2010年12月25日土曜日

年賀状から始まり・・・

お世話になった人に書く、年に一回の葉書。
もらうと嬉しい。だから書いている。大学生や社会人になりたての
頃は、面倒くささを言い訳に書かないことが多かったが、素直に
考え直すと書くべきだった。
 
私は筆不精である。こうしてメールを週に1回書いていることも
仕事のお陰と言うか、自分の考えの整理のためか・・・。
 
感謝の気持ちを毎日伝えるべき人には、毎日伝えた方がいい。
感謝の伝え方はいろいろある筈だが、形にしないと伝わらない。
形にしなくても感謝を伝えたいなら、相手の感謝を敏感に感じることかな。
してほしいなら、先にやってあげること、だ。
 
自分が見たこと、経験したことからしか学習できない私。
今後のビジネスの渦中で、農業や地域というフィールドでどうやって
生きていくのか。冬の時期にがっちりと考えをまとめ上げて、開幕ダッシュに
つなげます。毎年のことながらこの時期に考えをまとめないと、来年度、
アクセル全開で仕事に向かえない。
 
お正月は1年で一番のんびりできるし、餡子餅は美味しいし、幸せだなー。
何て、冬なので時間に余裕があるせいか、考えがぐるぐる回ってます。
 
みなさま、良いお年を。

2010年12月19日日曜日

2010年振り返り

今年をざっくりと振り返ります。
 
良くも悪くも、農家のこせがれネットワークに浸かった1年でした。
北海道の設立発表会が1月にあり、3月からREFARM北海道
として活動をスタートし、本年だけで8回のイベントを開催。
また取材もうちやま農園ではなく、REFARM北海道の世話人
としてのものが多く、時間を畑仕事以外に使ってしまいました。
 
このお陰で、沢山の農業者と友人になって切磋琢磨できている
ことはもちろん、農業者以外の方とも多数知り合うことができ、
本当に農家のこせがれネットワークには感謝感謝です。
 
本業のアスパラについては、本当に苦しい年だった。
昨年の低温多雨の影響から、予想通り春からアスパラは収量が
少なかった。それを通年で補うために、早々に立茎栽培へシフト
して夏のアスパラをとる戦術が当たり、総収量は何とか前年を
上回ることができた。高温多雨の初夏となり、病気との闘いであった
が、幸いにも虫の被害は少なかったため、草勢は旺盛となり、
来年の春ものは平年並みの収量が期待できそう。
 
麦は散々だった。大豆は旺盛な成長を止めたことで倒伏を防ぐこと
に成功し、前年を上回る量は確保したが、目標には及ばなかった。
 
新年早々に妻の妊娠がわかり、忙しい年を予感させた。
3月には私の肝臓からアルコール分解酵素が分泌されていないことが
わかり、禁酒を決行。最近になり350ml缶を飲めるようになるまで回復。
6月にはFIFAワールドカップが私を苦しめた。体は疲労困憊なのに、
寝不足に次ぐ寝不足で、体力的に若くはないと実感した。
8月には第2子が誕生し、準備、育児、家事などに追われる日々を送った
が、熱い夏と出産繁忙が過ぎれば平穏な日々が訪れた。写真は100日。
 
研修生の松橋くんがいたことによって、人を育てることにおいて勉強になる
ことが多かった。農業については、有志による勉強会をスタートさせたこと、
豚を新たに飼って命を勉強できたこと(もちろん来年も飼う)が収穫だが、
今年に限っては、勉強時間が不足したと思う。すぐにできる気になることが
自分の悪いところ。要は自惚れ屋で自信過剰。アスパラのことにおいては
気をつけている『謙虚な姿勢』を、多方面ではついつい忘れる。
 
12月には、昨年まで所属していた団体を辞めて浮いたお小遣いを使って
東京に営業と市場調査に行けた。これはいろいろな人からの刺激をうけて
実行に踏み切った。うちやま農園としてではなく、ビジネスマンである私のため。
小売店や飲食店の動向を肌で感じ、直接交流することで、新たに見えてきた
ことが沢山ある。書くと安っぽくなるから書かない。
実感できたことは、いわゆる世間の動向も大切だが、「何がやりたいか」が
はっきりしていれば、それに流されることもなく、やりたいことを実現するための
方法を考えられる、ということ。
 
年賀状に追われているが、ちょっと息抜きしてみました。

2010年12月11日土曜日

勉強


12月4日、農家のこせがれネットワーク北海道の
道南交流会を函館で開催しました。
企画・運営はすべてfamfamにお任せ。
パワーありまくりの学生団体なので、我々は参加者。
50人集まり、道南農業や経済活性化などを話題に
3時間交流しました。
写真、充実したいい笑顔。あ、目つぶってる…。
帰りの熊嶺荘、最高のお湯でした。
 
