2010年11月2日火曜日

長崎アスパラ研修の続き

10年連続反収4tを超える農家さんの圃場へ。
地域全体としては、山の麓なのでこんな感じ。
1枚の畑は1反もない。
ちなみにここのアスパラは買って食べました。
味は良くないと担当者に言ったら、「量と鮮度で勝負」
とのこと。なるほど。
  
 
この写真だけではわからいと思うが、広がった株間が60cm、
アスパラは病気にかからず青々とし、繁茂している。
アスパラ専業農家として、ここまで素晴らしい圃場は見たことが無く、
涙が出そうになるくらい感動した。本当に感動。
 
味で勝っているから、ではなく、収量でも味でも、勝ちたい。
気象条件が違うので収穫期間がこちらの2倍とはいえ、
こちらで10年連続2tは聞いたことが無い。
我が家も今年はハウスで約2tとったが、並み以下だ。
 
黄化を待たずに片付け、換気はハウスを捲ってまで行い、
実を摘んだり、柄杓で水をかけたり・・・。
アスパラ農家の鏡です。いや、神様です。
 
こういう圃場を見ると、燃えてくる。
でもなぜか殆どの人は「うちの地域では〇〇だから」とか、
「あそこの人・地域は特別だ」などと言い訳ばかり並べる。
 
同じことはできないにしても、良いこところを取り入れ、
5%でも10%でも収量を上げる努力をするのが
仕事レベルの向上だと思っている。
 
やることは尽きない。

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