2021年3月2日火曜日

年月を経ている途中

 44歳です。今年45歳になります。

ちなみに、うちやま農園は創業70年になります。


もう会社員をやめて14年になるので、
個人事業主だけの話なのか、会社員も似たようなものなのかはわかりません。
でも少し気づいたことあります。
20代・30代できちんと仕事してきた人は、
たぶん、40代になると、
やりたいことが増える一方で、
できるようになったことがもっと増えていると思うのです。

体力は当然落ちるか、最低限が維持なので、
時間の制約はどんどん厳しくなります。
昔はこんなに疲れなかった、とか、
夜更かし後の体のだるさとか、よくわかります。

そこで、そのできるようになったことを仕事に活かすのか、
やりたいこと中心にやるのかで、
仕事の成熟度というか達成度合いというか、
成果の分岐点になると思ってます。

(50代の方に話したら、50代はもっとそうだよ、とのこと)

できるようになったことを客観的に気づけて、
それを仕事に活かせている人が、
意外と少ないことに最近気付きました。
20代・30代の勢いのまま、仕事を続ける鉄人たち。
中にはそのまま成功している人もいますが、
僕は凡人でいろいろと人並みかそれ以下なので、
死なない程度の仕事量で成果を上げたいと思ってしまいます。

すいみん不足や過労の中での仕事や遊びは、
僕には苦行でしかなく、何も楽しめないし、充実感もないのです。
だから、僕のように自分は凡人だと思っている人は、
できるようになったことを生かす方が良いと思ってます。

もちろん、やりたいことがない訳ではないのですが、
それができることなのか、少ない時間の中で
やる価値があることなのかを見極めるのも大事だと思います。

とはいっても、どっちが楽しい人生かは、
人それぞれなんでしょうけどね。