2014年10月5日日曜日

打ち上げ

写真ありませんが、昨日、パートさんと仕事の打ち上げしました!


毎年やっていて、今年も急用で来れない方を除いて皆さんにご参加いただきました。
こうしたら盛り上がるのになー、とか、
もっとこうしたら感謝の気持ちが伝わるのになー、と思うことが多々ありますが、
経営が代わるまでは黙っときます…。

このブログを読んで来ていただいたパートさん、
このブログを読んでくれいているパートさん、
facebookの投稿を見ていてくれるパートさんなどなど、
これまでにはなかったつながりも出てきて、嬉しいところです。


パートさんなしでは成り立たないのがうちやま農園です。
この場が出会いや勉強の場にもなっていれば、さらに嬉しいです。

2014年10月2日木曜日

生産?営業?

先日、農家のこせがれネットワークの代表の宮治さんとランチ。
彼にしかできない、社会的使命があると思いますので、それはそれでよろしくお願いします。

で、その時に彼と少し話したのは、農家のこせがれに営業ばかり教えないで、生産の重要性も説かないと危険なことになりはしないか、ということ。

私の考えは以下の通り。


農協に出して1,000円/kg。農協出荷は、これで終了。ここから市場や仲買の手数料、小売店の利益などが加算されて、一般のお客様には約2倍の2,000円/kgで買われていきます。


では自分でお客様に売るために、何が必要でしょうか。
・選別・箱詰め。
 選別機やそれに関わる人件費、スペース、箱(100円前後)が必要になりますね。
・出荷。
 輸送するための自動車、燃料費、輸送時間の人件費、宅配便の費用などがかかりますね。
・商品管理や経理。
 クレーム対応、変則注文への対応、請求業務や付け合わせや督促など。
・販売料
 直売所やイベントや単発マルシェへの出店では、場所代や販売手数料、そして販売するための人件費や農家が販売に行くには交通費や宿泊費が発生します。
・その他費用
 広告宣伝費、印刷物、事務作業時間の増加などなど
・時間
 自分の時間、パートさんの時間、家族の時間などなど


少し具体的に、アスパラの100kgを2,000円/kgで小売しようと考えます。
20万円ですね。
今はひと束100gで売っているので、約1,000束で、20万円。
重さを揃えて1,000束作るということは、人件費で10時間分必要です。1万円。
ヤマト運輸でも発送費用は8個なので札幌で1万円、東京なら1.5万円。
本来の生産をして農協出荷していた時の時給を考えると、
10時間だから損失はさらに1万円。
機械や設備などの減価償却分で300円/時間くらいだとして、
3,000円。
ここまでで約5万円の経費です。農協出して10万円と、自分で売って15万円。
やはり小売しようと思いますか?


注目すべきは、畑にいる時間を小売する手間に使えるかどうか、です。
両親が生産に特化し、こせがれは販売や営業に特化、という構図をよく見ます。
これ、本当にいいと思いますか?

農業は間違いなく、生産量×価格、です。
どんなに高く売っても、生産量がなければあっという間に減収です。
両親の生産技術、あなどってませんか?
実はそれはお金を払ってでも得なければならない技術ではないですか?
生産が落ち込むことでの減収を考えたことはありますか?

生産は容易く、営業は難しい。
これは全くのウソです。これまでの農家は営業をしらなかっただけ。
生産ほど難しいことはないことを知っとかないと、
バカみたいな営業で天狗になって、
気付いたら生産技術のない水呑百姓どころか、離農、
なんてことになりかねないことを警告しときたく、長々書きました。

2014年9月29日月曜日

ダイハツ

妻が昨年から関わっている農業女子プロジェクト。

ダイハツとのコラボで軽トラックの開発に助言をし、
商品開発にかかわったので、こんなことにもなりました。

軽トラックの商品発表会に呼ばれたり、
軽トラックを使ったマルシェに協力したり、
最近では北海道知事との座談会に呼ばれたり。

農業を通じて、人と関われたら楽しくなるんじゃないか、
という目的で行動していたことが、たまたま形になったみたい。
育児以外で、楽しそうに忙しくする妻を久しぶりにみました。

で、よくある質問で、ダイハツの軽トラは買うの?もらったりするの?
残念ながら、もらえません。
でも、ちょうど昨年から買い替えの機会を伺っていましたし、
橙色の軽トラが素敵なので、かなり前向きに検討してます^^


※ちなみに、よく「たまたま」です、という回答を聞くが、それは嫌い。
たまたまに対応する準備や、たまたまに結び付かない沢山のことが
背景にはあるわけで、それをやってきた人が「たまたま」をたまたま捕まえるのです。
それを「たまたま」と片付けることは謙遜なのかもしれませんが、
汎用性がないというかみんなのためになってないというか…。
先駆者は先駆者で、きちんと背景を語る必要がありますね。
まあ、全員には難しいでしょうけど…。


