2019年4月21日日曜日

味の変化

去年より、もしくは3年前より、
味がノってくるのがわかります。
やはり、エグ味や味の深みには、栽培年数は大切。
基本的には、アスパラの味は、品種と土質で決まります。
それに、収穫してからの日数、次いで肥料の効き方、
温度や気象条件などが加味されます。
そして実は収穫後の温度管理があっての味なので、
流通方法が一番の味の違いになっているのが現状かもしれません。
あ、皮肉ですよ(笑)

当然、収穫日数が少ない方が味は濃いし、
晴れて地温が上がってすーっと養分を吸うほうが、
旨味も増してきます。

そんな変化が楽しい反面、徐々に味が落ちるということを
わかっているだけにちょっと寂しい。
それでも、そんじょそこらのアスパラよりはずーっと
美味しいといわれるように気をつけてます。

今年は仕事始めに大掃除。
みんなの力を借りて、半日清掃。
毎年綺麗に、そして使いやすくなっていきます。


忙しい中でも、ムスコのサッカーはいつも僕を癒してくれます。

今年の春に建てて、定植したいハウス。
これは4/14ですが、本日、峰部と肩と沈下防止
の直管が入りました。

アスパラ祭りともいえる、ハウスの最盛期です。

今年は取材依頼が多い。
九州からアスパラが好調のようで、世間的には
盛り上がっている気がする。

そんな中でも、うちはやはり取材は基本的に受けません。
だいたいが、畑でアスパラをとってその場で調理するとか、
突然芸能人が訪ねてくるとか、変わった論点でアスパラを扱うとか。

でも、ふたつ出ます。
一つ目は、4/24のどさんこワイドです。
宇都宮さんの取材を受けました。
うちがサイズ分けして売っている理由を説明してくれてます。

もうひとつは・・・、後日発表します!

2019年4月8日月曜日

味の差は・・・

同じうちやま農園のアスパラでも、
条件が違うだけで全然違う味になります。
(ここでは太さ、肥料、栽培年数による味の差については考慮外)

【品種】
品種によって甘味、旨味、滋味、苦味などの
出方が違います。
美味しいという感覚は人それぞれですが、
すっきり甘いのが良いのか、
滋味や味の深みを求めるのか、
など、生産者の作りたいアスパラが反映されます。

【収穫開始からの日数】
アスパラは株が蓄えた養分を元に、
春に萌芽してきます。
ですから、養分がたっぷりある収穫開始から
2週間くらいまでのアスパラは、味が濃いくなる傾向があります。
しかし、それ以降もいい味を出すのが生産技術。
自分で売るのか、農協や市場に出荷して見た目で値段を付けてもらうのか。
販売戦略も影響してくる部分です。

【天候】
晴れが続いたか、養分を吸える環境にあったか、
朝の冷え込み、日中の気温の上がり具合など、
様々な条件で味が変わってきます。
3日前に雨が20mmくらい降って、
その後2日間20℃くらいの晴天が続き、
今朝は5℃くらいまで冷え込みました、
みたいな最高の天気は、年に一度でもあればラッキー。


結局、アスパラは毎日味が変わるんですが、
それもまた楽しさであり難しさであり、
アスパラに惹かれる最大の要因のひとつなんですよね^^

2019年4月5日金曜日

春休みとともにアスパラも

雪のため外でサッカーができない日々が続きましたが、
ハウスの中で練習再開!
農業資材を使ってキックターゲット。

リフティングもだいぶんいい姿勢でできるようになりました。

茶志内小学校は最後の修了式。
閉校となり、中央小学校に移籍します。
3人だけの2年生で、アットホームな雰囲気も今日まで。
これから大きな学校でモマレテ欲しい。


アスパラ、3/19には二重ハウス被覆して、培土を崩しました。
粘土の物理性が年々良くなっていきます。
でも施肥量は少し不足気味。

3/25にはようやく頭を出します。
真ん中あたりに白く見えているものがアスパラです。

3/31、一番はやいものでこのくらい。

4/4、ようやくこんな景色になりました。

味見を経て、4/7から選別作業、
雪解けて4/10くらいから外仕事をスタートさせます。

アスパラがとれ始めると、一気に忙しくなりますが、
気持ちも盛り上がってくる時でもあります。
子どもたちは新学期を楽しく迎え、
元気に新年度をスタートさせたいと思います!