2020年7月18日土曜日

7月は管理作業

農作業でよく聞くのに意味が分からない言葉は、
管理作業、なのではないでしょうか。
少なくとも僕は就農前に思ってました。
実際に農業は、8割が管理作業だと思います。

こちらは、5/23定植のアスパラ。
もう草丈が1mにもなるので、
草取りして、イボ竹を立ててネットを張りました。
この作業だけでも、面積55aで、延べ時間で54時間。
小型トラクタや杭打機などの機械があってもこの時間。
この後は、草取りがまたちょこちょこありますし、
さらに生育が良ければ、また倒伏防止のネットや紐を
かけることもあるでしょうし…。
まあこの辺で。

バイヤーさんが視察に来てくれました。
三重県のスーパーサンシさんです。
2016年からのお付き合いです。
このあと、信頼できる農家を2軒紹介しました。

ハウスの夏アスパラがようやく萌芽を始めました。
写真でアスパラの株もとに白く見える突起物がアスパラです。
親木の仕上がりが早かったものの、6月の低温が響いたようです。
予定より、10日ほど遅れております。
仕上がった後の夜温の影響が大きいと思ってましたが、
それだけではなく、やはり積算温度も大きく関わってました。

ズッキーニ、今年は過去最高に綺麗な畑です。

カリフラワーは、ヨトウムシの被害にあい、
600株くらい植え替えました。
今年は4,000株ほど育てます。

トウモロコシは、ピクニックコーンです。
トウモロコシの注文が2,000本を超えていたので、
慌てて注文をストップしました。
美味しいトウモロコシを皆さんにお届けできるよう、
この後の管理がとっても大事。

ミニトマト、今年は過去2年の失敗を糧に、
逞しく育てています。
収穫のピークもお盆明けに持ってこれそうです。

春の雹被害もありましたが、先日美唄市だけに出た大雨警報。
こちらは少雨ですみましたが、遠くの空が恐ろしい感じになってました。

家の前の景色が一変してます。
平地にした後は、客土です。
蟻塚のように、きれいに土が並びます。
基盤整備では、過去からの経緯、無言の圧力、
1区画内の土の違い、作物の違いなどなど、
様々な現状を受益者が我慢の調整をして、行われます。
国営で基盤整備してもらうんだから文句言うな、
みたいな乱暴な話では片付きません。
農村社会はそこまで単純化・簡素化されていません。

先日も、うちの農地に入る取付道路が、何の許可もなく撤去されました。
とある会が許可したそうですが、うちは何も知らされてません。
隣の土地の工事上、基盤整備の受益者全員が協力することはわかります。
でも、事前に話もなく急に、という事態には、父が猛反発。
責任者は工事上仕方ないの一点張りで、誤りもしません。
みんなのために仕事する地位にある人が、
人のために仕事をせずに、我慢ばかり強いる。
これでは政治家の言いなりになるメディアや会社組織と同じです。

というところで、終わります。

2020年7月11日土曜日

豪雨の恐怖

豪雨被害にあわれて方々の苦しみ、
自分のことのように感じております。

と言いますのも、2017年、2018年、その前にも何度も、
アスパラ農家は長雨による病気で消失しているからです。

病気への恐怖、無力感、苦しい資金繰り、
もちろん身の危険も感じますが、
自営業者としては本当に心が締め付けられる苦しさです。

アスパラ農家に限らず、農家も、農家以外の人も、
豪雨被害から無事でいることを祈っております。

こんな豪雨の中、コロナ対策の補助金の申請が行われています。
明日は我が身、もらえるものをもらっておかないと、
いつ経営が傾くかわからない。
それはわかっているのですが、そのお金を自分が使うよりも、
もっと大変な人のためにとっておいてほしい、とも思ったり。

綺麗ごとと思われるかもしれませんし、
僕が使わなくても誰かが使って、
今の被災者には違う形で補償なり補助金なりが
行くこともわかっていますが、
自分の気持ちが悪いのです。


さて、病気対策で消石灰を散布しました。

中にはこんなにきれいな畑もあります。

新植したアスパラは病気にはあまりかかりません。


対策をしたのに、やはり立茎のある時期に
長雨にあたると、罹病は避けられません。
株の抜き取りも収穫と同時進行です。

どうぞ、少しでも豪雨被害が少なく済むように祈っております。
私は全力でアスパラを作ります。