2018年12月19日水曜日

中部・近畿出張

11/18に概ねの畑作業を終え、
11/19からは、お取引先にあいさつ回りに行ってきました。

第一弾は、愛知・三重などの中部地方、
第二弾は、大阪・京都・神戸の近畿地方、
第三弾は、東京です。


三重では、5年連続となる伊勢神宮外宮へ。
食べ物の神様がいるとされていますが、
信仰心がない私は、ここの雰囲気が清々しいのと、
これまでの惰性で来てしまいました。


こちら、とあるマンションの一室から見た犬山城。
こちらの家主さんは、うちやま農園の初めてレストランのお客様。
今から11年前、「お店で使いたいから送って欲しい」と
連絡をいただき、どうしていいかわからず、慌てたものです。
現在はお取引はありませんが、お世話になったお礼に行けて、
ゆっくりとお話できて、感慨深いものがありました。
人生を大切にしたいと感じました。

写真はありませんが、いつもお店でお客様と共に
私を迎えてくれたり、ご飯を食べながら農業だけじゃなく
経営者としての意見を交換したり、
お世話になったり刺激を受けたりすることもたくさんありました。

愛知や三重は5年以上のお付き合いになりますが、
うちのアスパラを愛してくださっていて、
今後も、当たり前のように良いものを出し続けます。



こちら、京都の大徳寺の石庭です。

禅寺を中心に回りましたが、その世界観というか、
みごとな表現というか、枯山水の庭が沁みました。


座禅体験までする程に(笑)

京都と大阪と神戸では、アスパラの他にも、
ミニトマトも送ってまして、好評だったようです。
来年はカリフラワーも送るかもしれませんが、
北海道の良質の野菜には、お客様がきちんとリピートしてくれる
という嬉しい売り場の声を聞かせていただきました。

大阪では、スマホの画面にこんなのも出てきて、
さすが大阪!と。


身体に負担がかかりすぎるので、無茶な行程は組まず、
一日3箇所程度を仕事でまわり、プライベートな時間や、
ゆっくり考える時間をとるようにしています。
遊んでばかりいるように見えたら、それはそれで仕方ないですが、
家族と離れて、ひとりでいる時にしか浮かんでこない発想や、
反省もあって、貴重な時間なのです。

東京編は次回です。

2018年11月27日火曜日

子どもの教育と街づくり

昨日、若くして亡くなった高校の同級生の葬儀に参列。
言葉にならない切なさと、生きている時の大事さを思います。
最近、街づくりや教育について考えることが多いのですが、
いま思っていることを長々と書くことになってしまいました。
内容はつまらないし、批判的だと思われるかもしれませんが、
書いておきたい。

教育ってさ、自立した大人を育てることでしょ?
「自分の意見をはっきりと相手に伝えましょう」
「人の話を聞きましょう」
こういう教育って、良いものだと思ってました。
僕は少なくともそういう教育を受けて育ちましたし、
それが実践できるようになった大学生からは、
充実した勉強や仕事ができたと思っています。

ところが、地域社会ではそれが良しとされません。
議論することがそもそも良しとされておらず、
意見はぶつけ合うのではなく、立場が上の人に従うことが
良しとされているのです。
補助や助成を受けているんだから、だまってろ、的な。
ブログ削除しろ、お前の意見はいらない、お前の立場で言うな、などなど。
数え切れない。

実際に、市立病院建替えに対して、反対の意見を表明すること、
それ自体が悪だとされ、意見すら聞いてもらえないどころか、
封じ込めるために躍起になる人が出てくるくらいです。
反対意見も賛成意見も聞いて、決断するのが行政の仕事なはず。
それを、封じ込めるなんて。

全員が賛成なことなんてない。
それでも行動する必要があるときは多々あります。
反対意見は封じ込める、黙らせるという手法には、もう辟易。

大人たちがやっていることがきちんとしていれば、
教育なんてしっかりできるはず。
こそこそ裏で根回ししたり、一部の人に恩恵をもたらすことに
躍起になる大人たちをみて、まともに育てっていう方が難しい。

他所の自治体と比べて、美唄は財政難だし、人口流出・自然減がとまらない。
農業も大規模化によって人は減る一方。
今は2万人強の人口も、インフラを整えたときは8万人もいた頃で、
その維持費の負担だけでも猛烈な負の財産です。
それは事実だから、先送りしてはいけない。
何とかなる、という考え方でなんとかなるのは、右肩上がりの時だけ。
それか神風が吹くときだけ。

