2010年7月31日土曜日

教え、教わり。

未だに組合長への怒りがおさまらない3代目です。
 
さて、本日で研修生の松橋くんが研修期間の半分を終えました。
最近はずーっとブログにも登場しませんでしたが、多忙を理由にあまり構わなかったり、作業見て覚えてほしかったり、いろいろです。
 
半分を経過して、はやり「新卒」ということを自分でも理解し、彼にも伝えました。
当然僕の新卒時よりは大分マシです(笑)
でも、社会人1年で農業会に入っていくことの難易度を考えると、やってもやってもやり足りないと思います。
学ぶ姿勢、考え方の考え方、今後のビジョンなど、30分ほど偉そうにレクチャーしました(ご存知の方も多いと思いますが、私のモノ言いはキツイので、どんな風に言ったかは想像に難くないかと)。
 
そして、最後に読むように勧めたのが、この本。
これは会社勤めのときに読んで、もっとも役に立った必殺本です!
how to本ではなく、思考の幹を作ってくれる本かな。
これを読んで、考え方だけでなく、情報の取り方、物事の調べ方、パートナーのこと、新聞の読み方から契約の仕方まで、何から何までが変わったのを思い出します。
まあ、当然読むだけでは駄目で、どれだけ実戦で試して検証できるかにかかっていますが。
松橋くんも、もう少し理解を深め、能動的に学べるようになってくれるといいな、と。
 
で、そういうお前はどこまでわかってんだ?
と思いますよね。
それは別問題です。
できる人しか指導できないなら、この世に指導者がいなくなります。
完璧な人間なんていないし、みんなが未熟者ですし。
尊敬するガンジーや祖父母だって。
教えるのも勉強です。
教わるより難しい気がする。
でもこうしてることで彼から教わっているとも言えるなあ。
学びこそ仕事のモチベーションだ、とはカルロス・ゴーン氏。

2010年7月29日木曜日

最低最悪の事態

某農協の組合長が、自農協の財産であるアスパラ栽培マニュアルを、中国はある大都市の商工会議所に渡すように指示したのだ。旧知の仲でも最近親密でもないのに。実際、既に先方の手に渡っている。

販路拡大とか文化交流とか言われて渡したのかは知らんが。販路拡大について言えば、絶対になりえない。買う側に必要なのは生産履歴であって、栽培マニュアルではないからだ。マニュアルを欲しいということは、生産技術がほしいということだ。知ってても知らなくても、最低最悪の組合長に変わりはない。

終わってるとしか言えないし、他に怒りで言葉がでない。

2010年7月26日月曜日

ごろん

お腹を撫でたら、こうなります。かなり気持ち良さそう(^^)

STVさん、明日の18時すぎに放送されるそうです。同僚の後藤さんがメインなのかな。

2010年7月25日日曜日

種を落とすゴーヤ

こんな色になって、果実の下部が弾けて、種を落とします。
オレンジ色の果実に対して、真っ赤な種。鮮やか。


明日はSTVさんがREFARM北海道の取材にきてくれます。ありがたいことです。
蛇足ですが、忙しいとき、うちやま農園の取材なら断りますが、REFARM北海道なら断れないんですよ…。

2010年7月22日木曜日

REFARM北海道道北交流会

7月21日、行ってきました!
相変わらず写真はだめだめのこの1枚のみ。誰?
結構変わり者農家が多いな、と思いました。自分を棚に
上げてー、と言われそうですが、本当にそう思います。
農家からの刺激はもちろんなんですが、東京から北海道の
この交流会のためだけに駆けつけてくれた、
NPO法人農家のこせがれネットワークCOOの脇坂氏には
感謝、感謝です。道中案内したり、ラーメンを食いに運転する
ことくらいしたお返ししてませんが、また来てくださいね。
その天才ぶりで、日本の農業を一緒に変えてくれー。
 
 

さて、これは士別のアスパラ農家いしぐろ農園の
庭先の霧。北海道にあるんだ、というか、初めて見た。
もちろん、行った目的はアスパラの視察。
また勉強になりましたが、内容が専門的でクドイので、
割愛します(笑)

2010年7月18日日曜日

やっと落ち着きつつあります

最近のこと、いろいろ書こうかと。
 
写真は、昨年に続いて見知らぬ男女20人弱を連れてきてくれた
佐藤さんご一行様。楽しそう(^^) ちょこっと混ぜてもらったけど、
いつもノリが良すぎてついて行けない…。
 
ホワイトアスパラの収穫時期は4時起きが続き、ほぼ3,4時間睡眠が
当たり前の時期になります。毎年それは1か月で終わるので何とか
なるのですが、今年はそのあとにワールドカップという一大イベントが!
深夜から早朝に試合があったため、寝不足の毎日…。妊婦の妻にも
負担を掛けながら(4年に一度だから、といったら、一生に一度だ、と
怒られました。当然だけど)。優勝が決まった時は感動しますよね。
 
