、自分のミスには寛容だし、
人からも寛容な容赦を求めるが、人の失敗には厳しい人が多い。
農家のオヤジは特にその傾向が強い。
人が壊すと烈火のごとく怒り、ワメキ散らすのに、
自分が壊したら「形あるものいつかは壊れる」と。
 
 
話は逸れましたが、何が言いたいかと言うと、
誰のせい、ではなく、どうすればこのミスが防げる?
ということを使用者は考え・行動する必要がある、ということ。
 
ミスした人はミスしたくてした訳じゃないし、
基本的にはミスしないように努めるハズ。
ミスした人を責めるのではなく、ミスした原因を
減らし、無くすことを考えて仕事したらいいのに。

2012年8月28日火曜日

父との仲

写真でもわかるかも。
アスパラマニアなら。
ティーリムの擬葉、でっぷりと太ってます。
リム系の擬葉って、みんなこうなんでしょうか。
 
盛んに光合成してくれそうな葉。
来年が楽しみ~^^
 
 
 

このタイトルでシリーズ化しようかな(笑)
 
毎年夏過ぎると、父との仲が悪くなる。
悪いというか、腹立たしくて会話したくなくなる感じ。
頭ではわかっていても、腹に座ってないことは
行動に出ないんです、ワタクシ。
良くない良くないはわかるが、機械人間ではないので。
 
3-7月にかけては、「できること」に対して、
「やりたいこと」が大きく上回っているから、
お互いに連携しながらやりたいことを絞って作業する。
できる<やりたい、ということ。
 
ところが8-11月になると、
できる≒やりたい、になってくると、
細かい連携がなくてもある程度できるために、
コミュニケーションをとらなくなる。
そして、お互いのやりたいことが、これまで
共通していたのに、別々のことに向かっていく。
そして、余裕があるからなのか、父の口からは
文句や愚痴が多くなる。
こっちは話しかけることが少ない上に、
話しかけられることは愚痴と文句。
これにイライラしている、というのが状況。
 
でもそれって、何で?
現状はそうでも、原因がはっきりしない。
そこで、少し自分自身を掘り下げてみようかな、と。
 
次回以降に。

2012年8月27日月曜日

園芸作物こそ

昨日、美唄の若い農家と話しました。
 
まあ、僕のブログを見ているというので、
嬉しくって話したんですけど(笑)
そしたら、いろいろ考えを整理する機会になりました。
 
 
水稲をメインに畑作や園芸品目が少々ある経営状況。
園芸は両親が手掛けていて、両親がいないとできない。
こういう農家って、結構多い。
今はいいかも知れないけど、国策に左右される農業です。
 
国策に左右させるのが悪いわけじゃないと思います。
 
農業を自営業者と考えるか、
国もしくは農協の生産部門と考えるかの違いで、
どういう農業を展開していきたいかは、変わると思う。
 
我が家も国策に左右される農業からの脱却はできていない。
国策に文句を言いつつも、制度に甘えている。
人と同じことはやらない、農業政策と反対のことをやる、
この辺は間違いない選択方法のひとつかもしれないけど、
これもある意味では国策ありきの農業。
 
やっちゃいけないことは数々ある。
現状では〇〇できない。
手間がない。
時間がない。
言い訳はいろいろあるし、年数を経れば経るほど、
真っ当と思える言い訳がでてくる。
でも、できない言い訳を考えてるのは、勝手に限界線を引くのと同じ。
60歳超えて倒れたら営農が厳しいかもしれないけど、
20代30代は倒れたときに初めて限界がわかるはず。
 
そこまで仕事しなくても稼げている人は、良い経営なんでしょう。
長期的視野がないと、短期の経営で勘違いする人もいますが。
 
 
で、美唄で農業をやるには、園芸作物を取り入れないと、
中規模農家は生き残れない、というのが持論です。
大規模化する農家は既に大規模化しており、もしくは
大規模化に着手しており、今からでは手遅れ。
そこそこ後継者もいるので、規模拡大するには条件がわるい。
 
