2012年9月30日日曜日

概算で収支計算

アスパラの畑別・ハウス別収支を出してみました。
もちろん細かい数字は出せませんが、
露地では反収100kg台~1tの畑まで様々。
掛けた手間や資材代に対して、どれだけ効率よく稼いだか、
を知るためには、必要な作業と思い昨年から行ってます。
 
 
よく、アスパラはとったもん勝ち、と言われますが、
収支表を見ても資材代を気にしているよりも、
いかにたっぷり栄養を与えて、いかに沢山とるか、
にかかっています。
よーーくわかりました。
 
来年の露地の施肥計画はほぼ決まったようなもの。
注意すべきは塩基バランスと病気予防と除草のタイミング。
 
 
 
ハウスでは、概ね反収2tをクリアし、
前年10%増収で終了。
やはり手間をかけてあげたらその分応えてくれます。
ハウス内も病気には要注意なので、蒸れに注意しながら、
来年は2.5t~3tを目指していきたいです。
 
 
冬肥については疑問が残りますが、
春の元肥と追肥については、疑問の余地なし。
 
 
土壌調査をして、バランスをとりながらの施肥計画。
2年目の来年はちょっと楽しいことになりそう。
 
 
PDCAサイクルがうまく回っている状態は、仕事が楽しい。
でも、引っかかることもあるんだよなー・・・
新植なー、無計画すぎるあれが足を引っ張るんだよなー・・・
手間掛けれないなら、植えない方がいいんだよなー・・・

2012年9月29日土曜日

本屋さんにて

札幌の紀伊国屋さんでのイベント、
サイエンスカフェに参加してきました。
(農家のこせがれネットワークつながりでご案内いただきました)
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/costep/news/article/191/
目的は、内容に興味があったことも然ることながら、
人が集まる仕掛けや興味を惹く仕掛けを探ること。
 
 
今回のイベントでわかったことは、
1.ちょっと知りたい、を満たす内容
2.わかりやすい事例と説明
3.会場の一体感と講師とオーディエンスの近い距離感
以上3つがポイントのような気がした。
 
REFARM北海道に生かせるところもあるし、
真似しちゃいけないところもあったなー(笑)
 
 
井上雄彦『空白』、
http://www.amazon.co.jp/%E7%A9%BA%E7%99%BD-Switch-library-%E4%BA%95%E4%B8%8A%E9%9B%84%E5%BD%A6/dp/4884183002
行きのJRで読んで、そのままハマって
先ほどまで読んでた本。
何かを止めて、何かを始めるって、
それなりの理由があるし、
それを言葉にするのって難しい。
漫画家なのに言葉で丁寧に内面を現してくれる
井上雄彦さんがとても好きです。
 
何かに流され、何かを忘れ、何かを省き、
自分に有利な論理を組み立てる。
見られ方や外的要因にだけ敏感になり、
内面の変化を認めず苦労をしない。
そんな自分の内面と向き合おう。
外に伝えるには、ブログよりも対面がいいんだけどね。
 
 
で、紀伊国屋のイベントと読書が重なり、
農作業も体に余裕が出てきたこともあって、
本を読みたい意欲が急に旺盛になりました^^
 
 
雑誌に加え、
小説もいくつか。
物語が嫌いだった幼少期。
三国志で史実が好きになりました。
小説が好きになったのは伊坂幸太郎のお陰ですが、
物語を愉しむことを教えてくれたのは三国志。
いろいろ読んできましたが、途中で諦めた吉川英治氏の
原文をわかりやすく書き直してくれたのがあったので、
また読んでみようと思いました。
 
でも、飲み会で三国志の話はしませんので、あしからず。

アスパラでも疫病あるよね

そりゃあ、ありますよね。
 
先日お越し頂いた園田先生から疫病の話を聞き、
圃場への出入りには最善の注意を払うことを決めました。
 
斑点病は古いお付き合いなので、対策はだいたいわかってるし、
茎枯病の対策についても、園田先生のお陰で対策できます。
灰カビ病もある程度わかるし、褐斑病はほぼ心配ない。
 
でも、疫病だけはわからない。
露地で発病の可能性は大いにある。
最近は佐賀県で発生しているようだが、
日本では富山県で初めて発見されて以来、
福島県、長野県でも発見されている。
高温と雨による滞水が主な原因なので、
本州や九州では公表していない発生地域があると推測できる。
 
