2017年12月17日日曜日

正義の違い

重いタイトルですね。
しかも少し抽象的な話なので、まったく面白くありません。
書いていても退屈ですが、少し頭を整理したくて。
正義とは、個人個人で違うものだというのが、
私の考え方です。

だから、絶対にこれが正しい、というこはありえない。
それぞれの大事にするポイントと、
それぞれの優先順位と、
それぞれの主張があって然りです。

ある忘年会にて、「農協の組合員にとって
どういうことが良いことで、
どういうことが悪いことなのか」
と言ったことが話題になりました。

農協の組合員なら、農協に全て出荷することが
絶対に正しいことで、それ以外は悪いことなのか?
例えば、10トン収穫して全量出荷する人と、
20トン収穫して15トン出荷する人なら、とか。
出荷するけど販売価格が原価割れでも出荷すべきか、とか。
どうしようもない議論になる。

何が言いたいかというと、怒鳴りあっても意味がなくて、
現状を正しく認識することと、
それを踏まえてどうやって進んでいくかを、
広い視野から考えるべきなのです。

それが自分のことだけって見えた時点で、
その人は僕にとって許せない人になります。
そうなっては議論にならないので、
なるべくそういう部分は見ないようにしているのです。
小さい街では、見えなくてもいい部分まで見えてしまいます。
ますます口と目を閉じたくなるようなことが。

さらに、実は私も論理的な議論が得意ではありません。
感情で言ってしまうし、感情的にこられたら感情で返してしまいます。
だから、そういう風にならないように、
自分と違う意見や、自分の正義に反する話は、
なるべく他人事と思って話を聞くようにしています。
たった一言で、積み重ねてきた全てを崩壊させることが、
どこの社会でもよくあります。
その一言をよく発してしまうようですが、
その一言を言われる準備はしているほうだと思います。
せめて私からは感情で返さないように、と。

街を俯瞰しているとか、偉そうなことを言っているつもりはありません。
色々なことに、色々なひとが気づくには、
もう少し時間がかかるし、
もう少し色々なことが壊れてからじゃないと取り組めないと感じてます。
色々なことに甘えている農家には、そうも見えます。

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