いつ何が起こるかわからないのは、どこにいても同じ。
毎日を精一杯生きようと思うのと、受け入れる準備だけはしときます。
さて、トンネルを張り終え、ちょっと一段落。
こちらはトンネル用のアーチです。
これにトンネルビニールをかける作業を、一日で行います。
完成写真。
パートさん4人に来ていただき、父と母と私。
8時から開始して、14時には完了。
毎年思いますが、この仕事がうちやま農園で
もっともスピーディでありスペクタクル。
やらないで、見ていたいです。
一段落は段取りの方で、収穫はピークに入ったのがハウス。
上下は同じハウスの写真ですが、撮り方で全然違います。
毎日こうはならず、初めの収穫ピークを向かえたハウスです。
昨日はアスパラ仲間達とお抱えのお店で秘密の会合。
本当に楽しい4時間でした。
吸収根について、少し。
萌芽前の吸収根の伸長については、やはり一定の期間と
高すぎない温度が必要だとわかる。
伏せ込み栽培だと断根しているし土から離れるので、
早くに高温にしたり温度をかけすぎたりすると、
二次萌芽が急激に弱くなっていき、そのまま収穫不可能な
状況になるそうです。
しかし、3年目のハウスは、地温が高温になって一時的に株が
体力を浪費したとしても、温度が下がれば回復するようです。
回復と言っても、大幅に減少したものの死なずにいる、程度です。
データからは、やはり地温を高温にしすぎ(20度以上)るのは、
アスパラにとっては全くよいことがないし、
春先の萌芽前に急激に蒸し込みを行うことも少し考え直したほうが良さそうです。
ようは、うちのやり方も見直しが必要かも、と。
一方で、当然ながら秋の吸収根伸長も見逃せません。
病気をつけずにしっかりと秋に吸収根が張っているアスパラは、
体力もありますし正品率も高いです。
秋ももちろんですが、春の管理の工夫ももう少し改善できるかもしれないです。
ということを、試験ハウスと伏せ込み栽培の研究者たちと
アスパラ仲間のお陰で学べました。
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