2016年6月27日月曜日

野澤ロス

2ヶ月間、うちやま農園でみっちり仕事してくれた野澤くん。
昨日が最後の出勤で、送別会を兼ねて春アスパラの打上も。
でも、集合写真を撮ると、次の年に大量に来なくなる。
というジンクスがあり(笑)、三年前から集合写真を撮るのを止めてます。

野澤くんとは、最後になるかもしれないから、まあいいか、と。
自由人の彼は、この先もほとんど決まっていないに等しい。
イケメンなだけじゃなく、考え方も論理的だし、
器用だし、視点が面白いし、マイペースだし。
とても良い人間でした。

毎度毎度ですが、本当にパートさんのお陰で成り立ってます。
春も、この先も夏も、お世話になります。
(パートさんについては、篠原さんのブログで書いてくれるはず)

今年は野澤くんのお陰で収穫前の春の繁忙を乗り切りました。
力のある男の子にしかできない仕事って、けっこうあります。
それは女性が3人でもできず、男ひとりがいい仕事です。
私と父では限界があるなー、と感じながら、野沢くんに助けてもらいました。
また来てくれたら嬉しいけど・・・。
今朝、仕事の段取りをしてて、ああ、野澤くんいないんだ、と。



昨日は日曜日。
来客が多くてこんな感じの玄関に(笑)
畑で忙しい一日もいいですが、
子どもたくさんでにぎやかなのもいいです。

2016年6月21日火曜日

単純な比較の話じゃないのはわかってます

今年は雨が多いとか、温度が低いとか、
基盤整備が云々とか、色々書いてますが・・・。


九州の地震や大雨被害の映像を見ていると思わされます。
災害にあったわけでもない、命の危機にさらされているわけでもない。


他地域よりマシとか、あの国の人よりマシとか、そういう考えは好きではない。
ついつい日常に追われて自分の目の前の出来事に一喜一憂するけど、
大きく考えると、そんなことは小さいこと。


生きているし、仕事できているし、家族といられるし。
畑の良し悪しは、半分は諦めるしかないし、
半分は農家の手で何とかできるとも思ってます。
大きな気持ちでいると、広い視野が持てるし、
他人に優しくできるし、自分のストレスも減ります。


なんてコトを考えることもあります。
昨日ムスコが照る照る坊主を作ったお陰か、
雨予報の1週間が、日曜日まで雨なしの予報になりました。
こういうことを書いたけど、晴れは晴れで、気分があがります。

2016年6月18日土曜日

本当に雨だらけ

6月に入り、畑が乾く暇ないくらい、雨が断続的に降ります。
合間を縫って、何とか立茎準備を進めないと、夏も来春も、
収穫するアスパラがない!
今年の終了も大分すくないけど、常に先のことを考えないと、
アスパラや果樹農家は苦しくなりますね。

急いでロータリ耕。
株もとの写真はとれず。

培土も完了すると、仕事した感はたっぷり。
でもまた大雨が昨日。
本当に心配な今年。
ここ一ヶ月は雨が多いという予報。
こりゃあ本当に5年前の再現になるかもしれない・・・。


趣味の読書で、外出できないストレスは押さえ込めます。
角田さんの小説は、つながりに意味があり受け入れることの重要性を
きれいに話しに落とし込んでくれてます。
カーネギーの本が、ついに文庫になりました。
こういう名著は、文庫で数多くの人に読んでもらうべき。
これまでハードカバーしか出さなかった意味がわからない。


苗で物申す。
これはネズミにいたずらされました。
うちの失敗。
それもそうだが、美唄農協の育苗施設の運営が本当にひどい。
3年前から苗立ての方法、特に水遣りや促芽などについては、
何度も文句交じりの苦言を呈してきたし、農協を通じても意見を入れていた。
農家は農協のために改善点を指摘するし、
農協が農家のためにそれに応える。
こういう関係が理想だと思っての苦言です。