 
12月8日は北海道農業者サロンの冬期勉強会。
空師とインドのビジネスマンの講演に懇親会。
相変わらず話の内容が濃い。ゲップ出そう。
 
 
最近感じるのは、農家になって3年も経つと、
消費者の感覚よりも農家の感覚になるな、ということ。
新しい事業や新サービスへの取り組みについては、
自分の作業ありきで考えてしまう。ここに限界があると
頭ではわかっていても、育児や趣味や仕事の時間を
差し引いて、狭い範囲でしか考えていない。
また、できることとやらなければいけないことが違えば、
できることとやりたいことも違う。
やりたいことを見失わなければいいだけかもしれないけど、
客観的に自分を判断する材料が不足している気がする。
シーンは沢山あるので、ひとつひとつ揃えていくか。
 
というわけで、来週は営業・市場調査強化週間です。
製造業でいうR&D強化週間。
何をしたかは、後日報告します。

2010年12月1日水曜日

とりとめなく書きます。



REFARM北海道のイベント『農からうまれた収穫祭』、
無事終了しました。料理の一部と、会場の雰囲気。
テルツィーナの雰囲気が良く、料理も素材の味が活きていて、
集まった人も食と農に関心ありまくりの人々。充実した時間でした。
 
 
帯広の祖父母に会いに行った帰り、富良野のアンパンマンショップへ。
娘は大好きなアンパンマンに大はしゃぎ。
 
立ち寄った富良野のフラノマルシェのマーケティング力に感心し、
新得町の㈱キョウショクの『十勝漬本舗』では漬物の原料が中国産と
ベトナム産が大半を占めていることにガッカリし、『みなとや』の
田舎そばはやはり美味く、リッチモンドホテル帯広は泊りやすかった。
そんな十勝への旅。
 
 
本日は、美唄市グリーンアスパラ生産組合の2010年反省会。
会社員時代から同じ思いだが、やる気のない人たちが集まっても
ポジティブな話にならないし、何も生まれない。
技術研鑽や反省は、やる気がないならゴミ同然。
 
私は、精神論は嫌い。頭が悪から論理的にしか理解できない。
 
でも、何のために仕事するんですか?と思っちゃう。会社員の時には
何のための会議だ?部下イビリ?数字の帳尻合わせは管理職の仕事でしょ?
部長が平社員の忌憚ない意見を聞きたいための会議、とか、バカみたい。
本音が出るわけないでしょ。書き過ぎだし、脱線しましたね。
アスパラの収量減に対しての施策もない、来年の販売計画もない。
組合員も質問しない(内山親子だけ質問するから、バカみたいだし)。
天候のせいとか市場の量とか、言い訳はいらない。言い訳だよ、そりゃあ。
阻害要因は多数ある中で、何をやるかを一生懸命探して行動する。
ビジネスマンなんだから、我々は。
 
仕事って、自分で探すものです。受動的ではなく、能動的に。
環境条件が違うのはハンデではなく、その現状を把握して、その中で
何をするかの判断材料。北海道は雪が降るけど、土地が沢山あって、
夏の酷暑日や湿気も少なくて、農業用水も充実している。
ここでどうやったら、ここでしかとれない美味しいものが作れるのか、
どうやったら数が増えるのか、その挑戦が農業技術を向上させるし、
毎日が楽しくなる。面白い仕事なハズだが、飲酒やパチンコの方が
面白いのかもしれない。まあ、人それぞれか。

2010年11月27日土曜日

きたきたきたーーー!!!

上原農園さんのサトイモが来ました(^^)
上原農園さんのレシピを真似て作ってみました。
美味しい!いいなあ、美味しいサトイモ。
 
 
お知らせです。
12月4日に、REFARM北海道の交流会のトリ、道南編を開催します!
道南の農業は注目すべき点が多い。いわゆる北海道農業とは
全く異なり、高い技術と営業力がある(と聞く)。
 
 
今後はこのネットワークを通じて、自治体ごとにイベントを仕掛けていきます。
例えば、美唄でやるときには、美唄の農家が食材を持ち寄って、全道から
食と農に、農家のこせがれネットワークに興味ある人が集まる、という風に。
地域貢献するとともに、REFARM北海道へこせがれが集まりやすい
環境が作れたらいいな、と思ってます。

2010年11月21日日曜日

読書その2


本日、ブクブク交換に参加しました。

テーマに合ったお気に入りの本2冊を持ち寄って、お茶しながら本をプレゼンし、気になった本は自分が持ってきた本と同じ数だけ交換できる。名刺も挟んで交流もできる、というもの。

交換の他に、読みたくなった本を買っちゃいました。また楽しい日々が(^^)
 
 


息子のお食い初めの写真です。どんな風に成長するんでしょー

2010年11月18日木曜日

松橋くん

秋田県大潟村の農業後継者、松橋くんは、本日11月18日をもって、研修終了です。お疲れさまでした、そしてありがとう!
 
