2019年4月8日月曜日

味の差は・・・

同じうちやま農園のアスパラでも、
条件が違うだけで全然違う味になります。
(ここでは太さ、肥料、栽培年数による味の差については考慮外)

【品種】
品種によって甘味、旨味、滋味、苦味などの
出方が違います。
美味しいという感覚は人それぞれですが、
すっきり甘いのが良いのか、
滋味や味の深みを求めるのか、
など、生産者の作りたいアスパラが反映されます。

【収穫開始からの日数】
アスパラは株が蓄えた養分を元に、
春に萌芽してきます。
ですから、養分がたっぷりある収穫開始から
2週間くらいまでのアスパラは、味が濃いくなる傾向があります。
しかし、それ以降もいい味を出すのが生産技術。
自分で売るのか、農協や市場に出荷して見た目で値段を付けてもらうのか。
販売戦略も影響してくる部分です。

【天候】
晴れが続いたか、養分を吸える環境にあったか、
朝の冷え込み、日中の気温の上がり具合など、
様々な条件で味が変わってきます。
3日前に雨が20mmくらい降って、
その後2日間20℃くらいの晴天が続き、
今朝は5℃くらいまで冷え込みました、
みたいな最高の天気は、年に一度でもあればラッキー。


結局、アスパラは毎日味が変わるんですが、
それもまた楽しさであり難しさであり、
アスパラに惹かれる最大の要因のひとつなんですよね^^

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