露地アスパラが出てから、更新をしておりませんでした。
今年は思ったほどではなかったものの、まあまあの収穫量でした。
品質はとても良く、美味しい春アスパラをお届けできたと思います。
品質については、与えている肥料や堆肥が、
元の土である泥炭とうまく合っているんだと思います。
ところが、量が取れないということは大問題です。
主な原因は病気なのですが、対策については、前年にどれだけやったかです。
昨年の反省を踏まえて、今年は春アスパラ収穫前から病気対策を徹底。
病気対策だけで10くらいの対応がありますが、今年は20くらい実行した感じです。
もちろん、天気には抗えないので、
ゲリラ豪雨が降ると、露地アスパラはやってきたことが全て無駄になるくらい、
ダメージを受けます。
それでも、できることは全てやると腹を括ってやるしかないのが、露地アスパラ。
ハウスのように制御できないことも、美味しさの要因のひとつです。
7月はかなり乾燥気味に推移したため、綺麗なアスパラ畑となりました。
アスパラは乾燥に強い野菜なので、乾燥で枯れることはほぼなく、
逆に乾燥してゆっくり成長することで逞しい親木に成長します。
6月下旬から高温に入り、8月よりも暑い6月下旬〜7月上旬でした。
そのせいか、アスパラの生育がとても早く、ブログ更新に力を使えませんでした、
という言い訳があります。
そんな中、突如収録依頼が舞い込みます。
朝のテレビ番組「ラヴィット!」のロケ依頼。
1週間前に依頼が来たのに、濃いめの内容でした。
来てくれたのは、南波アナウンサー。
うちの夏アスパラを紹介してくれたのは、
お笑いコンビ「ロングコートダディ」の堂前さん。
ソーセージみたいな野菜、は大袈裟だと思いますが、
みなさん美味しさに驚いてくれて良かったです。
7月は最後の野菜、カリフラワーの定植もありました。
スタッフは暑い中一生懸命。
この後雨が続いて、一気に成長するのですが、
雨が多い8月になるとは、乾いた7月からは一変した対応を強いられました。
その辺は次回に書きます。
雨が多く暑かった夏も、9月に入ると急に秋の空気に鳴るのは、
さすが北海道だと思います。
10年前なら12度を下回ることで養分転流のスイッチが入り、
アスパラの色が褪せて、収穫量も激減するのですが、
最近では15度で反応します。夏が暑いと、反応温度も変わります。
当然と言えば当然ですが。
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