2015年9月15日火曜日

定植繁忙が一段落して・・・

アスパラ4haの定植が終了したので、
9月に入って少し時間に余裕ができました。
9月前半はこんな感じで過ごしてます。

ですが、9月初旬、多数の茎枯れ病を発見。
除去するものは除去、殺菌剤で維持できそうなものは殺菌を。
この病気がやっかいなのは、茎が初めに枯れるので、
畑の上からみても病気が発見できないことです。
それどころか、いい畑に見えます。
これを放置すると、養分転流が損なわれるどころか、
雑菌が株元まで浸透すると株ごとなくなってしまいます。

農薬散布にも限界ありますし、殻の焼却や地面の焼却を
行っても、7月に雨が多いと罹病が多くなってしまいます。
発病しないものもありますし、発病しても進まないものもあります。
しかし、露地では雨ざらしになるので、雨のたびに拡散します。

ハウス栽培ではこれを防ぐのは用意ですが、露地では天候要因が大きすぎます。
それでもやれることはやって、あとは状況判断です。


こちらは今年6月に定植した畑に葉面散布。
北海道の露地の1年目は、どんどん生育させたいです。
養分転流よりも萌芽数・根量を増やす方が優先です。


秋の朝晩の低温にさらされて、アスパラの糖度があがってます。
根元で7度あるのは、春並みです。
味の濃さは違いますが、いい味してます。
ですが、9/15現在、収穫は1日置きですし、
量はピーク時の3割程度です。
もう終わりが見えてきました。


そして朝露がたっぷり付く朝は、収穫以外に仕事がないので、
ムスコとサッカーやかけっこなどできます。


お祭りに子供達をつれていくこともできます!



関東・東北地方の豪雨につきましては、
本当に悲惨で言葉もありません。
農作物の被害は他人事ではなく、
ある程度の諦めとともに、
余裕というか諦められる状況がほしいと思います。
このあたりでは50mm程度の雨量ですみました。
なんだか肩透かしの快晴もありましたし。


先ほどの畑とは違いますが、こちらは家の前の畑。
茎枯病の株が1/3程度見られ、
気が気じゃありません。
当分は憂鬱な景色となります・・・。


9/13、ムスコの幼稚園の運動会でした!
小さいながら一等賞をとるムスコの姿に刺激をうけ、
頑張って走りすぎた結果、
アキレス腱を痛めるという情けない状況に。
全力はいかん・・・。

ムスコの大好きなぶどうを狩りに行き、
ムスコのための日曜日を過ごしました。

なんとお絵かきまで上手に!という親ばかっぷりでございます(笑)


こちら、今の私を癒してくれるハウスに新植したアスパラです。
これはメリーワシントンですが、アティカスやズットデルチェよりも
生育が旺盛です。
種取をしてかれこれ30年、3代目ですが、選別することで
良質になっている気もします。
痛い足を引きずって、毎日見に行ってます(笑)


おまけ。
農業応援隊という雑誌に紹介されております。
エクセレントとは程遠い農家ですが、
エクセレントファーマーというコーナーです。
どうせ出るなら表紙にも、と家族写真を送って、
見事に採用していただきました。
まあこれも妻の人脈ですけどね。

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