人と仕事することを学ぶなら、この人しかいない。
そう感じた1年前の萩原さんとの出会い。
1/23-24、私を含む北海道Rootsの7名で伺いました。
自己紹介からの懇親会で空気を暖めて、
本題へ。
農業が自営業を前提として成り立っているという不自然と
産業として雇用の受け皿も人材の囲い込みも出来ないという
不毛な状況を良しとしてはいけない、と問題提起。
一方では事業を展開していく上での雇用、
家族の代わり・チームの発展のための雇用もあり、
小さなチームにもどこかで雇用は付きまとうという現実も理解。
どうやってチームを作るか、なぜ作るかなど、
本質的な話に触れる第一部から、
27時まで続くというテーマ別の二次会という名の小集会。
雇用に限らず、経営を晒し、弱点を晒し、人間を晒す
向上心あふれる経営者の話は尽きません。
翌朝7時からの朝食では、家事をしないAさんがご飯を
よそうという事件も発生。
もうひとりのステキな農家の在賀さんの作業場と自宅を
見せていただきました。
ここでようやく萩原さんからマンツーマンでご意見をいただける。
2日目は「そうは言っても」というテーマで、
昨日話した理想や目標などを、
もっと泥臭い現実をふまえて話すという集会。
がっちりと話をして、名残惜しくも清々しい表情のメンバー。
久松さんにも参加していただいたお陰で、
論点が明確になったり、もやもやしていることを言語化して
もらったり。やはりどこでも頼りになります。
北海道のメンバーに萩原さんと久松さんと
深く関わってもらって、企画した側としては
本当に良かったと思ってます。
彼らに会って刺激されない人は、もうダメでしょう。
今回の勉強会で強く感じたことは、以下の点です。
・仕事や給料を与えると表面的には見えていても、
ある人には責任だったり、課題だったり、信頼だったり、
それぞれの人に合った何かを与えていくことが成功のカギだろう。
・人への投資も1年ではなく2,3年で回収するイメージがあると、腰を据えられる。
・(ポジティブな意味での)撤退のビジョンを持ちつつ経営。
すぐに起こすアクションは、
・正社員採用開始
・パートさんとの会話を増やす。話しやすくする努力はより行う。
・仕事をつくる
人と仕事ができることの喜びは、
小さな個人事業主の醍醐味かもしれない。