さて、一昨日の大雨の影響により、露地アスパラの萌芽が急激に鈍りました。本日の収量は昨日の半分。ハウスはほぼ変わらないので、雨による滞水で根の成長が阻害されたのではないかと考えられます。畑の水は捌けたのですが、明日からの収量は心配です。間引き、防除、倒伏防止など、収穫以外の管理作業の腕の見せどことです、これからは。
ちなみに、明日15日から17日までは市場が休みなので、18日には4日分のアスパラが溢れることになります。毎年のことですが、そうすると価格が大幅に下落します。お盆過ぎて、寒暖の差が出ると夏アスパラも味がノッテくるのに、価格が低下すると、生産意欲も減りますよね。この現象は春も同じです。美味しい時期は量が多いから安く、旬を外れた方が量が味はともかく供給量が少ない方が高い。もちろん小売りでは別ですが、農協・市場出荷では旬に作ると儲からないのが農業では当たり前になりつつあります。市場システムとはいえ、何とかならないものか…。
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