2008年4月29日火曜日

市場見学


4月28日朝6時半、活気づく札幌中央卸売市場を見学に行ってきました。目的は、ホワイトアスパラの市場状況を知ること、販売ルートを再検討すること、勉強、などなどです。現在のホワイトアスパラはハウスでの『遮光シート栽培』が主体であり、なんとこの日『土盛り栽培』のホワイトアスパラ出荷はうちやま農園だけでした!この味の違いを理解してくれる仲買さんたちが仕入れてくれているんだなぁ、とわかった。しかしほとんどの仲買さんが栽培方法を無視した購入をしていて、すべての人が味を購入動機にしているわけではないんだな、とも実感しました。


 ろばた大助さん。今年からメニューにうちやま農園のアスパラを入れてくれています。大島社長さんがとっても気に入っていただいたようで、嬉しい限りです。さらに、ホームページで紹介までしていただいています。新鮮で瑞々しいアスパラを堪能できますよ~

妻に代わって


本日は料理をアップです。ホワイトアスパラは、2次成長期に入ってから柔らかくなってくると共に、甘みが増して味が凝縮されてきました!そのおいしいホワイトアスパラを、妻がソテーしてくれました。詳しいレシピは後日公開します(^^;)

2008年4月20日日曜日

収穫増!

 ホワイトアスパラの収穫が本格化しました。土を盛った上に遮光シートを被せて、日の出前にシートを捲って収穫をするのです。土のせいかわかりませんが、黄色くはならずに、真っ白かピンクになるのです。朝日を浴びて(色が変わっちゃうから直ぐにしまったけど…)、我ながら綺麗だな~と惚れ惚れしてます(笑)。

このまま5月下旬くらいまで収穫する予定で、欲しい人、募集中です!今は個人と料理店に直接販売するほかは、市場に出してます。

2008年4月14日月曜日

なんと鈴木社長も!!

 アスパラの収穫も徐々に増え始め、現在では1日に30キロ程度を出荷しています。それにしても、春のアスパラは市場価格が高い。収穫するほうにとっては嬉しい話だけど、実は矛盾も感じる。当然、需要が供給を上回るから価格が上昇するのだが、やはり自然の状態で収穫するのがどの野菜でもイチバン美味しいのだから、露地で収穫したものがイチバン美味しいのです。もっと早く食べたい、もっと早くお客様に出してあげたい、というお客様や料理店さんのお陰で食べていけてるんだな、と思う。
 さらに、うちやま農園では直売・直送も行っているが、それはもっとも美味しい方法でお客様に食べてもらうため、なのです。どういうことかというと、市場に出したり、小売店に並べてもらったり、商社に出したりすると、それだけで収穫してから食べるまで時間が掛かってしまいますね。野菜に限らず、生ものは採れたてがイチバン美味しい、ならば最も早くお届けできる方法は、直売・直送しかない!ということなのです。理屈っぽくなりましたが、美味しく食べてもらいたい、というわけなのです。これ、うちやま農園に限らず、農家全員の願いですね。

 先日の佐藤アナウンサーに続いて、同サイトで北海道宝島旅行社の鈴木社長もうちやま農園を紹介してくれてました!!何かお礼をしないと・・・、といってもうちにはアスパラしない(^^)

2008年4月11日金曜日

ホワイトアスパラです!!

 こんいちは。試験栽培のホワイトアスパラの収穫をはじめました。といってもほんの60メートルなので、量は取れませんが・・・。うちやま農園の覆土方式では、毎朝土を掘って収穫するんです。まずはお世話になっている人に食べてもらおう!ホワイトアスパラ収穫なんて、面白いかも(^^)

2008年4月10日木曜日

またまた写真なし!!

 こんばんは。嬉しいことがあったので投稿です。オールアバウトというサイトのガイド小西由稀さんがインタビューするコーナーにうちやま農園が掲載されていました!!http://allabout.co.jp/travel/travelhokkaido/closeup/CU20080407A/index2.htm
紹介してくれていたのは佐藤麻美さんというHTBのアナウンサー兼野菜のソムリエのお方。当農園の美味しさをわかってくれている人がいることに、感謝感謝です。
 うちやま農園では体験や直送の申し込みを常時受け付けていますので、いつでもhttp://uchiyamanouen.com/ からメールしてください!!ちなみに、今日は試験栽培のホワイトアスパラが初めて採れました。最新の遮光シート栽培ではなく、土をかけて作る昔ながらの栽培方法で取れたアスパラは、甘みが強く、後味にほど良い苦味があるというものでした。味は合格点!あとは量産体制に持って行けるかどうかが課題だ・・・。
 最後に、農協青年部の懇親会に行った感想を。・・・思いは熱いが、実現の仕方と考え方がわからないんだな、と感じました。思ったよりも積極的・前向きだったことが嬉しかった。初めだから生意気なことは言うまいと我慢して色々話を聞かせてもらったので、収穫は多かった。今後はこの熱い人たち(もちろん冷めててマイナス思考の人たちもいる)と一緒に地域貢献したいとも感じた。やることいっぱいだ!