 
北海道も最近の高温を考えると、
集中豪雨の様子次第では、いつ発生するとも限らない。
 
 
初期の対策で農薬は登録されたが、広がってからでは遅い。
常に畑に入っていることが、露地栽培でも求められるということか。
 
 
発生すると、ほぼ死滅します。
 
 
アスパラに限らないけど、毎日畑に入って、土と作物の
様子を観察することって、農業の基本ですよね。
できてないけど・・・・・・

2012年9月24日月曜日

違和感(いつもの偏見)

「食の大切さ」って、何?
きっかけはNHKのニュースで稲刈り体験をした
教育大学の実習生が、コンバインに乗ったりした後で、
「この体験をいかして食の大切さを伝えたいです」
と言ってたこと。
 
 
いつも思うから文章にしてみます。
食の大切さ、とは、何を指しているのか?
冷静に考えても、よくわからないことを言っていると思う。
 
 
この時期、稲刈り体験をさせて食の大切さを伝えたい、
という報道や農家の情報発信をよく見聞きします。
 
 
食の大切さとは、何を伝えれば良いのでしょう。
稲刈りすることは、機械がない時の稲の刈り方を学ぶのか、
効率の悪さを身を持って体験することなのか。
 
 
米のでき方なら、稲刈りだけでは伝わらない。
収穫の喜びなら、残念ながら収入を含めないと実感ないでしょう。
残さず食べる、食料を無駄にしないために生産者の仕事を知る、
ということなら意味があるかもしれません。
だって、廃棄される給食や、外食・中食産業の残飯は、
本当に大変な量ですよ。
 
 
体験したことで満足することもあるでしょう。
でも、大切さをそこで上乗せして学んだと言えるのでしょうか?
大切な、という形容詞を、大切さ、という名詞にして、
何かかわるのか?
 
 
そんなことよりも、
100円ハンバーガーの意味、創作料理で市販のマヨネーズ、
サプリメント常用、お菓子やレトルト食品などで体を造る食を疎かにしてること、
給食を残すこと、家族の好みの食事ばかりで栄養バランスや旬はそっちのけなこと、
そういうことを考え直す方が、よっぽど食の大切さを知れるのではないか。
 
 
確かに、食は大切です。
食は生きるために大切、健康のために大切、
・・・な、重要要因です、ということだと思う。
 
 
食が大事なのはわかっていて、それを深めるために
稲刈りなどの収穫体験をすることって、
何かプラスになっているのか?
現場への丸投げになっているんじゃないのか?
そして、「食の大切さを学ぶ」という言葉を
曖昧なまま使用して、何かを誤魔化しているような気もする。
本質、とか、大切さ、とか、思い、とか、はっきりと言えないから
都合良い言葉で当てはめているだけじゃないと、偏見まみれに思う。
 
 
 
こんな文章を最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございます。
もの申したいけど、友達が近くにいないためにここに書くこともあります。
サラリーマン時代は飲んで話してすっきりしていたんですけどね。
 
 
ちなみに・・・
うちやま農園でも収穫体験やりますが、
食の大切さを伝えようとは思ってません。
農業のことを、農家が直接伝えることができる
何かがあるんじゃないかと思ってやってます。

小麦の播種

秋撒き小麦の「きたほなみ」の播種です。
面積は約4ha。
 
私が戻ってきてから、初めての適期播種です。
いつもは大豆収穫のあとに播くので、10月10前後ですが、
輪作と基盤整備事業の都合上、小麦の連作をするため、
早い時期に播種することができます。
 
うちはばら蒔きです。
ソイルクランプラで表土30cmくらい土を混ぜ、
弾丸付きのサブソイラで排水対策をし、
ロータリで表土15cmくらい耕して整地します。
 
そしてブロードキャスターで肥料を全面に散布して、
写真はそのあとのブロードキャスターでの播種中。
幅12mに種を飛ばします。
播種量は10kg/10a。
このあとアッパーロータリで表土5cmを仕上げして、鎮圧します。
 
