2010年6月14日月曜日

REFARM北海道交流会と、微妙な違いについて

北海道に初夏の暖かさが来て1週間が経過しました。
アスパラ収穫がピークだったので、本当に「あっ」という間でした。
 
12日には、REFARM北海道の交流会に参加しました。
今回は40名弱の少人数開催。会場は熱気でやや暑め。
コーディネートを天使大学の荒川教授にお願いして、
学生のプレゼンをきっかけに農業への問題点を深掘りしていく
いつもながらのドップリ農業談義。
いろいろな人から幅広く学ぶことで、農業のレベルを上げていきましょう。

なお、この模様を含め、REFARM北海道の活動とうちやま農園の
様子がドキュメンタリー番組で放送されます。
6月26日土曜日、9時~、テレビ北海道の経済ナビにて。見てください。


2次会では農家のこせがれネットワークの東海にいる、
O田さんに会った。偶然だし、初対面だが、これは
良い縁に違いない。全国にネットワークがあるって、すごい。
 
 
さて、ここからは雑感をだらだらと。

両方ともムラサキアスパラのバーガンディなんですが、左は赤っぽく、
右は紫。微妙に違いますが、どっちもムラサキアスパラです。
 
微妙に違うと言えば、家畜への考え方の違いも様々。
我が家のトトちゃん。可哀想だから食べないで、という人がいる。
 
家畜は、食べる目的で飼ってます。うちはそれだけではありませんが。
詳しくは以前のブログで。
豚は本来はイノシシなので、動き回るし、草や虫も食べますし、
走り回ります(速い!)し、人懐っこいし、キレイ好きです。
だから、餌やりや掃除は、思っていたよりもとても大変。
しかし、食用の豚の多くは、狭い豚舎でほぼ決まった餌を与えられて
いるのではないでしょうか。自分で食べる豚を飼うことは、
責任持てる餌で自らが育てたものだけでなく、みんな、何かの犠牲の
上で生きてる、ということを実感させられる。その自覚がなく、
人間の都合でいろいろな不都合を強いられている動物がいるという、
不都合な真実に目を瞑って生きてる。紛れもなく、私もその一人だ。
自分が知らないことを体感し、命をいただいている、という意味を少しでも
理解できたらいいな、娘にも感じて欲しいな、と思ってます。


トトちゃんとは、仲良しですよ(^^)
 
 


アスパラ畑は、徐々に立茎栽培の準備に取り掛かっています。
トラクタでの培土作業中。

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