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2025年2月19日水曜日

何が成長か

先日、農家になってからの友人2人とお泊まり会。

北陸に出張して農家や工場を視察する予定が、

大雪でキャンセルになってしまったので、

せめて泊まってじっくり話しよう、と。


1人は地域のために事業を縦にも横にも大きく展開し、急成長。

もう1人もあっという間に農地を拡大して大台に乗る。

そんな2人と話していると、自分が何もしていないような気がしてくる。

あれ?俺って何もしていないんだっけ?

焦ってしまい、何を考えたら良いかわからなくなるが、

ようやく冷静に。


成長していなくても、徐々に良くなっているし、

喜んでくれる人、貢献できている人は、確実に増えている。

ただそれが、ゆっくりなだけだ。

そして、急な変化は好きではない。


さらに、泥炭地はアスパラにとって病気の宝庫で、

毎年毎年他の産地に比べたら、病気対策にかける時間もお金も、

2倍くらいかかっていると思います。

(土壌の有機物が豊富なことの弊害なので、味も2倍美味しいと思っています)


アスパラをつくって、つくり続けて、社会に貢献したい。

私は、人の役に立つことが、仕事にも人生にも必要。

そして、本事業以外でも貢献できる何かがほしいですね。

先日書いたように、傷が癒えたのが最近なので、ちょっとずつ

気持ちを解放している、まだ最中なんだと思います。


新しく出会うこと、新しく知ることは、

表面上は新しい何かを身につけている気になります。

人の話を聞くことや教えてもらうことは、努力ではない。

自分で考えて行動できるようになることが、ある意味では成長。


売上や利益に惑わされてはいけない。

もちろん、両方とも大事だし、どっちも上昇できている。

でももっと大事なことが、自分の中にある。

2025年2月15日土曜日

将来の夢みたいなこと

とにかく、今の教育はすぐに将来の夢を決めたがる。
お前は将来何になりたいんだ?
なんて偉そうに聞く大人。
反吐が出ますね。

僕はやりたいことも決まらない上に、想像力も乏しかった。
やりたいこと?
世の中がよくわからないし、今が友人関係と
つまらない学校に行くことでいっぱいいっぱいなのに、
将来なりたいものって何?
全然意味がわからない。
 
そんな思春期真っ最中の息子は、まだ私と遊んでくれます。
最近始めた有酸素運動の散歩以外にも、
冬に運動させてくれる貴重な存在。

本人がどう思っているかわかりませんが、
学生のうちに決めなくても、社会人になって
やりたいことが見つかればいいね、くらいに応援してます。
当然、やりたいことが見つかることは悪いことではありません。
でも、無理矢理見つけることで、変な安心感が生まれ、
物事を深く探っていく、見つけていく、という楽しさが
失われるような気がする。

そして、やりたいことが変わることは、絶対ある。
好きな人が変わる経験は誰でもあるはず。
そんなもんですよ、人の気持ちなんて。
そこに正直に生きれる方が、楽しいですよ。


そんな可能性の宝庫みたいな29歳の若者と食事に。
せっかくいくなら営業しようか、と思ったら、
お取引先の飲食店とお友達で、
若者と同じ美容室に通っている店主でした。
とても美味しかったです。

自分がやりたいこと、特に全てをかけてでもやりたいことが
見つかったら、もしくは出会うことができたら、
それはとても幸せだと思います。
さらに、それを仕事にできたら、充実感あります。
それでも、その道に行かなくても、楽しい人生や、
新たな可能性は、無限に広がっていると思います。

個々人が人生を謳歌できる日本になるように、
一生懸命働いて税金を納めているんだ、とも思います。
僕だって、嘘つかれたり卑怯な真似されたり誤解されたり、
人に裏切られることがたくさんあります。
それでも、楽しい人生を送るには、自分次第だと思います。

人に受けるとか、どうみられるとか、どうでも良い。
自分を受け入れて、自分と向き合って選択できれば、
夢なんてなくても楽しく生きていけるよ。
若者たち!一生懸命勉強して仕事せよ!
先のことは積み重ねた努力の上にあるぞ!

2025年2月10日月曜日

偏屈だと、自分でも思いますが

勉強すればするほど、人の批判や真似よりも、

自分で自分をどうするか、という問題に当たる。


だから、人の経営やアスパラづくりへのアドバイスや意見なんて、

その人がその人の脳みそで考えるべきことなので、

他者に求めたり他者にアドバイスしてほしいと思っていることが、

そもそもあなたの課題なんですよ、と思ってしまう。

思った結果、何も言えなくなる。

言わないことが、最高の回答なのではないだろうか。


人の成功談や人から教わったことは、努力でもなければ

自分に不足していることでもないと思う。

それを自分でどう生かして、どういう自分と向き合って仕事をしていくか、

もしくは生きていくか、ということが、人としてとても面白い。

そこに向き合えているかどうか、話すと見えてくる。


自分の現状を受け入れて、自分に必要な学習を理解し、

ひとつひとつ試して失敗して成功へと繋げる。

そんなことを30歳くらいで描いたけど、いまだにこの考えはしっくりくる。

人に求めては、何も生み出せない。

面白いかどうか、好きか嫌いか、そんな選択も悪くはない。


お客さんにはもちろん、家族にも、仲間にも、褒められたい。

でも何より、自分の根底から納得できる結果にしたい。

そのために刻む一歩一歩は、わりと日常にも存在する。

毎日楽しみたい。

気づけば残り人生も30年しかないじゃないか!

