2021年7月21日水曜日

何が辛いって

お客さんにアスパラを待たせていてることです。

暑さも、そうとう辛いです。

アスパラが思うように生育していません。

待っている人がいるありがたさと、

その期待に応えられない申し訳ない気持ち。

悶々としながら、良い仕事に努めます。

て、とりとめなく書き始めてしまいました。


酷暑で、早朝とトワイライトしか葉面散布もできません。

今年は北海道ではほとんどありませんが、

褐斑病対策が必要ですね。



アスパラを作って増やしていくと、

販売先をどこに特化していくか、という岐路に立ちます。たぶん。

ギフトに、量販店に、小売店に、レストランに、
直売所に、仲卸に、などなど。農協に、という人もいますね。
どれも、決めて進むだけなので、正解はないです。
それぞれ、労働力や地域性、環境、性格、縁、
目標などをもとに、各生産者が考えて決めていきます。

ですが、食べるお客様のことを考えている生産者と、
ロットや生産量や納品時間だけを気にしている生産者では、
品質に大きく差が出てきます。


面白いのは、販売先ごとに、それぞれの
深い世界があることです。
同じ生産者でも、販売先が似ていると、
共通の悩みがあったりして、楽しく話せます。

うちは、どれにも絞れずに、仲卸以外はどこにも発送してます。
食べる人のことを常に考えているつもりです。
どこかに特化しすぎるリスクを取れずにいます。
良いか悪いかではないと思ってます。
こういうやり方になったのも、自然の流れだったと思います。

2021年7月5日月曜日

夏と来年への準備

来年定植予定のアスパラの発芽です。
品種はカリフォルニア500。
収穫開始は2024年。
2044年まで収穫したい。
その時僕は67歳(笑)
どうなっていることやら。


窓から見える景色が、今年だけは違います。
水田です。
緑が気持ち良い。


露地アスパラの肥料散布、ニューマシン導入です。
これまでは手動でしたが、自走式に。
農家は体力が第一ですが、年とともに無理も効かなくなります。
1ヘクタール以上の散布でより効率的になります。
追肥は大事な作業なんですが、
辛いと二の足を踏むようになるんですよね。
それはアスパラに良くない。
アスパラに良いかどうかで購入を決めました。


ハウス内のアスパラも順調です。
少し遅れ気味かも。
それでも、気持ちよい生育風景です。

方や露地アスパラは、干ばつで心配になる生育。
仕方ないのですが、根を地中に伸ばして、
一気に成長する準備をしていることでしょう。


ハウス内の成園では、剪定が終了。
今年はとても上手に仕上げてくれました。
本数がちょうどいいので、光の入り方もバッチリです。


この夏のこと、来年の春のこと、再来年のこと、
10年後のことなどなど、
先々のことを考えてアスパラを作っていくのは、
果樹農家と同じ感覚ですね。
単年のことだけでは、続けられないです。



こちら、ムスコのサッカー休憩中。
先週末に試合があり、5年生の選抜メンバーに入りました。
コロナ対策で無観客試合なので、
試合の合間は車中です。
見れない親はずーっと車中。
チームの育成方針から、ポジションは2つ与えられ、
トップとサイドハーフ。
ロバパンカップの予選は2回戦突破。
7/10に準決勝と勝てば決勝戦です。
6年生の強豪相手にどこまで良いサッカーができるかな。
相手も強いですが、チーム内の競争も激しい。
今だけじゃなくて将来を見据えてどこまで成長できるか。
挑戦は続きます。
なんとなく、SNSに載せにくいので、
こちらで詳しく書かせていただきました。
テツ、コンサでも頑張ってますよ。