2011年1月19日水曜日

臼井さんに気付かされる

昨日、札幌にて別海町の臼井さん(北海道農協青年部協議会副会長)に会いました。また会いましょう!
 
友人に仲介してもらったことと、私のことを知っててくれたこともあって、すぐに打ち解けて話ができました。なんと言っても、「あなたのことを受け入れます」というオーラが出てる感じが素晴らしい(笑) きっと誰にでも好かれる人でしょう、私と違って(苦笑)
 
当然農業の話で盛り上がったのですが、TPPを巡る問題については、酪農家としての打撃について諸々教えていただきました。野菜や魚と違って、食肉が食宅に届く状態は国産でも輸入でもさほど変わらないし、飼料のほとんどが輸入なら安い海外産に流れる可能性は大きい。現在でもスーパーでは輸入肉が結構あるし、買う時も抵抗が少ない。でも、酪農家で地域が出来上がってる場合もあるので、そこにとっては地域存続問題に直結するということ。国策として自国の食糧に対してどういう考えなのか、じっくり説明してほしいよね、直人さんに。
 
 
あるセミナーでは、道銀の人が「北海道の基盤整備する金をロシアのハバロフスクに持ってって基盤整備して、食糧を輸入するビジネスを展開すべきだ。農家は挑戦すべきだ。ロシアで、ロシアで・・・」などとわけのわからないことを言っていた。恐怖の「国営化」にまた泣かされるだけなのに。銀行のことしか考えられないんだな、視野狭すぎ。「農業において世界で勝負する」という言葉を掲げるが、何のためにだ?よく考えてもの言え、という怒りを、となりの友人にぶつけました。また別の人は講演のまとめで、アジア輸出で儲けるには、1.中長期的戦略を持って、2.創意工夫した独自性商品で差別化し、3.継続すること、が大切、と。そりゃあ、あんた、アジア輸出に限らず、どの仕事においても大切なことでしょ。長々と話した結論がそれかよ、ととなりの友人にまた怒る。ごめんね、Kさん。
 
 
本日、行きつけの美容室にて、「ブログ見てるよ。しっかりしてるんだね。」と。いえいえ、あなたには及びません。

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