2025年2月9日日曜日

オフシーズンの過ごし方(48歳)

いまだによく聞かれます。
冬は何やっているの?
過去にも何回か書いているので、48歳編です。

基本は、読書です。
趣味の読書ですが、農作業のオンシーズンには、
読み流しというか、頭に残らないことがわかっています。
だから、必要なもの、読みやすいものしか、オンシーズンは読みません。
オフシーズンは、本を体に染み込ませるように、
ゆっくり読みます。
といっても、私は本を読むスピードがとても遅い。
漫画も、子供たちの半分以下のスピード。
学生時代は、それで本を読むことを敬遠していたのですが、
読む楽しさがわかってからは、時間をかけて読むことを
そのまま受け入れて、贅沢に読書時間を使っています。

実用書も昔ほど読まなくなりました。
本屋さんに並ぶものがハウトゥーものばかりで、辟易してしまうので。
それでも友人に紹介されたら、今の自分に欠けていることだと素直に受け入れ、
買って読みます。紹介ありがたい。
物語を多く読むのは、自分の頭の中の整理や、
自分の思考と向き合うためです。
答えはいつも、心の中にあります。


そして、家族とゆっくり過ごすのも、冬しかありません。
今年の家族旅行は、タイ王国へ。
夫婦は22年ぶりのタイ、もちろん子供たちは初。
3泊5日という短い旅なので、アユタヤとバンコクへ。
新千歳空港から直行便があるのがありがたい。
背の並びが替わり、息子は2番目に。
今回の旅行で驚いたのは、娘の英語力。
聞き取れる耳があるって、ありがたい。
私はあたふたしてニコニコしているだけ。

衣装を着て、観光客が少ない朝にアユタヤ遺跡。

有名なワット・マハタートのお顔の前で。
久しぶりのタイ王国は、もう微笑みの国ではありませんでした。
経済成長が目に見えて明らかで、それでも貧富の差は変わらずで、
日本よりも人に優しいので軽犯罪におおらかでした。
余裕というか、器が広いというか、
国王と宗教に支えられているからなのか、
22年前同様に、心が豊かな国だと感じました。
市場の雑踏、路上で寝る人、詐欺行為などは、もはや名物化してますw


息子のサッカーでは、交流大会で小3までのチームメイトと再会。
テン、ソラ、ケンタ、セナ、元気で何より!
フットサル交流会の決勝で当たるも敗戦。
背もこんなに差がついしまっていたw
 

オフシーズンは他にも、来年の経営計画を立てる、決算業務、
スタッフと打合せ、お取引先の挨拶、土壌分析と施肥計画、
友人とご飯を食べる、ゆっくり寝る、健康診断を受ける、
じっくり新聞を読む、日本について考える、自分と向き合う、
夫婦喧嘩する、などなどあり、3ヶ月を充実させています。

あと2週間ほどで今シーズンもスタート。
雪は少ないものの、自然と喧嘩せず、美味しいアスパラを、
スタッフともども充実した仕事をして、
たくさんの方に食べてもらえるように精進します!

2024年12月17日火曜日

癒えた傷

出張から帰ってきたら、しっかりと積雪していました。
晴れていますが遠くに雪雲が見えるこの景色、結構好きです。
2週間経って本日、あっという間に雪まみれで、
ハウスのパイプを見る限りでは、1mくらいになったでしょうか。


仕事を終え、今年の収支も無事に黒字で終えそうで、
色々な人に会って、色々な本を読んでいる途中。
ふと、2年前に負った心の傷というか、引っ掛かりが取れた、
ような気がしました。

息子が小6で育児が一段落、農業経営も人に恵まれていると
実感できていた2年前、本気で街を変えることに挑戦しようと、
調査して考えて、そして断念。

やりたいこと、自分で意義深いと思ったこと、
残りの人生を賭けられるんじゃないかと思ったこと、
社会に貢献したい気持ちなど、混沌とした気持ちが昂っていましたが、
(理由は親しい人にしか話していません)
それを断念しました。
無意識でしたが、ショックで無力感というか虚無感というか、
宙ぶらりんのまま2年過ごして、
そんなことも忘れて仕事に没頭していました。

それがつい先日、
馴れ合いのままで過ごしている場合じゃないのでは、
と尊敬する人に飲み会で突っ込まれ、
快適な暮らしに一石を投じてもらいました。

何かやりたいな、きっと心はそれを求めている。
もちろん、これからそれがじわじわと湧き上がってくると
思うので、転換期に自分の考えで判断できるように、
心と体を健康に保っておこうと思います。



11/21-30まで、お得意先の挨拶回りに出張していました。
大阪2泊、愛知3泊、東京4泊。
7〜8割くらいは回れますが、ハードな旅です。

でも、美味しい料理と規則正しい生活で、なんとかなる。
以前は朝早くから夜遅くまで遊びも仕事もびっちり入れていましたが、
今では朝は10時以降、夜もご飯食べたら帰ってくる感じで、
ほぼ仕事のみで行動します。


レストランでの充実した時間。
ほんの一部ですが、写真だけお裾分け。
お得意先との交流は、仕事の刺激と共に、
年々深くなることに充実感があります。

小売店では、人の流れ、表情、店員さんの動き、
そしてバイヤーの笑顔。
醸成するような良い時間ですが、共有できる人は誰もいません。
1人で噛み締めて、次のアポイントへ。


出張出発前に完成させた人工芝の冬季保管ハウス。
機械入れますが、運動もできます。
10日間家族に会えなかった寂しさもありましたが、
一瞬で元通り。


年の瀬となりましたが、今年も人に恵まれた1年でした。
アスパラに、スタッフに、家族に、お客さんに、
サプライヤーの皆さんや、農家の仲間たち、
そして自分にも、しっかりと寄り添えるように、
英気を養う冬休みにしたいと思います。
2024年は年男でしたが、いつも通り良い一年でした。
感謝感謝。ありがとうございます。
皆様も、良いお年をお迎えください。

2024年4月2日火曜日

今が一番良い、という思考

まもなくアスパラがとれはじまりますが、
忙しくなる前に、思考の整理として最後の投稿を。

経営のこと、アスパラのこと、子供のこと、
夫婦間のこと、家のことなどなど、
いつも「今が一番良いかもしれない」と考えてます。

どちらかというと心配性なので、この先もっと良くなるとは、
思っていても、信じにくいという思考です。
だから、これ以上良くならないとしたら、今は何をすべきか、
と考えます。
やっといた方が良いこと、やっちゃダメなことも、
この先良くならないかもしれないけど、それで良いのか?
と自分に問います。

