2009年4月25日土曜日

2色のアスパラ


 今年から始めました、ホワイトアスパラと
 はじめての商品は、埼玉へと運ばれて
いきましたー。色鮮やかで、食べるのが
楽しみになってくれたらいいです(^^)
 ホワイトアスパラはこれからピークに差し掛かりますので、2色セットと
ムラサキアスパラを加えた3色セットを発送します。
 自慢の完全な露地グリーンアスパラは、最近の低温(明日は雪と…)で、
萌芽がやや遅れてます。発送は例年通り5月20日くらいからとなりそうです。

北海道の農家っぽい

今日は、アスパラから離れて大豆の畑作り。

87馬力のトラクタ(北海道では中型)で、ソイルクランプラをかけてます。トラクタの運転、どちらかと言うと嫌いな作業です(^^;

嫌いだからこそ、いかに早く終わらせるか、を考えて仕事します。会社員のときの事務作業のように(-.-)

トラクタの性能も良くなりまして、いま、運転中です。

2009年4月21日火曜日

2位とは…


手前味噌ですが、色は見事。
食感はみずみずしくて、
甘味の後に苦味がふわっとやってきて、
上品な味…だと思ってます。
札幌の名の知れた方々に買ってもらいましたが、なんと、
1番ではなく、2番目の味らしいです。ホワイトでは有名な
アスケンさんのものに比べて、香りがやや劣る、との評価。
2位ということは、まだまだ上があるってことで、1位を目指します。
男の子なら、何でも1番じゃないとダメだよ、と仲の良い社長に言われ、
共感してます。

2009年4月19日日曜日

トンネルと残雪


現在、アスパラの萌芽促進のために、
トンネルをかけています。
写真は、残雪の山をバックにとりました。
トンネルをかけることで、地温が上がりやすく、
霜にも強くなるので、一部の畑では、
毎年かけています。
ちなみに、この畑はアスパラ定植から16年目ですが、まだ元気です。
暗渠や堆肥などによる土づくりはもちろんですが、立茎栽培によって、
丈夫な株を作っていることも大きな要因です。アスパラは収量や太いのが
どのくらい出るかで、良株かどうか判断しますが、ここでも2割以上は2Lです。
久松さんのブログに刺激されて、少し書いてみました。
12本×250mがトンネルですー

諸野菜





現在、苗立て中の野菜たちです。

アスパラ以外の野菜につきましては、本当に家庭菜園に毛が生えた程度ですが、美味しく食べてます(^^)

今準備しているものは、パプリカ、ソラマメ、ゴーヤ、トマト、キュウリ、食用ホオズキなどで、アスパラのハウス内でやや成長不良気味に育ってます。畑に定植するまでの温度管理は、けっこう難しいです…。アスパラのように、温度変化に強い作物は、なんて育てやすいのでしょう!!(笑)


2009年4月16日木曜日

ホワイトが収穫期に…


ホワイトアスパラの収穫が始まりました。
光にあたってしまうと、着色してしまうため、
収穫は早朝。この日は 5時から行いました。
ひとハウスで10kg程がとれていますが、
最盛期には2倍くらいとれる予定です。
盛った土のから顔を出していますが、
遮光シートで覆っているので、白いままなんです。
ホームページの写真は、写真用ですね(^^;

こちらは、近所でイチゴ栽培を開始するとこに
お邪魔した写真です。
イチゴは高設栽培によって腰や土汚れの負担
が減ってますよね。でも、最近の蜂が不足している
情報にはおびえているようです。
美唄はケーキ用のイチゴ栽培が中心なので、
収穫中に食べても、あまり美味しくないのが
難点ですかね(^^)
 最近、少しですが新たなお取引先の開拓をしています。
そこでぶち当たるのが、誰が価格を決めるか、ということ。
私は、当然、農家が自分の手間と原価を鑑みて価格決定する、
それが正しいと思っています。
 ただ、実際は市場価格や他農家に左右されたり、あろうことか
農協との比較で少しでも高い方に売る、という将来が危ぶまれる
価格決定をしている農家が多い(全てではないです)のが現状です。
 農家同士の価格競争は、商品の質を求めなくなったり、
販売価格の低下による栽培減少や離農の原因にもなるでしょう。
たしかに、安ければいい、と、私も買い物をすることがあります。
しかし、農業に限らず、製造者が事業を継続できない価格設定
は間違っていると思います。市場を無視した高価格では淘汰される
でしょうし、低すぎると自分の首を絞めることになり、ひいては、
地域の農家の市場を壊すことにもつながるのです。
売れない価格設定をした責任は当然自らが負うことになりますし、
商品に見合う価格を支払った方が、CS(顧客満足度)は高い、
という調査結果もあるように、自ら価格決定することは、農業経営を
行う上で、必要なことでしょう。
長くなりましたが、だから、価格は農家が決めるべき、そう思います。

