すっかり秋です。
今年は過去5年と違い、アスパラの収穫終了から
大豆収穫までの期間が長いので、いつもできない
細々した地味な仕事(ほとんどが草退治!)をやってます。
朝露がべったりつくので早朝は仕事できません。
日曜日はこどもと外で少し戯れることもできます。
植物に水を上げる行為、大好きなんですよね。
秋の空は、特に夕焼けが綺麗ですよね。
この日は全道各地で美しい夕焼けが見れたようで、
facebookには夕焼けの写真だらけでした。
その大豆。
黒大豆の「イワイクロ」です。
まだ葉が落ち切ってないので、収穫は10/20前後になりそうです。
こちらは、とあるドキュメンタリー番組の映像です。
低価格化がもたらす社会的な弊害についての内容でした。
ディスカウントを打ち出す店の従業員への対応の悪さや、
値引きによる給料低下で生活が逆に苦しくなる状態、
一方では物価の低い国の従業員や経営陣のトップは豊かにみえる。
低価格自体が悪いわけではないでしょうが、
悪循環を作る一因がないとも言いきれない。
結局、社会が悪いんじゃなくて、社会をつくってるひとりひとりが
考えて行動しないと、いつのまにか悪循環にのまれてしまうよ、という話。
農業界では痛感しますね。
国策に従って減反の補助金をもらながらの営農。
いつのまにか補助金が減るという方向に進むにあたり、
俺たちの生活が困るからと反対運動を起こす。
反対運動で仕方なく補助金は維持。
でも補助金は税金から出されているものなので税収が減ると
無駄な補助金は出してられないから農業改革必要、と。
でも現場は反対運動してれば食っていけることに味を占めている。
一生懸命働いている人も沢山いるんでしょうけど、
農協を含めて自助努力が足りない人は反対運動ばかりして、
経営改善策なんて考えない。
国民は自分たちの税金が農家を支えているなら納得するだろうけど、
そのお金が無駄な高級車や贅沢品、そして仕事時間の短縮
(農家の労働時間はサラリーマンよりも少ないことが多い)に消えていると
気づいたらなら、怒りの矛先は農家に向きます。
理解を得られている今しか、改革の時はないと思うのです。
やってるけど旨く行かない?
それはやり方が悪いのです。
ロジカルに考える力がない組織が多すぎることも、農業社会が変わらない一因でしょうね。
とめどなく書きすぎたので、このへんで。
別にむしゃくしゃしてるわけではないです。
書き始めたら脱線しました。
始めに言いたかったことは、単純な低価格化には
みんなのことを考えると反対、ということです。
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