しかし、もうこうなったら二度と頼むか、です。
あれだけいったのに、低温に水やりすぎの根痛み。
細かいことは書けませんが、農家は苗半分。
苗でその後が決まるくらい大事。
それを疎かにして、美唄の農業に将来はないぞ。
しかも、JA域外から受注したアスパラの苗は、
しっかりとキレイに生育したもの!
またブログ消せといわれるかもしれませんが、
こんな施設はない方が農家のためだと思いました。

アスパラ農家には、はっきりと伝えてますが、
それでも苗工房に頼らざるを得ないのが現場の状態です。
アスパラのみならず、将来の美唄のために、です。
日々の上司への報告業務や出世にだけ大事な仕事と、
農家のために苗の管理をきちんとすることと、大事なのはどっち?


子ども達は、いつも仲良し。
癒される。

2016年6月13日月曜日

あっという間

アスパラの収穫をするだけ、という期間は時間があっという間です。
6/2と6/4は雨と低温で収穫できず。
6/4は映画を観にサッポロファクトリーにでかけ、
近くの公園で走り回る子ども達と時間を過ごしました。

そして5日から待望の快晴。
アスパラ収穫の後半戦スタート。
昨年にどれだけ迫れるか、天候次第^^;

6/6は2日延期した運動会。
開始前も開始後も、仲の良い姉弟でした。


5月中にできなかったこと、やらなかったこともあります。
まず、欠株が多い新植畑のアスパラをどうするか。
全部ひっくり返して植え替えするか、欠株箇所に補植するか、
隣の畝に移植して揃えるか、そのまま放置するか、などなど検討。

5月いっぱい様子を見ても萌芽しなかった株が半分以上。
全面施肥したので、通路にも同様に養分はある。
ということは、生き残った株は移植することにして、
通路に新植してはどうだ!?
という父との会議を経て、いざ実行。
苗が出来ていないというトラブルもありましたが、雨の間に良い仕事ができた。
ちなみに、トラクターに乗る人は、自由人の野澤君。
今年うちやま農園が乗り切れたら、間違いなく彼のお陰です。
もちろん、家族、パートさんのお陰もあります。
それを言ったら地域や関わってくれた人々全て・・・。

いやいや、野澤君は、本当に突発的な衝動と感覚で
うちに来てくれたようなものです。
その出会いの面白さもあって、ちょっと可愛がってます。
昨日まで気づきませんでしたが、女性陣はイケメンだといってます。


9日の雨の中、どうしようもなくてハウスに横になると、
こんなステキな眺めになります。


畑を歩いていると、
ひばりの卵を発見したり、

かえるがいたり。

6/11は毎年恒例のアスパラ合コン!
もう8回目か9回目!
父母が孫の運動会で不在のため、畑のアテンドはなんと
ムスメが行いました。
アスパラの取り方をしっかり教えてくれたようで、
その後は合コンに参加して遊びまくり、はしゃぎまくってました!

お礼にと、夕方にはお祭りに。
掬うだけの遊び、本当に子どもは好きですよね。


そして13日、また雨です。
アスパラの収穫を打ち切って、夏のため、来春のために
備えたい時期なのですが、収穫を止めるに止めれない。
培土したり、杭打ちしたり、雨ではできない仕事が止める前には必要で、
それができないと止めれないです。
欲しいときに収穫できないで、欲しくないときに止められない。
思ったとおりに進まないけど、それが農業。
できるときに最善を尽くします。


・・・にしても、今回のサッカーのヨーロッパ選手権ユーロ2016、
良い試合が続くなあ。
各国の差が僅差になったから、白熱するんだろうな。
でも小さな特徴が消えないようなチームが観ていて引き込まれる。
ウクライナ、ドイツに負けたけど良かったな。

2016年6月2日木曜日

感謝

北海道Likersさんに記事を書いていただきました!
現実よりもかなりドラマチックになっており、
少々恥ずかしいです。

農家のこせがれネットワークを通じて知り合えた仲間には、
心底感謝しております。

そして生産者仲間、アスパラ仲間にも感謝してもし足りないほどです。

お取引先さまにも、感謝感謝です。

本当に私は、人に恵まれています。
恩返しを必ずします。