ところがこの後、にわか雨にあい、作業は中断。
アッパーをかけた後なら土が乾きにくいのですが、
播種後のアッパーなので、多少の雨なら作業は無駄になりません。
作業を2haずつに分けたので、まだ1/2のうちの50aくらいしか仕上がってません。
でも、この後の天気予報によると、明日1日で全て仕上げないと
今後の播種期が見つからないかな。
さて、プチ多忙に対応するかな、と思いつつ、
プレミアリーグの熱戦マンチェスターC対アーセナルから目が離せない。

2012年9月23日日曜日

秋分

秋って、本当に気持ちいいです。
こんな空と雲の下で、仕事してる場合じゃない(笑)

 
お彼岸といえば、お墓参りです。
おはぎも欠かせません。
先祖たちに近況報告するときで、年に二回は、
妻のお父さんのお墓に旅します。
上士幌町までは車で4時間くらい。
子供がいるので、いつも一泊です。
 
 
今年はホテル大平原へ。
浴衣ではしゃぐ子供たち。
 
朝は気球に乗って、
 
ムスメはおおはしゃぎ、ムスコはビビり。  
 
 
そんなんで、秋になるとアスパラも実を付けます。
真っ赤な実。
中の種を植えればアスパラが作れますよ。

2012年9月22日土曜日

今年の謝肉祭

開催日が決定しました。
10月21日日曜日です。
集合時間は11時くらいから、
いただきますを12時から行います。
 
 
昨年のブログ
 
 
一年の感謝祭として開催を始めた謝肉祭。
今年で3年目です。
アスパラでできないので、一緒に命の勉強できたら
いいかなーと思ってます。
農家にしかできない命の勉強。
自分の幼少時代に経験できなかったことを
ムスメやムスコに経験してほしいとも思ってます。
 
 
参加は自由ですが、方法は何でも良いので、
私に来る旨の連絡をください。
参加費は無料。
うちには炭焼きの台と豚肉しかないので、
他の食材や飲み物を持参してくださいね。
 
 
昨年も一昨年も30名ほどで行いました。
体験農園に来ていただいた方、友人・知人、近隣農家、
奥様方、走り回る子供たちなど、軽い交流会のようになっています。
今年はもう少し集まってくれると嬉しいです。
なぜなら、たぶん、今年で一旦終了するからです。
 
 
ムスメが、何で食べちゃうの?かわいそー、
と言いだしました。
どう言い聞かせるかはこれからじっくり考えます。
いただくって、そういうことなんだよ、と落とせたら最高。
 
 
 餌くれー、と突進してくるトトちゃん。
トトトちゃんのお尻。
 
もうすぐ100kgになるかなー

2012年9月21日金曜日

秋が来た!!

今朝の最低気温、12度です。
昨日までは20度前後だったので、一気に秋です。
 
アスパラの養分転流が始まるのは15度を下回ってから。
15度以下になってから、45~60日かけて転流します。
今年は気温が下がるのが15日くらい遅いので、
転流期間が例年よりも少なくなる危険性があります。
初雪は大体10月末か11月初旬。
それまでの管理作業が来年の生産量を決めます。
朝露と夜露を避けた少ない時間での効率的な仕事が必要。
 
 
書く気が起きなかったので起きるまで待っていましたが、
未だにあまり意欲は湧きません。
 
 
物事が旨くいっていて、且つ、書く時間的余裕があるとき、
がブログの更新どき。
 
このパプリカが旨く行かなかったことも要因かも(笑)
春先にアブラムシを放置したことでここまで酷くなるとは。
母に管理作業を任せたので、申し訳ない。
この少ないパプリカの出荷先は、大助さん。
 
 
先日、ムスメとムスコを連れて、電車でプチ遠足。
いつも車での遠出は当り前なので、
ちょっと電車に乗ることも楽しいみたい。
 

営業マンが、よく畑にきます。
そしてほぼ100%、説教します。
だって、肥料や堆肥を勧めるんだけど、
この辺の土壌のことを調べないで営業するんだもん。
 
営業とは、販売とはことなります。
営業マンというと、みんなだいたい、頭を下げて回る、
と思いがちですが、それは大きな間違い。
営業マンとは、お客さまの問題を解決する提案ができる
仕事のことなので、物を売ることに特化した販売員とは違います。
 
