44歳です。今年45歳になります。
ちなみに、うちやま農園は創業70年になります。
もう会社員をやめて14年になるので、
個人事業主だけの話なのか、会社員も似たようなものなのかはわかりません。
でも少し気づいたことあります。
20代・30代できちんと仕事してきた人は、
たぶん、40代になると、
やりたいことが増える一方で、
できるようになったことがもっと増えていると思うのです。
体力は当然落ちるか、最低限が維持なので、
時間の制約はどんどん厳しくなります。
昔はこんなに疲れなかった、とか、
夜更かし後の体のだるさとか、よくわかります。
そこで、そのできるようになったことを仕事に活かすのか、
やりたいこと中心にやるのかで、
仕事の成熟度というか達成度合いというか、
成果の分岐点になると思ってます。
(50代の方に話したら、50代はもっとそうだよ、とのこと)
できるようになったことを客観的に気づけて、
それを仕事に活かせている人が、
意外と少ないことに最近気付きました。
20代・30代の勢いのまま、仕事を続ける鉄人たち。
中にはそのまま成功している人もいますが、
僕は凡人でいろいろと人並みかそれ以下なので、
死なない程度の仕事量で成果を上げたいと思ってしまいます。
すいみん不足や過労の中での仕事や遊びは、
僕には苦行でしかなく、何も楽しめないし、充実感もないのです。
だから、僕のように自分は凡人だと思っている人は、
できるようになったことを生かす方が良いと思ってます。
もちろん、やりたいことがない訳ではないのですが、
それができることなのか、少ない時間の中で
やる価値があることなのかを見極めるのも大事だと思います。
とはいっても、どっちが楽しい人生かは、
人それぞれなんでしょうけどね。