たぶん、これまで経験してきたどの農家のよりも、うちやま農園は、厳しく、うるさかったと思う。私は、パートナーに対しては、正直に、愛情をもって接している。私の言う愛情は、相手を思うからこそ言う厳しいこと・言い難いこと・言ったら嫌われるかも知れないことなど、すべてを相手に伝えることでもある。口が悪い上に厳しく冷たく話すから、そりゃあ、大変だったと思います、松橋くん。
 
でも、今後こんなに厳しい経験はしないでしょう、たぶん。経営者ゆえの苦しみはいずれ経験すると思いますが、人に教われ使われしているときの経験としては、もう2度と経験したくないかも(笑)
 
・・・ただ・・・、
人を育てるのではなく、一緒にやりながら吸収してもらうというか、人と成長するというか、もう少しゆったりと構えた方がよかったのかな、と思ってます。教えられたことも多かったし、至らぬ点が多いのは当然。ただ、今回はできる限りの精一杯はできたと思ってます。
 
アスパラの技術に関しては我が家のすべてを見てもらったし、社会人としての考え方も私の知る範囲はほとんど伝えたと思う。
 
たぶん、あとは本人次第。いつでも助けになるし、いつでも教えてあげられるけど、どうしたいかは本人しか決められない。何のために仕事するの?何がしたいの?なぜ?本当?だから?・・・・・・・・・

2010年11月15日月曜日

REFARM北海道イベントのご案内

http://ameblo.jp/kosegarenet-hokkaido/entry-10704300342.html
収穫祭、やります。
 
今回の幹事は北海道庁の今野氏。
企画及び実行委員は、世話人の金丸くんの他に、北大のHさん、某社のIさん、Tさん、Oくん、写真家のHさん、O先生、天使大学のKさんなどなど、かなり力が入ったイベントになってます。
 
11月28日17:00~、是非ご参加ください!

2010年11月11日木曜日

2010年11月2日火曜日

長崎アスパラ研修の続き

10年連続反収4tを超える農家さんの圃場へ。
地域全体としては、山の麓なのでこんな感じ。
1枚の畑は1反もない。
ちなみにここのアスパラは買って食べました。
味は良くないと担当者に言ったら、「量と鮮度で勝負」
とのこと。なるほど。
  
 
この写真だけではわからいと思うが、広がった株間が60cm、
アスパラは病気にかからず青々とし、繁茂している。
アスパラ専業農家として、ここまで素晴らしい圃場は見たことが無く、
涙が出そうになるくらい感動した。本当に感動。
 
味で勝っているから、ではなく、収量でも味でも、勝ちたい。
気象条件が違うので収穫期間がこちらの2倍とはいえ、
こちらで10年連続2tは聞いたことが無い。
我が家も今年はハウスで約2tとったが、並み以下だ。
 
黄化を待たずに片付け、換気はハウスを捲ってまで行い、
実を摘んだり、柄杓で水をかけたり・・・。
アスパラ農家の鏡です。いや、神様です。
 
こういう圃場を見ると、燃えてくる。
でもなぜか殆どの人は「うちの地域では〇〇だから」とか、
「あそこの人・地域は特別だ」などと言い訳ばかり並べる。
 
同じことはできないにしても、良いこところを取り入れ、
5%でも10%でも収量を上げる努力をするのが
仕事レベルの向上だと思っている。
 
やることは尽きない。

アスパラ心配

こんな畑があります。良く見ると、黄化ではなく、
褐色に枯れてきています。これは良くない。
株が若いから来年も萌芽はするでしょうが、
病気対策は1日たりとも気が抜けないと実感。
 
始めに立てる5本の親茎を如何に病気にしないか、
これが夏どりと翌年の収量のほとんどを決めるでしょう。
 
 

娘は相変わらずのヤンチャぶり。息子は眠ってばかり。

最近、娘がテレビに出ている玉木宏と水嶋ヒロを見て、
「お父さんみたい」と。
子供って正直。
 
 
 
TPPについても書こうかな。かなり雑ですが。
賛成か反対かは、もちろん賛成。
国際社会において鎖国は良くない。開かれた中でこそ、本当に守らなければならないものがはっきりと見えてくるはず。
始めに入っておいて内容を詰めるならよいが、後から参加しては何も言えまい。
だが、国が農業を軽んじている現状では、農業者団体がこぞって反対を謳うのは理解できる。
農業を守る=食料自給率アップ、ではないと思うが、農業を守るということと選挙票を切り離して考えてほしい。また、農業を守るよりも、日本の自給食糧を必要量維持する、という方が行動しやすいのでは。大規模農家も小規模農家も守りますなんて、政策に矛盾がでるでしょ。もう複雑すぎる仕組みを作っちゃってんだから、一度農水省の農業政策をリセットするのもいい機会でしょう。補助金を食い荒らす守る価値のない農家はいるんだし、雇用対策の受け皿に農業をおくならなおさら産業としての確立を進めるべきではないか。そうなったら、あなたのような農家はいりません、と言われれば言われたで、どうやって食べていくかは考えますよ。
安いアスパラが今よりもっと入ってきたらどうしよう?どうもしません。美味しくないだけでなく、輸入過程で病気や虫を殺すようにどっぷりと薬品に浸かったアスパラが食べたい人は、そちらを選んでください。旬の時期に旬の美味しいものを食べるのが、体にも財布にも良いことかと。