その営業が、下調べもしないで営業することが、
そもそも本人の意識として、会社の姿勢としておかしいだろ、
というのが私の言い分です。
これを理解してくれる飛び込み営業は今のところいないようで…。
 
商品は、お客さまの問題・課題を解決するツールですよ。と。

2012年9月13日木曜日

3日間の雨のあと…

明後日からまた5日間雨と言う予報…
長雨は嫌だなーと思いながら、
合間の天気を見て防除作業。
 
 
そしたら・・・
こんなに葉が落ちてる!!
防除機に葉が付くのは、落葉のバロメータ。
9/13としては例年通りだが、雨前までの好調が
嘘のような変貌。
そして最高気温が30度ある環境下での落葉は
ちょっとこの先の養分転流を不安にさせるなあ。
 
少し高温で蒸れて弱ったところに、
集中豪雨で用水路が溢れて畑に水が滞水したせいかな。
 
 
台風16号の進路、日本海から北海道に来るのか??
まずい。祈るしかないけど。
 
 
朝は5時、夕方は18時くらまでが明るい時間。
日が短くなりましたよ。
雨のあとは雲も綺麗だなー

2012年9月12日水曜日

トウモロコシ総括

トウモロコシ、今年は約2000本が売れました。
白が700本、黄が1300本。
注文に対して今年もギリギリだった。
来年は商品構成を変えて、4000本くらい売りたい。
その仕掛けは既にできているので、あとは仕掛けるのみ^^
 
課題は収穫期の手間。
今年は約20日だったが、中の10日が良い時期。
この時期に作業が集中するので、パートさんの助けも欲しい。
あとは播種期と播種条件を旨くずらして作付することも。
これについては、アスパラの合間なので、ある程度は仕方ない。
思ったほどペーパーポットは良くない。
手間の割に早くならないし、生育もやや不良だ。
マルチを来年はプラスチックマルチにして手間を省きつつ、
直播で作ってしまおうと思う。
 
 
 
バレエでも内山家らしい飽きっぽさを発揮するムスメ。
集中力のなさは折り紙つき。
 
私も会議の資料を読み上げる時間は我慢ならない。
資料配ってんだから、30分掛けて読み上げないで、
5分で各自読んで、でいいと思う。
少人数の場合と、大勢の場合とで進行を考えましょう。
 
 
昨日の出来事にひとことモノ申したい。
お互いに支え合って仕事している関係なのに、
自分側の都合で一方を悪く言うのはNGよ。
支え合い、感謝を忘れずに仕事しましょうよ。

2012年9月11日火曜日

太ろう!

ただ今、酸漿(ホオズキはこう書くんですね)がピーク。
わんさか成ってます。

こちらはハウス内のパプリカ。
予定の1/3くらいの収量になりそうです。
原因は、種に病気が入っていたか、
アブラムシによるウィルス疾病か。
いずれにしても、予約していただいていた
飲食店のみなさまには、申し訳ございません。
 
 こちら、アスパラ横のヒマワリ。
よーく見てみると・・・
 !!!!!
何っっ!!??
アオカスミカメムシがたっぷり!!!
しかも第五ステージがたっぷり。
ここで養成してアスパラに来ていたとは・・・。
明日、駆除しよう。
緑肥としては鋤き込み時だけど、虫対策は遅すぎた。
  
こちらは遅まきのヒマワリ。
開花するかしら・・・
 
 
本日、朝から体が重くて頭も痛い。
やる気もでないほど、体が変だ…。
治療院に行きました。
昨日も昼寝3時間してもスッキリしないし、
今日も治療院に行くまでの4時間を殆ど睡眠で過ごした。
実は体弱いのかも。
 
で、見えてきたことは、やせ過ぎで体力不足、ということ。
体脂肪がなさすぎるわけじゃなく、
筋肉量と労働力が見合ってない、ということのようだ。
1年間今の労働に耐える体を作るには、筋肉量がもっと必要。
筋肉は運動と食事量が必要なので、冬ではなく、
動いている今につけるのが最適、ということ。
 
冬だと脂肪だけがついてしまい、ただ体が重くなるだけ。
農繁期であれば、食べた分を筋肉に換えられる。
いま177cmで62kgだが、あと10kgは欲しい、と。
でもそれはちょっと怖いので、9月中に65kgを目標にしよう、と。
 