真剣に街づくりを考えて意見することは、良いことなはず。
ブログやSNSで事実を発信することでマイナスイメージを与えてしまう、
という心配する人もいるけど、うその姿を発信することの方が大きなマイナス。
真実は最後には明らかになるし、嘘で築き上げたものに何の価値があるんでしょう。

社会にでたら、理不尽なことだらけ。
それはそうです。
だからきれいごとだけでは暮らしていけないし、仕事もできない。
それはそうです。
でも、理不尽を必要悪という言葉で正当化してはいけない。
政治は良心をもって為されるべきだし、
大人のモラルがそのままその地域・自治体を作ると思ってます。

さて、今日も生きよう。

2018年11月10日土曜日

まだまだ農作業中!


これ、10/31の写真。
真夏なみのなり方ですが、遅れて何とか収穫できたのでヨシとします。
本日11/10に収穫終了しました。


ハウスのアスパラもそこそこ黄化したので、一気に刈取。
3日ほどで13棟が綺麗になりました。

落ちた擬葉を焼きたかったのですが、時間がなくて叶わず。


おっと、こちらはムスコの所属する奈井江サッカースポーツ少年団。
5年生以下の「チビリンピック」北空知予選で見事優勝!
来年4月の全道大会に出場します。
2年生のムスコは5年生の欠席もあって急遽召集され、
毎試合出場させてもらいました。
3ピリオド制で1ピリオドと2ピリオドは別の選手が出場しなければならないので、
最低でも16名が出場するため、選手層が大事な大会。
奈井江は5年生も4年生も8名いて選手層が厚いため、
優勝することだ出来たんだと思います。




こちらは、買って2年目の畑。
昨年秋に無罪暗渠を10m置きに縦横入れてもらったのですが、
いまだに泥炭が上がっているところが碁盤の目になっています。
端の5反には本年アスパラを植えましたが、
もう少し土地の様子をみたいので、他の3町は今年も春まき小麦です。

ちなみに、大豆と麦は、全て父が作業します。
私はアスパラと野菜にかかりっきりなので、機械作業は父メイン。
ほんと、助かります。


ようやくハウスの被覆をはがし、片付け作業の目処が立ってきました。
しかし!雪予報がまだ出ません。
あと1週間で大方の片付けは終わりそうです。
11/19-21には愛知・三重に出張を入れていますが、
帰ってきてからハウスの移設ができるかもしれません。
変な気象になったもんだな・・・

2018年10月29日月曜日

仕方ないこと(抽象的だけど)

「それは仕方ないですね。」

そう言ってくれることで、救われてます。
責任は常に自分にあると思って仕事しますが、
それは仕方ない、と言われると、
その場で決して肯定はしませんが、気持ちが楽になります。

それが承認の欲求を満たしてくれているんだと思います。
仕方ないって、自分で諦めるんじゃなくて、
第三者からみてもそうだよな、という安心もあったり。

でも、人はどこまでも信じていいんだと思います。
ちょっとした内輪もめやネガティブなことが起こってますが、
基本的には悪気はないと思います。
他にいい仕事先ができた、という外的要因によって、
うちのスタイルやうちの姿勢が変わることではないです。
地域の人のために、仕事を提供し続けます。


さて、こちらは枯れてしまうアスパラ。
もう少し緑のまま管理したかったのですが、
メリーワシントンのハウスは早く枯れてしまいました。
なぜか生育が遅かったズットデルチェのハウスはまだ緑緑しいです。


トマトは、氷点下の危機をストウブで何とかしようと、
ハウスに夜な夜な点火しに行きました。
でも、ストウブを設置しなかったハウスも大丈夫でした・・・



前回、好調と書いたカリフラワー。
2日に一回の収穫ですが、一回に300kgくらいとれます。
もう冷蔵室が狭いくらい。

ありがたいことに、市場の価格も高くて、ラッキーです。
ひとつ250円もします。
それでも高騰する年はもっとしていたそうで、
今年は夏から野菜不足で高い価格に対応できないそうです。