2010年10月28日木曜日

佐賀

通過するだけなので、佐世保バーガー(680円!高い!)をいただきました。江頭2:50の出身地。


長崎の素晴らしいアスパラ栽培については、帰宅後にアップします。感動ものでした。


今日はこれから福岡へ。前職の友人と中洲で遊びます(^^)v

2010年10月26日火曜日

ズレている

最近、妻から言われた。
一般の人の感からずれて、農家寄り、自分寄りになっている、と。
 
確かにそうかも。就農3年目、初心を忘れてた。
 
 
本日、初雪。まだアスパラが倒れるほどは積もっていないが、たぶん、今夜にやられるだろう。
ハウスのアスパラは、早まって杭を抜いてしまったため、倒伏した。父、ちょっと怒。でも杭を抜いてないところは、今夜の雪で杭ごと倒れると思われる。雪があと1週間遅ければ・・・、と毎年思ってるけど、今年もまた、転流不足なので同じ思い。
 
 
明日から、アスパラ生産組合の研修旅行で長崎のJA島原雲仙にいってきます。2泊3日。楽しみは他にももちろんある(^^)

2010年10月19日火曜日

出展のお知らせ

10月24日、札幌のコンベンションセンターで行われる『新・農業人フェア2010』に、REFARM北海道として出展します。イベント詳細はこちら
 
ブースにいるのは世話人6名で、海上保安庁から新規就農した野菜農家、酪農任せてちょうだいという道庁職員、JAS有機のアスパラと卵の農家、米麦大豆にベリー類という畑作メインの農家、親は農家だけど俺は継がないという自治体職員、そして私です。この文章は尊敬する野菜農家のブログから拝借しましたー
 
直接ではないけど、こせがれのサポートになるし、もっとメンバーを増やしたいし、北海道農業の活性化にもお手伝いできすかな。会場には2回行ったことがありますが、企業の求人と自治体の移住者誘致が大半を占めます。第3者的にアドバイスできるブースにしたいです。

2010年10月8日金曜日

何してるの?

田圃やるの?

なんて最近よく言われます。

アスパラは根からアレロパシー物質をたくさん出すため、連作がしにくい(特に泥炭は)のですが、畑に2ヶ月くらい水を張って還元状態にすることで、ある程度洗い流せます。定植時には炭の資材が必要ですが、露地の連作はこれでほぼOK。

田圃は、5反くらいなら選択肢にありますけどね(^^)

2010年10月3日日曜日

どれにしようかな♪

アスパラ収穫が終わったので、好きな読書に時間が使えます(^^)

今回は実用書はなく、小説を買いだめ。

2010年10月2日土曜日

結婚記念日

今日です(^^) 9回目。

父に嫌味を言われて怒られても、午後からは休みます。大豆刈り終盤だから、そりゃ怒ります。

可愛い娘と息子を母に預けて。

行き先は、札幌の『虫狩』。確か友人が野菜を入れてたはず。

2010年9月30日木曜日

若芽は…

寒さでお辞儀します。曲がったアスパラが元に戻ることはありません。寒くなると収穫できなくなるのは、こういうことでした。

今年は例年より1週間くらい早く大豆刈り。苦手な機械(コンバイン)乗りは父に任せ、大豆を豆工房に運びます。ちなみに、うちの大豆はスズマル、納豆用です。

アスパラの種

赤い実、綺麗です。
最近流行りの、オール雄株品種にはありませんが、雌株は実を着けます。
潰すと種が出てきます。だいたい3〜5個。植えれば3年後にはアスパラとれます。
こんなに実がきれいなのはいま時期だけ。お花屋さん、買ってくれないかなあ(笑)

2010年9月25日土曜日

嬉しいこと

以前いた会社の同僚が結婚披露宴をあげまして、
そこにお呼ばれしました(^^)

もう7年前に退職した会社ですが、こういう風に呼ばれる
ことは、本当に嬉しいです。
おふたりさん、本当におめでとう!!
 
明日の朝は6度まで気温が下がるみたい。
露地アスパラの芽は休眠に入るな、きっと。
ハウスがもう少しだけ取れるかな。
 
来年のための片付けと、除草が主な仕事に。
仕事時間が減ったものの、二人の子供の世話を
する時間が増えるので、体力的な負担は同じ。
子供の心は癒されるが、体は農作業より痛む気がする(笑)

2010年9月19日日曜日

命に感謝する

本日、開催しまして、子供を含めて30名以上が参加してくれました。
豚の命に感謝しつつ、いただきました。
あの農家さんも、あの奥様も、あの新規就農希望者も、あの女性も。
 
北海地鶏Ⅱと終了間近のアスパラは激ウマでした。
肝心の豚肉は、写真を撮り忘れてしまい、
アスパラの右下と下の写真に遠目で。
 
脂身が非常に少ない、ヘルシーな肉ですが、炭の力でより美味しく!
資源のリサイクル、畑づくり、命への感謝、みんなで感じられたと思います。
そして供養もしました。お世話になった方々に、ちょっとだけ恩返しもできたかな。