投資や、進路、お金の問題も、そういう風に考えてます。
書いちゃうと、結構つまらない話かもしれないですね。


夕日とハウス。
静寂は美しいです。

萌芽前の蒸し込み開始の様子です。
準備万端の写真。

このポケモンカード、東京の美術館でたまたま貰えて、
当時ポケモン好きだった息子にあげたのですが、
現在では30万円の値がついているサイトもあります。
売る気ないですが、こういうの初めて持って、少し興奮してます。

大雪原でのサッカーできるのもあと少し。
これからグラウンドでの楽しいサッカーが待ってます。

ハウスの間の雪は、いまだにハウスと同じ高さ。
投雪機で真ん中を割いて、雪解け促進。

息子の学校のクラスメートが、お泊まりに来てくれました。
札幌からわざわざ来てくれて、親として嬉しい。
睡眠も2、3時間しかせず、遊びまくってくれました。


さあ、シーズン突入です!
今年も気合い入れて頑張ります!

2024年3月18日月曜日

変化を恐れない

昨年、規模拡大はやめて、小さい規模で経営する。
とどこかで宣言しました。
もう、撤回です。
そんなにうまくは行きません。

理想を掲げましたが、環境が変わりました。
もっと稼がないと、物価高で潰れます。

友人に言われて、スッキリしました。
それは、お前は変わることを恐れないし、
恥ずかしがらず前言を撤回できる、と。
すなわち、訂正力だと自負しています。

ものすごいスピードで変化する社会。
変化を受け入れて、即対応する。
変化に対して、逆らわないし、
変化を楽しめる心持ち。
それは、身についていると思います。


さて、ハウス内は、ようやく土が見えてきました。
いい香りがします。
放線菌の。
春が来たなー、と。


別なハウスではみんなで雪かきしながら、被覆。

一棟一棟、進めています。
難しい天気の今春。
対応します。

同じことをやり続けてうまくいく時代は、
もう30年前に終わっちゃったんだと思います。
好きなことや、自分の価値観は変わらないけど、
外環境の変化へは対応するのみです。
その中で、また個性も出る。
初志貫徹なんて、アホらしい。
訂正するのです。

2024年2月24日土曜日

もっと美味しく、もっと楽しく

アスパラのこと、冬季間もことあるごとに思い出します。

経営的なこと、商品のこと、売り場のこと、
食べている人の顔、送った人の顔、
働くスタッフの顔、家族の顔、
アスパラ畑の様子、アスパラの伸びゆく姿などなど。

ある時ふと思い浮かんだのは、
「露地アスパラも、ハウスアスパラも、
もっと特徴もたせて、もっと美味しくできるじゃん!
もっとやろう。やれることいっぱいある!」
です。

これまで色々なことを試行錯誤して、
成功したことも失敗したこともたくさん。
ある程度、うちの泥炭土壌に合うことと、
うちには合わないこともわかってきた。

技術が固まってきたことを良しとしていましたが、
まだまだ良くする余地がたくさんあると、
何となく思ったのではなく、
確信的に思ったのです。

気持ちが昂ります。
何となく、毎年毎年、春には気持ちが昂ります。
好きなアスパラを食べれるからか、
新たな生産が始まるからか、
暖かくなってくることで体が喜んでいるのか。

今年は、明確な気持ちを持って臨んでいます。
いつも思っていることは、引き続き思っています。
そしてアスパラを作るのに最も大事なことの1つは、
働く人が充実しているかどうか。
楽しく前向きに、笑顔で仕事しているか。
それは間接的に、しっかりと、アスパラに現れます。
僕はそう信じてます。

今年も、変わりながら進化します!

2024年2月23日金曜日

アスパラ生産組合の役員、おしまい

※文章ばかりで長いので、ご注意ください。そして、個人としての感想です。読み流してください。

美唄グリーンアスパラ生産組合は、昨年で50周年。

父はその中で20年くらい組合長として運営側で
活動しながら、アスパラの生産を続けました。

私が戻ってきた16年前に、父は組合長を退任しました。
私が運営側として、加入したのは10年前、父の退任から6年後。
自分で言うのもなんですが、当然、次期組合長候補です。
しかし、その時考えていたのは、うちのこんな経営状況で
農家を続けられるのか?と言うこと。

外に対して少しいい格好する父は、家族に厳しく外に甘い。
家では怒鳴り散らしても、外では笑顔。
だから、経営状況が悪化していることを外の人はあまり知らない。
先輩に相談しても、組合としてもっと生産を頑張るしかない、と。
いくら生産しても、市場に出荷するのがメインの生産組合では、
人件費すら出ないくらいの赤字で生産を続けることになっていたのです。

現在では、担当者の努力と全体的なアスパラの付加価値向上で
ある程度は解消されていますが、あくまで「ある程度」。

役員として4年務めた時、翌年の大幅減収が見えていたので、
このままでは破産してしまうと思い、役員を辞めて自分で
付加価値を売ることに専念することにしました。
当時の役員さんは、それを理解して助けてくれました。
それが功を奏し、なんとか潰れずに済みました。
そして2年空いて2020年、再度役員の就任依頼。

衰退するアスパラ組合や生産者の疲弊を目の当たりにしていたので、
美唄のために、何より生産者のために、カムバックしました。
ところが、就任当日。
私が農協に出荷せずに自分でアスパラを売っていることに対して、
農協職員と組合員から、猛烈な責めを受けることになりました。
うちのせいで美唄のアスパラがダメになっている責任をどうとるのか、と。
俺だけじゃなく、農協も農家もみんな思ってるよ、と。
農協に出荷しないことで、猛烈な攻撃を受けるのは、なぜでしょう。
うちは潰れてでも農協に出荷すべきだと言う根拠はなんでしょう。
ほとんどの農家が、価格を見て農協か仲卸か出荷を決めている時代でも。
独占禁止法があるのに。

収穫量が多い時に選果場に持ち込むと、嫌な顔されるのです。
一生懸命作ったものが市場で余されているんです。
米農家は自分で売ってもいいのに、アスパラだけ、なぜ。
農協のために出荷しても、うちが潰れそうな時に融資すらしてくれないのです。

