2009年4月16日木曜日

ホワイトが収穫期に…


ホワイトアスパラの収穫が始まりました。
光にあたってしまうと、着色してしまうため、
収穫は早朝。この日は 5時から行いました。
ひとハウスで10kg程がとれていますが、
最盛期には2倍くらいとれる予定です。
盛った土のから顔を出していますが、
遮光シートで覆っているので、白いままなんです。
ホームページの写真は、写真用ですね(^^;

こちらは、近所でイチゴ栽培を開始するとこに
お邪魔した写真です。
イチゴは高設栽培によって腰や土汚れの負担
が減ってますよね。でも、最近の蜂が不足している
情報にはおびえているようです。
美唄はケーキ用のイチゴ栽培が中心なので、
収穫中に食べても、あまり美味しくないのが
難点ですかね(^^)
 最近、少しですが新たなお取引先の開拓をしています。
そこでぶち当たるのが、誰が価格を決めるか、ということ。
私は、当然、農家が自分の手間と原価を鑑みて価格決定する、
それが正しいと思っています。
 ただ、実際は市場価格や他農家に左右されたり、あろうことか
農協との比較で少しでも高い方に売る、という将来が危ぶまれる
価格決定をしている農家が多い(全てではないです)のが現状です。
 農家同士の価格競争は、商品の質を求めなくなったり、
販売価格の低下による栽培減少や離農の原因にもなるでしょう。
たしかに、安ければいい、と、私も買い物をすることがあります。
しかし、農業に限らず、製造者が事業を継続できない価格設定
は間違っていると思います。市場を無視した高価格では淘汰される
でしょうし、低すぎると自分の首を絞めることになり、ひいては、
地域の農家の市場を壊すことにもつながるのです。
売れない価格設定をした責任は当然自らが負うことになりますし、
商品に見合う価格を支払った方が、CS(顧客満足度)は高い、
という調査結果もあるように、自ら価格決定することは、農業経営を
行う上で、必要なことでしょう。
長くなりましたが、だから、価格は農家が決めるべき、そう思います。

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