という訳で、太ろうと思ってます。
小学校3年生の時に、太れなくて相撲取りになる夢を諦めた経験あり。
でも仕事を続けるために必要なので、真剣に食べることに気を配ろうかと。
 
 
ムスコもやや痩せ型なので、一緒にどうだ?
自分のウチに入ってないで、出てこいよ。
 
 
 
すべては自分にも責任があるのだ。
それをわからない人は、同じ土俵にいない人。
人のせいで片付くこと、解決することなんて、ひとつもなんだぞ。

2012年9月8日土曜日

父との仲3


本日夕方、夕陽の横に虹色の柱が見えました。
写真だとわかりにくいな…。
たまたまアスパラ定植予定地に水を張っていたため、
なんとなく綺麗には写ってますかね。
 
 
普遍的な課題である、親子関係。
そのことについて感じたので、書いてみる。
というより、少し書く内容が整理できないでいる。
公私混同せずに、仕事面だけで語れないな、と。
悪口は無意味だし、ほめたたえるのは嘘くさい。
本当の核心に迫ることは、心から出したくなかったりする。
森末さんごめんなさい。
 
 
きっかけは、動物の幸せとは何かを問うたドキュメンタリー。
可愛いペットは誰のためか、善意とは何か、遺伝子操作と近親交配…。
感じることはきっと人それぞれだよな、俺の意見はたぶん誰とも一致しないし。
 
 
本人ごとに大事な核心部は違って、それはほとんどの場合、
うまく文字に、そして言葉にできない。
信念、信仰、慣習、規律、常識、欲、などなど。
 
経営に『家』が入るということは、
初めから他者の理解を越えたところで生きていく。
そういうことなのかも知れません。
 
 
でも諦めずに、関係性がわかったらまた書きます。

2012年9月7日金曜日

定植2年目の畑にて

前々回に書きましたが、病気多発はドルチェシリーズも同様でした。
よって、ガリバーとドルチェは、露地植えは今後はナシ、です。
萌芽の状況は良好なので、きっとハウス向き。
 
 
これは、HAJの株元。
萌芽が盛んだとは聞いていたが、
細いのがいっぱいで、70本くらい立ってた…。
多すぎだが、病気がつかないので、品種としては良好。
来年は太いものだけを立茎して、いい株に仕上げよう。
 
 
あとは、ティーリムが太いものが揃ってきた。
ウェルカムはこれまでの通り。
ヨーデルも期待通りの成長っぷり。
 
 
この6反の畑を来年から大事にしましょ♡
あとはハウスをどこに作るかが問題だ・・・
 
 
 
で、ここからはちょっと嫌な話。
最近、いじめの現場に直面したの。
弱いものいじめ。
 
いじめって、本っ当に嫌いです。
小学校1年のとき6年生から、
中学校のときは同級生から、
受けた経験もあり。
無視とか嫌がらせとか。
 
そんなに大したいじめじゃなかったけど、
人がいじめをしているのを見ると、
その行為が許せない。
何とかしたいと直ぐに考える。
いじめと叱ることを混同している人もいるが、
違うんだ。叱るのは愛があるんだ。
 
改善したいシステムのひとつだ。
 
年功序列や役職での上下関係は、
組織を円滑に運営するためのものだ。
 
いじめられる方が悪いこともあるし、
周囲が悪いこともある。
いじめている人だけが悪いわけじゃない。
だから、何かすべきなんだ。

2012年9月6日木曜日

考えたことの1/20くらい書ける

友人農家の谷くんは言ってました。
「草刈りの時なんて、誰もが哲学者ですよ」
私は、刈払い機の騒音とその危険性から、
ゆっくりと考えたことがない。
 
でも最近は、アスパラの発病茎の除去作業を行っており、
単純作業のためか色々考える余裕があります。
最近のブログ更新が盛んなのは、そのせいです。
 
中学一年のとき、責任について学んだ一幕。
T先生が私に、「この洗剤をしまっておいて」
私は「はい」と答えたものの、遊びたいことがあり、
すぐに「池ちゃん、これしまっといて」と渡しました。
それを見ていたT先生。
「お前にはもう頼まん!もういいから行け!」と。
 
