雨が多く、気温が高めの夏です。
露地アスパラは、病気が多いです。
昨年と一昨年は、やはり、雨が少なかったので、病気が少なかったのです。
今年は立茎開始時期からゲリラ豪雨が定期的に訪れており、
消石灰を散布したり培土してから1週間は収穫して傷を減らすといった
病気対策も例年通り行い、多少は奏効していると思うのですが、
以前から病気が多い畑では疫病が蔓延しております。
特にひどい畑400aは、罹病株を抜いて持ち出す作業も2回行いましたが、
発生は止まることはありません。
病気発生が少ない畑では疫病はほとんど見られないものの、
雨と高温で繁茂したアスパラに斑点病が目立ちます。
メーデルという品種は斑点病に強いと思っていたのですが、
この圃場ではメーデルのみが罹病しています。
やれやれ。
病気も多いですが、とれているアスパラの量も多いです。
今後の資材価格高騰を見据えて、春に急遽ハウスを建てることにしたのと、
予定外にアスパラがとれていることが重なって、
熱中症で倒れたり、遊びに行く暇がないほど、忙しくなってしまいました。
良いことなのですが、草や病気で畑が荒れているのは、
変動要因の見込みが甘いだけという反省もありますが、
気持ちが落ち着きません。
委託している直播水稲は、草だらけになっています。
除草剤のタイミングが難しいようで。
試験を兼ねているので、来年に活かせればOKですけどね。
小豆は、親父が上手によく管理していると思います。
でも成長が止まらない天気なので、手間もたくさんかかってますね。
ズッキーニとミニトマトは、
ここ3年の失敗を踏まえて、なかなかの出来栄えです。
品種試験も見事に結果が現れたり。
スタッフについては、今年もよく働いてもらってます。
本当に働き者の集まりです。
みんなにハグしたい気持ちになりますが、それはセクハラになってしまいます。
今日は何ヶ月ぶりかの、しとしと雨です。
大粒でドバーッと降る雨ばかりの今年。
しとしと雨ならば作物にも優しいので、ありがたいです。
天候以外の変動要因が多すぎるために、
農業がより難しくなる日々ですが、それは農業だけじゃないです。
変化に対応してこその自営業。
知恵と工夫で、楽しく仕事できたなら、最高です。