ハウス、ようやく畳み始めました。

まずは新設したハウスから。
一番背の高いハウスが片付くとホッとしますが、
まだまだ、あと16棟もあります・・・


そして昨日は楽しみにしていたミスチルのコンサート。
ついでに友だちに会いに、函館まで行ってきました!
ポジティブな歌詞に、英気を養いました。





その間、妻と子どもたちは「ごはん展」へ。
大好きな白米とそのおかずを楽しんだようです。
素晴らしい企画です。
さすが妻の友だち、優秀な方ばかり。

2018年10月16日火曜日

秋があっという間

ブログの更新頻度があがりません。
下がる一方です。
タイトルを近々変えようと思います。
ひとつの思いのようなものに絞ったほうがいいですね。
そしてターゲットも明確に。

ミニトマトが植え遅れからあまりとれずにおわりそうです。
もう悩むの止めました。
来年リベンジします。


ムスメのバレエの発表会が終わり、
おしゃれなバレエ女子が打上でうちに遊びに来ました。

やることがかっこいいなあ。
日々成長するムスメですが、学校以外の環境も大事だと痛感します。
特に田舎では。

こちら、ムスコのサッカーのチームメイト。

今年からU-8の大会で勝てるようになり、
北空知大会で初優勝の写真。
みんないい表情。

その後の25チームが集まる大会では、
予選リーグで敗れて2位リーグに回ったものの、
そこで優勝。
全員が一生懸命ボールを追うハイプレス作戦を見事に身に着けました。
まだまだだけど、今後も成長しそうな、
穏やかで仲良しなんだけど一人ひとりは負けず嫌いの2年生。

なお、ムスコは初めてチームMVPをもらい、
約束していたユニフォームを買ってもらいました^^

習い事が一段落したあとは、
幼稚園時代の仲間とワイワイ。
子供たちがいい友達に恵まれたお陰で、
我々夫婦もいいパパママ友だちに恵まれてます。


10月は片付けの季節だったのですが、今年はまだ収穫が残ってます。
アスパラではなく、ミニトマトとカリフラワーとズッキーニ。
今年の露地農作物は全てがめちゃくちゃでしたが、
秋の好天もあってカリフラワーだけはけっこう良い出来です。

少し悩んだのは、パートさんのこともあるかな。
今年は色々な問題がでました。
人ですからね、色々あります。
でも私としては、全てのパートさんに感謝です。
なるようになるし、こちらの姿勢や心が、パートさんに影響します。
もっと良い環境を整えたいし、もっと話す必要もあるかと思います。
厳しさも、時には必要です。

2018年9月15日土曜日

建設は死闘、破壊は一瞬

9月5日、14年ぶりに被害が大きかった、台風21号。
その翌日の平成30年北海道胆振東部地震。
そして停電。

今思うと、一瞬でした。

これまで他人事だった被災地の報道。
自分が当事者になるとは。

台風が来る前は、ミニトマトの花が多くて困ったなー、とか、

アスパラの品種比較を楽しんだりしてました。

もちろん、たいさくもできる限りしました。

対策してても、風速25m/sの風にはかなわない。


強風にともなう危険のため、パートさんの仕事は休み。
失意の中、破損ハウスの応急処置を行った翌日。
地震速報で子どものベッドを抑えに走り、やれやれと眠ろうとしたら停電。
大事になるとは思わずにそのまま翌朝までの仮眠をとります。

早朝のパートさんは、台風直後の停電の中でも、5時から働いてくれます。
その後の午前中のパートさんも家族を残しながら仕事に来てくれました。
本当にありがたいことです。

幸いにも、地震の半日後には電力がもどり、
収穫物も冷蔵庫で保管できましたが、
電気がないと交通が麻痺し、延いては物流がストップするという、
想像しなかったことが起こりました。

ヤマト運輸が生命線だとは思っていましたが、
それが機能しなくなるということが想像できないとは、油断でした。

自然は、太陽光や雨の恵みをくれますが、そりゃあ奪うこともあるよ。
すぐにそう感じました。いつも恵まれていたんだと。
まして人がつくったものなんて、いつなくなってもおかしくない、とも。

タイトルは、ビジネスマンのときの先輩の言葉。
未だに事あるごとにリピートされてます。


台風通過後には温度が上がってアスパラもとれましたが、
9/11-13日にかけて、毎日最低気温が7度以下になり、
アスパラの萌芽がほぼ止まってしまいました。
今年もあと1週間ほどで収穫収量です。


