2024年9月26日木曜日

有機農業やってるアスパラ農家を視察

赤井川へ。

ホワイトアスパラで50年前から有名な滝本さんと、

友達の赤木さんの畑を見に。


赤井川は、茎枯病が発生していない、道内でも数少ない生産地のひとつ。

環境が羨ましいのはさておき、それは気候や環境だけではなかろう。

特に、赤木さんは有機圃場も慣行圃場もどちらも手掛けており、

アスパラを見るにはもうここしかないような農家。

性格も最高。


で、農薬云々もある程度はあると思うが、窒素肥料がかなり土に悪さを

しているのではないかと推測。

急激に硝酸態窒素を吸う環境にすることが、土にもアスパラにも、

無理がかかっているかもしれない。炭水化物だけやればいいわけでは無いが、

アスパラの本来の性質に寄った、春のみでがっちりと収穫する、

という生産体制に戻す必要があるのでは無いか、と。


春の収穫量が足りないと、ついつい夏で挽回と考えてします。

それがアスパラに無理をかけているかもしれない、と思ったり。

土に緩衝力を持たせることについては、方向は間違えていないだろう。

有機物の与え方についても、この冬は再考が必要。

作業のタイミングも。


もちろん、経営や販売、市場の状況も話は尽きない。

眠くなる前に帰ってきたが、久しぶりに充実した勉強だった。

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