アスパラは春芽の収穫を6月中に順番に終えていき、立茎栽培の
準備に入っていきます。倒伏防止のためのフラワーネットを支える
杭を立て、伸ばしたアスパラを剪定していく。病気予防の肥料を撒いて
病気予防の殺菌剤をかけ、ひと株当たり5本のアスパラを立てる。
これらの作業は天候を選ぶため、天気が良い日に一気に片付ける。
かといって、雨の日は雨の日で作業がたくさんあって…。
 
現在は5本に立てた畑から順番に夏芽が顔を出し始めています。
7月初旬からハウスが、7月10日ころから露地の早出しの畑が。
そして、徐々に広がって、収穫量が増えていきます。
 
油断してると野菜たちが大きくなっている。今年は天候が良いお陰で
露地野菜も順調に育ってます。8月上旬には発送できそうです。
写真は後日(^^;
 
仕事に追われすぎて、本当にやらなければいけないことを見失いそうに
なってもいました。近くに気づかせてくれる人がいることに、感謝、感謝。
農作業だけをやるために農家になった訳じゃないし、仕事仕事だけが
大事なわけでもない。農業経営においては、効率を高め、考える仕事を
していくことが必要なのだが、ここ数週間はただただ仕事に追われた。
余裕なさすぎ&キャパないなー、と再確認。何でも一人ではできないけど、
ひとりで何でもできるようになりたいな、と、やっぱり再確認。

2010年7月14日水曜日

のりゆきのトークDE北海道

16日(金)放送予定です。

私と違ってノリがいい父が取材を受けました。娘を無理矢理撮してもらったけど、でるかなあ?

今日はある発表会で士別の谷くんと一緒に。勉強家、野心家、そして自信家(怒られるかな?)。刺激受けまくりです。真剣に農業を語れるし、農業の多様性、奥深さを感じて、仕事が楽しくなるひとときでした。

2010年7月13日火曜日

親バカですが、何か?

今日は、仕事を休んで、円山動物園に行きましたー(^^)
もちろん、娘と。松橋くん、お仕事ありがとう。
 
さっそく、お決まりの顔入れ。
そして大好きなペンギンと一緒に。
この顔、可愛い顔してーというと、します。
誰も教えてないのに・・・、勘違いって面白い。
で、2時間はしゃいだ後、ぐっすりと眠っちゃいました。

 
農繁期に入ってから、もうすぐ暇になるから、と先延ばししていた
動物園にようやく行けました。怖いもの知らずだった娘は、
すっかり臆病になっていて、ダッコ、怖い、と言ってダッコをねだります。
まあ、熊を怖いと感じているってことは、正常なのかな?

2010年7月6日火曜日

ソラマメ初物!

我が家では2品種栽培しています。
写真手前の河内一寸と奥の陵西一寸。
 
見た目は陵西一寸の方がキレイなんですが、
味は河内一寸の方が抜群に良いです。
豆の味が濃いのがたまりません。
 
ハウスと露地で栽培していまして、食べたのは
ハウスものなんです。恥ずかしながら露地は
虫に集られて生育不良です。というか、もう駄目。
忌避剤をかけるのが遅すぎてアブラムシだらけに。
そしたら蟻だらけ、蠅だらけに。
 
アスパラとワールドカップに気を取られているうちに、
大事な露地のソラマメとパプリカがまずい状況…。
 
 
これは、友達の子供と一緒に。妹がほしいようで、
娘が可愛いと言ってくれる唯一の男のこです。

 
そういえば、妻がまた出産準備に入っているために、
ブログを更新できていません。
8月出産予定で、今度は男らしい。また写真出します(^^)

2010年7月5日月曜日

アスパラの花、満開です。

遠くから見ると、こんな感じ。下向きに咲いてます。

どこが花かわかりますか?

 

さらに拡大。こんな花です。

ハウスの中では花粉でクシャミがでます。

キレイかどうかは、個人の価値観ということで(^^)

2010年7月2日金曜日

北海道Roots始動!

農家の、農家による、農家のための勉強会を作りたい。
士別の谷氏と考えが一致し、農家のこせがれネットワークの北海道の仲間に声かけし、田中正夫さまを顧問に勝手に据えて、始動しました。
 
去る6月22日~23日にプレオープンし、会の目的や名前を決めました。
Rootsには、種のほか、根源(自らの出所、地元の発祥など)、北海道に根を下ろす、などの意味があります。目的は、農業の本質を探る。方針は、他人を受け入れ、真摯に技術や知識を学ぶ。
参加資格は、農家のこせがれネットワークの趣旨に賛同する人なら、どなたでも。お知らせはREFARM北海道のブログのみで行います。かなり核心に迫った、農業オタクのような勉強会になりそうです。興味ある方は、是非出席してみてください。
・・・といっても、当面は農家だかでやって、公開の第一回は11月上旬開催予定。