2010年9月16日木曜日

トトちゃん、ありがとう

9月14日、トトちゃんを屠殺場につれていきました。
(来年は名前つけるの止めようかな…)
ここ以外では19日の謝肉祭で報告します。
 
以下、備忘録的に記載します。乱分には目をつぶってください。
  
施設では沢山の養豚たちが大きく太った状態で連れてこられてましたが、トトはかなりの小ぶり。職員からは「こんな痩せ豚」などといわれる始末。ここでは、電気ショックで気絶させた後に頸動脈を切って殺します。その後首をはねて半身にしたあと冷蔵庫に入れて2℃に下げて食肉加工します。
 
そして本日、いただきました。
アスパラを食べていたものの、残飯や野菜中心の食事だったせいで動物性たんぱく質が不足していたようで、脂身が全然ないのです。最後の体重はだいたい70kg、肉になった重さは30kgです。少なくとも120kgになってないとだめなようで、脂が無いということは肉にも味が乗ってない、と言われました。太り過ぎはNGだが、背中が骨でとがっていてはだめで、丸くなってないと。
試食はもちろん、いちばん美味しいというヒレ。脂身が少なくても柔らかくてしっかりと豚肉の味がしました。しかし、バラは脂身がなさすぎて硬い。味は悪くないので、薄ーくスライスして食べよう。まあ味はともかく、トトさんの生命力をしっかりといただきました。ありがとう。娘にはまだわからないかもしれないが、毎年繰り返すことで「生き物の命をいただくことが当たり前」ということがわかってくれたらいいなあ。自分もそうかも。家畜とはいえ、命を育むって難しいです。
 
肉になったらなったで、ただの肉塊なので、特段の感情は芽生えませんでした。
「北海道の園芸農家が豚を飼って食べてる」というと残酷に聞こえますが、「ヨーロッパの田舎の農家は自ら食べる豚肉を確保するために自ら豚を飼っています」というと何か素敵に聞こえます。BSで見てそう思いました。同じことなのに…。
勘違いもあった。肉がべちゃべちゃしないように、最後の2週間くらいは脂ものを控えると思っていたが、水を控えるだけで、脂ものに限らず食事は通常通りやって良い、とのこと。絶食は結構かわいそうだったから、ほっとした。でもこれは検証が必要です。
 
畑には豚糞堆肥ができましたので、来年はその6畝ほどの畑にムラサキアスパラを植えます。
 
豚肉の味でいえば、もっともっと研究が必要。動物性たんぱく質を直接与えるのは難しいです。残飯の中に肉や魚、乳製品はそんなにありませんから。それなら、微生物入りの配合飼料(配合飼料は今回は与えませんでした)を食べさせるか、サイレージを作って作物を乳酸菌発行させて施すか、米ぬかや鮭滓などを利用しつつ微生物が住む豚が食べられる土を作るか、来年の課題ばかりが浮かんできました。
 
やってみたことで見えたことが沢山あります。新しいことを考えるのって楽しい。

2010年9月10日金曜日

秋アスパラ

と言っても、立茎栽培だから夏アスパラと同じように収穫します。

何が違うかというと、環境。朝は10〜15℃まで下がり、日中は20〜25℃まで上がります。この寒暖差がアスパラにストレスを与え、夏よりも味を向上させます。10以下になると成育が衰え、休眠の準備に入るので、いま時期が収穫の終盤。

春に近い味で、作業が忙しすぎない秋こそ、営業にはモッテコイなんですが…。

写真は家庭菜園のトマトです。キレイだなー、と。

命の勉強

そろそろ、終わります。

そこで、命に感謝し、命をいただく、うちやま農園の感謝祭、初開催します。

9月19日(日)、13:00〜。うちやま農園にて。参加は1000円か、志(ようは、何か適当に持ってきて)にて。近所の人、お客さま、農業関係者、いろいろ集まります。

参加希望ありましたら、遠慮なく連絡ください。
contact@uchiyamanouen.com

2010年9月3日金曜日

予定

9月4日5日、札幌の大通5丁目で開催される有機農業フェスティバルに、REFARM北海道として出店します。我々は有機農業推進団体ではないですが、幅広い農業を認めあってこそ、REFARM北海道です。商売云々は別として、少しでも新規就農者や若手農業者のお手伝いができればいいかな。
5日の14:30~、農家のこせがれネットワーク北海道のPRタイムもあります。打合せが甘いのが心配です・・・。
 
それよりも、参加者が沢山増えてほしいのは9月12日のぷらっとファームです(^^)

2010年8月27日金曜日

楽しいご一行様


25日にお越しいただいた方々です。飲食店の旧同僚さんたちで、なんと私の好きなお店のひとつでした!好きな理由は、「ハートランドの樽生が置いてある」からです。犬も愛娘と遊んでくれまして、本当にありがとうございました。
 
