2011年2月8日火曜日

就職への私見

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先週、記述を約束した就職への私見。
こと、就職活動に絞って書きます。転職や起業は別。
農業のことは出てこないので、読んでてもつまらないですよ(笑)
 
就職活動で大事なこと。
対自分では、何ができて、何が得意で、なぜそう思うか、かな。
一番大事なのは、何がしたいか、ということ。
これを、時間をかけて、いろいろな人の意見を聞いたり勉強したり
しながら探せる時は、おそらく就職活動のときだけ。だから今が大事。
教えられてきた立場から社会に貢献する立場へ。受動から能動へ。
大きな変化です。
得手・不得手はあるけど、不得手だからできない、は間違い。
やりたいことは不得手でもやりたいハズ。何がやりたくて、なぜそう思うか、
これがきちんと考えれてないと、軸が無くて、いわゆるブレている、となる。
でもね、就職したらしたで、やりたいことは変わるかも知れない。
その時も何がやりたいかとその理由が明確であれば、選ぶ道は自分次第。
 
理由は、理屈を捏ねることではなく、自分の中の本当の理由。
ここで自分の肚の中と正直に向き合わないと、行動との矛盾がでて、
精神的に苦しくなってくる。自分しか知らないからね、自分のことって。
現状の自分を受け入れて、どうなりたいか、なぜそうなりたいのか、
そのためにどうすべきか、本当にそうか、と深く深く考えて行く作業。
 
対社会、対会社では、知れる範囲知っとけばいい、ですね。
知っといて損することはひとつもないけど、知れる範囲は限られる。
だって、学生しかやってないんだし(笑)
これまで求めてこなかった情報を急に求めても、得られる範囲は限られる。
でもそれでいい。だってしょうがない。それが今の実力だし。
知った中で、自分のやりたいことを選べばいいだけ。
ここでは、自分の限界を作らないことが大事。自分ならこの会社レベル、
と決めつけることが、自分の可能性を狭くしますので、注意を。
本当にやりたいこと、入りたい会社があるなら、10年計画を立てるべき。
 
で、試験で落とされたら、なぜ落とされたかを言い訳なしに考える。
責任は自分にあると同時に、自分を選ばない会社に見る目が無かったと
開き直る結果になるもいいでしょう。人のせいにしないことが大事。
わからないなら、人に聞く。ここで聞く人は、正直な人ね。しっかりした
指摘が必要な大事な時だから。褒め言葉も批判もほどほどに。
なぜその仕事がしたいか、が明確なら採用されるよ、必ず。
まあ、それが難しいんだけどね。
 
自分の経験から書きましたが、育ってきた環境が違う今の学生さんには
わからないことが多いかな。自分が就職した時も氷河期(1999年)と言われ、
けっこう苦労したのよ。本当にやりたいことなんて、直ぐには見つからない
んじゃないか、とも思うけど、時間かけて考えれる幸せなときかもね。
でも就職活動のときには、「これだ」というものが見つかる筈なんだよね。
就職は目的ではなく、生きる手段。どう生きたいかの方が大事なんだけど、
それを探す方がさらに難しい・・・。締まらないが、結論は各人持つものだから。
 
以上。

2 件のコメント:

koko さんのコメント...

御話、とても参考になりました。

ちなみに…
ウチは幼い頃から“農家の嫁”が夢でした。
15歳から就活(というか婚活)して来たこともあり、
仕事は夢を実現させ続ける為の手段で、
ウチの人生そのものと考えて来たし、実際そうでした。
故に、就職=結婚というのがウチの私見です。

ひろし さんのコメント...

kokoさん
長話にお付き合いいただき、ありがとうございます。
農家の嫁が夢なんて、素敵過ぎる…。実現可能性の有無はわかりませんが、北海道にもいい独身の農家いますよ(笑)
おっしゃるように、仕事は人生において手段であると思います。一方では、人生の大半を費やすことでもあるので、ある種の自己実現が目的となってしまうことも素晴らしいことかと思います。
もちろん、私も手段としての仕事です。
結婚については…これは止めときます。ひとつとして同じ例はないので。