少ない面積で稼ぐには、園芸です。
農作業できる若い労働力は、多いとは言えません。
実際にキツイ仕事ですから、機械に乗らないで手作業を
する人は尚更減っています。
本州に比べて土地が余っている、気候条件が良い、
美唄は北海道での条件の良い方なので、向いていると思う。
 
そして、自分の代で終わるような、あと10年くらい続ければ
良いような人ではなく、若くて将来を考えねばならない立場の
人たちが、もっともっと働いて作物を作っていく。
そういう農家が増えて行くと、農業が活性化している、というと思う。
 
 
自分で切り開くんだよ。
親や同僚が言うネガティブなことは、聞き流せばいい。
美唄は条件は恵まれているし、園芸への取り組みが少ない分、
伸びる余裕はたっぷりあるんだ。

2012年8月25日土曜日

前言撤回

一昨日のブログで、アスパラの病気が心配と書きましたが、
油断していました、虫の発生です。
アザミウマ(ネギアザミウマ、ミカンキイロアザミウマなど)類が
一番の収穫畑にやってきました。
通称スリップスと呼ばれていますが、正式にはアザミウマ。
 
ついでに、小さいアオムシも。
どう見ても緑色しているのに、平気でアオムシと言うし、
アオムシが正式な名称にもなっているようだ…。
 
そこで、いざというときのアディオン。
なかなかの殺虫剤です。
 
イベントの準備なので外出が多いため、
夕方から防除したのですが、
暗くなる19時以降は、イボ竹を数本折ってしまう。
もったいない・・・(TT)
防除作業中にアスパラを見てみると、
新緑の枝を伸ばしていました。
これは養分を吸収できて、栄養状態が良いときに
出ることが多いです。
昨年のような多雨では、ほとんど出ませんでした。
枝が出ると、下からの脇芽も旺盛になって
アスパラが混みすぎるのですが、
その分、収穫する若茎も沢山でてきます。
 
茎枯病と株腐病が少し発病していますが、
ここ3年では一番状態が良いかもしれません。
 
 
スカーレット・オハラ並みの、畑に不似合いな服装で、
ムスメが片付けを手伝ってくれています。
下の写真ように、収穫したあとのトウモロコシは、
枯れる前にチョッパーという裁断機で細かくして、
土にすき込んであげると、有用な有機態窒素を
供給してくれるので、来年の作柄が良くなります。
 本当は、トウモロコシが50cm位の時に
マルチを剥がせば良いのですが、
アスパラ繁忙期のために手が回らず、
今の時期のマルチ片付けは時間がかかります。
作業体系というか、ちょっとの時間なんだけど…。
 
 
で、大根も収穫。
というか、間引き遅れですね。
アスパラ以外は本当に放任です。

雨と湿気と真夏日

最近の天気は、蒸し暑いです。
 
雨が上がってもからっと晴れず、湿気があって、
しかも気温が日中は30度前後、夜も20度以下になりません。
 
こういう条件で発生しやすいのが、アスパラの病気。
中でも、斑点病、茎枯病、株腐病。
先日のブログでも書きましたが、
この天気で少し発生が目立つようになりました。
 
油断せずに防除作業を適宜行わねば。
同じ新植でも、畑によって病気の出方が違うので、
基本的には土を改良していくしないんですよね。
 
 
最近、ケツメイシがマイブーム。
きかっけは、上原農園さんのブログ
闘えサラリーマンは、B'zの恋心よりノリノリになる。
あと、BankBand。
新しい音楽にはあまり興味がないし、
ひとりで聴くだけの音楽なので、好きなものだけ。

2012年8月23日木曜日

ここ1週間は濃い日々でした

先日、とある異業種交流会に参加させていただきました。
今まで行った同様の会の中で、最も刺激的で楽しい会でした。
次回もまた楽しみ。
説明できないけど、こういう素敵な人に出会っていると、
自分の成長を自分で認めちゃうという、幸せな私。
 
 
その数日前、北海道Rootsという農業者の集まりで、
八百屋のMさんを囲んで飲み会をしました。
仕事以外の話をしましょう、ということでしたが、
始まると仕事や人間についてのことであっという間の4時間。
人間の欲や我の話もさることながら、一番印象的だったのが、
運命を受け入れられるかどうかの話。
 