トンネルかけするパートさん


 今日はパートさんが来て、アスパラにトンネルをかけてくれています。あいにくの曇り空ですが、風も無く作業はスムーズに進みました。内山家3人とパートさん4人で、約2kmのビニールかけがおわりました。
 パワープレイとはいいますが、確かに単調作業をパワープレイで片付けるのは効率もよく、体にも優しいなぁ。
 ただ、雪解けが早い上に雨が少ないため乾燥が心配です。お天道様に祈るのみ…。

2008年4月9日水曜日

ダイレクトメール

 こんにちは、うちやま農園です。というタイトルで昨日お得意様に発送させていただきました。アスパラ屋さんの我が家では、もっとも美味しい時期に、いつもお世話になっている方々に間違いなく発送できるように、事前に予約をしてもらっているのです。
 本日みなさまのもとに届いたと思うのですが、すぐに数通の注文が!!楽しみにしていただいてて嬉しい限りです。

 ひとり言を。農協の青年部に誘われている。美唄市の中で地域貢献活動を積極的に行っているのは青年会議所と思って、同所には加入した。しかし農協青年部にはちょっと弱腰・・・。だって、農家を楽しんでないし、国の制度への文句とか、クダラナイ話が多いみたい。美唄は農業都市なんだが、農業が先進的とは言い難い。未だに補助金頼みの経営、規模拡大がすべてだと思っている農家が多い(・・・気がするだけかも知れませんし、美唄に限ったことではないかも知れませんが)。ビジネスマンとしての経験を踏まえて考えると、スピード感が無いし、危機感もない。大地の中でのんびりしてしまうのはわかるが、カイゼン、向上なんて言葉が見当たらないのはちょっと残念。でもその気質や風土を若い人たちから変えられるはず!と思って行動することがカイゼンへの第一歩なんだよな、きっと。
 求めよ、さらば与えられん。叩けよ、さらば開かれん。

感激!!

 ハウスものの初出荷を4月3日に大阪に行ったのですが、そのお客さんからお礼の電話が来ました!!美味しさと一番に送ってくれたことに感激してくれていて、こっちも感激でした。またうちやま農園に遊びに来てくれるといいな~。春の露地以外にも6ヘクタールのアスパラ畑ではその時その時に一番美味しいアスパラができるのです!!


 さて、今日は露地ものアスパラのトンネルかけ作業を行っています。生育を促進するのと凍害の防止が目的なのだ。あと一ヶ月で最高に美味しいアスパラができますよ~。期待しててくださいませ。

2008年4月5日土曜日

オトコの料理と男の意見


 ハウス内のアスパラ、ついに収穫です。4月3日に初出荷となり、大阪に運ばれていきました。その後も順調に収量を伸ばしています。今年は雪解けが早いだけでなく、気温も高いのでアスパラは昨年よりもずいぶん早く採れていますよ。この調子では露地ものも早いかも!!
 下の写真は今日諸事情により一人で晩御飯を食べることになり、自分でつくったものです。アスパラと鶏肉ともやしを炒めただけ!オトコの料理は豪快かつ大量、ということで、フライパンのままいただきまーす。もちろん美味しく完食。


 さて、今日は青年会議所の活動について書こうかな。今年から美唄に戻ってきた私。せっかく地元に帰ってきたのだから、過疎化が進む地元の活性化に貢献したいと思って、JCに入会させていただきました。いい縁もあって、スムーズに入会し、田舎力向上委員会という委員会で美唄活性化のための活動に携わっています。詳細はまだ書けませんが、今年のプロジェクトには乞うご期待!なんです。美唄の活性化、市民で作り上げること、誰でも参加できる、そんな内容なんです。
 実はJCには札幌にいるときにも入ろうかと思ったことがあったのです。そのときには入会のための会合に参加した際に、『2世・3世ばかりが集まって、自分会社の仕事もしないで何やってんだ?!』と怒りや呆れの感情(当時の正直な気持ちです。申し訳ありません)から入会を止めました。しかし今回は自分の考え方が変わったせいか、学ぶことが多い団体だな、と感じました。もちろん全ての活動ではありません。実際バリバリのビジネスマンだった私にとっては、スピード感や戦略思考などの面で物足りないことも多々あります。しかし、みんなが自分の修練と地域貢献ために身銭を切って活動する団体なんて、なんて前向きなんでしょ!そう思ってます。きっと成し遂げたときの感動は…やりきるだけです!!男なら、やるからには一番!、やりたいことをやれ!、成長し続けろ!と思ってるけど、JCは結構リンクする。人の役に立てば、必ず自分に返ってくるはずで、返ってこないとしたら、役に立ってないってことだ、という気持ちをいつも持っている。明日も必死にやるだけだ。