本年もたくさんの楽しいご一行様にお越しいただきました。
昨年とは違い、写真をほとんど撮っていないので、ブログ掲載ができずに失礼しました。長男の誕生で時間が無かったんだなーと思ってくれたらありがたいです・・・(^^;
 
今年は雨が多いですが、体験農園の日に雨で中止、となったことはないです…あ、一回だけありました。でも、ほとんど晴れ男・晴れ女の方々ばかりに来ていただいているんですね、きっと。現在は予約が入ってないので、このご一行様で今年は最後だと思います。来年もまた沢山の方にお会いできることを祈ってます。体験農園をやっているお陰でたくさんの人に会えること、本当に恵まれた環境だと実感してます、ホント、商売抜きで。感謝祭か何か企画しようかな・・・。

2010年8月24日火曜日

9月12日、REFARM北海道イベント!

是非、ご参加ください。
早く言うと、農家のこせがれネットワークBBQ大会、です。

食材はすべてREFARM北海道の農家が持ち寄り、ひとつの農場にたくさんの農家と生活者が集まって、ワイワイやりましょう。
以下、お待ちしてます!!

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ついに、フィールドでのイベントを実行します。その名も、「ぷらっとファームin大塚農場」です。
REFARMの農家数名と世話人が集まり、「農家仲間が集まるように気楽に集まれるような事を農家だけでなく色んな人と出来たらいいね。」という話になり「ぷらっとファーム」のイベントを思いつきました。

開催日時は9月12日(日) 11:00~、
場所は当別の大塚農場(http://www.oh-farm.co.jp/ )。
会費は2,000円(小学生以下は500円)。
食事は食べ放題ですが、飲み物はすべて持ち込みでお願いします。
スケジュールは
10時スタッフ集合
11時大塚農場を深堀りしよう
12時BBQパーティ、
14時解散、です。

イベントの特徴は、すべての食材の生産者がいること、農家が作るダッチオーブン料理。
また、農家やスタッフがもてなすイベントではなく、全員で準備も片付けも行う、セルフ式にします。
お子様の食農教育や、マイファーマー捜しなど、求めれば何でも手に入るイベントにします。

イベント責任者は、大塚農場の大塚が担当します。

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2010年8月14日土曜日

大雨でアスパラが・・・

みなさんからは、長男誕生にたくさんのお祝いのメッセージをいただきまして、誠にありがとうございます。農家を継ぐか継がないかは子供たちが決めることで、親は自立の手伝いと、たくさんの選択肢を与えることが必要かと思ってます。子供のやりたい仕事に、農業が入っているよう、精進します。
 
 
さて、一昨日の大雨の影響により、露地アスパラの萌芽が急激に鈍りました。本日の収量は昨日の半分。ハウスはほぼ変わらないので、雨による滞水で根の成長が阻害されたのではないかと考えられます。畑の水は捌けたのですが、明日からの収量は心配です。間引き、防除、倒伏防止など、収穫以外の管理作業の腕の見せどことです、これからは。
 
ちなみに、明日15日から17日までは市場が休みなので、18日には4日分のアスパラが溢れることになります。毎年のことですが、そうすると価格が大幅に下落します。お盆過ぎて、寒暖の差が出ると夏アスパラも味がノッテくるのに、価格が低下すると、生産意欲も減りますよね。この現象は春も同じです。美味しい時期は量が多いから安く、旬を外れた方が量が味はともかく供給量が少ない方が高い。もちろん小売りでは別ですが、農協・市場出荷では旬に作ると儲からないのが農業では当たり前になりつつあります。市場システムとはいえ、何とかならないものか…。

仕事より大変なこと

それは、育児!
 
妻が入院中は、娘の世話を私と両親でしてます。
妻がやっていたことを3人で役割分担してます。
母が食事、お遊び、など全般。父はお風呂と小言。
私は歯磨きと寝かしつけと妻の伝言係。
 
何が大変かって、自分のペースじゃないこと。
仕事で徹夜とかご飯抜きとかは、自分で選択しているし、
自分で調整できることだが、すべてが子供のペース。
 
これは過保護とは別の問題だと思う。
泣かしたり、叩いたりしたら、幼児虐待だ、とすぐに言う人もいるが、
それは各家庭の教育の話。愛があればこそ、だと思う。
子供にしてあげられることは何か。答えは様々だと思うが、
子供の主張を理解してあげること、もしくは理解しようと努めることが
大事だろう。でもこれ、子供に限らず、大人でもそうだな。

2010年8月11日水曜日

第2子誕生!