堪えましたね。
性根は変わってないと思いますが、
絶対やっちゃだめなんだとわかりました。
頼んだ人の責任、頼まれた人の責任を
まとめて理解する良い機会でした。
ま、気付いたのは大学のときでしたが、
叱られた後から今まで、その先生との関係はすこぶる良好です。
 
 
バレエ教室に行く前のムスメ。
砂川の竹内バレエ教室へ週一で。

 
テレビ番組、今はニュースとドキュメンタリーばかりですが、
7,8年くらい前まではお笑いも見てました。
これまで一番面白かった番組は、
働くおっさん劇場とワールドダウンタウン。
後者はあまり知られてませんが、昨日、youtubeを発見。
みなさんも是非^^
http://matome.naver.jp/odai/2128969902652439101

2012年9月5日水曜日

種採り

 こちらはパプリカ。
 
こちらはソラマメ。
 
 
地味な作業で、しかも時間も少しかかる。
収穫が忙しい時には後回しにしてしまうことが多いですが、
春一番に、去年やっといて良かった~、と心底思う仕事のひとつ。
種って、結構高いです。
 
自家種を採り始めて今年で4年目。
少し品質が落ちてきたものもあるし、土地に馴染んだものもある。
難しい仕事だけど、1年に一回なので、慎重に。
 
アスパラと違って、1年で特性がわかる作物って、
種を採る楽しみがあります。
これは利益度外視、趣味に近いけど。

2012年9月4日火曜日

減益要因かも

こうやって、新植したアスパラが土壌菌に負けて
枯れてしまうのが、昨年からの悩み。
原因は連作や土壌栄養の偏りから来るものと推察。
 
株元が枯れても、上は20日くらい緑のままなので、
圃場に入らないとわからない。
遠くから見ているだけでは、何もわかりません。
現場に足を運んで、見る、視る、観る、ミル。
基本です。
 
地道に除去作業していたら、あることを発見。
ほうほう。
これは「ガリバー」と「ドルチェシリーズ」に
多く発病している!
一緒に植えた、ウェルカム、ヨーデル、HAJ、ティーリム
の発病は上記2品種の1/10以下。
品種の試験は殆どがハウス内で行われるため、
露地での風・雨の害にはデータがないのかなあ。
 
 
まあ、うちの土壌(特に泥炭)に合わなかったということかな。
 
 
で、この苗は前回書いたとおり、ひとつ50円。
ポットの土や鉢上げの人件費、管理費など考えると、
ひとつ100円くらいとみていいかな。
これを定植したにも関わらず、枯れてしまうと言うことは、
植える手間どころか、土地代、肥料代など入れると、
実質の損失額は・・・ちょっと考えたくない。
こういう理由からも、ハウス栽培を増やしたい、と思う。
露地6haは、昔の話。
最近の状況を考えると、管理作業に時間がかかるため、
3haが限界ではないかと考えています。
 
 
そして、今朝脱走したトトちゃん。
満足げな顔してます・・・

2012年9月3日月曜日

流行り

サラリーマンのときは、情報に溢れていましたが、
今は黙っていては情報が入ってきません。
 
トレンドと言われるものについては、昔から
嫌いだし、とくに興味もなかったのですが、
情報が入ってこないと気になったり…。
 
そこで週に一度の、「あ、あべれいじ」。
ひとりで圃場で笑ってます。
平和だなーと感じるラジオ番組。
日曜の黄昏どき、若さと渋さの間で揺れる、
アラフォーのための番組。
 
 
昨日知ったのですが、ラジオ体操が流行っているそう。
うちやま農園では2年前からラジオ体操を仕事の前に行ってます。
怪我防止のため。
作業スピードを上げるため。
 

畑の中では、虫の活動が活発化。
こんなに繁ってまして、
アスパラはこんな風に木漏れ日を集めますが、
あと2カ月、無事に養分転流させるための
葉面散布を続けよう。

2012年9月2日日曜日

ハコパ

昨日、ハコパーティに行ってきました。
㈱モリタさんが主催していて、
お取引のあるデザイナーさんがたくさん。
 
 こんな入口の、カフェ「Plantation」。
 
 箱が並べられ、お客さんも沢山。
これにみとれます。
 
 
ギフト用の箱を用意したいと思っていたので、
担当者を交えて、今後打ち合わせしたいと思います。