逆に、お客さんに直接送ると、
喜んだ声が返ってきます。
バイヤーからも喜びの声が返ってきます。
美味しいアスパラを評価してくれるので、もっと美味しくしようと頑張れます。
仲間が増えます。
競争相手も増えますが、食べる人のことを真剣に考えるのが生き甲斐になるのです。

私は私で、アスパラをつくり続けたいし、お客さんに喜んでもらいたい。
その仕事にやりがいを感じる中で、
それでも農協にはお世話になっているから、と思っていましたので、
農家のために、技術や情報をどんどん提供していこう。
でもには、私を敵視する人たちには、協力できない。
後半の4年間は、私を推して戻してくれた人のため、真剣にアスパラを
つくりたい農家のために、尽くしたつもりです。
もちろん、うちのアスパラ作りには手を抜かずに。

役員として役に立てたかどうかはわかりませんが、
私の意見・主張ははっきり言えました。
農協は農家のために努力すべきだし、農家は生産において妥協すべきではないのです。
これが基本だと思います。
どちらもサボらず信頼関係ができないと、破綻します。
現状では農家と農協の関係は破綻に近いですから。
でも、農協はまだまだ貢献していけると思いますし、
優秀な職員もたくさんいます。
日本と同じ。
一部のバカな権力者のおかげで、優秀な人が実力を発揮できていない。
この構図、どうにかしたい。
自立せよ、農家という名の自営業者!
経営者の自覚と、生産者の自覚を忘れてはいけない!
組織ではなく人を信用して農家をやろう。

ということで、今後もアスパラ農家のサポートは全力でやりますが、
生産組合の役員には今後もならないと思います。
支えてくれた方々、推してくれた方々、
本気で文句言ってきた方々、
こっそり排除しようとした方々、ありがとうございます。
私は、待っていてくれる方々のために、
真剣にアスパラを作っていたいだけなのです。

2024年1月25日木曜日

アスパラづくりや経営を考える時

一番大切にしている価値観は、シンプルにするってことです。
簡単にする、単純にする。
複雑で多様な考えを練りに練って、
やるべきことは考え抜いてシンプルにする。


大阪では、コンセプトがグチャグチャの建物。

面白いけど、画面に映した我々を見れるサービス。


単純じゃない方が楽しかったり、
長く興味を引いたりすることもあります。
でも、僕の容量から考えて、処理できなくなりますし、
大事なことをすぐに忘れてしまいそうになります。


うちのウリは生醤油。
良いですね。
実際にめちゃくちゃ美味しかった。

南米のコーヒー専門です。
たぶん、好きだからか、始めた時にそれしか知らなかったか。


この冬は考える時間がたくさんあります。
洗練されたシンプルな仕事をできるように、
頭の中をグチャグチャにしてモヤモヤさせて、
シンプルな物を浮き上がらせる作業がうまくいきそうな気がしてます。

2024年1月22日月曜日

2024年、始まりました

新年、妹家族が来たのですが、
子供3人と娘の後ろ姿がほぼ同じ高さ。
大きくなったもんだ。
150cmくらいの4人がおかしくて1枚。

ハウス内でも初遊び。
元気な子供達のために今年も働くものの、
雪深い今は、もう少し体を鍛えつつ休めます。

こちら、息子のサッカーで1枚。
コンサドーレ札幌以外の全道から選抜された13歳達の交流会。
決勝戦は札幌代表の2チームの対戦で、息子の所属チームが優勝。
サッカーの違いはあれど、観ていて楽しめました。

家族旅行、今年は大阪へ。
USJ、なんばグランド花月、京都、大阪市内などなど、
充実した旅行でした。
いつまで親と出かけてくれるかな。


仕事始めは、あるライターさんとの食事会から。
毎年冬に一回の食事会。
影響力ありすぎる方なので、こっそりとやってます。
円山のイタリアン「SABOT」さんで美味しい一皿。
なんとなくの年次報告会ですが、普段関わりの少ない方とのやりとりが、
頭の中の整理をしてくれます。
大事なことは何か、いつも正しい知見を与えてくれます。

最後には、久しぶりに本の紹介。
ゆっくりじっくり、時間を贅沢に使う読書が趣味の私。
この冬はそれができていて、嬉しいです。
オンシーズンに読んだ村上春樹著「街とその不確かな壁」は
僕の心に沁みる作品でしたが、
オフシーズンでの頭の中への入り方は、オンシーズンとは違います。
いつも通り、すぐに役に立つもの、表面的なタイトル、
流行っているもの、は選ばずに、
考えるよりも、感覚的に興味をもった本を素直にとる買い方。
人生にも、仕事にも、充電中。
もう2,3冊読もうかな。

2023年を少し振り返ると、我慢の年と考えてスタートしてました。
アスパラの収穫量が落ち込むことと、
物価高騰による経費の大幅増がわかっていたからです。
終わってみると、アスパラは横ばいだったものの、
暑さの影響でその他の作物は大幅減収で、
全体としては約1割減の収支となりました。

2024年は、物価上昇は落ち着くもののもう少し続き、
引き続き経費の増加を見込んだ中での経営となります。
一方で、収穫物においては、アスパラには前年よりも
大きなポテンシャルを持たせることができましたし、
高温対策もした上で改善できるでしょうと。
採用は今年も2年前に続いて行いますので、
良い方との出会いを期待しつつ、
体制に無理のない仕事を作っていこうと思っています。

今年もよろしくお願いします。

2023年12月30日土曜日

秋から冬を振り返る

写真と共に、ここ2ヶ月の動きを書きますので、
少し長くなりますが、お付き合いお願いします。


カリフラワー、この時はまだ元気だったのですが、
ここまででした。
結球が始まった直後に肥大がストップ。
黒腐病を疑いましたが、どうやらそうではないようで、
苗の時期の高温が障害となっていたようです。
カリフラワーは前年の植え遅れを反省に時期はぴったりに
管理できたのですが、できないはずがない、という
思い込みで失敗しました。
2年連続での失敗は、少し自信を失くしています。


