2014年11月24日月曜日

入院しました

人生初救急車、人生初入院となりました。

人間ドックに行こうと準備をしていた11/27の朝、
クシャミをした拍子に、グキッ。
もう立ってられませんでした。

経験がない痛みでしたが、寝てたら治るんじゃないか、
という淡い期待もありました。
経験者の妻は、子供たちを保育園に送り、
入院の準備をして、119。

ヘルニアではなく、ギックリ腰ということで、要安静。
入院してもしなくてもいいということでしたが、
家にいて家族に迷惑かけるよりは、
病院で安静にしてしっかり治そうと思い、入院。
多分1週間もかからないかと。

12/7から東京出張もあるので、しっかりと備えたいと思います。


11/23-25、お墓参り兼慰安旅行に行ってきました。
まずは上士幌にある妻の実家のお墓に行き、
夜は士幌町の農家友達の堀田夫婦の家にお泊まり。



ハンモックではしゃぎ、水菜収穫もさせてもらって
上機嫌の子供たち。
堀田夫婦とは置かれている環境が似ており、
年下ですがしっかりと農業の話ができる2人です。
若いし、設備投資はしっかりしてるし、
何より力が抜けている、素晴らしい農家です。


2日目は母の実家のお墓参りに、津別へ。
私の祖母のお見舞いもしてきました。
宿泊したのは、塩別つるつる温泉。
その名の通りのつるつるぬるぬるアルカリ泉質で、
本当にオススメの温泉宿です。
山の水族館で子供たちのご機嫌もとれます(笑)



そして3日目は旭山動物園へ。
何度行っても飽きさせない動物園です。

子どもがようやく抱っこをせがまなくなったので、
動物だけじゃなくてポップも読むことができ、
やっと我々も楽しめるようになりました。


入院生活の間、しっかり読書に没頭したいとおもいます。

2014年11月22日土曜日

恩人が逝く

一昨日、美唄アスパラの礎を作ってくれて方がこの世を去りました。

大野文雄さん。

美唄農協がアスパラに取り組み始めた40年以上前、
アスパラの技術指導からアスパラ生産組合の立ち上げ、
そして農家としての在り方のなども示してくれた、
熱い農協職員の方だったそうです。

今のように売ることが重視されていなかった当時、
また商品価値も定まっていなかった当時、
厳しい目で農家のために高品質や多収穫を求め、
農協に飼いならされる生産部会ではなく、
同等の権限を持つ組合として存在する意味や意気込みを
説いてくれたそうです。

うちやま農園があるのも、美唄グリーンアスパラ生産組合があるのも、
美唄がアスパラを名産としていられるのも、
この人のお陰、というくらいの功績を残された方です。

ご冥福をお祈りいたします。

2014年11月21日金曜日

雪が融けません…

11/13に降った雪。
昨年も一昨年も、11/15に降った初雪がそのまま根雪になってました。
今年も早々と根雪か?

ハウスのアスパラは見事に倒れ、

露地のアスパラも雪でしーん。

じいさんが張り切って子供たちと遊んでくれる^^

16日は諦めて、旭川へ。
成長期の子供たちのために靴を色々買って、
もりもりパークという遊戯施設へ。


朝夕は氷点下なので土が凍って仕事にならず、
10-15時くらいを目途に仕事してます。


二重ハウスを組んだり、春作業しやすいように整備したり、
なにせ畳んでないハウスもありまして。

外が雪でも緑々としているアスパラには少し違和感があります。

こちらも11/20、

ようやくたたみ終えました。


あとは、根中糖度を測るため、土壌診断に出すために
土を掘って、根と土をとり、

糖度計で遊ばずに糖度を計って来年の見込みをたてます。
秋が長かったおかげで、近年ではかなり高い糖度を記録しました。

本日から明日にかけて、雨も交じるようですが
気温が氷点下にならないようなので、雪が融けそうです!
仕上げに明日一日作業すれば、とりあえず仕事は片付きそうです。

しっかり経営できている農家って、雪が降っても手を抜かないんですよね。
きっちり仕事できるうちは仕事してます。
寒いと怪我しやすいし、作業も捗りませんが、
できる範囲で効率的に仕事して春につなげる。
当たり前のことですが、きっちりできると気持ちいいもんです。

2014年11月14日金曜日

雪前の景色

10/31、綺麗な黄化とはいきませんでしたが、
いいところまで養分が転流したと思います。

11月初旬の突風、試験ハウスが危なかった・・・

風でハウス持ち上がり防止のパイプ自体が持ち上がるという。

11/5、家の前のハウスの中は、こんなに鮮やかな黄色です。
本当に美しい。

11/6,7、雪が降る前に、基盤整備が入る農家さんが稲藁をくれるというので、

トラクターとトラックを使って運び、30ロール積み上げました。

試験ハウスの中は、まだこんな色です。

アスパラにはアブラムシが・・・。
殺虫剤をかけてもなかなかいなくならないんですよね。
アブラムシは卵で越冬しますので、
来年の春に殻を表土を焼いて退治することにします。

11/14、雪が降ると、こうなります。

アスパラも倒れます。

もう少し、作業が残っています。

記念写真

毎年この時期に行く、photostudio afro。
いい写真をありがとうございます。









2014年11月11日火曜日

視察研修at香川・徳島

10/29-30、美唄のアスパラ組合で、四国は香川県と徳島県に
アスパラの視察研修に行ってきました。

こちらは香川県の農業試験場。
売り出し中のお米のモニュメントがかわいい。
アスパラについては、2年前から公開するようになったそうです。
そうです、四国と言えば情報を外に出さないことで有名だったんです。


池内さんという職員の方が案内してくれました。
この方、アスパラ業界では超有名です。
これまでの間違った常識を打ち破る実績を出してますし、
何せ個性的(笑)


アスパラはハウスに2畝。
しかも40cm感覚で植えるので、株数は通常の半分。
省力化栽培のため、トッピングも側枝払いもありません。
収量は年間3t/反を目標としていて、
今のところは2.5t程度行けるそうです。
少ない?そうです、省力化ですから。

腰への負担を避けるために、畝の高さを40cmに上げ、
台車に座って横移動しながら収穫します。

潅水は点滴。

立茎本数も、2,3本/株です。

全ての畑がきれいにできている訳ではないですし、
まだ始めて10年も経っていないですからね。
実力が試されるのはこれからでしょう。

で、相当気になることは、反既存説、という口調。
池内さんに質問するときにある人の学説を前提で話すと、
怒りと共に回答が返ってくるので、知らない人は恐いと思う。
私には耳触りのよい、ある新しい考えを植え付けてくれる
話だったので有意義でした。



香川と言えば、金刀比羅神社。

登って登ってようやく着きました。

くだりもきつい。

早朝にしっとり汗をかきました。


2日目は徳島へ。
徳島はアスパラ新興産地なので、栽培についてはまだまだ。
ただ、市内の消費量に追いつかないほどの生産量なので、
なんとも羨ましい話でした。

徳島空港からの空路で帰ってきました。


アスパラについては、まだまだ未開な部分が多いと再認識。
作る人、作る土地、研究する人などなど、
環境が変わるだけで常識も目的も変わってくる。
まだまだ面白いです、アスパラ。