Aさんの親父さんは、Aさんが小学校に上がる前に、
ひとりで川に遊びに行かせていたそうです。
親父さん曰く「流されて死んだらそれがその子の運命」。
ただの管理不行き届きと言えばそうかもしれませんが、
『自分だけでなく子供の運命も受け入れる覚悟ができている』親父さんに
感動すら覚えました。
そうなりたいわけじゃないです。
でも、受け入れる覚悟は半端じゃない。
 
 
その前日、タキイ種苗の試験圃場でBBQパーティーに参加させてもらった。
社員さんも関係者も温かい会社だなと感心。
アスパラ仲間のOさんとの話は、いつも勉強になるし、
農家をちょすネタの面白さは、逸品です。
今後も長い付き合いになると思いますが、よろしくお願いします。
 
 
珍しく褒められた私の意見をひとつ。
「子供の舌は正直だ」という人がいます。
それ、美味しいものがわかるとは別の話です。
野菜について言う人がいますが、私が見ている限り、
子供がわかるのは鮮度、甘味、苦み、です。
多少不味くても、鮮度が良いものは食べます。
逆に甘くても鮮度悪いものは食べないことが多い。
だから、子供の舌を根拠に「美味い」を判断することは、
基本的には賛成できません。
 
 
人には人の優先順位がありますし、それは人それぞれで
あって当然であると思ってます。
私は夏場は仕事を最優先にしますが、次は家族や友人との交流です。
今日は銭函にアスパラを売りに行った妻に同行し、
子供たちと海で遊びました。
(雨の中アスパラをとってくれるパートさんたちに感謝です!)
 
海は荒れていたため、浮き輪をルンルンで
装備していた子供たちも、波をいきなり頭からかぶり、
すぐに砂遊びに変更しまし。
雨上がりの曇天のために気温は22度。
体をガタガタ震わせて唇が紫になっても遊ぶと言い張る。
その遊ぶことへの根性は、流石です^^
 
 
帰りの車では、また『魔女の宅急便』をみる。
またキキについて色々考えた。
彼女は飛ぶこと、もしくは自分のことだけを考えていましたが、
これまでと違う環境で人と出会い、人間の嫌な部分をみたり、
自分以外の人のことを考えたりすることで、飛ぶことができなくなってしまう。
それが、助けたい、という一心でそこから脱出する機会を得る。
 
置き換えると、目的は定まっているはずなのに、
身近な出来事に心を左右されて、心を乱している。
今すべきことを目的から考えれば、必要なことは
それほど多くなく、シンプルなはず、ということを考えてしまう。
 
翻って私。
色々なことが周りで起こり、行われている。
情報が心を乱すことは多々あり。
必要なものかどうかは、ちょっと考えればわかるはず。
待っていることで得られるものが少ないが、、
待つことで大きなものを得る人もいるのは確か。
でも自分は、待って得るより、追いかけて得た方が満足する。
そういう人間だ。
 
いつもの言いっ放しになりましたが、
映画や小説を、仕事に関連付けるのが好きです。
プライベートには生かしにくいです。
現実は小説より奇なり、ですし。

トラクタ作業もやります

昨日は珍しく1日トラクタ作業でした。
遅くなりましたが、麦収穫後の畑に緑肥としての
ヒマワリを撒きました。
20cm位の深さでロータリかけて、ブロードキャスターで播種して、
7cm位の深さで種と土を混ぜる。
4haの畑ですが、雨の都合で3ha弱を行いました。
 
アスパラ中心の作業体系なので、
どうしても畑作は後回しになってしまいます。
 
右が播種前のロータリかけた後。
真ん中から左の土を拡大すると、こう。
ガッチガチの粘土がごろごろしてます。
これを機械入れて細かくしても、雨ですぐこうなる。
この畑、15年前くらいから借りていて、
5年前に買うことにしたのですが、
なにせ水捌けも悪けりゃ有機物も少ない。
 
籾殻堆肥を数年間入れ続けてもこの程度なので、
2,3年後に予定されている基盤整備まで我慢することに。
金かけなくても良い土地(作物の収量性が良いという意味)が
あるので、ここは他の目的に使います。
 