今年のカリフラワー以外の野菜は、
暑さの影響で手が回らず、ズッキーニが早期に終了して半分の収量、
ミニトマトは夜温が高くて着花せずに10月の収量が大幅減。
一方で、トウモロコシは3年ぶりの豊作、
新たに取り組んだフルーツホオズキもそこそことれました。
全体で予定の2/3程度しか取れなかったものの、
反省から来年への課題も明確になり、伸び代を見出してます。


メインのアスパラガス。
10月から一気に曇天雨天が増えた今年の天気。
高温に耐えてまずまずの姿を維持しておりましたが、
このゲリラ豪雨の連発によって、斑点病が加速しました。
それでも、昨年の秋よりはかなり良い姿で雪を迎えられます。


ハウス内も、昨年の反省から、堆肥や耕起のタイミング、
資材の変更などによって、良い姿での越冬となります。
露地は昨年の3割増、ハウスも2割増の
ポテンシャルを持って春アスパラに臨めそうです。


本年は2022年よりも2割ほど減収する見込みでスタート。
春は予定通り少ない収量で苦しみましたが、
夏の温度はアスパラには味方してくれたようで、
ほぼ前年同様の収穫量となりました。
それでも燃料費・肥料費は高騰しており、
ご協力いただいた値上げで横ばいの収支を維持できました。

露地もハウスも、美味しく、かつ量も増やす、
という経営基盤をつくるのに奔走してきた16年でした。
16年というのは、私が就農してき経った年です。
ようやく、整いつつあるような気がしています。
でも、ここが一番の山場。
過去に父の代から、何度も軌道に乗りかけては落ちているタイミングは、
うまくいきそうな時。
気を抜かず、手も抜かず、より真剣に取り組みます。


こちら、新商品のドライアスパラ。
コアなファン、お取引様のお言葉により商品化。
秋に始めたのですが、あっという間に売り切れました。
味は、凝縮感たっぷり。
アスパラマニアにはたまらない味です。
見た目に不安があったものの、逆に目に止まるようです。
うちにしかできない、アスパラマニア向けの商品は、
気持ち良いスタートとなっております。


11月、わずかな晴れの天気のアスパラ畑。
その頃、ハウス内では冬の準備。
運動しつつ、農業機械も格納しているので、
今年の大雪は除雪が大変ですが、冬の良い運動です。


そして、冬の恒例行事、出張です。
11/26に視察がスタートし、途中一時帰宅したものの、
12/12までの挨拶回り。
たくさんの勉強をさせたもらい、
売り場の方に話も伺え、
お礼も伝えることができ、
圃場に来てくれたシェフやバイヤーとも交流でき、
街の雰囲気も感じ、
久しぶりの友達にも会え、
充実しまくりの旅になりました。


視察は、久松農園、那須塩原アスパラ生産組合、のらくら農場。
久松さんはもう何度目かわかりませんが、
いつでもフレンドリーに受け入れてくれますし、
いつもたくさんの視点を与えてくれます。
のらくらの萩原さんは、個人的には4回目で、仲間とは7年ぶり。
今回も萩原さんの生産技術と人柄には脱帽です。
人間なのかな、と思うくらい、次元が違いました。
また、一緒に行った仲間も良かったですね。
30代と違って、経営目標が個々に明確に変わってくる年頃。
共通の課題がないので視察も一緒に行く人を選ぶようになりますね。
そんな中でも行ける仲間がいることが幸せ。



美唄のことが少し書いてある北海道新聞の記事を、
出張前の空港ラウンジで読む。
北海道は、これから農地がどんどん空いてきます。
酪農家がまずは切り捨てられ、畑作農家も同様かもしれません。
いい時期に引退できる農業者は幸せかもしれません。
今後は辞めたくても誰も買ってくれない日が近いです。
農業、と一括りすると問題は見えにくくなります。
個別に考えるべきですし、僕は個々が国の言いなりにならず、
農協の言いなりにもならず、自分で考えた個人事業を目指すことが、
16年前と変わらず、ずーっと必要だと思っています。
そしたら、間違えても楽しいのに、と。


幼稚園時代の家族と、久しぶりに忘年会。
子供が中学校に上がると、一気に会う時間がなくなりますが、
やはり会った時にはとても楽しい一時となります。

 

年末になりましたが、今年もスタッフに、お客様に、友人に、
そして家族に支えられた1年になりました。
僕は感謝をすぐ忘れる悪い癖があります。
年末に食事した方に、内山さんはいつも仕事を最適化しようとしてますね、
と言われました。
すっと体に入ってくる言葉でした。
規模の大小でもなく、社会貢献とか義務でもなく、
最適化を目指しているんだ、と初めてはっきりわかりました。
心地よいです。


みなさま、本年もお世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。

2023年9月29日金曜日

ここ数年

ブログの投稿がかなり滞っておりますが、

FACEBOOKに投稿しているためです。

インスタグラムやX(Twitter)は、実名登録ではなく、

誰かわからないので、投稿を控えております。


理由としては、不特定多数の方へのメッセージの難しさを痛感しております。

そして、知っている人にだけ発信する容易さに、流されております。

もしFACEBOOKに登録している方がいらっしゃれば、

友人限定で発信しておりますので、リクエストをしてくれたらありがたいです。

その際、メッセージも添えていただけると助かります。


情けない話ですが、コメントによって私も結構傷ついております。

気にしないようにしても、気になり続けます。

相手が誰かわかっていれば、この人ならこういう解釈するんだ、と

問題なく流せるのですが、相手が見えないとこちら側で咀嚼するしかありません。

それは、精神的な負担がかなり大きく、難しいです。


私は、万人受けする人柄ではありません。

それでも、私を好んでくれたり、面白がってくれたりする少数派の方々に支えられて、

仕事も生活も成り立っていると思っています。


どうしても伝えたいこと、論理的に発信したいことがあれば、

こちらのブログを利用します。

ただ、1ヶ月に1回くらいになってしまっている現状への言い訳を書きたくて、

この周りくどい投稿となりました。

引き続き、よろしくお願いします。

2023年4月23日日曜日

直売と体験農園について

約3年、長らく休止していた直売と収穫体験。

お電話いただいたり、直接来園されて、アスパラ買えますか?と
聞かれる度に、申し訳なくお断りしておりました。

今年から、少しづつ再開しようと考えております。

美唄でうちのアスパラを買えない、
食べているけど畑も見てみたいし、畑で食べてみたい、と言う、
地元の方や、アスパラを買っていただいているお客様への
サービスのために始めます。

