8月は雨の多い月でした。
毎日毎時、雨雲レーダーみていたと思うくらい、
小さい豪雨の雲がやってきて、畑を荒らします。
うまく外れる時もあれば、もろに当たってしまう時もあり、
もう運まかせですが、今来なくても30分後には当たる、みたいに忙ない天気。
ぼやいても何も良くなりませんが、雨の降り方が極端になり、
それへの対応が難しいです。
サーッ、とか、しとしと、とか、そんな降り方なら対応しやすいのですが、
ボタボタ、とか、ドバーッと降りますね。
土の表面がぐちゃぐちゃに跳ねるので、バランスも何もぐちゃぐちゃになります。
なんとか対策してこんな綺麗な畑になったかなーと思っても、
雨や朝露でベッタリとアスパラが濡れてしまい、日中の高温で
中が蒸れて枯れたり病気が出たり、しています。
それが露地なんだ。
仕方ない。
だから美味しいんだろ。
対応しろ。
と自分に言い聞かせます。
そして気づけば、露路もハウスも、赤い実をつけています。
植物の生存目的は常に子孫繁栄。
温度が下がってくるとアスパラはその実を充実させます。
甘いですが、食用ではありません。
こうなると、収穫終了の合図です。
実をつけないように管理するのが、農家の腕の見せ所ですが、
少しはつきますw
たくさんつくこともあります。
そして、大失敗しているミニトマト。
定植時に高温にあたってうまく苗が活着せず、
生育遅れを取り戻そうとたくさん液肥と水をやったから徒長気味。
でも花はたくさん着けてしまって、それがトマトの体力を奪い、
実の肥大がいまいち。
アスパラ最優先なのである程度は我慢しますが、
暑さを甘く見ていた技術の拙さを反省します。
9月は本州にはトマトがなくて、それを助けるために作っているのに、
情けないです。
反省は来年への糧。
もう少しで今シーズンも終わるので、怪我しないように仕事します。