2012年11月29日木曜日

お祝い

母も還暦を迎えました。
父に遅れること2年。

ささやかではありますが、子供たちと孫でお祝い。
 
浮かれる孫たち。

お世話になっているお店に場所を変えて、
孫4人が大はしゃぎ。
 
囲まれる母。
みんな、ばあちゃんが大好き。
  
ひとり欠けたけど、集合写真。
内山家って、あまり集合写真とらないので、貴重かも。

 
 
おまけ。
カワイイ2人。

2012年11月24日土曜日

初雪が根雪

昨年は11月15日の初雪が根雪なりましたが、
今年は11月18日の初雪が根雪になりそうです。
 
昨年と違うのは、作業では、根雪前提に行ったので、
作業漏れがない。特に、小麦の雪腐防除は完璧。
 
天候面では、昨年よりも夏が長くて秋が短かったので、
アスパラの養分転流がどこまで進んだか心配。
あまりアテにはなりませんが、11/10現在での
ハウスアスパラの根中糖度は、10度前後。
ハウスは15度あれば良いのですが、
18日には倒伏しているので、どこまで上がったか…。

   

 
ちょっと前に選挙の話題が出て、雑感。
 
選挙、もはやマニュフェストだけで投票できない。
その時の情勢や政局によって変わるし、
これだけまやかしの論点が沢山あると、
どれが自分に合うかでは投票するに値する党がないので、
どの「人」なら信用できるか、政治を任せられるか、
を基準に投票しようと思ってます。
 
信頼して投票した人の政策なら、まだ4年間我慢できるし、
投票した側はうるさいこと言わずに我慢したらいいと思う。
信頼できる人がいないなら、白紙投票すべし。
白紙投票と無投票が同じ意味だと思っている人、いる?
無投票は権利放棄ですが、白紙投票は投票意思はあるが適任者不在、となる。
同じ意味だと思わせる意見もありますが、これは白紙投票が
あることによって選挙に勝っている人の思惑があるのでは、と。
過半数取れない、人気投票になると不味い、選挙に行く人が
増えると自分に票が入り難いことを暗に気付いている…、などなど。
とにかく、選挙には行くべし。
誰に投票すべきかわからないなら、白紙で出すべし。
権利を行使してから、意見を言いなさい、です。
 
 
以下、可愛いムスコの写真集です。



妻が3日間東京に農業の研修に行っていたので、
私がオモリしていました。
 
お母さんがいないときは、懐きますよ、僕にも(笑)

2012年11月15日木曜日

勉強の季節

久しぶりに読みたくなったので、買いました。
ザ・ビジネス月刊誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」。
背後の事業構想は期待を裏切られる内容でしたが、
HBRについては、期待通り。
書いてあることの本質というか考えの根っこにあるのは
5年経っても変わりませんが、状況が大きく変わってますから、
自分の考えを確認するためにも良い内容です。
 
 
サラリーマン時代は、この本を読むために必死で時間を作りましたよ。
だって、難しすぎて読むのに時間が掛かるんですよ、とっても。
今はモノの見方が変わったせいか、気張らなくても頭に入りますね。
 
 
年のせいか、経験のせいか、ただの気分なのか。
読書の好みや読み方の質が変わってきた気がする。
こんな読み方、これまでできなかったなーと思うことも。
農業という仕事に真剣に向き合っているからと思いたいが、
余裕かもしれないし、諦めかもしれないし、きっかけは何じゃろ。
 
 
インセンティブについての考え方って諸々あるけど、
本人ごとに動機付けするスキルを身につけないと、
いつまでも雇用主ばかりに頼ることから抜け出せないぞー、
とか、
そもそもソリューション営業自体の定義がバラバラなので、
お客さまのお客さまを考えることや、潜在ニーズを探ることは、
営業中の基本中の基本ですよ、
とか、
顧客の管理は職業ごと・目標ごとなど、目的によるよ、とか。
 
変わらないことも多々あります。
ちょっと安心。
でも、顕在ニーズを拾うことにも楽しさや発見があり、
豊富な話題ってそこからみつけることが多いから、
営業職は沢山話を聞けるという贅沢な環境にあったなー。
なんて思います。
 