方法は、直売も収穫体験も、事前に登録していただいたSNSにて
情報発信することで、数日前のお知らせに対応できる方を
対象に試運転を始めてみます。

うまくいくかはわかりませんが、
最優先は健全なアスパラの生育です。
ご理解いただけいると助かります。
目指すのは、農家側も、収穫する側も、
お互いに気持ちの良い収穫体験です。


なお、これまで休んでいた理由は下記の通りです。
長文ですみませんが、アスパラとお客様を、
ひいてはスタッフや家族のためにやめていましたので、
ご一読いただけると助かります。


お電話で受け付けないのは、申し訳ないのですが、間違いが発生したり、
言った言わないのトラブルが一件でも発生すると精神的に辛いからです。
お互いのためにならない。

なぜ直接来園した人に売らないかと言うと、
3月からたくさんnのお客様にご予約いただいているのに、
急に来園した人や、アポイントもない方へ優遇する理由が何もないからです。
そもそも、小売をしていないのに、売ってもらって当たり前、
みたいな来客が多すぎるんですよね。

収穫体験についても、同様です。
そもそも、畑に入って収穫すると言うこと自体、
実は農家のお手伝いにはひとつもなっておりません。
それどころか、(もちろん過失ですが)傷をつけてしまったり、
菌の持ち込みなど、リスクの方が結構多いのです。
お客様に悪気はないですし、楽しみたい気持ちがあるのも承知しております。

さらに、天気によっては全く収穫もできる状況でもないのに、
そして人も全然足りない時に、
ご予約いただいた手前、断れないことも多々ありました。
せっかく体験に来てもらっているのに、
少ないアスパラが取られちゃう、と言うこちらの気持ちは、
何らかの形で伝わってしまいます。
また収穫してもらうことで、入園料をいただいたとしても、
それに合わせて作業したり、後始末をすることが、
待っているお客様のためにも、アスパラ自体にとっても、
合理性のないことだと判断していました。


無理なく続けられる、みんなのためになって、
みんなが良いと思える仕組みができたらいいなと思ってます。

2023年4月11日火曜日

議会議員、首長、国の奉仕者・・・

昨年末から真剣に考えている、美唄をよくするために、

議員や市長になって美唄を改善するということ。


結論としては、立候補しません。

期待していただいた方々、申し訳ありません。

検討を公言することで、本当になるとはどういうことか、

考えることができました。


私がどういう人生を歩みたいか。

そこに、国や自治体の奉仕者として、枠の中で働くことは当てはまりませんでした。

一般企業で働き、変化を楽しみながら自主的に学びました。

後継者として農業をはじめ、理不尽な環境で我慢を強いられながら自力を蓄え、

経営移譲を受けてからは「他に例がない」ことに挑戦し続けています。


自分を縛るということが、自分にどういう影響を与えるのか。

他にもやりたいことがあるんじゃないか。

自分をスポイルしてきた連中に一泡吹かせたいという欲はないか。

その行為は、身近な人を幸せに、楽しくできるのか。

美唄をよくするための行動は議員・市長だけなのか。


色々な論点があると思いますが、私は違う行為を選択します。

(私の検討だけで騒いだみなさん、勝手に騒いだだけなので知りませんよ。)

