2018年9月15日土曜日

建設は死闘、破壊は一瞬

9月5日、14年ぶりに被害が大きかった、台風21号。
その翌日の平成30年北海道胆振東部地震。
そして停電。

今思うと、一瞬でした。

これまで他人事だった被災地の報道。
自分が当事者になるとは。

台風が来る前は、ミニトマトの花が多くて困ったなー、とか、

アスパラの品種比較を楽しんだりしてました。

もちろん、たいさくもできる限りしました。

対策してても、風速25m/sの風にはかなわない。


強風にともなう危険のため、パートさんの仕事は休み。
失意の中、破損ハウスの応急処置を行った翌日。
地震速報で子どものベッドを抑えに走り、やれやれと眠ろうとしたら停電。
大事になるとは思わずにそのまま翌朝までの仮眠をとります。

早朝のパートさんは、台風直後の停電の中でも、5時から働いてくれます。
その後の午前中のパートさんも家族を残しながら仕事に来てくれました。
本当にありがたいことです。

幸いにも、地震の半日後には電力がもどり、
収穫物も冷蔵庫で保管できましたが、
電気がないと交通が麻痺し、延いては物流がストップするという、
想像しなかったことが起こりました。

ヤマト運輸が生命線だとは思っていましたが、
それが機能しなくなるということが想像できないとは、油断でした。

自然は、太陽光や雨の恵みをくれますが、そりゃあ奪うこともあるよ。
すぐにそう感じました。いつも恵まれていたんだと。
まして人がつくったものなんて、いつなくなってもおかしくない、とも。

タイトルは、ビジネスマンのときの先輩の言葉。
未だに事あるごとにリピートされてます。


台風通過後には温度が上がってアスパラもとれましたが、
9/11-13日にかけて、毎日最低気温が7度以下になり、
アスパラの萌芽がほぼ止まってしまいました。
今年もあと1週間ほどで収穫収量です。


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