2009年4月8日水曜日

ハウスのアスパラ、大盛況!

4棟あるハウスのうち、3棟が
グリーンアスパラです。現在、
最盛期に差し掛かりつつあります!

上の写真は全景で、下の写真は
生えてくるアスパラたちです(^^)



この時期のアスパラは、半分以上が
2Lサイズを超えており、一本50gを
超える3Lサイズも1割ほどありますよー
モノが少ないために春価格にてご提供
してます、ちょっと割高ですが…。
こんな状態をどう知ったのかはわかりませんが、
明日9日の朝8時に、HBCのテレビ取材があります。
収録したものはその日のお昼前のニュースで流れるそうです。
道央圏だけかもしれませんが、どう映るか、お楽しみにー

2009年4月3日金曜日

国の農業予算へ疑問

農協新聞より、2005年世界の農家一戸あたりの農業予算を。
http://www.jacom.or.jp/series/shir172/shir172s09040112.html

日本はこうしてみると、農業予算は少なく見える。
最近の久松氏ブログ(http://kazedayori107.seesaa.net/article/116448828.html)や、上原氏ブログ(http://a-gyo.blog.drecom.jp/archive/611)でも、親子・師弟関係の内容があったが、うちやま農園でも、意見の食い違いはある。

 私は、国策として、または票田として、農家が利用され、保護されてきたことが、農業という産業の弱体化につながっていると思う。だから、農商工連携による助成金なんかは、農業を利用して商工にお金をばら撒きたい政府の思惑が見え隠れして、嫌な気持になる。その他、書くと止まらなくなります。要は、農家は独立した経営をできて当然、と思うわけです。父も、補助金なしで経営を成り立たせているのが、昔ながらの農家なのに進んでいるな、と感心させられる。
 ただ、父は、農業は国策で保護されるべきで、そもそも食を作っているのに産業として競争下に置くことが間違っている、という。確かに、先進国の一部では50%~80%の収入を国家予算から得ているし、国として農業を大切にしているということは、そういうことだろう。限られた農地で、食料を賄おうとした時には、生産者が多くいるべきだし、そこに国からの支援がなければ、安心して食を作っていくことは難しいでしょう。
 ただ、私としては、国策に守られすぎたからこそ、自分で考え、意見を言う、という力が損なわれていると考える。競争下に晒されることで、農家一軒一軒の発言力が向上し、補助金を見込んだくだらない意見ではなく、農業の在り方を根本から変える政策提言も行えるのではないか、と思うわけです。だから、現在の農業予算でも多過ぎる、と思ってます。
 当然、違う意見をお持ちの方も多いと思います。両極端なのかもしれませんが、どうも昔から白黒つけたい方で、グレーという判断ができないんです。すみません(^^;

2009年4月2日木曜日

アスパラ美味しい(^^)


ついに、アスパラの初収穫です!

…といっても、4本だけ。初物を
娘に渡したら、ガジガジと(^^;
もう少ししたら、食べましょう。


就農して丸1年、色々なアスパラ
を食べて、ようやく詳細な味がわかるように
なってきた。うちやま農園の特徴は、
アスパラならではの山菜っぽい風味と、甘さ、これが独特。


茹でた時、焼いたとき、生で食べても実感できます。

うちやま農園以外のアスパラでも、美味しいものは
たくさんあります。でも、やっぱり僕は、
自分の家のアスパラが一番美味しいと思うな(^^)

出荷できるくらい出るには・・・・
あと1週間くらいだと思います。