今年47歳。

楽しいことはたくさん見つけられますし、挑戦したいことも湧いてきます。

今回のことを直接会って話せた親しい方々は、全員反対してくれました。

反対されるから、もっと真剣に考えられました。

ありがとうございます。


さて、アスパラとりに行こう。

誰のためか

11月に書きましたが、気持ちの整理がようやく着いたので、公開します。

それくらい、僕も狭い視野で思い入れていたんだと思います。

サッカーのために、という視点で頑張って勉強して、

4月から札幌光星中学校に通って、チームはHKDfootbollclubです。


息子(テツとかウッチーとか呼ばれてます)の挑戦、

一旦休止です。


私が息子のサッカーに熱を入れ始めたのが、息子が小学校2年生の時。

隣町の奈井江サッカースポーツ少年団に入り、

2年生の頃から少し目立つようになり、5年生の試合にも混ざるように。

サッカースクールも4歳から通っていましたが、

もっと上手くなれるんじゃないかと、頻度を増やしたり、

試合を録画して一緒に見たり。

時に怒ったり、よくないこともしていましたね。


小学3年生の時、夏休みにスペインのサッカーチーム「バルセロナ」の

育成組織が日本で短期キャンプを開催し、北海道は長沼が会場となっていたので、

友人たちと共に参加。そこで、サッカーの楽しみ、

サッカーでの向上心が芽生えたと思います。

コンサドーレ札幌に入りたいといいだし、自分で通うならいいよと、

選抜試験を受けたところ、運よく合格。

4年生から移籍します。


ところが、札幌中の上手い子が集まるチーム。

これまでと違うサッカーに慣れないどころか、全然活躍できない。

4年生から20人を超えるチームメイトをAとBにクラス分け。

Bクラスでの練習や試合参加が長く続く、苦しくもどかしい時間が続きます。


5年生の夏には、試合にも呼んでもらえない、プレーもうまくいかない、

そんな状況で自信もなくしている息子に、チームを辞めるように進言。

でも息子はもう少しここで頑張ると決断。

そして、Aクラスに入ったのが5年の冬くらいか。

関東に遠征して、横浜マリノスやレジスタといった強豪にコテンパンにされる

素晴らしい経験を経て、6年生はAチームに入ります。


Jリーグの下部組織なので、中学のU15クラスに昇格できるかどうかが、

試合で勝つよりも大事なこととされるチームです。

息子は小さい体ながら、頭を使うサッカーでチームに貢献するも、

体力面を考慮して昇格できませんでした。

息子なりに全力を尽くしてサッカーに取り組みましたが、一歩及ばず。


プロの目で育成してもらってきて、昇格できないということは、

サッカーで飯を食うのを諦めた方がいいですよ、という優しい助言だと思ってます。

うちでは文武両道が教育方針なので、サッカーは真剣にやる遊びで、

学校教育が放棄した体育的理不尽経験を獲得する場や、

協調性、一人では物事が進まない事実の把握訓練などだと思ってます。

夢を諦めないことが良いこととされたり、逃げないことを大切にする風潮がありますが、

私は、諦めるポイントを経験することや、逃げるという選択をするという経験こそ、

社会人になってから生きてくると思ってます。

経験や選択が間違っていても、学生、または若いうちは、糧にできます。

理想と現実、自分への評価、逃げ出すべき状況などなど、

受け入れて進む人生において、大事なことばかりです。


ところが、まだまだサッカーが大好きの息子。

中学校に行っても続けたいということで、チーム探し。

自分一人でどうこうするよりも、みんなで一丸となって走って蹴って、

勝利を目指すサッカーをしたいそうで、

協調性が育まれてよかったと思ってます。

でも、息子を逞しくしてくれたチームには感謝しつつも、

結局選手を育てられず、外部から上手な子を集めてくるだけという、

評判通りのコンサドーレには、もう関わりたくない心境です。

コーチの不勉強や派閥争いで、コーチが育成について何も学ばない。

コーチが選手を育てられないから、チーム外の優秀な選手を最優先で採用する。

今後改善してほしいことがたくさんありますね。

息子に限らず、チームメイトがつまらなそうにサッカーをする姿を、

心苦しく見たことが何度もあります。


北海道の、札幌の、サッカー教育レベルは低い、と聞きます。

子供のためではなく、チームの面子やクラブの維持、コーチの収入などのために、

チームが存在しているという状況が少なくありません。

サラリーマンコーチも同様です。

優先順位は、子供よりも上司なので。

いわゆる闇の部分がよく見えたのですが、

客観視して傍観者であることで、色々流そうと思ってます。


競争じゃなくて、自分の理想と現実にしっかりと向き合える、

中学校でのサッカー生活を送ってほしいなと思っております。

2023年3月13日月曜日

議員に立候補するかのモヤモヤ

本日投稿しますが、以下、グチャグチャな文章です。

すみません。

46歳としては恥ずかしいですが、そのまま載せます。


立候補を考え始めて、2ヶ月。

市議になってどうしたいの?という話題について。

僕は、美唄を変えたいというか、良い方向に持っていきたい。

良い方向とは、現在の良くない事を気づいてもらって、改善したいって事です。

以上、3/1



美唄の人口分布で行くと、高齢者が圧倒的に多いので、

僕が大事にしたい子育て世代にお金をたくさん使うことは、結構難しいと思う。

問題なのは、使い方。

そしてそれを話し合っている(はず)議会の、昔ながらの遅さ。

価値観は変わらないのか。結局同じ危機感なんて持てない。

これは痛いし、すぐに改善したいんですけれども、一筋縄ではいかないでしょうね。

それに、議員が本業もった人だらけだし、しかも支持層が利権の恩恵を受けようとしている状態では、いやはや。

以上、3/5



議員なんて、大した仕事じゃない。美唄は特に、大したことしてないと思ってます。だから、市外から来てくれた奥様方がもっと行政に関わって欲しいと思います。特に、育児終えた奥様方が、議員になってほしい。


地方議員なら務まると思っている。でも北海道とか日本とか大きな単位になると、無理です。

以上、3/10


うまく整理できないから、また書く。

楽しいか楽しくないか。

美唄の行政に関わらないということが、美唄にたいして何もしなかったということになるのではないか。この切迫感から、諦めることができずにいます。

美唄を見捨てるのか?

できることがあるにの、何もしないのか?