有機物投入や暗渠などを施せばかなり改善しますが、
コストだけじゃなく、ここにかける時間と手間が捻出できないので、
総合的に判断すると、このままがいい、と。
 
 
父の代役でトラクタ乗ってましたが、播種量多すぎたり、
作業機交換に手間取ったり、相変わらず無駄が多い…。

夏いろいろ

楽しかったね。





バカ親日記と化さないように、まとめといた…。

2012年8月16日木曜日

お盆は雨で休めた

13日の迎え盆と16日の送り盆、ともに雨でした。
お盆なので休みたい気持ちと雨が重なったので、
どちらも午後半休。
少し体は楽になりました。
 
今日はムスコを予防接種につれていき、
お盆だからいいか、とシンケンジャーの
レンジャーキーを買ってしまう。
ダメおやじ。
でもムスコ大喜び。

ついでに、と、ムスメにはプリキュアのお絵かきセット。
もうノリノリ。

 
 
前回書いた病気について。
一部はこんな感じ。
これは株腐(かぶぐされ)病。
フザリウム菌が原因と言われており、
泥炭地なので、フザリウムが多いから、
他の土地よりも発生が多い、と言われている。
 
でも、本当にフザリウム菌なのかなあ。
フザリウムは細菌の中でも強いので、
機械で調べてもフザリウムしか検出されない、
(他を駆逐してしまう)ということがあるらしい。
 
最近2,3年は茎枯病に気を揉んだけど、
最も怖いのはこの株腐病。
10年で株が半減するのが30年来の悩み。
原因がはっきりすると良いのだが。
 
 
新植の畑は、こんな感じ。
株元には土壌処理剤を散布して草を抑えてます。
畝間は草だらけですが、土が乾いたらロータリかけます。
前回かけたのは3週間前。
あっという間に草は蔓延ります。
 
 
保育園では、夕涼み会が行われました。
仲良し3人娘。

 
トトちゃんは、こんな感じ。
先日脱走したり、大雨で雨よけハウスが潰れたり、
今年はトラブルが多い。
でも元気。
 
今年の豚は良く寝るなー、と思っていたら、
餌を与え過ぎていたことに気付く。
豚は適度な餌なら好んで運動するが、
食べ過ぎると寝る傾向がある。
観察しながら、適量を与えるのが難しい。
 
 
 こちらは何の枝でしょう?
 ホオヅキです。
青い実がこうやって枯れてくると、食べられます。

 ピンボケしてますが、剥くとこうです。
甘味とクールな刺激が不思議な食べ物です。
  
  
  
最後に、カメムシの防除について。
 
コメ作りの過程において、7月下旬にカメムシに
対する殺虫剤を田んぼにかける。
この殺虫剤の成分が私の体を不調にするのとは関係なく、
この殺虫剤をかけるという行為が必要か、という話。
(アスパラにもカメムシつきますが、違う種類。
殺虫剤散布することもあり、吸うと調子悪くなります。
食べて摂取する量なんて本当に極僅かだけど、
散布する側にはリスク高いのよね、農薬。)
 
なぜ殺虫剤散布するかというと、米をカメムシが吸って、
黒い点がつくから、正品率が落ちるから、病気つくから、などという。
黒い点がついた米、20年くらいまではよく見ました。
夜な夜な母がそれを取り除いていた映像も。
でもそれって、今の技術なら機械選別できるんじゃないの?
そして毒じゃないし。
資材代、機械代、人件費と経費もかかる。
見た目が悪いというのが大きな理由か。
 
で、農家らは販売側(主に小売店)の言いなりになって、
殺虫剤をかけるに至っているようだ。
お金と時間をかけ、しかも散布している人や
環境を蝕んでいるのに、消費者がそれを求めているって、
誰がそんな馬鹿げたことを言っているのか。
 