2018年8月28日火曜日

一瞬、夏が来た

低温の影響から生育が遅れいていたアスパラ。
お盆前に、ようやく例年通りの綺麗な夏アスパラが
とれはじめました。



しかし、その矢先のお盆には、最低気温10度まで2日続けて下がるという悲劇。
勢いのあったアスパラは急にこうなってしまいました。



その後、温度はもどったものの、一度低温で収量が落ちると、
全盛期ほどにはもどりません。
例年夏アスパラ全盛期は7月下旬~8月下旬までありますが、
今年はそれは3日です。
もう一度、最低気温が10度まで下がったら終わってしまうような姿をしています。


こちらは、新植したハウス。
低温でもやはりハウスは安定してます。
唯一心癒される圃場です。



秋は秋で、アスパラの味は最高なのです。
美味しいアスパラは、もう少し続いて欲しいです。

2018年8月12日日曜日

失敗だらけ

この夏は失敗だらけ。

アスパラの減収分を補おうとして無理して作った露地野菜が、
管理不行き届きでのきなみダメ。
ソラマメは種代がでたくらい、
ズッキーニは生育遅れ、
カボチャも3週間程度の生育遅れ、
トウモロコシも7月の低温豪雨によって3週間遅れ、
ミニトマトは他の野菜の作業が忙しくて手を付けられない、
そしてアスパラは昨年同時期の1/3の収量です。

アスパラについては、
アスパラの立茎開始時期の見誤りと、
ハウス立茎時期の遅れによって、
昨年を大きく下回る収量となっております。

それもこれも、基盤のアスパラが磐石ではないから。
そしてアスパラを磐石にするための布石(要はしっかり土作りしてアスパラを定植すること)としての、新植を行ったことが大きな要因です。
無理かかるけど、何とかなるかなー、
と思っていた作付計画は、天候不順による作業の集中によって、
思ったほどの成果を挙げておりません。

それでも、価格をもし直しつつあるズッキーニと、
お盆明けから収穫が始まるミニトマトで、
何とか収入を確保したいのです。

どうだ?大丈夫か今年は?
と毎日心配ばかりしています。

2018年7月2日月曜日

梅雨です

10日も雨が続く予報から、6日が経過しました。
6/27から高温多湿で雨続き、これは梅雨です。
思ったほど酷くはなく、晴れたり曇ったりの日もありました。

降る雨音に、心がやすまるものの、畑の滞水状況が気になる。
でもできることは、すでにないのです。

勝負は雨の前に決まっています。
どんな生産資材も農薬も、適わないのが長雨や高温多湿、
とんでもない低温だったります。
こう書くと、何もしないで諦めるだけ、
もしくは天候のせいにしているだけではないか、と思われがち。

やれることは、かなりの時間を裂いて行っています。
その上で、どうしようもないことがある、ということです。
今年は雪が多かったことと春の天候が非常に乾燥したおかげで、
畑の水捌けがとても良いです。
水が下にしみていく道ができるんだと思います。
昨年にくらべて、やるべきことは少ないのに水捌けが良い。
そこでさらに手を加えているのですが、
それでも長雨にはどうしようもない。

6月上旬には雨を願っていたのに、
雨を願って雨が降ったらアスパラの品質も量も回復したけど、
雨は多すぎない方がいいですね。

温度も高いので、これまでの生育遅れをしていた野菜は
一気に成長するでしょう。
そのぶん徒長気味に成長するので、病気ついたり、
軟弱に育ったりしないように注意が必要ですね。

6月までの春アスパラの収穫量がでました。
昨年よりも1tほど少ないです。
予想では5tくらいは減少すると思っていたので、良しとします。
といっても、露地はほぼ予想通りの4割減。
ハウスが思わぬ豊作となったことで救われました。





まだまだ稼がねばならない期間が続くので、
この長雨で体力を回復させつつ、遅れている作業に追いつきたい。
でも追いつこうとすると体力は回復しないんですけどね。
恵みの雨だったと考えて、この先も作業を考えていきます。
ワールドカップは無事に観れています。
夏アスパラが5kgほどとれて来ましたが、
昨年よりも出遅れてます。