本日産まれました、長男の哲快(てつはる)です。

長女に続いて低体重でしたが、メチャクチャ元気です(^^)

飲食店のご紹介

うちやま農園のアスパラは、以下のお店で食べることができます。ただ、季節性の商品のため、ない場合もございます。(一部掲載、順不同、敬称略)


【現在食べられるお店】

(北海道) 
日本料理とらや(円山)
SABOT(円山)
・鮨・肴匠くりや(南郷7丁目)
・小割(すすきの)
melimelo(メリメロ)(すすきの)
saveur(サヴール)(すすきの)
・セミーナ(大通)
・かわず池(大通)
ビーストキッチン(大通)
・フンギ堂(狸小路)
・吉花(大通)
・雷井土音(大通)


プティラパン(滝川市)
二代目佐平次(函館)
寿楽(美唄市)
楽蔵(美唄市)
カフェ ストウブ(美唄市)


(関東)
富士屋ホテル(箱根)
サンプリシテ(代官山)
囲坊主(埼玉県川越市)
・ダルバローネ(奥沢)
木村食堂(台東区)
あこや(恵比寿、日比谷)
つな八(新宿、東京駅)
ラリアンス(神楽坂)
・HAUS(外苑前)
Fujimaru浅草橋(浅草橋)
ラテール(世田谷)
ブエナビスタ(浜松町)
和酒バルKIRAZ(目黒)
・スリオラ(銀座)


(中部)
ドルチェヴィータ(愛知県豊田市)
・天ぷら梵(名古屋市)
・フレンチ奥村邸(犬山市)

(関西)
アルモ(大阪府和泉市) 
リストランテベリーニ(芦屋)


その他、イベントなどでスポット的にご利用いただいているお店も多数ございます。


以上です。都度、更新します。

2010年8月8日日曜日

食べてみました


先日、tatsuoさんに教えていただいた
甘ーいゴーヤの種、食べてみました。
 
味は…、ただ甘いだけ。食べるのも度胸いるわ、
オンコの実よりヌルっとしてる、など感想さまざま。
でも2度と食べないと思います(笑)
 
ようやく露地のトウモロコシができ始めた。
今年は控えめに作りすぎたので、現注文分を
発送するので手一杯かも。野菜セットについても、
パプリカがようやく色づきましたので、徐々に出します。
 
昨日、北海道農業者サロンに参加しました。
帯広日帰りで。今回は北海道Rootsのメンバーも参加。
田中さんや鈴木さんなどの濃いメンバーに、またまた
たっぷりと教えてもらいました。農業楽し。

2010年8月2日月曜日

アスパラの畑の夏といえば・・・

先日の蒸し暑さ、北海道も7月中は梅雨と考えた方が
いいな、と感じます。農作業手順もやや変更要します。
 
ようやく気持ちの良い夏空が広がる中、
アスパラ畑は防除シーズン到来です。
 
この防除機はうちやま農園オリジナル。
タンクには500Lの水が入ります。
 

こちら、夏に繁茂するカラスビシャク(別名、半夏(ハンゲ))です。
野草なので、除草剤は何も効きません。
畑に入るとあっという間に広がります。
種の数が半端じゃなく、土中20cm以下でも
上がってきます。
 
我が家では65aのアスパラ畑1枚がカラスビシャク
だらけになっています。もはや駆除は不可能。
他の畑で見つけたら、ショベルで種から掘り出して、
持ち出して、ぐちゃぐちゃに潰します。
幸い、アスパラと競合しないので、春の収量は
落ちないのですが、夏には日光を妨げるので、
やや減収となります。
ちなみに、少ないですが漢方薬に用いられるほど
毒性は高いです。イモっぽいですが、食べられません。
みなさん、畑で見たら、要注意ですよ!
 
先日、鹿児島から5人家族が体験農園にいらっしゃいました。
あいにくの天気でしたが、アスパラ畑やアスパラの味を堪能
してくれました。仲良し家族、子供思いの家族って、見ていて
心が洗われます。怒ってばかりいてはいかんな、と。

2010年7月31日土曜日

教え、教わり。

未だに組合長への怒りがおさまらない3代目です。
 
さて、本日で研修生の松橋くんが研修期間の半分を終えました。
最近はずーっとブログにも登場しませんでしたが、多忙を理由にあまり構わなかったり、作業見て覚えてほしかったり、いろいろです。
 
半分を経過して、はやり「新卒」ということを自分でも理解し、彼にも伝えました。
当然僕の新卒時よりは大分マシです(笑)
でも、社会人1年で農業会に入っていくことの難易度を考えると、やってもやってもやり足りないと思います。
学ぶ姿勢、考え方の考え方、今後のビジョンなど、30分ほど偉そうにレクチャーしました(ご存知の方も多いと思いますが、私のモノ言いはキツイので、どんな風に言ったかは想像に難くないかと)。
 
そして、最後に読むように勧めたのが、この本。
これは会社勤めのときに読んで、もっとも役に立った必殺本です!
how to本ではなく、思考の幹を作ってくれる本かな。
これを読んで、考え方だけでなく、情報の取り方、物事の調べ方、パートナーのこと、新聞の読み方から契約の仕方まで、何から何までが変わったのを思い出します。
まあ、当然読むだけでは駄目で、どれだけ実戦で試して検証できるかにかかっていますが。
松橋くんも、もう少し理解を深め、能動的に学べるようになってくれるといいな、と。
 