9月4日

リトアニア研修も最終日。
工場内でのピートの品質管理や
加工の過程を見学させてもらいました。

ピートの利用方法から、
ピートとの付き合い方を考える時間をもらえました。

化学的な話や生物的な話に結論が流れがちなピート。
しかし、ピート自体は悪モノではなく、
特性を生かせる土づくり・圃場づくりができるか否か、が
大事で、特性はそのあとについてくると理解。
明確な方向がでるとともに、ピートの活用自体には
まだまだ余地があるというより、余地だらけだな、と。


午後からはクルージング。

最後の夕暮れ。
決して経済的に裕福とは言えないクライペダの街ですが、
街並みはとても美しかったです。

アスパラだ!
と思って食べましたが、たぶん輸入物。
薫醸消毒したニオイが・・・。


そして翌朝4時30分にホテル出発。

飛行機から名残り惜しく眺めながら、帰途につきました。
現地時間の5日4:30に発ち、コペンハーゲンを経て
成田に着いたのは日本時間6日9:30。
22時間かかった訳です。
乗り継ぎ待ち時間が長かったですが、長かった…。


初めにも書きましたが、この研修に行かせてくれた家族、
パートさん、お客さまには感謝感謝です。

泥炭が何者か知りたい、泥炭の活かす方法を知りたい、
そして今後の土との付き合い方を見直したい。

そう思って研修に行きましたが、期待通りの成果が得られたと思います。
クラスマンの商品を買うかどうかはもう少し検討しますが、
ピートの正しい知識を持ってほしい、その結果、
必然的にクラスマンを選ぶだろうという会社の考えは、共感できます。

小林さん、ありがとうございます。
海老沢さん、ありがとうございます。
若輩者の私に付き合っていただいた、井村さん、桜田さん、藤岡さん、
本当にありがとうございます。
ありがとう、リトアニア。今のところヨーロッパで一番好きです(笑)

2014年9月28日日曜日

怒り!

自分にも、相手にも。

私の考えでは、約束は必ず守るものだし、友達に売れるものをお客様に売るべきだと思っています。
それをふたつとも反故にされたため、人の見る目のなさと、約束すら守らない友人に怒っています。

あるリンゴ農家が大型得意先の倒産により経営危機を迎えたため、これをいい機会とその農家の頒布会を申し込み、尖がった存在の潰れちゃ困る農家だと思っているので、facebookを使って友人たちにもその頒布会やリンゴの購入を勧めたのです。
頒布会は7回届くというもとで申し込み時点でお金を払いましたが、4回しか来ずに、今季を迎えています。その農家に問い合わせても無視。友人たちが問い合わせしても無視。電話にも出ず、メールやメッセージも返ってこない。

経営が苦しかったり、仕事が忙しかったり、ある程度は仕方ないと思うが、無視するかね。そして八百屋や小売店などには出荷しているという状況。悪いことを推測するとキリがありません。
潰れそうだから寄付してくれ、といって2万円を払うなら払ったのに、潰れそうだから買ってくれで商品を送らない、という詐欺に、怒っている次第。

アスパラ疫病

府県のアスパラ産地では、発生をひたすら隠すのが現状です、疫病。
発生=産地壊滅、と言われていますが、必ずしもそうならないし、
発生を隠しても品質や収量が下がるために、同様の弊害は出ます。
情報を公開して、少しでも他のアスパラ農家のためになれば幸いです。

北海道でのアスパラの疫病は、本州と発病の出方が異なります。
株元から白いカビのような病斑が現れまして、
雨の条件で広がっていき、枯死します。
おそらく罹病条件は斑点病と同じで、中温多湿。
萌芽初期に罹病したものが、雨の後で発病しますから、
上部にも病斑がみられます。
初夏や盛夏には発生しないため、
気付かない農家もたくさんいると思います。
特に、夏秋に収穫をしない農家は畑を回らないので気付かず、
秋に枯れるアスパラは当然だぐらいに眺めたりしています。
外から見る限りは、少し黄色いアスパラがあるかな、ぐらいだと思います。
アスパラの列を歩いて、株元を見ることが大事です。

末期になると、こうです。
春は予定収量の1/10くらいです。
秋にあんなに旺盛だった畑のアスパラが、春にさっぱり出ない。
よく聞きますよね。
疫病を疑ってみてください。
初期の発生であれば、対策があります。
露地栽培は、定植年の天候次第ですが、
天候による変動を少しでも抑えるのが、農家の仕事でしょう。

うちのこの畑は、もう末期です。
アスパラ畑480aのうち、60aがこの畑。
今年で止めます。
今後の露地定植は、土づくりというよりは圃場作りによって疫病対策します。
土の水捌けを改善するのは当然ですが、
停滞水は農業用水の排水環境にも原因がありますので、
用水が不全な場合は圃場内での改善、つまり
サブソイラや透水資材よりも、土の高低差や株の位置環境などを
考えた定植をすることをお勧めします。



順調な畑(いつも家から写真撮る畑)は、こんな感じ。
この畑が9月下旬に入っても青々しているのは、
5年ぶりくらい。
来年に期待しちゃいます^^