2018年6月23日土曜日

恒例の繁忙期

5月、露地アスパラの収穫が始まると、忙しくて忙しくて。
繁忙期ではなく、超繁忙期なんです。

今年は春にたくさんの野菜を播種し、アスパラ新植の準備、
そしてハウス3棟を建てるという計画でした。
両親も「そんなに忙しいのか!」と憤るくらいでした笑

露地アスパラ収穫開始が5月10日。
野菜やアスパラの準備は5/20くらいまでに終わればいいかな、
と進めていたので、全くもって遅れてしまいます。
収穫開始になると、収穫だけで1日が終わってしまうからです。

当然、アスパラの直送も大量になり、私の事務作業も増え、
ブログがずーっと放置される、となりました。


雨の日でも、レインコートを着て収穫します。
アスパラは温度と日照で出ますから、低温以外は休みなし。



露地収穫してまもなく、ハウスアスパラの収穫を終了します。
ただとるのを止める、という訳ではありません。
元肥をあげて、耕起して、培土して、倒伏防止用のイボ竹を立てて、
ようやく収穫終了できます。
写真は、施肥後の耕起作業。


収穫を止めて3日もすると、こうなります。



こちらはハウスアスパラの新植。
定植してから褄面をつけました。
大きなトラクタで圃場作りをするのが楽です。
ですが、ここも露地の収穫があるために、いつまで褄面が完成せず、
ハウスの保温効果はほとんどありませんでした。



そしてこちらが露地アスパラの新植。
7反の新植。
品種はガリバー(6,000株)、ウェルカム(4,000株)、
アティカス(3,000株)。
この畑は350mもあり、「遠くが霞んでるね」とパートさん。
みんな段取りから頑張ってくれて、定植作業も全部で3日でした。



アスパラも忙しいですが、ムスコのサッカーの試合が
ちょこちょこ入ってきて、仕事を早めて観に行ったりしていると、
全然体が休まりません。
若い頃は「心が回復すればOK!」と休みも遊びまわってましたが、
いまでは「休みは仕事と同じくらい重要」と思ってます。


また、今年から人材募集を開始しました。
5月20日にはジョブキタの求人フェアに参加。
その前後には求人情報にも掲載してもらいました。
感想は、「こんなに優秀な人とたちがうちに興味を持ってくれるのか」
と本当に驚いてます。
未だにお問合せをいただいております。
世間では人材不足という声を聞きますが、
それを感じないほどです。
求人情報はコチラです。


アスパラの収穫と定植が一段落し、いまは草取りに
ひたすら追われる日々。
それでも元気に仕事してくれるパートさんと、
無理な農作業に付き合ってくれる両親と、
様々な面で私を支えてくれる妻と子供たちと、
繁忙期も頑張ります。
ワールドカップも観たいので、頑張ります。

2018年6月14日木曜日

怠慢・・・


ブログ更新、1ヶ月も更新せずにいます。

繁忙期の過ごし方、露地とハウスの状況、テンヤワンヤの家の状況、
などなど、書きたいことは沢山。

人との出会いについても書きます。

近日中に!!


ホワイトとれ始め。














冷蔵室新設!


奇跡の復活。



古いお手紙


2018年5月3日木曜日

愛犬ララァ

私が就農したする前の2007年からいる、
内山家の愛犬ララァ。
本日朝、冷たくなってました。
昨日も元気にほえたりしっぽ振ってたり
していたような気がしますが・・・。

これまでありがとう。

HPにはもう少し載せておきます。

2018年4月30日月曜日

気を遣うトコロ

先行する8棟のハウスアスパラも1回目のピークがおわり、
2回目のピークを迎えております。

そこへ後攻の8棟のハウスがまもなく1回目のピークを迎えそうです。

後攻の8棟は単被覆のため、時間がかかりました。
これまで2重被服のハウスアスパラしか管理したことがなく、
こんなにも温度が稼げないものかと実感してます。
そうですね、予定より10日遅れてます。

良いアスパラを沢山収穫する。
農業はこれに尽きますが、いつどうやって収穫するか、
については、販売先による違いをつくづく感じております。

アスパラに限った話もありますし、そうでない話もあります。
うちに限った話もありますし、そうでない話もあります。

ハウスアスパラは、とにかく水をあげて温度をかせげば、
早くに沢山のアスパラを収穫することができます。
ところが、収穫したアスパラの温度は、品質に大きく関わってきます。
2011年以前、農協出荷がメインのうちやま農園では、
上記の方法でとにかく沢山のアスパラを収穫して、
農協に持っていっていました。

