2009年12月4日金曜日

取材受けました。

こんなお茶目なおふたりに取材していただきました。妻も私も、取材経験があるのですが、話の深堀が上手だなーと、失礼ながら感心してしまいました。
Agrizmの1月16日発売号に載るそうです。
午後には、北海道アルバイト情報社のおふたりもいらしていただいたのですが、写真を撮り忘れました、すみません。
 

 
取材は、父は何回も、妻も数回受けているので慣れているようだが、私は本格的な雑誌の取材は初めてです。それが1日に一気に2件も…。
 
話をしていて感じたことは、私は消費者ウケしたり、紙面ウケする農家ではない、ということ。
農家の記事でよく見るものとして、消費者に喜んでもらえればいい、自分が作った成果がみえる、自然の恵みを受けて生活できる、生き方がここにある、サラリーマンと比べたら人間らしい、などなどのコメント。
 
実は、共感できるものは少ないんです。
 
農家のことと消費者のことを長期的に考えたときには、農作物の低価格化は農業の衰退を招くし、自然の恵みをもらうなら山にこもったりする方がいいし、農業は取りたい作物だけを作るので自然には逆らっているし、同じ仕事なのにサラリーマンと農家を比較するのも変だな、と思ってます。
仕事として、自分の成功する場所として農業を、内山家を継ぐことを選んだわけなので、自己実現の手段です。もちろん、エンドユーザー(消費者)への最大の満足を考え、地域コミュニティーの改善や農業界の底上げ、土や作物など農業についての勉強、後世のことを考えた持続可能な農業を展開していくことも必要ですが、それは農業でなくても、サラリーマンでも必要なことでしょう。
 
さらに、農協や国策に頼らずに自分で経営できる農業を考え、実践していくことは、既に当たり前のことで、特別大きな声で言うことでもないと思います。さらに、取材をされたことがない農家にも、素晴らしい農家はたくさんあるんです。
そんな考えがあるものだから、「あれ、農家らしくないな」という感じの表情をされたり、「そうですよね!」なんていう盛り上がりに欠ける取材だったかな、という感想です。
 
でも、それが私らしい、と妻や友人は言ってくれます(^^)
ということで、我が家の写真もいっぱい撮っていただいたので、私が撮った下のような家の写真が、どんな素敵な写真になるのか、楽しみです。つまらないから、すこーししか掲載されないかも知れませんが…。


 
最後になってしましたが、REFARM設立発表会in北海道の開催内容が決定しました。
http://www.re-farm.jp/event/2010/01/refarmin-1.html
是非ご参加を!!

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