一方で、行政に関わる以外で、私にしかできないことは、たくさんあります。

この辺で、少し気が楽になります。

うちの親父は古いから、行政に対する考え方が、全然違います。

ほぼ正反対。

意見聞いてると、本当に吐きそうになります。

そして相変わらず、自分以外の意見は全否定。

自分がどこまでも正しいと思っている、団塊世代の悪しき思考、そのものです。

いや、団塊の世代を悪く言ってはいけない。

まとめるのは失礼だ。


公職に就くということでは、私は全く向いてないでしょう。

そして、精神的な苦痛がかなり伴うのはわかっています。

それでも、と思っていましたが、それはかなり自殺行為でしょうね。

でもでも、選挙にならないような事態にはしたくないのです。


農協の理事についても、モヤモヤと書いておきたい。

改革が必要な組織なのに、何も変わらないどころか、後退します。

まず、組合長になるのは、おそらく野焼きである処分を受けた方。

そして新しい理事には相変わらず「農協出荷ほぼ100%」を条件としている。

さらに、女性理事には絶対否定。アドバイザーの立場から、なんてどの顔で言えるのか。

私が見る限り、理事やれる女性は5人はいますけどね。

男子の面子を立てたい人は、キシリア少将にビンタされれば良いと思います。


とまあ、相変わらず蚊帳の外に置かれておりますが、

美唄から全国へ。

思考はいつも内にも外にも向けてます。

2023年1月22日日曜日

流れ、てありますね

今年は47歳になる年です。


基盤整備事業はうちの地域で始まって、

アスパラ畑がリセットされ始めたのが、2015年あたりで、

それ以降は、経営基盤の再構築に追われる毎日、毎年。


子供は大きくなって、今年からふたりとも中学生になります。

サッカーの送迎に明け暮れた毎日から解放されます。

楽しくて夢中になりましたが、中学校からは好きなことを

見つけてやってほしい。それがサッカーであっても違くても。


自分が第一優先にしてきたことが、一気に片付いた昨年末。

これまではやりたいことが湧いてこなくておかしいな、と思っていながら、

色々な本を読み、色々な人に会ってきました。

そのお陰か、フッとやりたいことが浮かびました。

街を何とかしたい。


このまま15年後に1万人を切って、インフラ整備もできず、

大事な子供の教育を優先せず、自分の支持団体に忖度した行政を続けたり、

街の人よりも街の外の人にお金を出したり、外の人からの意見ばかりを聞いたり、

住民の居住満足度を向上させようとせずに、情報強者ばかりを優遇するような街に、

このままどんどん進んでいくのは嫌。

行政マンのことを悪口言うのを良く聞きますが、

行政マンに力を発揮させていない管理職や市長、市議の責任、

そして街を作るのは住民なので、住民の意識も大きく関わっていると思います。


生まれ育った街に対する気持ちは、その人にしかわからないと思います。

妻には理解してもらえませんが、当然だと思ってます。

積極的に自分から何かを変えようと動いている経営者の面々に会ったことも、

その背景にあると思うし、

できないことがストレスになるからと街の情報をなるべく頭に入れないようにしてきたことも、

実は自分にはストレスになっていたんだと思います。


美唄の今の姿は、10年後の札幌だと思うし、20年後の東京や日本だと思う。

先に人口減少によって衰退を始めたから、今なら最先端の街になれます。

存続できれば。

市長として、街をリードする。

支持団体も持たず、街のこと、住民のことだけを考えて政治を行う。


だけれども、これまで僕が15年ほどこの街で得た信頼は、ほぼありません。

農協のやり方に反対して自分で作物を売り、

JCの間違った正義についていけずにすぐに辞めたり、

行政のイベントごとも市民のことを考えていないことは全て断ってきました。

そんな人間が信頼されない街なのはわかっていましたが、

自分の主張を曲げてまでやることではないと思ってます。


どうやって信頼を得て、市長として街をリードするか。

具体的な話はまだ先です。

まずは信頼を得てから。

そのために何をするか。

市議会議員が近道なのかな?

と真剣に考え始めてます。


でも、家業を疎かにすることはしたくないのです。

信じてついてきてくれている家族、スタッフがいるし、

僕が在るのは、うちやま農園とアスパラがあるからです。

家業優先。それだけは譲れません。

市長になるということは、家業よりも行政を優先することです。

それは間違いない。

どうやって街を良くすることに加わることができるか。

それを真剣に考え始めたのが、年末です。


これから、尊敬する何人かの人にお願いして、

話を聞かせてもらいます。

実務両立や理想の行政をどこまで現実に近づけるか。

それが見えたら、スタートするし、

見出せなかったら、別の方向から街を良くする方向に尽力したいと思います。

2023年1月9日月曜日

年末年始

寒中お見舞い申し上げます。

年末から慌ただしく過ごしております。
年末12/25から、息子のサッカー全国大会で鹿児島へ。
結果は満足からは程遠いものでしたが、それも人生。
満足したらつまらなくなるだけ。
次の人生のための今なので、良い仲間とサッカーできた幸せを糧に、
中学生になっても大好きなサッカーを楽しんでほしい。
左から、ライヤ、あっちゃん、マルちゃん、アラハヤ、タイガ、だいちゃん。
真ん中のメガネが哲快です。
色々あったけど、このチームでサッカーできて良かった。
チームとして、こんなにレベルの高いサッカーはもうないかもしれない。
そう思うほど、コーチと仲間に恵まれました。
技術そこそこ、戦術で勝負できる選手になったし、
サッカーがどういうもので、どういうサッカーが好きで、
どうやってチームに貢献するかをよく理解できたと思います。
その上でフォワードができたのは、本当に頑張ったと思います。


応援が終わって、我々は鹿児島水族館へ。
対戦相手が来ていたり、どこのチームも観光あるよね。


12/29に帰宅。

何もできずに年末年始をだらっと過ごしたかったのですが、
息子はなんと中学受験生。
1/7、9、10に試験。
サッカーと勉強の両立という内山家のルールに、
それぞれ全力で頑張っております。


休んだのは元日のみ。
いとこの野球少年とサッカーのユニフォームで双子コーデ。
似てるw


一つのことに集中すると、なかなか他のことに頭が回りません。
息子のサッカー全国大会と中学受験が終わるまでは、
中途半端にしか物事に向かえないため、1/12から始動です。
もうかれこれ2週間以上、止まったまんまですw


今年は、子供が中学生になることで育児の時間が大幅減少。
そして8年前から始まった基盤整備に対応する
圃場の改革が昨年で一段落したことから、
新しいことをやろうと、昨年末から考え始めました。
行政に関わろうと思っていますが、それも考え始め。
田舎の古い、慣例に固執した考えにウンザリしながら、
聞くべき人に聞いて、決断していきたいと思います。

2022年8月31日水曜日

愚痴もあります

今年はとても忙しかったこともあって、

いつもとは違う問題が随所に発生しました。

でも、それは身内のゴタゴタなので、ここでは書きにくいです。


人は変わらないし、色々な人がいますよね。

誰かを妬んだり、誰かに八つ当たりしたり、

そういう詰まらない言動がマイナスの気流を生みます。


昔、ペイフォワードという映画は、負の連鎖を断ち切るために、

良いことがあったら3つ人にお返しする、みたいな話だった気がします。

3つは難しいですが、少なくとも、自分に起こった良くないことを、

自分で止めることで、世の中って少しづつ良くなると信じてます。

それって、もしかしたらストレスがかかるかもしれません。

でも自分が受けた嫌な思いを、なぜ他の人にぶつけることができるのでしょうか。

そっちの方が不思議です。

やられたらやり返す、では戦争が終わりません。

やられたらやり返しやすい人に八つ当たりする、では、

寂しい社会にしかならないと思います。


なんてことを、子供に話すと、

ああ、それな、みたいな感じで流されますけどね。