ところが、お客様に直接送るようになると、そうはいきません。
温度のかけ過ぎは、味を大きく落とします。
さらに、収穫するタイミングを逃すと、
収穫当日ではなく翌日の発送となってしまいます。
今日とったものは今日発送する。

品質の高いアスパラを作ることと、
品質の高いアスパラを発送することは、
それぞれ別のこととして取り組まねばなりません。

もう知ってるよ、と言われる方もたくさんいると思います。
でも、露地と違ってハウスアスパラへの気遣いは、
それはそれで全然別のものなんだな、と感じた次第です。

2018年4月18日水曜日

ハウスアスパラの慣れない繁忙

3日前に書こうと思った時の写真です。
露地の時期や対応と違い、ハウスは気ぜわしいです。









ハウスを回ってたまに写真とって、なんですが、
もう体が繁忙期のルーティンに入っています。
これで3ヶ月もつか心配・・・

2018年4月8日日曜日

刈り取り試験と萌え方

春を何で感じるかって、そりゃあアスパラですよ!

1ヵ月も更新を怠ってました。
雪が多く、ハウスアスパラの世話に追われた1ヵ月。
ようやく収穫になりそうです!

昨年よりも少し、一昨年以前よりも1週間遅くなってます。

とある試験をしていた圃場。
こちら、ネズミがいたずらした跡。

アスパラの殻を片付けなかったハウスは4棟。
その全てのハウス内でネズミのいたずらが見られました。
アスパラの殻の下にもぐりこんで殻を齧ったり、
殻の下の土を掘って鱗芽群を齧ったりします。
当然収量は少し落ちます。

一昨年から試験している殻をいつ片付けるかの試験。
秋に片付けるか春に片付けるか。
結論としては、作業性は秋に片付けるほうが断然良いので、
ハウスの棟数が多ければ秋に片付けるほうが良いです。
しかし、ハウスの棟数が少ない(5,6棟以下)ならば、
ネズミ対策さえできれば積雪による倒伏ギリギリまで
片付けないで春に片付ける方が、収量は上がります。


この写真と、

この写真。

個人的には上の方が萌えます。
いい土だなーって。
下は粘土なので土を持ち上げてる感がたっぷり出てますが、
泥炭好きの私としては萌えない。

ちなみに、ハウス内の香りも、泥炭が強いほうが萌えます。
まだ外が寒いので締め切っておくことが多いハウス内。
当然日照があれば土の香りが充満します。
萌えるのは、粘土よりも、泥炭です!


そしてようやくここまで。

10日初収穫の予定!
早く食べたい!!!!

2018年3月11日日曜日

ハウス2018年初被覆

2011.3.11は、友人にハウスの投雪に来てもらっていました。
グラっと揺れたのをめまいと勘違いしたのを覚えてます。
本当に忘れてはいけない天災・人災だと感じてます。


さて、今年は大雪のため、早くから投雪。
これは3/3、吹雪のあとの雪かき。


ムスコはふかふかの雪の中、本当に楽しそうに邪魔してくれます。
かわいいから、作業が進まないw


投雪開始してわかったことは、氷の層が3層もあること。
どうりですすまない訳だ。
燃料ばっかり消費が進みました。


ハウスの中に入るのも一苦労。
手前の雪を掻き出して、天井もギリギリ。


でも何だかんだで、風のない本日に3棟まとめて掛けれました。
(仮止めまで。明日も無風のため。)
昨年は3/6に、一昨年は3/5に初被覆なので、5日遅れか。
このあとの気温が高めに推移するので、取り返せるでしょう。


予定では、3/15までに6棟被覆ですが、5日ほど遅れそう。
でも大きな遅れではないし、大雪の中でハウスパイプを
曲げもせずによくできたと思います。
上出来上出来。

残念なのは、日曜日なので、また父と母の力を借りたこと。
パートさんの来れる日と天気が上手く合わないんですよね。
ハウス被覆をしたり剥がしたりするときだけは、
風や気温の条件が最優先なので、仕方ないのですが、ずーっと課題です。

それにしても被覆の農ポリ、もう9年目です。
(松橋くんが研修に来てるときに張りました)
5年目以降は毎年張り替えよう張り替えようと思ってますが、
ここまできたらどれだけ持つか試したい。
それでも強風で破れるようになったので、そろそろ限界でしょう。

明日もがんばろう。