 
冬はそういう考えたり勉強したりする余裕がありますね。
 
 
 
合成写真じゃないです(笑)
妻が手伝ってます。
なんか変でしょ?
笑いましたよ、けっこう。
妻のお陰で助かりました、とかって、書けるけど書きたくない。
それは夫婦の問題で、こんなに感謝してんですよー
と外の向かって言う必要はないから。
いじった方が面白いですしね。
 
 
で、17日の雨以降、雪の予報が続いています。
今日明日の二日しか外仕事できないので、
残った鉄杭抜きやら小麦の雪腐れ防除やら、
機会の移動やらをやっていて、猫の手も借りたく、
妻に出動を要請した次第。
 
 
本日、三宅久之さんが逝去されたそうです。
好きな評論家のひとりなので、とても悲しいです。

2012年11月12日月曜日

紅葉シーズン

こちら携帯電話のカメラ。
こちらは一眼レフ。
どちらが素敵に写ってますかね?
 
アスパラが紅葉してきました。
褐色に枯れるのではなく、写真のように黄色くなってから
枯れていくのが養分転流では理想的な状態。
でもこの写真は一部の畝間で、
ほとんどは8月の長雨による斑点病にやられ、
褐色がかって枯れています。
でも親茎と主な枝は生き残ってるので、
まあまあの転流を期待しています。
 
 
そろそろ初雪が降りそうです。
毎年のことですが、アスパラの倒伏防止に張る
ネットを引っ掛けるイボ竹を一気に抜きます。
約22,000本あります。
計算したところ、一分間に7本処理していることになります。
抜いて、集めて、縛って、運んで、積む。
これに父と二人がかりで。
今年はゆっくりやったので7本/分ですが、
初雪が急に来るときは10本/分くらいやってると思います。
だから?とは聞かないでください。
この仕事を終えると、1年の仕事が終わった気分になります。
 
 
アスパラの実はこんなにキレイですよ。

こんな格好じゃないと外に出れない寒さに、ようやくなりました。

 
先日、人間ドックへ。
ついに、悪玉コレステロールがレッドゾーンを超えたようで、
薬を飲んで数値を下げろと指導されました。
総コレステロール250、悪玉180。
家系なんです、たぶん。
食事改善、食事制限、運動、お菓子禁止などいろいろやりましたが、
25歳くらいから、いつも悪玉が160以上あるんですよ。
気にしなくていいという医者もいますが、
祖母に心筋梗塞があったというと、
このままでは40代で死ぬかも、と。
 
毎日薬を飲むなんて、病人になってしまった、と思うか、
薬飲んで好きに食べまくるぜー、と思うか。
植物同様、人間も個体差があるのよね。

2012年11月8日木曜日

喪中はがき

先日、お客さまから喪中はがきが届きました。
 
春に奥様が亡くなられたという内容。
一昨年・昨年とご来園いただきましたが、
今年は来ないなー、と思っていましたら、なんと…。
 
他にも、お得意様の遺族の方が買ってくれたり、
最後になるかわからない食事にアスパラを、とか、
四十九日に主人の好きだったアスパラを、とか。
 
食べ物って、そういう関わり方ができるんですよね。
うちやま農園のアスパラを、と言われる時に、
こういう背景がいくつか存在していることを実感。
 
こういうことを作るときに考えられるというか
身にしみてわかるようになると、
人の役に立つ、という抽象的な目的が、少し具体化するんだろうな。
 
たぶん、話を聞くよりもこれは経験しないと身に付かないでしょう。
沢山の人との交流が成長と貢献につながっているはず。
間違ってないぞ、そのままでいいぞ、我を張れ、頑張れ。
 
 
 
見にくいけど、車庫の横に積んだ籾殻堆肥200㎥。
フロントローダでうまく積む父は流石。

 
最近、だいぶん一緒に遊べるようになりました。

2012年11月6日火曜日

晩秋ですなー

先日行われたREFARM北海道の収穫祭。
当日のゲストは農家のこせがれネットワーク代表の宮治さん!
 
