うちやま農園に限っては、特に。
アスパラで最も怖いのは、病気です。
次に台風。
病気の中でも、一番怖いのが茎枯病。
次が疫病、褐斑病、斑点病などなど。
その茎枯病や疫病が最も付きやすい時期が、立茎開始直後です。
まだ茎が柔らかいこの時期に、豪雨にさらされると、
うちやま農園ではほぼ全ての畑で病気にかかってしまいます。
雨さえ降らなければ、なんですが、
大事な期間は3週間ほどあるので、その期間に降らないのは奇跡に近い。
対策は諸々あります。
当然、できることはやります。
それでも、ゲリラ豪雨で泥水が跳ねるような天気になったら、
来春の収穫量大幅減少を覚悟します。
自然の猛威の前では、我々の作業など無力に近いです。
ですから、この時期は対策を行いつつ、
ゲリラ豪雨に当たらないことを祈るのみなのです。
6/30に一度当たっていますが、僅かな被害ですみました。
その後乾きまくっていましたが、7/11からの豪雨予報。
今の所、農園の周辺ではゲリラ豪雨はありません。
運がいい。
でも冬に局地的に大雪もらったりしてるから、
トータルではどこも変わらない損害を受けていると思われます。
この時期に、丈夫にアスパラが立ち上がれば、その後は、
台風が来ないか、雹が降らないか、洪水にならないか、と、
ずーっと心配は絶えません。
今が良くても、台風でアスパラが倒れてしまったら、
来年の収穫は減少どころか、ゼロの可能性もあります。
北海道は約半年しか作物を作れません。
折り返し地点にきましたが、気を抜かず畑を歩きたいと思います。