で、そういうお前はどこまでわかってんだ?
と思いますよね。
それは別問題です。
できる人しか指導できないなら、この世に指導者がいなくなります。
完璧な人間なんていないし、みんなが未熟者ですし。
尊敬するガンジーや祖父母だって。
教えるのも勉強です。
教わるより難しい気がする。
でもこうしてることで彼から教わっているとも言えるなあ。
学びこそ仕事のモチベーションだ、とはカルロス・ゴーン氏。

2010年7月29日木曜日

最低最悪の事態

某農協の組合長が、自農協の財産であるアスパラ栽培マニュアルを、中国はある大都市の商工会議所に渡すように指示したのだ。旧知の仲でも最近親密でもないのに。実際、既に先方の手に渡っている。

販路拡大とか文化交流とか言われて渡したのかは知らんが。販路拡大について言えば、絶対になりえない。買う側に必要なのは生産履歴であって、栽培マニュアルではないからだ。マニュアルを欲しいということは、生産技術がほしいということだ。知ってても知らなくても、最低最悪の組合長に変わりはない。

終わってるとしか言えないし、他に怒りで言葉がでない。

2010年7月26日月曜日

ごろん

お腹を撫でたら、こうなります。かなり気持ち良さそう(^^)

STVさん、明日の18時すぎに放送されるそうです。同僚の後藤さんがメインなのかな。

2010年7月25日日曜日

種を落とすゴーヤ

こんな色になって、果実の下部が弾けて、種を落とします。
オレンジ色の果実に対して、真っ赤な種。鮮やか。


明日はSTVさんがREFARM北海道の取材にきてくれます。ありがたいことです。
蛇足ですが、忙しいとき、うちやま農園の取材なら断りますが、REFARM北海道なら断れないんですよ…。

2010年7月22日木曜日

REFARM北海道道北交流会

7月21日、行ってきました!
相変わらず写真はだめだめのこの1枚のみ。誰?
結構変わり者農家が多いな、と思いました。自分を棚に
上げてー、と言われそうですが、本当にそう思います。
農家からの刺激はもちろんなんですが、東京から北海道の
この交流会のためだけに駆けつけてくれた、
NPO法人農家のこせがれネットワークCOOの脇坂氏には
感謝、感謝です。道中案内したり、ラーメンを食いに運転する
ことくらいしたお返ししてませんが、また来てくださいね。
その天才ぶりで、日本の農業を一緒に変えてくれー。
 
 

さて、これは士別のアスパラ農家いしぐろ農園の
庭先の霧。北海道にあるんだ、というか、初めて見た。
もちろん、行った目的はアスパラの視察。
また勉強になりましたが、内容が専門的でクドイので、
割愛します(笑)

2010年7月18日日曜日

やっと落ち着きつつあります

最近のこと、いろいろ書こうかと。
 
写真は、昨年に続いて見知らぬ男女20人弱を連れてきてくれた
佐藤さんご一行様。楽しそう(^^) ちょこっと混ぜてもらったけど、
いつもノリが良すぎてついて行けない…。
 
ホワイトアスパラの収穫時期は4時起きが続き、ほぼ3,4時間睡眠が
当たり前の時期になります。毎年それは1か月で終わるので何とか
なるのですが、今年はそのあとにワールドカップという一大イベントが!
深夜から早朝に試合があったため、寝不足の毎日…。妊婦の妻にも
負担を掛けながら(4年に一度だから、といったら、一生に一度だ、と
怒られました。当然だけど)。優勝が決まった時は感動しますよね。
 
アスパラは春芽の収穫を6月中に順番に終えていき、立茎栽培の
準備に入っていきます。倒伏防止のためのフラワーネットを支える
杭を立て、伸ばしたアスパラを剪定していく。病気予防の肥料を撒いて
病気予防の殺菌剤をかけ、ひと株当たり5本のアスパラを立てる。
これらの作業は天候を選ぶため、天気が良い日に一気に片付ける。
かといって、雨の日は雨の日で作業がたくさんあって…。
 
現在は5本に立てた畑から順番に夏芽が顔を出し始めています。
7月初旬からハウスが、7月10日ころから露地の早出しの畑が。
そして、徐々に広がって、収穫量が増えていきます。
 
油断してると野菜たちが大きくなっている。今年は天候が良いお陰で
露地野菜も順調に育ってます。8月上旬には発送できそうです。
写真は後日(^^;
 
仕事に追われすぎて、本当にやらなければいけないことを見失いそうに
なってもいました。近くに気づかせてくれる人がいることに、感謝、感謝。
農作業だけをやるために農家になった訳じゃないし、仕事仕事だけが
大事なわけでもない。農業経営においては、効率を高め、考える仕事を
していくことが必要なのだが、ここ数週間はただただ仕事に追われた。
余裕なさすぎ&キャパないなー、と再確認。何でも一人ではできないけど、
ひとりで何でもできるようになりたいな、と、やっぱり再確認。