自費で来ていただき、会費も全て払って頂きましたが、
その粋な心だけじゃなく、腰の低さには尊敬せずにはいられません。
親しみやすさ、プレゼンのキレ、6Kを引っ張る、
どれをとっても最高の男でした。
我々が農家のこせがれネットワークに居心地の良さを感じる
要因のひとつには、宮治さんが代表だからだと痛感。
 
本人は、「こんな扱いを受けるのは北海道だけ」と、
喜んでいてくれたようです。
良かった良かった。
 
そして翌日。
飛行機が19時ということで、おもてなしをしなくては、
と考えた我々REFARM北海道の有志。
 
そうです、普段農作業をしない宮治さんに、
少しでも農業を体験してもらおう、と。
まずは我が家で、と思ったら、思わぬ時雨模様に
3時間家の中でダベってました。
「こんなにゆっくりと過ごしたのは久しぶり」と。
 
次に野見山ファームへご案内。
ハウスのトマトの後片付け作業がたっぷり残っている、
ということで、何と初の農作業に。
養豚帽子に借りたツナギと長靴。
「俺にも農家のDNAが流れている」という言葉通り、
初めてとは思えない手早い作業にビックリ。
たっぷり3時間働いて帰ったそうです。
 
きっと、北海道がもっともっと好きになったと思います。
また来てくれるそうです。
REFARM北海道でも、みんながみんな、
「宮治さんと話せて良かった」、「代表は素晴らしい」、と言ってましたよ。
 
 
 
さて、久しぶりに秋晴れの中での農作業だった昨日。
 ハウスの農ポリを片付けたり、露地のイボ竹を抜いたり。
気持ちよかったので、写真を何枚か。

 
妻が15年付き合ったドコモからソフトバンクへ。
俺もそろそろかな…。

2012年11月1日木曜日

最近のこと、だらだらと

佐賀から戻ったら、すぐに大豆を刈ることができました。
3日連続で晴れたのは1カ月ぶりじゃないかな?
 
 
ご陽気な子供たち。
うちはハロウィンはやりませんが、パートさんに変装。
ムスメは明美さんで、ムスコは千鶴子さん、だそう。
 
 
 そんなムスメのおゆうぎ会もありました。
 1年の成長に、また涙出そうになりました。
こんな衣装でエダマメキッズなる踊りされたら、
もうたまりませんよ。
 
 
こちら、今のアスパラ畑の状況。
黄化が徐々に進んでいますが、
この畑は斑点病が酷かったので、葉が落ち過ぎ。
雪降らないから、ずーっと立っててほしい。
 
本日から杭抜きを始めました。
アスパラが倒伏しないように、杭を立ててネットかけてますが、
ネットはアスパラの擬葉が絡みついて取れないため、
秋には杭だけを抜き取ります。
ようやく4000本抜きました。
あと16,000本…。
あ、これから雨と強風だって!?
ちくしょう・・・
 
 

豚のお肉、引き続き美味しくいただいております。
ありがたや、ありがたや。
 
 
こちら、札幌の大好きな喫茶店。
先日、アグリビジネスフォーラム2012に行きました。
今回のメインは植物工場について。
学者や行政上がりの人は必要性ばかりを謳う偏った話を、
経営者や資材屋さんは、現実の話や素人にはわからない技術の話を。
勉強になりました。
とくにイシグロ農材さんの話がよかった。
植物の呼吸量まで考えないと、プロの農家なんて言えないな。
植物工場については、ひとつの方法としてはあってもいいけど、
何でもかんでも補助金突っ込んでやることじゃないでしょ、という
意見を変えるほどの良い話はありませんでしたね。
植物工場が増えた時に、これまでの農家よりも有機栽培とか
無農薬栽培の農家の大敵になるんじゃないのか?
 
 
工場なんて考えてもいませんが、ヒントはいろんなところに転がってるもんです。
また良い縁を得ましたし、新たな取り組みができそうです。
やっぱり勉強に時間を使うのは悪くない。
 
 
最後にお知らせですが、11月上旬発売の、
月刊誌「ソトコト」の12月号に、私が紹介されています。
ヤングファーマー35、とかっていう感じのコーナーです。
良かったら見てみてください。