真実はどこにあるんだか。

2012年8月14日火曜日

お盆は発病時期

毎年のことですが、お盆の前後、
うちやま農園ではアスパラの病気が発病します。
  
罹病(病気に侵される)するのは1カ月くらい前ですが、
発病(病気の症状が顕在化)はお盆前後です。
株腐病、斑点病、茎枯病などが多いです。
 
なので、お盆休みを取りたい気持ちを抑えつつ、
防除作業を行います。
今日もこんなに露がついていて、しっとりしているもんだから、
病気は広がりやすい環境なんですよね。
ムスメは「雪みたーい」とはしゃぎますが、
収穫する人はべったり濡れるので、ゲンナリしてます。
 
  
でも、パートさん雨合羽がこんなに綺麗なこともあります。
カラフルで、かわいい。
  
 
そしてパプリカには作って4年目、初めてモザイク病がでました。
感染力が強いので、罹病株は抜いて捨てます。
アブラムシが今年はたっぷりついていたから、
それが媒介したのかな?
それとも、土か・・・?
生育が遅れている上に、病気でなくなる株もあり、
今年のパプリカには難儀してます。

2012年8月9日木曜日

野菜詰め合わせ

トウモロコシの収穫ができるようになり、
ようやく再開しました。
内容は、トウモロコシ、ミニトマト6種、ゴーヤ、
六片ニンニク、太子ナス、ズッキーニ、万願寺唐辛子。
 
 
ムスメはメイちゃんの真似がしたいらしく、
無理矢理収穫のお手伝い。

ムスコはごきげんでとるんだけど、
いい顔してー、というとこの顔する。

味は、スッキリ甘くて、美味しいですよー
 
 
トマトは順番に順調にできています。
  
パプリカは、低温の影響から、まだ色付きません…。
野菜セットには入れれず、すみません。
ご希望の方は連絡いただけると送れますので、
お知らせください。
実はこれが一番の自慢商品なんですよ…悔しー

2012年8月6日月曜日

腰痛い…

トンネルかけしたアスパラと完全露地アスパラ、
緑の濃さがほぼ同じになってきました。
たぶん、8/10から大収穫期に入ります。
 
トンネルしたとこには追肥したので、
今日くらいから収量増してるはず。
張りきっていたのだが、おとといから腰が痛い。
土曜日に治療院行って良くなったので調子に乗ったら、
また痛くなった。切ない…
 
 
オリンピック、やってますね。
商業性が目立つのはさておき、そもそも北半球を中心に
考えたオリンピック開催に疑問アリ。
 
だって、ブラジルやオーストラリアは、今冬ですよ。
冬季オリンピックのときには、夏ですよ、南半球は。
 
その時期に本領発揮できると思ってんのかな?
先進国(もしくは産業優先国かな(笑))のイヤラシイ姿勢が見えます。
 
 
先日の葬儀に際し、ちょっと。
火葬場が混んでいるということで、葬儀日程をずらしたほど、
旅立つ人が多いという背景はわかります。
しかし、火葬場での遺骨の説明や坊さんのお経まで
簡素化してしまうのは、ちょっと遺族としては憤りを感じます。
 
葬儀屋も、家族葬が増えたことでやりやすくなったのか、
これならただのセレモニーだな、と感じちゃう。
いや、もともとセレモニーか。
故人の意向が反映されるだけいいかもしれないけど、
お世話になった人への義理・恩義は、遺族が返します。
これ、忘れちゃだめだな。
 
 
最近、配送についてくるムスコ。
すぐこうなるくせに。
 
 
美唄のかぶらまつりに行って来た。
こうやってオダつムスメは、やはり俺に似ている…。

2012年8月1日水曜日

妻の祖父逝く

8月29日に。いま告別式の前。
 
仕事一筋、尊敬できる存在でした。仕事が生き甲斐のような人。厳しくて優しい。88年の人生。私からは、ありがとうございました、としか言えない。安らかにお眠りください。
 
 
以下、ムスメとのやりとり。
 
「おじいちゃんどうしたの?何で死んじゃったの?」
 
死んだこと、もう会えないこと、抱っこしてくれたこと、かけっこしたかったことなど説明。
 
「淋しい。死んじゃったら会いたくなるね。」
 
だから死なないようにする、だからいっぱい会っておく。それくらい単純でいいんだな。