2014年5月18日日曜日

露地アスパラ始動!

あー!露地もう明日からじゃん!!
と一枚。
5/11から収穫開始となりました。
一気に全ての畑が収穫となるわけではなく、
株の浅い畑から徐々にでてきます。
現在はこんな感じで収穫。
みんな腰が折れてますね。
そうです、過酷な収穫です(笑)


個人発送の増加と小売店からのニーズが増えたこともあり、
選別設備を増強しました。
アスパラ自動選別機(オギワラ製、AS-Ⅱn)です。
中古で探したものの現物見ずには買えないので、新品にしました。
作業スピードもあがるので、鮮度劣化が減らせると思います。


こちら、赤井川コロポックル村のホワイトアスパラ。
立派です。
毎年アスパラのブツブツ交換してます。
勉強になりますね、何度やっても。


5/14、ムラサキアスパラも収穫開始しました。


ホワイトはまだまだ改良中。
いい太さでとれていますが、
昨年とは全く違う環境で作っているため、難航中。
泥炭地特有の、土の軽さ(土の中の気層の多さ)が問題。
土を鎮圧して水分があれば、砂地や粘土地のように
ホワイトが土中で伸びた時に表面がひび割れてくるのはわかりました。
しかし、
土が割れてきて、地表から5cm下にあるアスパラが
すでにピンクがかっているのです。
がっかり。
ですから、土盛りした畝に白黒マルチでトンネルかけしました。
月曜から発送可能になると思います。


これは新品種で、050という番号ついてたんですが、
品種名はわかりません。
試験もありますが、土地が違えば結果も当然異なりますよね。
この品種はこうだ、とは、全てに当てはまらないです。
話半分くらいだと感じてます。
だって、自社の品種を悪く言う営業はいませんからね(笑)

2014年5月12日月曜日

もうすぐ露地ものスタート

ホワイトの培土も完了しました。
少し手直しが必要ですが、やはり培土には専用機が必要かもと感じます。


連休最終日にようやく子供たちと公園へ。
遊びまくる子供に負けずにはしゃぎ、
水たまりに足をはめ、脛から出血するなどしましたが、
農作業に支障ない程度でした^^;

こんなアスレチック、楽しいですよね。



連休明けには、愛知県のイタリアンのご一行様が来園。
右は同い年の永倉シェフ、左は青森のニンニク農家の種子さん。
刺激的な時間でした。
このブログをみて来ていただくという、
私には一番嬉しいこともおっしゃっていただき、
アスパラをもうすぐ送ります。

お会いしてから始める取引が、安心だし、いいもの出そうと思います。
そろそろ露地がとれ始めるので、超繁忙期です。

父が帯状疱疹になってしまい、いろいろ不安要素ありますが、
今年もパートさんやお客さまに助けていただいて乗り切ろうと思います。
パートさん、いつもありがとうございます。
そしてみなさん、美味しい露地アスパラのはじまりはじまりー、です!

2014年5月6日火曜日

5月初旬、いろいろ動きます。

露地のトンネルかけが出始めました。
4/29から収穫してます。
それにともない、飲食店や小売店への発送料も増えています。
みなさまのお口に入る機会も徐々に増えてきたのではないでしょうか?
露地は5/15くらいから収穫できそうな雰囲気ですから、
あの野性味まではもう少しだけお待ちください。


5/1-5/2、NHKの「あさイチ」の取材班が来ました!
うちの取材はアスパラの味や栽培方法ではなく、保存がメインでした。
これを機に、①冷蔵して立てて、②冷蔵して寝かせて、
③常温で立てて、④常温で寝かせて、の食味試験をしました。
2日前の収穫アスパラを上記方法で保存して、
ブラインドテストしたところ、上記○の数字順でした!
近藤アナウンサーも正解しました^^
さらに、②と③の差はとても大きいものでした。
風味、筋、甘みなどなど、歴然としてます。

さらに追加で、アスパラを水につけて保存しちゃダメです!!
湿気はいいけど水につけたら新鮮に「みえるだけ」です。


そうこうしているうちに、露地が萌芽し始めました。
2年目なので早いですが、そうそうに立茎準備に。


こんなに夕日がきれいな時は、霜が心配になります。


風が強い日にはトンネルビニールの下で蛙が休んでます。


こいのぼり、今年は一回も下げずに役割を終了しました。
また来年!!
ここにうちやま農園の旗をつけたい。


ハウスのアスパラは既に立茎中。
立てるアスパラを選定していく作業は、実は結構好き。
好きだから自分でやりたいけど、こういう仕事も
人に渡していくこと前提で考えた方がいいんだよな、
永続性を考えると。




余談。

農家は毎年一年生。
これをしたり顔で言う農家ってけっこう多い。

解釈はふたつ。
まずは、毎年起こる環境の変化に真摯に学びましょう、
もうひとつは、うまく作れなかった時の言い訳。
前者で使っているなら許せるが、後者は論外。

それにしても、毎年の積み重ねてきた経験があり、
それを応用するのは農業に限らないはず。
経験があるなら少なくとも一年生ではなかろう、と…。